≪会話のために存在する部屋≫湯煙の向こうに潜むものは──って、ほとんどパターン化してるんですけど〜新団長就任祝い編


<オープニング>


「そういえば、まだロゼの新団長就任祝いをしてなかったっけ」
 きっかけは、柊・裕也(ワイバーン・b43469)がふと漏らした一言だった。
「確かに、そう言ったものはまだ一度もありませんわね」
 ロゼ・バスカール(高校生白燐蟲使い・b74984)が≪会話のために存在する部屋≫の団長に就任してから結構経つが、祝いの言葉を掛けられることはあっても、彼女達が言うように、本格的なお祝いをしたことはなかった。
「て言うか、ロゼは新入りでもあるのに入団祝いもしてないよね」
 初花・初女(中学生真科学人間・b73969)がぼそりと続けて言うと、結社の他の面々も頷く。
「じゃあ、もうすぐ夏休みだし、どこかへ遊びに行きがてら、ロゼの入団と新団長就任祝いをやるか?」
 不破・計都(曙光の鉄鎚・b72782)がそう提案すると、即座に全員賛成してくる。祝いもさることながら、暑い毎日が続いているので、皆どこかで涼むか遊ぶかしたかったのだ。

 と言うわけで、翌日には早速団員達がそれぞれレジャー施設や行楽地の情報を持って集まったのだが──、
「何でこんな所を……」
 そう溜息を吐く雅条・ミルラ(赤にして柘榴石・b54088)の視線の先にあるのは、ネットからプリントされた、山中にあるらしい露天風呂の写真画像付き情報。背景に見える山や川も美しく、これらを眺めながら温泉に入ればさぞかし気持ち良いことだろう。だが……、
「混浴ですか……」
 甲・真奈美(甲神社の巫女長・b73464)始め、女子達の視線がそれを持ってきた藤林・清海(高校生呪言士・bn0218)に刺さる。
「説明の所、ちゃんと見なさいよ。女性専用風呂もあるって書いてあるでしょう!?」
 プリントの記述を指先で何度も叩いて清海は言う。
「それに、これを見たら放って置くわけにはいかないだろう?」
 シルヴィア・テスタロッサ(紅月印の迷探偵・b62958)がフォローするように言いながら写真画像の一点を指さす。物陰に隠れるように、更にはそこだけ不自然にぼやけているので見付けづらいが、見る者が──例えば能力者が見れば、それが人影、それも残留思念だと分かる。
「まあ、確かにそうだけど……」
 柊・紗綾香(るるいえ堂店主代理・b73932)が言葉を濁す。放置しておけばいずれゴーストになるだろうから早いうちに退治しておいた方が良いとは分かっていても、それだけで割り切れるなら苦労はない。
「まあ確かに露天風呂、それも女性専用風呂に残留思念なんて、いかにも覗き魔の地縛霊になりますって感じよね」
 自身もあまり気が進まなそうな清海の言葉に、他の女子一同が頷く。ぶっちゃけた話、女子達が難色を示す理由はそれに尽きた。
「まあ良いじゃない。露天風呂自体は良さそうなんだから、パパッとゴーストを倒したら、パーッとロゼの歓迎会と団長就任祝いをやりましょう」
 清海がそう締めると、能力者達は席を立ち、それぞれ準備に掛かるのだった。

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参加者
柊・裕也(ワイバーン・b43469)
雅条・ミルラ(赤にして柘榴石・b54088)
シルヴィア・テスタロッサ(クリムゾンムーン・b62958)
不破・計都(曙光の鉄鎚・b72782)
甲・真奈美(甲神社の巫女長・b73464)
柊・紗綾香(るるいえ堂店主代理・b73932)
初花・初女(中学生真科学人間・b73969)
ロゼ・バスカール(高校生白燐蟲使い・b74984)
NPC:藤林・清海(高校生呪言士・bn0218)




<リプレイ>

●会話のために存在する部屋の面々の、賑やかな会話
「入団祝いにどこか遊びに行くか、つったのは確かだぜ? だが場所と地縛霊を選んだのは俺じゃねぇ!」
 旅館を出て露天風呂へ向かう道で、不破・計都(曙光の鉄鎚・b72782)がいきなり叫ぶ。
「誰に向かって言ってるんですの?」
 当然ながらロゼ・バスカール(高校生白燐蟲使い・b74984)が尋ねると、
「いや、一応言っておかないと……」
 そう答え、フッと遠い目をする計都に、
「要するに、後々責任を追及されない為の布石でしょ?」
 冷めた口調で藤林・清海(高校生呪言士・bn0218)が言う。
「残留思念が写ってる写真を持ってきた張本人が言うことかよ!?」
 計都に詰め寄られる清海だが、「私は能力者の務めとして持ってきただけよ」とかわす。
「まあまあ、せっかくの温泉なんだ。一夏の思い出作りってことで、楽しく行こう」
 更にシルヴィア・テスタロッサ(クリムゾンムーン・b62958)も間に入ってきたので、納得いかない様子ながらも計都は矛を収める。
「まあ、それはそれとして、だ──」
 柊・裕也(ワイバーン・b43469)がそう前置きしてシルヴィアの方を向くと、彼以外の≪会話のために存在する部屋≫の面々の視線がシルヴィアに集中する。
「何で温泉行くのに、そんな通勤みたいな格好してんだ!? ミスマッチにも程があるぞコラ!」
 山中で町中よりはいくらか和らいでいるとは言え、照りつける日差しの下、平然とスーツ姿で歩くシルヴィアを、裕也はビシッと指差して叫ぶが、
「例え山でも海でも、涼しげな顔してスーツ姿にスーツケースで行くよ。それが俺の拘りさ」
 こればかりは絶対に譲れないとばかりにシルヴィアは答える。
「暑苦しいだけだっつーの!」
 そうやって叫ぶ裕也も十分暑苦しいのだが、誰も文句を言おうとはしなかった。

●残留思念は見ていた
 そんなこんなで騒々しい一行ではあったが、視界の先に残留思念があるという露天風呂と、併設された脱衣所が見えてくる。
「そういえば今回の残留思念はどう思いますか、清海さん?」
 雅条・ミルラ(赤にして柘榴石・b54088)がそう尋ねてくると、
「そうですね、あの露天風呂は混浴もあるそうですが、女性は水着着用可だそうですし、男女互いに気を遣いそうですから、かえって男は欲求不満になって、あの写真のような残留思念が蓄積したのではないでしょうか?」
 まじめくさった表情を作り、真剣な口調で清海は答える。
「何テレビのコメンテーターごっこしてんのよ?」
 初花・初女(中学生真科学人間・b73969)が冷めた口調で突っ込んでくるが、
「おや初女さん、いつになく真剣ですね」
 ミルラにそう茶化されると、
「な、何言ってんのよ!?」
 初女はカーッと顔を赤くしながら、
「いっとくけどたまたま一緒に行くだけなんだからね! 温泉に行きたかったからだけなんだから! ゴースト退治も何もかもみんなついでなんだからね! 勘違いしないでよ!?」
 一気にまくし立てる初女に、清海は数秒間口を半開きにしていたが、直後──、
「凄い! ツンデレよ! 二次元でも、商売でキャラ作ってるんじゃない、天然物のツンデレだわ!」
 希少動物を見付けたように感激する清海に、流石の初女も引き気味になる。
「ほらほら、喜んでばかりいないで、さっさと残留思念片付けて楽しむとしよ」
 柊・紗綾香(るるいえ堂店主代理・b73932)が場を締めた所で、一行は脱衣所の入口に到着する。

 写真に写っていた残留思念は女性専用風呂にいるというので、まずは女性陣だけで入る。
「おぉ、残留思念のややおぞましい空気が……」
 浴場に足を踏み入れるや、甲・真奈美(甲神社の巫女長・b73464)が落ち着かない様子で呟く。
「まだ見付けてないでしょう?」
 呆れた口調で清海は言うが、「まあ気持ちは分かるけど」と付け加える。
「誰もいないようですね、今です」
 先客が入っていないのを確認し、ミルラが外へ呼びかけると、外で待機していた男性陣も入ってくる。念のため女性専用風呂の入口に清掃中の札を下げ、全員で浴場を探すと間もなく、
「ねえ、あれじゃない?」
 真奈美が指差した先を見ると、確かに植え込みの陰に隠れて湯船に視線を向ける人影──残留思念がわだかまっているのを見付ける。動悸を抑え、真奈美はイグニッションカードを取り出し、
「甲の夢神様……私に、御玉鎮めの務めの為の力を与えてください……イグニッション!」
 自身の内に宿るナイトメアに儀式の如く呼びかけながら起動する。他の能力者達も起動を済ませると、
「それじゃ、始めようか」
 落ち着いた足取りでシルヴィアは残留思念に近付くと、用意してきた詠唱銀を振り掛ける。すると残留思念はみるみる実体化し、浴衣に身を包んだ3人の男──地縛霊の形を取る。地縛霊達は挙動不審の様子で周りを見回すが、いきなり脱兎のように飛び出すと、まるで示し合わせたかのようにそれぞれ別方向へ逃げていく。あまりに鮮やかな逃げっぷりに、ロゼは一瞬呆然となるが、
「逃がすわけにはいきません、行きますわよ、皆様!」
 我に返ると仲間達に毅然と指示を出し、能力者達は数人ずつ、3つのグループに分かれて地縛霊の後を追った。

●ツンデレ対厨二病
 ゴーストとは言え所詮は覗き魔だからか、最初から戦おうともせず逃げる地縛霊達だが、狭い浴場なのですぐ背の高い仕切りまで行き着いて逃げ場が無くなってしまう。
「さて……不埒な魂に、裁きの鉄槌を……」
 地縛霊の1体を追い詰めると、シルヴィアはラジカルフォーミュラで高速演算プログラムを発動させる。
「あー……。五体満足で黄泉比良坂下りてぇなら余計な事すんじゃねぇぞ?」
 彼の隣で計都も旋剣の構えを取りながら警告する。
「爆ぜよ……我が力の塊よ!」
 真奈美が2人の後ろから地縛霊めがけて悪夢爆弾を投げつけ爆発させるが、地縛霊は浴衣の袖で顔を覆って防ぐ。
「裕也お義兄ちゃん!」
 他の地縛霊も紗綾香からサイコフィールドによる援護を受けた裕也が「おう、任せとけ!」と答えながら、ハンティングモードを発動させて別の1体に迫り、チェーンソー剣に白燐奏甲を纏わせたロゼも後から追いついてくる。
「ではいつも通りに、行きなさいカタクチ!」
 ミルラが最後の1体を指差して命じると、彼女のスカルロードのカタクチが、ミルラのギターマシンガンによる援護射撃を受けながら大鎌を振りかざすが、相手は意外に避けるのも上手くて1度しか斬りつけられない。
「はい、これ飲んで頑張って」
 そんなミルラの後ろで、清海が初女にギンギンパワーZを手渡すと、
「べ、別に嬉しくなんかないんだからね! 捨てるのも勿体ないから飲むだけなんだからね!」
 などと言いながらも初女は一気に飲み干して、
「あんたに近づくのが嫌だからラジコン使ってるのよ! 別にラジコン好きとかそんな子供っぽい理由じゃないんだからね!」
 誰もラジコン好きについては言及していないのに、わざわざそんなことを大声で叫びながらラジコン飛行機を操って地縛霊を攻撃する。
 しかしいくら弱腰な地縛霊とは言え、ただされるがままでいる気はないらしく、
「よくもやってくれたな……数が多いからっていい気になるなよ! 喰らえ、奥義・透視の術!」
 地縛霊がロゼの方を向き、目の上に両手を当てて叫ぶと、いきなり地縛霊の両目がピカーッと光り出す。ロゼが反射的に両手のチェーンソー剣を重ねて前を隠すと、「くっ……出力が、足りない!」と地縛霊が歯噛みする。
「え〜い、風呂場に水着なんか着て入るな!」
 もう1体の地縛霊も同じように目を光らせると、真奈美に向かって叫び、計都がもしやと思い真奈美の方を振り返ると、真奈美が赤面しながら必死に両手で前を隠そうしている。どうやら地縛霊は真奈美が水着の上に着ている服を透視しているらしく、計都はギリッと音を立てて奥歯を噛み締める。
「余計な事すんなって言ったよなぁ……!?」
 ゆっくりと絞り出すように、低い声音で計都は言うと、長剣からタイマンチェーンを飛ばし、地縛霊の片腕に絡める。
「貴様、男なのに何故我々の邪魔をする!? 登山家が高い山に挑戦するように、そこに女湯があるなら覗くのがロマンというもの! そしてより美しき肌とボディラインを拝む為磨きに磨き上げ、奥義にまで昇華させた技術の粋を、『余計な事』と侮辱するか!?」
 怒りと共に地縛霊はまくし立てるが、計都は「ただの覗きで犯罪だろ!」の一言で切って捨てる。
「Ein Halt!!」
 そうして生じた隙にシルヴィアが地縛霊に肉薄し、デモンストランダムで顔面を殴って派手に鼻血を噴き出させる。
「乱走せよ、我が分身……!」
 更に真奈美のナイトメアランページでナイトメアの体当たりをもろに喰らい、地縛霊は仕切りに背中をぶつけると、力なくずり落ちて、そのまま立ち上がることもできず消滅していく。
 一方、最後の1体はと言うと──、
「そこか!?」
 突然目の前にいた地縛霊が姿を消し、滅多矢鱈にミルラはギターマシンガンを乱射するが無駄に弾丸を消費するばかりで、カタクチの大鎌も虚しく空を切るばかり。
「フハハハハッ! これぞ奥義・隠れ身の術! 無駄な抵抗は止めて、おとなしく全てを見せろ!」
 高笑いが浴場に響く。だが、
「悪霊妖気退散、妖魔邪気退散!」
 いつの間にか羽織の袖に腕を通して本気の本気状態の清海が呪詛呪言を放つと、
「ウッ──!」
 カメレオンの如く仕切り板に擬態していた地縛霊が、体を硬直させながら清海達の前に倒れ込む。
「あんな高笑いしてたら、どこに隠れてるかすぐ分かるでしょ?」
 消滅していく地縛霊に、呆れたように清海が呟く。
 そして残りの地縛霊も、
「え〜いっ、石になっちゃえ!」
 紗綾香が降らせた幻楼七星光で体が徐々に石化していき、
「くらえ!黒影剣だ!」
 裕也の二振りの長剣を受けて怯んだ所へ、ロゼがロケットスマッシュで斬りかかるが、ロケット噴射を上手く制御しきれないのか、彼女のチェーンソー剣は地縛霊をかすった程度に終わる。
「まだ実戦は慣れませんわね……」
 悔しそうに呟くロゼ。とは言え形勢不利を悟ったか地縛霊は逃げようとするが、彼の目の前を電撃が走り、慌てて急停止する。
「助けるつもりはなかったんだからね! こっちの相手がいなくなって、プロトヴァイパーを持て余してたから出しただけなんだからね!」
 叫びながら、初女が電撃を出した右手を引っ込めると、
「ギャーギャーうるせえぞ! こうなったら奥の手を見せてやる! 奥義・追跡封じ!!」
 地縛霊が浴衣の懐から取り出した閃光手榴弾を爆発させ、能力者達は閃光に目を灼かれ、数秒後視界が戻ると、全員手足をバンドで締め上げられていた。
「見たかこの早技! しかもそのバンドは熱で縮む性質があるんだ、例えば湯気の熱気とかな!」
 更に絞まっていく能力者達のバンドを見て勝ち誇る地縛霊。だが次の瞬間、彼の目の前でバンドは次々と音を立てて切れていき、能力者達は再び立ち上がり、武器を構える。
「ま、なんだ……十分良い夢、見たろ? ここらで終幕と、逝っとけ?」
「――……ったく、生前も死後も女に悪さしてんじゃねぇよ」
 シルヴィアと計都がそう呟きつつ左右から迫り、デモンストランダムとデッドエンドを同時に地縛霊の腹に叩き込む。地縛霊が石化の進む身体をくの字に折ると、
「さ、団長」
 姫君に対する騎士の如く、シルヴィアが前を譲ると、今度は外すまいとロゼは地縛霊に近付き、ロケットスマッシュを繰り出した──。

●裸の、もとい水着の付き合い
 地縛霊達を全滅させると、能力者達はイグニッションを解除し、早速脱衣所に入って服を脱ぐ。
「やっと入れますね、ゆったりとしますか」
 混浴なので赤のビキニ姿のミルラが、湯船に入る前に掛け湯をする。
「あ〜体に染みるね〜」
 先に入っている紗綾香が、湯の心地よさに表情を緩める。
「皆様、スタイルが大変よろしいですわね。羨ましいですわ」
 他の女性陣のボディラインを順々に見ながら、ロゼが溜息を吐いていると、
「どしたの計都、せっかくの混浴なんだから、もっと近くに来なさいよ。真奈美にいつもより密着できるチャンスよ?」
 大人っぽく見せようとしているのか、黒のビキニ姿の清海が、サーフパンツ一丁で縁に寄りかかっている計都に向かって手招きする。
「清海さん!」
 叫ぶ真奈美の顔が真っ赤なのは、温泉のせいだけではないだろう。
「うっせーな、こっちにも羞恥心とかそういうのがあんだよ。つーか今の台詞、おまえそれでも女か!?」
「女よ。だから何?」
 あっけらかんと返す清海に、計都は返す言葉が無く、体を洗うシルヴィアと裕也が苦笑する。初女も湯船に体を沈め、彼らのやり取りを「うふふふふ……」と笑いながら見ていたが、
「はっ!? 別に楽しくなんてないこともないんだからね!?」
 ザバッと湯船から立ち上がり、水着を露わにしながら叫ぶ初女。もはや他の能力者達も彼女の言動に慣れつつあったが、言っている意味が本人も分かっているのだろうかと、必死で笑いを噛み殺すのだった。

 そうして能力者達が露天風呂から出る頃にはすっかり日が落ちていて、丁度良いからと裕也が持ってきた花火をやることにする。更にシルヴィアが露天風呂に入っている間に近くの小川で冷やしておいたというスイカを持ってくると、一緒にそれも食べる事になるが、どうやってスーツケースにスイカを入れたのかと問う能力者達に、シルヴィアは「企業秘密です」とだけ答える。
 ともあれ夏の醍醐味2つを同時に味わい、しばらくしてそれらがひと区切り付くと、
「さて、此処でロゼに何か言ってもらおうかな、皆に挨拶を頼むぜ」
 結社の前団長である裕也から挨拶を求められ、
「改めて、団長になったロゼといます。以後よろしくお願いいたしますわね」
 簡潔ながらロゼは挨拶の言葉を述べて一礼すると、団員達から拍手が返ってくる。
「良くできました。それじゃぁ、これからは頼むぜ。勿論、俺もまだ居るから、必要なら頼れよ?」
 裕也が近付いてきて、頭を撫でると、
「解りましたわ。しかし、私が頑張るので問題は無いでしょうが、何かあればよろしくお願いしますわね」
 いささか自信過剰っぽくはあったが、ロゼは笑顔でそう答えるのだった──。


マスター:たかいわ勇樹 紹介ページ
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知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:8人
作成日:2011/07/28
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