<Halloween>Dancing Halloween!


   



<オープニング>


 今年で11年目を迎える、街をあげてのハロウィンイベント。
 『イーストゲートはゴーストゲート』を合言葉に、駅の東口一帯が、ハロウィン一色に染め上がる。
 
 今年のテーマは『Dancing Halloween!』

 そのテーマに良く似合う全長1・5キロのパレード。
 東口の繁華街をぐるりと一周。
 今年は総勢何人あつまるかわからないが、去年はパレードの参加者は3000人、沿道には10万人もの見物客が熱狂した。その人数は年々上昇しているから、今年は参加者も見物客も増えるかもしれない。
 パレードの先頭を行くのは、DJカー。流れるダンスミュージックに乗ってパレードを楽しむ仮装したひとたち。
 そのパレードを見る人たちも自然と体を動かし見物する。
 パレードのほかにも色々とイベントが催されているのだが、中でもちびっ子たちに人気なのが、商店街のお店でお約束の『トリック オア トリート』といえば、お菓子がもらえる催し。もちろんコレに参加するにも仮装していなければならない。
 
 年に1度の奇妙なパーティーが今年も始まる。
 
「と、いう事で、コスプレするわよ」
「いや、コスプレじゃなくて、仮装の間違いじゃないの?」
「で、駄菓子がもらえるのよね」
「いや、違うし。普通のお菓子だし、しかもそれちびっこ限定ー」
 濱田・桜子(スパークリングジュエル・bn0102)が樟高・匡(高校生運命予報士・bn0029)に容赦ないツッコミを入れていく。が、ツッコミが入っていることに気が付いていない様子の匡。
「今年はまたなんか盛大ぽいねー。今年ことは参加したいんだけどなー」
 匡の持っているチラシを横から覗き込む桜子。どうやら見に行ったことはあるが、参加したことはないらしい。
「DJカーもさ、すっげ装飾されててカッケーの、回してるDJもカッケーし、気合入った仮装している人もいたよー。そういや赤ちゃんまで仮装させられてたよ」
 去年みた光景を話す桜子。それを頷きながら、聞いている匡。
「そんなわけで、ハロウィンパレードに参加しない?」
「あたしも行く行くー。チョー行く。ばっちり仮装してやる」
 小さな笑みを作った匡の提案。桜子もノリノリで返事した。
 
 パレードは14時から1時間半の予定。
 パレードに参加するには、もちろん仮装していることが条件で、年齢の制限などはない。
 しかし『トリックオアトリート』といって、商店街の店を回るには仮装しているちびっ子に限られる。
「仮装たって、凝ったものじゃなくても手作り衣装でも全然大丈夫だし、なんか着ぐるみを着ている人もいたけど……だからってイグニッションしてケロ吉とかアミーゴ星人を着ても良いってわけじゃないからね」
 仮装は好きなものを着れば良いけど、イグニッションしてその防具を着たりすることはいけないことだと桜子が注意をする。
 参加人数も、見学客も多い人数だけに、マナー良く参加してもらいたいと、今度は匡が付け足す。
「ぁー。でもちびっ子しかもらえないお菓子は、ちびっ子じゃない人が貰っても大丈夫なのかどうなのかチャレンジしても大丈夫よ」
 その際、ちびっ子じゃないとばれてしまえば、自己責任で自分が怒られるという注意をする桜子だが、ニヤニヤと楽しそうに笑う。
「まぁ、こういうのは楽しんだモノ勝ちだしね、思いっ切り楽しもうよ」
「普段出来ない恰好も、恥ずかしくなくできるチャンスだしね」
 桜子が匡をまじまじと見る、普段出来ない恰好と楽しそうな匡だが、一体彼女がどんな仮装をするのか予想が出来ない様子。
 参加してくれる皆の当日の仮装をあれやこれやと、楽しげに話していればあっという間に当日になるだろう。

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参加者
NPC:樟高・匡(高校生運命予報士・bn0029)




<リプレイ>

●Let's go Halloween party
 決して大きくはない広場に集まった仮装した人、人、人。
 時間になればDJカーから大きすぎる音楽が流れ始める。
 重低音が良く響くパレードの先頭を行くDJカー。
 パレードが長いためにDJカーは2台。
 DJの掛け声でパレードは始まった。
 先頭を行く1号車のお立ち台にはノリノリのナース姿のダンサーが踊り狂う。
 流れる音楽はこのパレードのオリジナル曲。
 ゆっくりと進むDJカーの後ろ、パレードの先頭にはマッドハッターなひかるとハートのクイーンなキリヱ。
「お菓子寄越さないと首ちょん切るぜぇ!」
 キリヱが沿道に向かって声を上げ、スカートの裾を巻き上げては大胆に踊る。ひかるは先頭で広く開いたスペースで思うがまま躍る事ができた。踊りながらも脅かしたりとふたりとも笑顔が絶えない。
 全身包帯をぐるぐる巻いた南、浩一、千。浩一のミイラズ3人。
「中々賑やかていいものだな」
「ほらほら押してやるから歩け走れ!」
 くまの人形を頭に置いた南が楽しげに口元を綻ばせると、包帯が巻ききれていないがそんな事は気にしない浩一が楽しもうと急かす。
 【ノリがあればけっこー何とかなるもんだと】
 千の肩から下げられている黒板にはそんな文字が並んでいた。

「トリックオアトリックなんだよー」
 パレードの人の多さを利用して隠れていた魔女姿の和沙が、吸血鬼姿の英二に抱きつく。
「びっくりついでに困っちゃったな。後ろから抱きつかれたら、抱き返せないや」
 和沙の可愛い悪戯の仕方に微笑ましくなる英二。
 手を繋いで歩く深緑色のローブ姿の隠者の十造とフワフワピンクドレスの妖精のるえる。
「「トリックオアトリート」」
 その声は二人同時。お菓子を用意しておいた十造にはるえるからのありがとうのキス。用意してなかったるえるには十造からの悪戯としての口付け。
「今冬はコレで過ごすのもええかもしれへんなあ」
「着るのは勝手だがな。俺は他人の距離で歩くぞ」
「つれないのう、狼漫才コンビゆうて一緒に歩こうやぁ」
「何の脳内企画に黙って人を巻き込んでんだお前ー!?」
 セクシー狼女の瑞鳳にぬくぬく黒狼着ぐるみの煌が自分が来ていたマントを差し出しつつの会話。新人芸人誕生の瞬間かもしれない。
 雀の着ぐるみがかわいいすずめと、桃太郎の桃子。
「桃太郎さんに付き従うのはキジだったような気も〜」
「すずめっちさぁ、どーせならキジの着ぐるみ着てくれればよかったのに〜」
 そんな事をいいながら、桃子が持ってきた機敏団子を食べて並んで歩くだけで充分楽しい。
 和傘をさして名前のとおりの姿の五右衛門は偉そうに。同じく名前に良く似合った浪人の恰好の十兵衛。楽しげな五右衛門と、少し恥ずかしい十兵衛。

 玩具の剣を振り回す海賊の銀也。
「楽しいなっ」
「こんな恰好して歩く事なんて、滅多にないものね」
 海賊の銀也の隣には気質ではなさそうな和装の匡。
「トリックオアトリート! お菓子をくれなきゃ襲っちゃうぞ!」
 リアルな虎の着ぐるみを来た雹のちょっと勘違い言葉に、匡は笑いながらその口に糸引き飴をひとつ差し出す。
「可愛い女の子は食べちゃうぞー」
「つか、食ったら切る」
 着ぐるみ狼男姿の龍麻の言葉に、腹だし女海賊桜子が手に持っている剣を振りかざす。
 ラメラメ派手な魔女の紗耶香が桜子に駆け寄り、気合の入ったネイルを見せる。
「これ、どぉかなァ?」
「いいじゃんー」
 笑い返す桜子のネイルはゴールドにスパンコールが乗っている。
「ご、ごめんなさい! ほら怖くない、怖くないよ!!」
 蒼い髭が特徴的な男爵姿の龍三郎は泣かせてしまった子どもに素になって謝っていた。
「ご主人様、ご奉仕するですにゃん」
 メイド服に猫耳付け尻尾と可愛らしい恰好のアドルフィーネの一言も様になっている。
 オレンジリボンの付いたシルクハットを被った吸血鬼のすいひは、周りの人の素敵な衣装に目を奪われぱなしだった。

 ピンクのもこもこウサギの杏奈は大変楽しそうに、ずっとくるくるとピンストライプに蝙蝠蝶ネクタイが良く似合う紳士な骸骨男の月吉と踊り続けている。
「「「ハッピーバースデイ」」
「ノアねぇ。ディル君、ありがとうにゃのー!!」
 真ん中の頭に小さな王冠を載せた、パンプキン王子七月は、両側に居る小さな鬼の角がついたカチューシャのノアと、同じカチューシャをつけたディレインに抱きつく。七月のポケットに忍ばせた飴。そのサプライズに七月が気が付くのはもう少し先での出来事。
 吸血鬼計都にその僕のような蝙蝠モチーフのドレスの骸。骸の背が高いのは厚底ブーツのお陰。オマケの手錠は出番がなく二人は手を繋いで歩いていく。
 海賊のキャプテンキャップを被ってご満悦な鴻之介はノリノリ。
「野郎共、やっちまいなー!」
「アイアイサー」
 下っ端海賊姿の幼平は号令にしっかり返事をする。

●trick or treat
 沿道から見るパレードは迫力があり圧巻。
 角帽子に沢山のお菓子を貰った魔女の瀬名・雪乃。パレードが始まったのが見えない雪乃を姫抱きにした着物に包帯を巻きつけ狐のお面をした蝗。
「…ありがとうなの」
 言葉と共に蝗に抱きつく雪乃。そんな彼女の頭を撫でて額に口付ける。
 初デートの桂と朽無・雪乃。繋いだ手。少し恥ずかしいけどそのままにする。もう少し強引に出てくれてもいいのにと思うのは女心。しかしその予想は裏切られた。
「トリック・オア・トリート。雪乃ちゃん」
 桂の言葉と同時に額へのキス。
 猫耳、悪魔羽、悪魔尻尾と黒尽くめの勾音は見つけた匡と桜子に手を振り、二人も手を振り返した。

 パレードの傍ら商店街を忙しなく走り回る、仮装したちびっ子達。
 「きゃっ…! ちょ、ちょっと、アリス……」
 魔女っ娘レイナに抱きつく魔女っ子アリス。どうやらお菓子を貰得た事がとても嬉しかったらしい。それに頬を赤くしながらも少し嬉しく思いそのままにしておく。
「わーい、お菓子たくさんもらったよ」
 黒系ゴスロリ猫のルナは沢山貰ったお菓子を嬉しそうに見せる。
「はい、あげるです」
「はい お姉ちゃん、いっしょに食べよう」
 それに魔女のアイリスが背の低さで、子ども達に紛れて貰ってきたお菓子の半分をゴスロリ悪魔っ娘のひなたに差し出せば、アリスも一緒に食べようと差し出す。
「あ、どうだった?」
 差し出される沢山の戦利品に嬉しくて、自然に満面の笑みが顔から溢れだすひなた。

 黒ウサギ姿のエルレイもメビウスを抱きかかえ一言。
「その…お菓子、くれなかったら、悪戯しちゃうよ…」
 じっと店主を見ていれば、にっこり笑って可愛らしい袋に入ったお菓子をくれた。
「お菓子頂戴できますのは何年生までですかっ!?」
 ウサ耳帽子の魔女姿の小柄な千鞠もお菓子を貰うが、自分が中学生である事を思い出す。
「とりっくあんどとりーとデスの〜」
 肉球猫手グローブの吸血鬼レディが次から次へとお店を回っていく。
 可愛らしいマッドハッターなアリアに水色のエプロンドレスに白いウサギの人形を抱っこした美歌。
「とりっくおあちょこれーとー」
 美歌の言葉にアリアが差し出したのは『Eat Me』と書かれたチョコ。チョコより大好きなアリアに抱きつく美歌。ちょっとした幸せな時間。
「ナルミの仮装? 主役はあたしだからいーの。それに、存在自体が怪獣っていうかキングコングだし」
「ん、そのままで、十分キングコング??」
 女吸血鬼な告天子の言葉に首を傾げる鳴神が、告天子が楽しげにお菓子を貰いを行く後ろをついていく。
 フランケンシュタイン燵也がお菓子を貰いに行った魔女結姫を待っている。結姫はお菓子を抱えて嬉しそうに出てきた。
「ほら、この身長も役に立つんですよー?」
「本当に貰えるとはな」
 その満面の笑みを見て今日はきてよかったと心底思った。
「いたずらして、いい?」
「い、悪戯って…?」
「…最初だから、手加減」
「わ…? ありがとー…はい、これ」
 手作り黒ビニールのお化け幸也が魔女の結梨を屈ませる。中心が飴の造花を髪に挿す。結梨は嬉しそうに微笑みながら飴が入った南瓜型の入れ物を渡す。
 ミイラ狼男の姿の大介がエジプトの壁画みたいな妙なポーズで笑いを誘う。
「とりっく おあ とれーど」
 洒落の効いた言葉を言えば、おひねりだとお菓子を貰う事ができた。

「命ちゃんも迦葉ちゃんも雪乃ちゃんも、かっわいー。座敷わらしにキョンシーにエンゼルかなっ」
 そんな事をいう舞夢は南瓜ランプを持ったミイラ女。
「とりっく・おあ・とりーとじゃ!」
「Treat or Treat! 悪戯しないので、お菓子くださ〜い」
 迦葉の精一杯低い声と時司・雪乃の言葉に、店屋の人は微笑ましげにお菓子をくれる。
「お菓子をくれなきゃ居座るのじゃ!」
 パレードの中に匡を見つければ、駆け寄って小さな星の欠片をプレゼントする命。
 笑顔が絶えない4人は忙しなく商店街を駆け巡る。

●Dancing Halloween!
 DJカー2号車には、狐と狼、犬の着ぐるみを着たダンサーとDJが乗りこんでノリノリ。

「約束通りきゅるるん魔法少女衣装作ってきたわ…! すごーく頑張って作ったの。着てくれるのよね? れもちゃんとウィルさんには派手な悪役衣装かしら」
「オラァ! 着てやったぞー! コレで満足かお前ら!!」
 きゅるるん上目遣いで葉里にお願いされては断れず、ヒラヒラフリフリに身を包む梳吏と天虹。
「ピンク色のナマハゲ衣装を一式作ってきたよ」
 幽霊姿の弥琴が素敵な笑顔で葉里に差し出すのは、何もかもピンクでできたなまはげ衣装。そこへ「泣く子はいねがぁ〜」と書かれたたすきをプラスする派手悪魔玲紋。するとそのまま2号車の先頭で、葉里を男4人で御輿担ぎ。
 先頭二人はヒラヒラ魔女っ子の天虹と梳吏。後ろ二人は派手悪魔な玲紋とウィル。ヒラヒラでなくて良かったと思ったウィルは前の二人を囃し立てる。ピンクのなまはげにちょっと嬉しそうな葉里は担がれてその気になって包丁を振り上げていたとか。

 人の多さを利用して隠れる姫姿の莱鵡を目ざとく見つけた服部。
「ギャァアー!あまりの神々しさに目がぁ〜!」
「き、期待は裏切れないじゃないですか、見ないで下さい! 私は姫じゃないですからー!」
 衣装を褒め称える服部と観念する莱鵡の後ろからは、大きなナイフとフォークを持った頭の王冠が可愛い猫の妖精の仁が登場。お菓子を配る狼の直貴を見つけて楽しげに手を振る。
 魔術師のセリスがラッパを吹けばそこはダンス会場に変身。
 毛玉姿というか、使役ゴーストで同じみな姿の雛子にお菓子を渡していた直貴は、莱鵡に首輪の紐を引っ張られ大人しくなっていた。
 コロコロの雛子も踊るのだがどうしても、転がっているよう。

「お菓子、これでよければどうぞ」
「んん、ありがとー」
 魔法使い風千鶴が手作りミニケーキを取り出すと、嬉しそうに受け取る狼男の海斗。その後は悪戯。水色の天使のミコに差し出す鼻眼鏡。
「ふふー似合って…ブフー!」
 海斗の笑い声に、今日ぐらいはと笑顔で答えるミコだが目は笑ってない。今度は骸骨の陸が海斗に猫耳を背後からつける。
「貴女の血を頂こう。別に、鉄分不足になっているわけじゃないけど」
「明日からオヤツ抜き」
 吸血鬼の玲樹が踊るフリをしながら、ピンク猫スタイルの楓音に擽りかかろうとした瞬間、とてもよい笑顔での楓音の一言が突き刺さった。

 天使のれいあが腹だし海賊の桜子を引っ張ってくる。
「ジンジャークッキーも如何ですか?」
「桜子ちゃん、カボチャパイもあるわよ」
「ブラウニーでよければありますよわ」
「つか、此処はスイーツバイキングっ!?」
 れいあのクッキーに、聖職者の紅吏のパイ、悪魔っ娘の彩華の南瓜型のブラウニー、飴やチョコの詰合せは魔女の志津乃から。その状況に突っ込まずには居られなかった桜子。女子が集まれば甘いものが集まるのも必須で、踊って食べて楽しげに歩いていく一行。寒いかもと思っていたれいあと志津乃だが踊っているだけで暖かかった。

 そろいのアヒルランタンを持った、迷宮倶楽部の9人は物語の中から抜け出したよう。
 恥ずかしいそうな姫姿の雛玖梨と彼女をエスコートする王子の春蒔を先頭に、その後を6人の小人達が続く。小人の中で先頭の基青がヴァイオリンを奏でていく。するとそれにあわせて歌を歌う小人の大地。小人よりも小さな姫と王子だけれども、ちゃんと小さな小人の蒼雅が居たが、彼女は大柄小人の遠夜に肩車をしてもらいご満悦。
 手編みのラブラブ帽で仲良しこよしの小人の周防と優陽。優陽と腕を組み最高にぬくい帽子に幸せを感じる。優陽もまた猫がじゃれるように周防にちょっかいかけつつ軽やかにステップを踏む。
 最後にいるのは魔女姿の和巳お揃いのランタンを持たない手には、南瓜の籠の中にパンプキンパイとカボチャプリンが沢山。
「合言葉言えた方にはお菓子差し上げます」
「とりっく おあ とりーと?じゃったか…」
 姫と王子の合言葉に、プリントパイをプレゼント。

 今朝呼び出されて着ろと言われて、ブリキの木こりの着ぐるみを着た始。
 ライスは心のないかかしの仮装。なんだかこの着ぐるみがちょっと大きい気もする。二人とも音楽にあわせて踊っているのだが、阿波踊りの始と、民謡舞踊ぽいライス。それにライオンの着ぐるみのとものも一緒に踊る。。
 妙に色っぽい青いエプロンドレスのヴァナディース。その隣にには時計を持った白ウサギの黒田・桜子。とものがお菓子を貰いに行こうとすればそれを咎め後で買ってあげるというヴァナディース。歌ったり踊ったりはできないが、皆と一緒に歩くだけで充分楽しい桜子。

 トランプ兵隊の装束にタレウサ耳のなずな。
 シマシマ猫な学は尻尾代わりに縞々のファーマフラー。そこへウサ耳つけたシーツお化けの礼登場。片手にはウサ耳を持ち、学ににじり寄る。
「お菓子貰えないから悪戯しちゃうぞー」 
「…って何を持って…お、俺は着けない、着けないよ…!」
 学ウサ耳装着。
「ん? 俺にも? や、謹んでご辞退申し上げとく」
 マッドハッターな羅偉にもにじり寄ったが逃げられた。
 狐耳をつけた瞳亜は羅偉に手をひかれながら、この恰好が少し恥ずかしく頬が赤くなるがとても楽しい。
 パペットマスターのアルベドにもしっかりウサ耳、人の波に飲まれながら、お菓子を欲しがっていた礼を追いかける。
「…御満悦、ですの」
 可愛いみんなの付け耳にご満悦なのは女王のサーラ。
 パンプキンヘッドにハムスター耳のいつか。どうやら頭が重いらしくフラフラしている所にサーラが手を差し出した。本人は踊っている様に見えるだろうと思っていたらしい。

 1時間半かけてのパレード一行が、出発地点の広場に戻ってきた。
 2号車が到着した時、広場の建物からいっせいに紙吹雪が舞い上がった。
 ハロウィンカラーの紙吹雪の中パレードは終わったが、まだまだパーティーは終わらなかった。


マスター:櫻正宗 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:105人
作成日:2007/11/09
得票数:楽しい24  ハートフル15 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
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