−夜祭り−


<オープニング>


 京都、飛騨と並ぶ日本三大曳山祭のひとつ。
 毎年12月の2日と3日に行われる例大祭では、夜空に上げられる華々しい花火の下で、壮麗かつ勇壮な屋台の曳き廻しが執り行われる。
 祭が最高潮に達するのは夜の帳が下りてから。
 白い息を吐き出して屋台行列に見入る観衆、すぐ近くで轟く花火の打ち上げ音。激しく叩かれる太鼓、どこまでも響いて行く笛の音。
 神社では神楽が舞われ、地元商店街では温かい汁物の炊き出しが随所で行われる。

「ちゃんと、あったかくして行かなきゃ駄目よ」
 甲斐原・むつき(中学生運命予報士・bn0129)は開口一番そう言った。続けて、祭りの詳細についての説明を始める。
 場所は教室、まっすぐに学生達をを見つめるむつき。これではいつもの依頼説明と変わらない。
「祭り自体は午前中からやってるわ。でもどうせ見るなら夜がお勧め。花火が始まる7時半頃ね」
 ちょうど花火が上がり始めるその頃、神社から御旅所と呼ばれる場所まで6台の屋台が行列を為す。道の両脇は見物客で押し合いへし合い、連れとはぐれたりしないように注意が必要だ。
「御旅所までは約1kmの道のりだけど、1番盛り上がるのは最後の団子坂曳き上げよ。御旅所直前に急な坂があって、屋台を思い切り引っ張り上げるの。駅前に用意された大型オーロラビジョンで実況中継もされるから、そっちでゆっくり見るのも有りだと思うわ」
 駅前には無数の食べ物屋台とテーブルが用意され、祭りの映像や花火をゆっくり見学出来るようになっている。
 露店は主に、焼きそばやフランクフルト、じゃがバタといった食べ物系。それに豚汁やすいとん、もつ煮やラーメンなどの汁物を扱う店が多い。射的やわたあめといった定番の露店は少なめだ。
「他には、名物のお餅やお蕎麦の露店も出てるみたい。あとは……竹とんぼやけん玉とかの工芸品や、干し柿にゆずなんかの名産品を扱ってる店が駅前にたくさん並んでるから。お土産選びも楽しそうね」
 そして、そういえばと思い出したように続ける。
「この日の神幸行列は、神社に祀られている女神が武甲山の男神と逢引きするためだという伝承があるんですって。だから男神の本妻と言われる女神が祀られている神社の前を通る時だけ屋台囃子を止めるらしいの」
 これを、諏訪渡りというのだそうだ。今は屋台町によって行ったり行わなかったりするらしいが……ロマンティックというにはいささか生々しい話である。

 説明はこんなところかしら、とむつきは祭りのチラシにもう一度目を落とした。それから顔を上げて、「イグニッションは禁止ね」と付け加える。
「どうせなら、思いきり楽しんできて。それじゃ、いってらっしゃい」
 そして手を振って、祭りへ向かう者達を見送った。

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<リプレイ>

●夜祭り
「お祭りお祭り〜♪」
「何食う? 食いてぇもんあるならおごってやるよ」
 ベージュのマフラーを巻いた雪声の隣で、赤い蝶の髪留めがひらひらと揺れている。津ヶ森で待ち合わせをした雛と雪声は、花火に向けて屋台の食べ物を蓄えておく構えだ。と、豚汁を見つけた雪声が突然方向転換。雛はいつもと同じように、それを必死で追いかける羽目になる。
「ふわー、おなかすいてたまらないのですぅ」
「さっきまで散々暴れまわったからのう」
「ふふ、腹ペコ三人娘が露天に現れたら最後、食い尽くす勢いですわ」
 同じく津ヶ森から直行組。麻璃流、史恵、歌戀の3人娘の目はまさに獲物を狙う鷹のそれである。
「そこの露店のお好み焼きがすごくおいしいですわよー! あ、史恵さんのイカ焼きもおいしそう! あーんですわ♪」
「では歌戀殿、はい、あーん♪ じゃ。麻璃流殿にはこちらのたこ焼きなどどうじゃ?」
「わーい、あーん♪ ですぅ……って、はわわ……っ!」
「ってまりるさんがまたこけて!!!? 大丈夫ですの!?」
「あぅぅ、せっかく買ったあたしのヤキソバがぁ」
 言葉で説明するまでもない。転んだのは1番落ち着きのない麻璃流。涙目になる彼女を歌戀が慰めて、そんな2人の手を引いてデザート系を探しに向かうのが史恵であった。
「ふむ、はぐれんように、な」
 久しぶりの手繋ぎに瞳は僅かに眉をひそめる。だがそれは不快からくる表情ではなかった。温かくて柔らかい掌の感触に刹那はうろたえるように赤面してみせる。瞳の苦手な蕎麦を外して屋台を回り、あがる花火を2人で見上げた。
 そして顔を火照らせたまま、刹那は何事かを瞳に言いかける。瞳が振り返った。目と目が合って、けれど刹那はそれ以上を口にせず、何でもないと言って苦笑する。
「いつか、僕が君を守れるようになった時に……言うよ」
「……ふむ? よく解らんが楽しみにしてるぞ。もっとも私も強くなるがな」
 瞳の答えは頼もしく、刹那は笑って頷いた。
 鮮やかな夜空を見上げながら、英二と春哉は2人で露店を回っていた。そろそろこれがお決まりのパターンになりつつある。
「そうだ、後でお互いの恋人にお土産探しに、また屋台巡りでもどうだろう?」
 言い出したのは英二の方だった。春哉はいいなと言って頷く。
「……しかし、こういうところで刀とか売ってないのが残念だ」
 駅前には土産物屋が立ち並んでいて、工芸品や名産品がこれでもかと陳列してあった。
「けん玉……?」
 そのうちの1つを熱心に見つめるのが弥琴である。彼の肩越しに手元を覗きこんだ壱球が、「やったことねぇの?」と弥琴に尋ねた。
「う、うん……本物は初めて見た……」
「へえ? じゃ、おっちゃんこれ3つ」
「ふふ、こうした工芸品はまさに日本の巧みの技ですね」
 そう言ってけん玉を受け取った凛は完全和装。指先でそれを弄ぶ姿はとても様になっている。が。
「ってか何でお前が勝ち誇ってんだよ、凛」
 突っ込む壱球に、ものともしない凛。やれやれと肩を竦めた壱球は先に豚汁で体を温める事を提案する。弥琴が頷く前に凛が勿論だとばかりに答え、颯爽と背を翻した。
「みこみこ、ほら、惚けていないで!」
「え、あ、待って……!」
 そして、遅れがちになる弥琴の腕を壱球が力強く引き寄せた。

「……ん? ラーメン? 温かそうやな〜」
 露店には何種類もの汁物が並んでいる。結社仲間の葭月と一緒に津ヶ森から梯子した椋は、ラーメンを見つけて指を指した。
「ラーメン、豚汁、すいとん、もつ煮! 何ですかこのコラボ!!」
 葭月は興奮気味に叫んで、椋と一緒にラーメンを所望する。見上げた空に浮かぶ花火を見物しながら、椋は楽しそうに笑って言った。
「ちゅーか葭月はGT行きなれてきたん? よう攻撃するようなってんな」
「そうですか? 少しはマシになってればいいんですけど……。相変わらず椋さんの戦いっぷりには驚かされます」
 キャリアの差ですね、と言いながら椋がもうすぐ卒業であることを思い出してしまった。少しだけ、ほろりとなる。
「おっし、目指すは食べ物露店全制覇!!」
 やってやるぜ、とばかりに気合を入れたガイはその宣言通り1番端にある露店から回り始めた。
「程ほどにしておかないと駄目よ?」
 そわそわした様子で露店の前をくるくると回り続ける総一郎に、和真は軽く窘めるようにして言った。まるで兄が弟の面倒をみるような声音に、総一郎は素直にこくりと頷いた。けれど、その一方で「大丈夫、きっとやり遂げる事が出来る」と自信ありげに呟く。
「僕の胃は……頑丈だから……」
「もう、案外頑固なんだから」
 言いつつも和真の顔には笑みが浮かぶ。オーロラビジョンには屋台が団子坂を引き上げられる光景が生で実況中継されていた。
「ほら、大丈夫か?」
「う、うん……。お兄ちゃんがいるから……平気……」
 人ごみが苦手な絵里奈を自分の体で守ってくれる双翼に、絵里奈は頬を赤らめてこくりと頷いてみせる。その笑顔は、双翼が祭りに来た1番の理由だ。
「他に見たいとこあれば言えよ。もちろん、花火は直接見るぞ」
「うん……いいとこ、見つかると……いいな……」
 絵里奈の呟きに、双翼は彼女の願いをなんとしても叶えたいと思った。そのためなら肩車でもおんぶでも何でもしてみせる。
「な、あっちも見てみようぜ!」
 屈託のない笑みを浮かべてはしゃぐ雨姫兎に、寅靖は目を細めて頷いた。その裏表のない素直さにどれだけ自分が救われて来たことか。いつしか兄弟と呼び合うようになってからもそれは変わらない。
「ん? 寅兄どうかしたか?」
「……何でもない、さ。それより、次は何処に行く?」
 問われて雨姫兎が答えるのは、祭りを彩る最大のクライマックス。頷く寅靖と雨姫兎の胸中を満たしていたのは寸分違わぬ想いだ。
 ……即ち、2人の絆が永遠に続いていくようにと。
「人混みに流されるなよ」
「でも、足付いていなくても流されるんだよ〜♪」
 放っておくとどこまでも人ごみに流されていく健を捕まえて、紗那はやれやれと肩を竦めた。日中は巡航に参加していた2人は途中で結那、琴里と合流する。
「健はほっといても大丈夫だよ」
「えっ、迷子は……駄目だと思います」
 昼間から場所取りをしていたおかげで、花火はとても綺麗に見えた。周りの喧騒も気にならないほどに、澄んだ空気の中で爆ぜる火の華は豪華絢爛。
「みんな、がんばれ!」
 昼間のうちから公園で待機していた龍麻は威勢のいい掛け声をあげて引き上げの応援をする。背景を彩る花火に思わず目を細めて、言葉を失い思わず見入った。
「オーロラビジョンもいいけど、やっぱりこの目でしっかり見ないと」
 もこもこに着膨れた攸は、先に仕入れておいた林檎飴を舐めながら屋台を見物。ホムスビにも見せてあげたかったな、と叶わぬ事をそれでも思う。
「ほら、頑張って」
「はっ……はい……が、……がんばり……ますっ……」
 木の上から誘う夜に頷いて、繭は一応がんばった。……が、やはり木登りは無理。
「わ、わたしは……下、から、見ています、ね……っ」
「それじゃつまらない。……あ、またあがった」
「夜ちゃんは……はしゃいで落ちない、ように……気をつけてくだ、さいっ。……って、言ってる傍から……危ない……ですっ、あっ……!」
 大きな音に酔った夜は木の上だというのにぴょんぴょん飛び跳ねて。うっかり足を滑らせた彼に繭は思わず悲鳴をあげる。

「ん、ほら。寒いから♪」
 そう言って、薬斗は大好きな恋人の手を取って自分のコートのポケットへと繋いだ手を突っ込んだ。にこり、と笑う彼は本当に楽しそうだ。
「う〜〜ん、可愛い子と歩けて俺、幸せ満喫〜♪」
 デートを楽しんでいるのは彼らだけではない。ツカサはそっと月の肩を抱き寄せて花火を見上げた。
「ん……しかしこの祭りの男神と女神、まるで俺たちみたいだよな」
 ツカサと月は今日が初デート。露店をゆっくり見て歩き、あーんと互いに食べさせあったり口元についたお弁当を舐め取ってあげたり。神社での願掛けはもちろん「いつまでもツカサさんの傍にいられますように」。
 月はあまりに近い2人の距離にどきどきと胸を高鳴らせる。どうしよう、どうしようと悩んでツカサの横顔を見上げた。互いの吐息がかかる距離。
「ツカサさん……」
「ん?」
 微妙に伝わらない歯がゆさに、くっと涙を呑む。
「女同士でもいいねー、デートってのも」
「そうですね……逢引……」
 デートに逢引のお祭って、とわたわたする春菜をアリスはじっと見つめた。
「えい」
 気恥ずかしかった春菜はアリスの口へとまたじゃがバタを突っ込む。
「気に入った?」
「熱い……」
 そう、アリスは猫舌だった。
「あ、マイケル発見」
 札供は知人の姿を見つけて遠慮なく指差した。
「なっ……」
 今まさに、もずくにたこ焼きをあーんして食べさせようとしていたマイケルは思わず辺りを見回して人ごみの中に隠れた。
「マイケル殿、マイケル殿。あそこにお好み焼き屋があるっぺ!」
 だが食べ物に目がないもずくは気にすることなく次の露店目指して駆ける。彼女が幸せそうに物を食べている姿があまりに可愛くて、マイケルはひたすら彼女に物を食べ与え続けた。
 ……結果。
「うはあ……」
「だ、大丈夫ですかっ?」
 花火を見る余裕まるで無し。でも、聞くところによると最後はちゃんとラーメンで締めたというから恐ろしい。
「ゴーストタウンで暴れたからおなかすいたァ! ラーメンラーメン!!」
 熱いラーメンをさましながらはふはふと平らげていく良将の横顔を覗きこんで、ハクヤは柄にもなくほっと胸を撫で下ろした。
「まー、調子戻ったんならいっか」
 ぼそり、と呟いたのを耳ざとく聞きつけた良将は一瞬きょとんとして、ついで苦笑してみせる。そしてチャーシューをかっさらおうとしてきたハクヤの箸を瞬時に迎撃、ガチンコ勝負。
「なァに言ってんの! 楽しいからいつも問答無用で上がってンでしょ。にしてもしぶとい……じゃがバタ買ってやるから諦めろっ」
「てめ、人を子供扱いすんじゃねーよ!」
 そう言いつつもハクヤは良将にじゃがバタを奢ってもらい、土産に竹とんぼを買って帰る。
「今日は付き合ってくれてありがとうございました」
 味鈴は満面の笑みを浮かべて大好きな先輩を振り返った。
「いえこちらこそ。味鈴殿と一緒に回れてとても楽しゅう御座りました」
 雅鼠は最高でした、と重ねて言う。その言葉が嬉しくて、味鈴は更に微笑んだ。また、雅鼠先輩と一緒にお出かけしたい。恥ずかしくて伝えられなかった言葉だけれど、それだけで充分報われた気がする。
「計都が握っててくれるから、安心ネ!」
 片方だけ忘れてしまったという骸の手袋。寒そうにしていた手を握って、計都はコートのポケットに突っ込んだ。そして少しでも花火を見やすいようにと、小さい骸を抱き上げてくれる。温かい飲み物、温かい腕。
「来年の夏とか、花火見に行くか」
 そして、温かい言葉。骸は一も二もなく頷いた。「素敵ネ!」と嬉しそうに笑って。

「冬馬兄さん! この柚子、お風呂に入れたらきっとぽかぽかですよ」
 土産物屋の軒先で柚子を見つけた幼夏は、そう言って兄の服の裾を引っ張った。春介が場所取りをしている間に、他の3人で店を回る。今度は秋茄が兄の袖を引いた。
「ゆずって美味いのかー?」
「ええ、皮を砂糖漬けにしたりもしますよね。ほら、柚子もいいですが春が待っていますから。早く買い物を済ませましょう」
「おうっ! 食い物買いまくるぜ」
「はい。何か美味しそうなものを探して来ます」
 それほど年が離れているわけでもないのに、冬馬は立派な保護者のようだ。途中で連絡を入れて、寝袋にくるまって寝ていた春介を事前に起こしておく。
「おかえりなさい」
 最初こそ眠そうな目をこすって兄弟と談笑していた春介だったが、花火が始まるとともにそれは段々と生返事になっていく。
「わ、私すいとん大好きなんですよね!」
 千里は目を輝かせ、皆で一口ずつ交換しましょうともちかける。【暇荘】の面子は千里、夏彦、ジャト、暁虎、ユキ、桧の6人である。人の多い祭り会場でははぐれないようにするので大変だ。
「私は豚汁を……わ、すいとんも素敵ですね」
 千里のすいとんを一口もらった夏彦はうっとりと顔をほころばせる。
「寒……寒! 俺のハートがあったまらねえ!」
 俺も俺も、と交換しようぜと呼びかける暁虎は本気で寒そうだ。ジャトはと言えば、買ってきた蕎麦を仲間に見せて不思議そうな顔をしている。
「で、これはキツネ蕎麦か?タヌキ蕎麦か?」
 彼の中で蕎麦といえばその2つのどちらからしい。
 桧はじゃがバタを食べながら土産物を物色している。つられて暁虎も店先を凝視した。
「お土産見るのって楽しいですよね」
「うん。あ、そうだ誰かジョーにお土産買ってく人いない? ジョーってどんなのが好きなんだろう」
 ユキは仲間を振り返ってジョージョーと連呼する。
「体冷えてないか?」
 一通り屋台を制覇して、舞われる神楽を見学して。朱鷺は途中で買った缶コーヒーを仲間に配っていく。
 今日、【お腹屋さん】の面々はその全員が和装だ。ただし厚志は何故か女物の浴衣。寒くないのかと聞かれても全然と答えるつわものである。反対にふるふると震えているのが、白い着物を着たフェイだ。
「あ、お土産。柚子とか干し柿とかあるみたいだね」
「ああ。そうだな……土産に竹とんぼでも買っていってやるか」
 だが、皆の元に帰ってきた資航はさすがに買い過ぎたという顔だ。
 風華は少し寒そうに腕をさすりながら空を見上げている。今日のために和服を一着用意、ロックだぜ? と呟きながら冬の花火も風情があるなと言って笑う。
「この神社の由縁を知っちまうと、なんか、この神楽も……色々考えるな」
 朱鷺は隣にいた資航に笑いかけるが、彼は神楽に見惚れて返事がない。
「やっぱあっちはすごい人だな……こっちで正解だぜ」
 オーロラビジョン近くのテーブルを1つ占拠した【神無荘】の面子は、【第一回神無荘食い倒れツアー!】 と銘打ってとにかく飲み食いを続ける。
「やっと見つけました。わたあめと林檎飴〜」
 両手に抱えて、白庵がよろよろとテーブルに帰ってくる。
「あ、主催は璃瑠クンなんですから。食べるものはすべて璃瑠クンに買ってもらいましょう」
「は? ちょ、ちょっと待てっ!!」
 満面の笑みで舞璃は言い、璃瑠は慌てて財布の中身を確認する。その様子を一はこっそりとカメラに収めた。もつ煮に箸を伸ばしながら、アパートに帰って見せるのが楽しみだと独りごちる。
(「みんなの小さな幸せが……ここにあるんですね……」)
 すれ違いざまにたくさんの笑顔を見つけて、頼人は小さく微笑んだ。
 そしてまた来る明日へ向けて。
 真っ直ぐに前を見つめて、やがて終わりを迎える祭り会場を後にした。


マスター:ツヅキ 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:68人
作成日:2007/12/11
得票数:楽しい15  笑える2  ハートフル13 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
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