Show the death Flag again


<オープニング>


「るーるるるー」
 ざくざくと地面を掘るのは、下半身が白骨化した少女。
 そして彼女が掘り起こした地面からは、禍々しい残留思念が湧き出した。

「俺さ、大学に合格したらサトミに告ろうかと思って」
「え、マジで!? ってか仮にOKしたとして、行く大学違うだろ?」
「いやそういう問題じゃないんだって」
 高校3年生の男子2人が、そんなやり取りをしながら塾帰りの道を歩く。
 時刻は夜10時を回り、周囲は闇に包まれている。
「これは……フラグの匂い……」
「「?!」」
 2人のすぐ後ろから唐突に聞こえる男の声。
 驚いて振り向けば、そこには肥満体型の中年男。
「フラグ回収……フラグは回収しなくちゃ……フラグフラグ」
「な、何だこいつ?!」
 中年男は、懐からサバイバルナイフを取り出し……先ほどフラグを立てた男子の心臓目掛けて振り下ろした。

「良くここまでたどり着いたわね……でも、その悪運もここまでよ! 四天王の一人、この柳瀬莉緒が相手になってあげるわ!」
 唐突に三文芝居を始める柳瀬・莉緒(高校生運命予報士・bn0025)。
「……とまぁ、この後このキャラ死ぬんだろうなって予感させる様な行動・言動をする事を俗に『死亡フラグを立てる』って言うの」
 莉緒の説明によれば、今回の敵はそんな死亡フラグを回収(実現させる事)に執着する地縛霊なのだと言う。
「この地縛霊、実は以前退治してもらったんだけどね、新種の抗体ゴーストがこれを蘇らせてしまったのよ。その抗体ゴーストも併せて、もう一度あなた達の手で葬って頂戴」
 場所は以前と同じ、県内ベッドタウンの片隅。
 人通りもない路地裏だが、放置すれば近いうちに必ず悲劇が起こってしまうだろう。

「平日の深夜なら、まず人は通らない裏路地よ。一般人のことは考慮しなくても良いわね。この場所で何らかの『死亡フラグ』を立てる事によって敵は出現するわ」
 ゴーストの反応する死亡フラグがいかなる物かは不明だが、とにかく姿を現すまで死亡フラグと思しき物を乱立してやれば良いだろう。
 地縛霊は小太りの中年男性でサバイバルナイフが得物。見た目に反して、俊敏さと力に優れる武闘派だ。
 加えて、新種のゴーストであるルールー。援護のさほど強くないゴーストが3体。これらが今回の敵戦力となるだろう。
 戦場は割と広く、電灯もあり、舗装された道なので足場も良好だ。
「また、戦闘中も地縛霊はフラグに過剰反応し続けるわ。何かに利用出来そうなら、覚えておいて」

「あなた達なら、きっと大丈夫。いってらっしゃいっ!」
 莉緒はそう言うと、一行を送り出すのだった。

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参加者
蒼月・桜華(桜祈女・b02095)
尾瀬・豹衛(青不動・b03524)
鈴白・舜(リバーシブル・b25671)
菰野・蒼十郎(小者で弱くてヘタレな三拍子・b30005)
舞岳・貴乃子(白茸姫・b63893)
護宮・マッキ(輝速アレグロコンブリオ・b71641)
御雷・雷華(黒き雷・b72662)
水姫・優希那(おちこぼれ妖狐・b73873)
雨手・青火(高校生青龍拳士・b83589)




<リプレイ>


「護宮。この後軽くどうだ? 実は良い店を見つけてな」
「あぁ、すみませんボス……今日はちょっと……」
「何か用事でもあるのか?」
 上司である尾瀬・豹衛(青不動・b03524)の誘いに対し、護宮・マッキ(輝速アレグロコンブリオ・b71641)は申し訳なさ半分、にやつき半分と言った表情で携帯の画面を見せる。
「今日はまっすぐ帰って、パーティをやる約束なんです。去年の誕生日は祝ってやれなかったから、今年は絶対だよって指切りまでさせられちゃって」
 画面に映るのは、あどけなく微笑む水姫・優希那(おちこぼれ妖狐・b73873)の姿。
「優希那ちゃん、幾つになったんだったか?」
「今日で5歳に」
「そうか、早いもんだなぁ」
 いつもは厳しい先輩刑事の鈴白・舜(リバーシブル・b25671)も、心なしか感慨深げな様子。
「相変わらずのマイホームパパね」
「そういう事なら仕方ない。娘が相手では勝ち目がないからな」
「すんません、それじゃお先に!」
 やれやれと笑う雨手・青火(高校生青龍拳士・b83589)と御雷・雷華(黒き雷・b72662)に軽く手を挙げて応えると、マッキは急ぎ足で銀雨署を後にした。

「これ、リボン掛けて貰えますか?」
「かしこまりました」
 くまのぬいぐるみを店員の蒼月・桜華(桜祈女・b02095)に手渡した、まさにその時。
 ――きゃあぁっ!
 店の外から聞こえてくる悲鳴。
「……引ったくりです! その人!」
 店のすぐ前。歩道に倒れたまま舞岳・貴乃子(白茸姫・b63893)が、逃走する男の背中を指さして叫ぶ。
「ラッピングよろしく!」
「えっ、お客様?」
 考えるより早く、男を追って走り出すマッキ。
 脚力に定評のある非番刑事は、見る見るうちに引ったくりとの距離を詰めてゆく。
「うらっ、捕まえたぞ!」
「っ……何やねんお前! 離せ!」
「今日はめでたい日だし、お前みたいな小物は僕の担当じゃないんだ。バッグを返すなら見逃してやるぜ」
 暴れる菰野・蒼十郎(小者で弱くてヘタレな三拍子・b30005)を組み敷くマッキ。
「……か、返せばええんやろ」
 やがて蒼十郎は観念した様にバッグを差し出す。
 マッキがそれを受け取ろうとした瞬間――
 ――パァン!
 乾いた音が響き、次いで火薬の匂いが鼻を突く。
「お、お前が悪いんや……余計な手出しするから悪いんや!」
 バッグを手に、走り去る蒼十郎。
「……優希那……ごめんよ……パパ、今年も約束を……守れそうに……」
 携帯を手に言葉を絞り出すマッキだったが、やがて糸が切れたように脱力し――。


「みたいな事だろ?」
「……と言う夢を見たんやな」
「ふむふむ、そういうのが死亡フラグなんですね」
 ルールーによって復活した地縛霊を再び葬るため、現場へと向かう能力者達。その道すがら、今回の地縛霊の鍵となる「フラグ」についての予習に余念が無い。
 フラグ。
 それは伏線とほぼ同義の意味を持ち、後に特定の展開を引き出す為の布石となる事象を指す、主にコンピュータゲームのプログラミング等で用いられる専門用語である。
 それが本来の領域を離れ、小説や漫画、映像作品に至るまで、ネットユーザーを中心にその用途を広げていた。
 そして、そうした「フラグ」の代表とも言えるのが、死亡フラグである。
「さっきの話だと、引ったくりを追いかけたのが死亡フラグ?」
「えっと、同僚の皆様のお誘いを断ってご帰宅された事では?」
「指切りの時点かも知れないぞ」
「……あ、ここですね」
 そうこうしている間に、現場である路地裏へと到着。特に意味の無い前置きはここまでにして、早速任務に取りかかるとしよう。

「ここは、通る時に振り返ると必ず誰か一人が消えてまうっちゅー噂の路地……」 
「そういや俺も聞いたことあるな。幽霊が出るって噂……」
 偶然路地を通りかかった様子で、曲がり角を歩む一同。
 蒼十郎と舜が怪談に花を咲かせていると、背後でかすかな物音。
「! 何だ……気のせいか……」
 思わず振り返るが、そこには猫の子一匹居ない。
「幽霊なんかいるわけないって、馬鹿馬鹿しい」
「だよな、はは……」
 1度目の異変はただの気のせいや小動物の仕業として、一度安堵させておく。その上で真の恐怖が襲い懸かるというやや高度な死亡フラグである。
「あ、鼻緒が切れたのです……」
「えっ」
 それを示唆する様に、優希那の鼻緒がぷつりと切れる。
「ゆきな?! 平然と鼻緒を切るなよ! それ、近しい人の死亡フラグだから!」
 自分自身と言うより、親しい人間の凶事を伝える伝統的な死亡フラグ。この場合は恐らくマッキを指すに違いない。
「御雷さん、死ぬ前に借りてた500円返しておきます」
「あ、あぁ……そうだったな」
 雷華は硬貨を受け取ると、胸ポケットへ。
「僕は、この戦いが終わったら、ゆきなに告白するんだ」
 借金も返済して覚悟を決めたマッキは、ここぞとばかりに王道死亡フラグ。相手が目の前に居ると言うのに、敢えて戦闘後に告白すると宣言……よりフラグの信頼度を高める演出が憎い。
 なおクリスマスまでには余裕で間に合わない模様……すみません。
「私も、この依頼が終わったら……あの人にプロポーズするんだ」
 さて、これに便乗したわけではないが、同じく告白を宣言する青火。
「乱暴者の私を受け入れてくれた、素敵な人なの」
 そういうと、恥ずかしそうに頬を赤く染める。
 戦闘のみに従事する事を教えられ、機械の様に育てられた彼女が見せる、人間的な一面。
 これぞまさに、レギュラー的なキャラが死亡する前に、その死をより劇的なものにする為に用意される最後の見せ場だ。
「偶然知りえたルールーの秘密、早く学園に知らせねばな……」
 さて、一同が甘酸っぱい雰囲気を演出する間にも、ストイックな死亡フラグを立てる豹衛。
 その情報が伝われば一気に話が解決してしまう様な、そんな重大な情報を与えて置きながら、伝えさせる前に死なせると言う手法だ。
 ――ぶつっ。
「くっ、ブーツの紐が切れるとは。しかも全部!」
 その上靴紐が全て切れ、かがみ込む尾瀬。
 そして彼の背後から、じりじりと迫る何者かの気配。
 ――!?
「クヒヒヒ……匂う……匂うぞ……フラグの匂いがする……」
 そこに居たのは、明らかにイっちゃってる感じの中年男。手には鋭利なナイフを携えている。
「るーるるー」
 加えて、スコップを手にした少女。
「釣れ……もとい、現れたか」
「どれだけ強くなっていようと、我ら銀誓館は決して負けません!」
 皆、一斉にイグニッション。
 フラグは回収されるのか、それとも叩き折られるのか、戦いの火ぶたは切って落とされた。


「こんなところにいつまでもいられるか! ダアシエリエス!!」
 宇宙と一体化する様なダンスパフォーマンスによって、ゴースト達を未知のレイヴへ誘うマッキ。
「全員踊っちゃいなよ!」
 援護ゴースト達は抗う事も出来ず、軒並み踊り出す。
「出たフラグ全部回収しとったら、未回収ルートのフラグ回収出来へんて!」
 これを好機とばかり、黒歴史の集大成とも言える重厚な漫画原稿を乱舞させる蒼十郎。
 しかも描かれているその漫画は、伏線を張り巡らせすぎて回収困難となり、数コマで四天王を全滅させたり、魔王を倒す為に必要と思われていたアイテムが実は必要なかった事にしたりと言う散々な内容。
「黙れ黙れ! フラグはすべからく回収されなければならないのだぁぁ!」
 原稿用紙に切り刻まれながらも、さすがに地縛霊はまだ怯まない。
 サバイバルナイフを振り回し、前衛に突進してくる。
「参ります」
 これを見た優希那は、すかさず封神十絶陣を展開。
 援護ゴーストにダメージを与えつつ、仲間の傷を癒やす。
「みなさん、落ち着いて行動してください!」
 体内に眠る気を覚醒させつつ、皆に促す貴乃子。彼女は死亡フラグを回避し、回復役に徹する予定だ。
「高速演算プログラム、起動ッ!」
 その隣では雷華がプロトフォーミュラによって臨戦態勢。状況によって前衛に出る流動的な位置取りだ。
「教えてやろう、『勝敗は常に顔で決まる』のだよ」
「……だ、黙れ! 容姿の良し悪しが戦力の決定的差でない事を教えてやる!」
 尾瀬の挑発的発言に息巻く地縛霊だが、確かに冴えない見た目の登場人物はぞんざいな扱いで死ぬ事が多い。
 そういう意味では、外見によっても死亡フラグが立つ事があると言えるのかも知れない。世知辛い世の中だ。
「こんな奴ら楽勝だって」
 尾瀬同様、大胆に前衛へ出るのは舜。
 取りあえず相手を侮ってみると言う基本フラグを抑えつつ、森王の槍を炸裂させる。
「死亡フラグをわざわざ回収実現しに来るだなんて……なんてはた迷惑な律儀さなんでしょうね」
「うらぶれた路地裏で不自然なフラグなのに、ホントに引っかかるとはね」
 地縛霊の思考に整合性が無いのはいつもの事ながら、やや呆れ気味に会話を交わす桜華と青火。
 喋りながらも、桜華の手からは時空を歪める程の魔力を凝縮した魔弾が、青火の手からは呪の力を籠めた符が放たれる。

「くっくっく……わいはこの中で一番の『こもの』や……!」
「なんだって?! これ程の強敵でさえ、奴らの中では小物だって言うのか……」
 曰く自己紹介をしただけの蒼十郎と、律儀に反応してみせる地縛霊。
 幾度目かのブラックヒストリーによって、援護ゴースト達は息も絶え絶えと言った状況だ。
「お家に帰ったら暖かいスープが待ってるのですよ。早くお家に帰りたいのです」
 前衛への集中攻撃を和らげるように、軽めのフラグを立てつつ封神十絶陣を用いる優希那。
「おのれちょこざいな! 必ずや……必ずや回収してくれるっ!」
 しかしそれでも、地縛霊とルールーは必死の抵抗を見せる。
「友人を助けるためだ……もう少しもってくれよ、俺の身体」
 攻撃を分散させる為に、熱い台詞を発して前に出る舜。
「みなさん、今のうちに援護ゴーストにトドメを。回復は拙者にお任せを!」
 これを勝機と見た貴乃子は、ヒーリングファンガスを飛ばしつつ声を上げる。
「私、無事に帰ったら猫カフェに入り浸って猫をもふるんだ……!」
 ――バシィィッ!!
 偽らざる気持ちと共に桜華が放った蒼の魔弾は、援護ゴーストのうち1体を直撃。
 瞬時に蒸発させる。
「今日はパインサラダなんだ」
 続けざまにフラグを立てる青火。サラダが死亡フラグとなるケースは必ずしも多いわけではないのだが、その安定感には定評がある。
 彼女が放った呪殺符もまた、瀕死の援護ゴーストに引導を渡す。
「まだだ……まだ終わってはおらん! 奴らは所詮捨て駒、戦いはまだまだこれからだ!」
 気炎を上げる地縛霊も、どう言うわけか張り合って死亡フラグを立てている様だ。


「俺に逆転の策がある。みんな、少しでいい、時間を稼いでくれ!」
「この力は……! きっと、御雷はんが最後の力振り絞って……」
「尾瀬、この戦いが終わったらさ……いや、何でもねー。終わったら話す」
 攻防の合間に飛び交う死亡フラグの数々。シリアスシーンで用いられたなら、さぞかし犠牲が出ることだろう。
「くらえぇぇい!」
 地縛霊が突き出すサバイバルナイフが、雷華の心臓へ突き立てられた――
 ――キィン!
 かと思いきや、硬貨に阻まれ事なきを得る。安定の生存フラグだ。
「白き友よ、寄生し奴の動きを止めてくれ!」
 貴乃子の放ったパラライズファンガスが、丁度スコップを振り上げたルールーに直撃。その動きを止めさせる。
「悪いけど、戦闘シーンは一発で決めさせてもらうぜ!」
 ――バッ!
 文字通り、ルールーの間合いへ躍り込んだマッキ。
 そのまま華麗なダンスステップで連続攻撃を見舞う。
「早く終わらせて、好きな人と大事な時間を過ごしたいんだ」
「るー……るっ……」
 雨あられと攻撃を浴びせられたルールーは、耐えきれずに崩れ落ちる。
 これで残るは地縛霊のみ。
「き、貴様らぁ……」
 ギリギリと悔しげに歯ぎしりする地縛霊。
「応接室に有りそうな花瓶に、ガラス製の重たい灰皿。どちらでも好きな方を使うと良いぜ」
 そんな彼に、突発的に相手を殺してしまうと言った場面には欠かせないアイテムを差し出す尾瀬。だが――
 ――バキィッ!
「ぐはあぁっ!?」
 地縛霊が灰皿を拾おうとした瞬間に、その顔面へと獣撃拳をたたき込む。
「これは、兄さんの、分!」
 ――ドゴォッ!
「そしてこれは……柳瀬の分だ!」
 ――バキャッ!!
「ば、ばかなぁぁぁーっ!!」
 兄と莉緒に何があったかは不明だが、どちらも仇を討って貰ってさぞかし草場の影で喜んでいる事だろう。


「さすが皆さん、フラグ立てが上手ですね。拙者はその辺に疎いので助かりました」
 戦いも終わり、穏やかに微笑みつつ皆を見回す貴乃子。
「フラグ立てただけで死ぬんは先決まっとる物語だけやさかい、現実までそれに当て嵌められても盛り上がらへんて」
 至極正論の蒼十郎。確かにそんな物で運命が決められてはたまったものではない。
「後は……うん、特にする事は無いね」
 救えないゴーストではあったが、また蘇ったりして来ないように祈りを捧げる青火。
「このコインに命を救われることになろうとはな……」
 雷華は胸ポケットからぐにゃりと曲がった500円を取り出し、感慨深げ。
「死亡フラグを乱立したら逆に生存フラグになるってのが、今時らしいからな。あーフラグ立てまくってたら腹減った」
「あぁ、帰って餅でも喰うかね。来年は善き年となりますように」
 うーんと伸びをしてから腹をさする舜と、新たなる年に思いをはせる尾瀬。
「マッキ様、実は結社のお台所にスープ作って置いてきたのですよう。寒いですし、暖かいスープは如何ですか?」
「フラグは立て終わったし、そいつはマジでゆっくりいただくことにするよ」
 優希那の申し出に、笑顔で応えるマッキ。
 これでもかと言う程フラグを乱立させていた彼も、幸い無事生還出来そうだ。

 かくして不吉なフラグをへし折る事に成功した能力者達は、凱旋の途についたのだった。


マスター:小茄 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:9人
作成日:2011/12/27
得票数:楽しい12  笑える3  ロマンティック2 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
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