夢膨らむ風船を手に


<オープニング>


 銀誓館学園のクリスマスパーティー。
 毎年、様々な趣向を凝らすパーティーが開催され、学園はクリスマス一色に染まります。
 冬休みを目前としたクリスマスイヴの日は、振替休日という事もあり、本当に様々なパーティーが開かれるようです。

 クリスマスパーティーは無礼講。
 たとえ、今まで一度も口をきいた事が無い人とでも、一緒にパーティーを楽しむ事ができます。
 クリスマスパーティーは、新しい友達を作る為のイベントなのですから。

 気に入ったクリスマスパーティーがあれば、勇気を出して参加してみましょう。
 きっと、楽しい思い出が作れますよ。


 さて、皆に可愛いくて色んな絵柄が楽しい、おっきなアルミ風船を一つ配るよ!
 これを体の何処かに結びつけたら、パーティ会場へようこそっ。
 会場では、ジンジャークッキーやキャンディー達が飾られた大きなクリスマスツリーがあり、その下には、綺麗に包装されたプレゼントが山積みで置かれている。
 それらを一人に一個プレゼント。中身は、きっと皆の欲しいおもちゃ。
 ふわもこぬいぐるみ、お人形、フィギュアやロボットもあったりするかもしれない。
 ボードゲームやトランプだったら、友達と白熱しながら遊ぶといいね。
 そして遊んでいると、お菓子や料理もつまみたいところ。
 ポップコーンにジュース。フォカッチャにオムレット。クリスマスには欠かせないブッシュ・ド・ノエルにローストチキン、鍋焼きスパゲティー等は、どうだろう。
 高校生だって、下級生達と一緒に遊んでもいいと思う。それとも静かなオルゴールの音に耳を傾け、語らいながら、お茶とケーキの方がいい?
 思い思いに、おもちゃに囲まれて、自分達で好きな時間を過ごしてみよう。

「そして風船は、飛ばして遊んでもいいんだけどさ。ちょっとしたゲームもあるらしいぜ」
 小此木・エドワード(小学生運命予報士・bn0026)が、チラシを片手に、鳥子色・イコロ(カント・bn0053)に説明をする。
「配られる風船の中には、『おばけ』と『サンタ』が描かれたヤツが混ざってる。誰に当たるかは当日のお楽しみっ。『おばけ』を当てた人は、自分の指名した人に悪戯が出来る。『サンタ』を当てた人は逆に、自分が指名した人にご褒美をしてあげるっていう決まり」
「へー。皆と遊びたい人向けのパーティゲームな訳だな。当たらなかった人は、どうすんだ?」
「ふふふ。それが、当たりたいなーって思う人が多い程、当たり風船が増えていくらしいぜ」
 何とも不思議な風船。ま、皆が楽しめる事が一番だからと、エドは笑った。
「もし良かったら、皆も一緒に参加しようぜっ」
 あ、判ってると思うけど、パーティでは飲酒禁煙禁止っ。それから一緒に参加する皆に迷惑をかける事もしちゃ駄目っ。
 皆で楽しいパーティにしよう。

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参加者
NPC:小此木・エドワード(小学生運命予報士・bn0026)




<リプレイ>


 シンプルなジンジャークッキーとキャンディーが飾られた巨大なツリーの下に、包装されたプレゼントが山積みに置かれている。絵本のお話みたいだと、ジングルと並んだ棘は、天辺に飾られたキラキラ星に見守られながら感動していた。
 プレゼントは名も無きサンタさんから、今日パーティに来てくれた皆への贈り物。
「サンタ殿は、トナカイをどれだけ連れて来たのじゃろ?」
 ツリーに集まる朝日達や、貰っても良いのか戸惑う棘、皆が心に決めたプレゼントを手にしていく。
 中から出て来るのは、きっと皆が欲しい『おもちゃ』。
「ど…どうしよう、にいさま…! きれい!」
 棘はジングルが人を幸せにするサンタを志している事を知っている。スノードームを手に、はにかむ自分の姿を見て「お誘いして本当に良かった!」と思うジングルを心の底から尊敬している。
「私も小さめの箱を頂きましょうか」
「折角だから、私は大きな、つづ…もといプレゼント貰おうかな」
 銀色円盤に似た風船を、それぞれ右手首と左手首に付けた痲那と神子も、プレゼントを手にし、お茶が用意されたテーブルへ歩む。思い思いのサンタ服やパーティ衣装、電光丸のように柴犬わんこの着ぐるみを着た人達が緩やかな群れとなり、テーブルの合間を歩いていき、色彩豊かな色が溢れ出す程に賑やかさを増していく。
 各所で聞こえるメリークリスマス!
 シャンメリーを開ける音。オルゴールの奏でる音。
 今日はクリスマスイヴ♪
「イッコロー! お前の風船、どんなのだ?」
「ハズレ」
 仲良し友達同士、風船を手に。電光丸とイコロの風船は、雪の森を駆ける動物達の絵だった。

「声合わせて一緒に開けてみいへん?」
「いっせーのでじゃな」
 朔は、朝日とイコロと一緒に選び出して来たプレゼントを、一斉に声を掛け合って開けて見せ合う。三人でお揃いのテディベア。さすが、サンタ殿! と感嘆する朝日達に、朔は「今日は一緒に来てくれて有難うなんよ」と嬉しそうに云った。周囲にも声を掛け、ケーキ全種を集め、皆で堪能し合う頃、ふかもこわんこのお膝に大人しく乗ってるイコロ傍に、結社仲間と一緒に訪れたルナが通り、手を振り合う。初めて出会う葵と舞兎のカップル達も話し掛けて来てくれた。舞兎から、うさぎまんじぅ、朴念仁に見える葵から手袋を貰って『いい人だー』と感動していた。
 こうした出会いも、サンタさんからの贈り物かもしれない。

 一方でパーティへの関心とは別に、裏で妖しい集団も居た。
「目標発見です。作戦を開始するです」
 シャナ、碧、舞夢のでばがめーず達が、命を捕捉し追跡しているのだ。
 何だ何だ?
 他の参加者達がテーブルからテーブルへ移動する彼女らの大胆な行動に仰け反るが、当人達は風船を手にそわそわしている命しか目に入っていないので平気である。
「みこっちが今日は暑いという情報が、うちの耳に入って来よりましたんでなぁ」
「ボクは応援しながら、でばがめするよ!」
 碧と舞夢がすまし顔で、目線だけが命から離れないのは、機密事項。


 風船には、可愛い動物や天使、サンタにオバケの図柄が描かれている。早々に破れてしまって、すってんころりんの頼人も居れば、慎重に身体に結んでいる人も居る。
 自分の風船にサンタが描かれていれば、自分がサンタになって指名した人にご褒美を。
 オバケが描かれていれば、自分がオバケになって、指名した人に悪戯が出来るというルール。

 結社の仲良しセンパイ砌と一緒に参加した輝も、恋人と参加の瑚純もドキワクしながら、自分達の風船にサンタかオバケが隠れていないか、一生懸命探した。
「コレで温泉でも当ててよ!」
 輝から悪戯を仕掛けられるとばかり思っていた砌は、意外そうな顔をして福引き券五枚を手にした。サンタのご褒美にしては……ま、嬉しいがな。

(「今日という日に、何したら瑚純が喜ぶかなんて全然判んねぇ…」)
 と、ぼやく雲雀は、瑚純が気合い入れて風船に見入る様を見て、どんだけ可愛い事をやるんだと苦笑していた。だがその瞳は彼女に対する愛しさが滲み出て、ハズレと判って落胆する瑚純の肩を抱く。
 雲雀が手にしているサンタ風船は、今日一日、瑚純の時間と過ごす証。
「…っえっと、それはあの、うー…頑張る」
 ご褒美も悪戯も、このパーティでゲームに参加している人なら、誰を指名しても良いのだけれど、カップルや友達同士は、お互いを指名する。
「!」
「悪戯を許してくれそうな人って、思い浮かばなかったものですから……つい」 
 葵の頬にキスした舞兎は、目を見開く葵から視線を逸らし詫びる。
「いや……」
 言葉少ない生真面目な顔の葵には驚きの色が浮かんだものの、舞兎に元彼の事を忘れさせられたらいいと思う。
 密かに願う。

 ゆらゆら揺れる風船の下には、弥介と太郎。
 太郎から遊園地へ連れて行ってくれる約束を貰い、
「後は、そうですね。ちょっとした手品でもしましょうか」
 と云う太郎へ手を差し出すと、何もない所から色とりどりのドロップが降って来て、びっくり。
「太郎さん、すごいすごいーっ」
「一応、練習したんですよー」
 いつも余裕たっぷりの太郎さんが、練習。少し普段と違う表情の太郎に、弥介は手作りジョバンニさんのカフリンクスを心を込めて贈ったのだ。

「今日、羽織先輩は、小さな杏樹姫のお友達の羽織姫なの。だから一緒に手を繋いで遊んでくれなきゃ駄目」
「ま、いっかねぇ」
 杏樹は、羽織に手を差し出して、わぁい♪ とはしゃいで手を繋ぐ。羽織はオバケを引いたけど、ま、悪戯は最後の最後でいいかな。杏樹の顔にチョコクリームで猫髭の落書き。猫真似ポーズして貰って、デジカメ撮影して永久保存版♪
 …なんて事を考えているのは秘密だよ。

 女の子と一緒は初めてという清十郎は始終緊張した面持ちで、つづきに恥ずかしそうにケーキを渡す。オバケでありますようにという願い空しく、本当に恥ずかしい。そんな清十郎に、つづきは、降参するまでこしょぐりまくる!
「せっかく二人で来たので、いい思い出にしましょうね」
「なっ……うなっ、ガハッがははは!」
 オイラがリードしなきゃって一生懸命考えてたのに、つづきの方がちょっと大人って感じかな。

 結社【季節倶楽部】の面々は仲良しで集まった者同士、クリスマスは気分がハイになる所為もあるかな。涼が気合いを入れて貰って来た笑顔サンタの風船を、のんびりポップコーンを食べる湊と見せ合っている。
「クリスマス、楽しいね。来て良かった♪」
「わくわくするね♪」
 風船にサンタかオバケが居ないか一生懸命見る亜衣と葵は、食べかけの苺ケーキも忘れて、自分の風船に木のお家の窓から覗くサンタ達を発見した。
「えへへー♪ 三枝先輩」
 背を伸ばして、亜衣は葵の頭を撫で撫で♪ 照れた笑みを零す葵は、湊へ手作りクッキーを。
「えへ…おばけが当たったら悪戯しようと思ってたしね〜♪」
 湊からは涼へ立体的クリスマスツリー。涼からのお返しは、何と白紙の課題や提出物の束。
「紙、好きだろ? 琴吹ならきっと答えを埋めて提出してくれるって俺信じてる!」
 これプレゼント?? 皆の目が点になった。
「なら、俺からは、今度一日何処でも付き合ってやるよ。ついでに昼飯も奢ってやるぜ」
 舜が涼に、にっと笑う。

「今年はお疲れ様! 皆と過ごす事が出来て、とても嬉しかったよ。来年も一緒にワイワイ過ごせたらいいな」
「ハイ♪ いつも仲良くしてくれて有難う♪ これからもよろしくね♪」
 結社【†…箱庭天使…†】では、皆に挨拶したルナへ、夜火がお菓子の詰め合わせをプレゼントすれば、ルナがアイリスに手作りチーズケーキをプレゼント♪ アイリスからルナへ「おめでとー。これご褒美だよ〜♪」とプレゼントしたのは、実家から取り寄せたバームクーヘン。
 アリスはひなたへ抱きゅ。
「お姉ちゃん、大好き♪」
「なんだか、嬉しいなあ♪」
 皆で一緒に遊びに来るのって楽しい。さっき手にしたロボットをアリスに見せて、ひなたは動かしてみる。賑やかなパーティは慣れなくて……皆が楽しんでいる姿を、月夜は少し離れた場所で穏やかな眼差しで見守っていた。
「あ、あの…特製ジュース…です」
 椎菜が夜火に目を瞑って、えいと差し出したジュースの中身は、テーブルにあった果物をいろいろ混ぜて作った物。夜火は、皆からの悪戯を一手に引き受けるつもりだったから、それを一気に飲み干した。
「…ごめんなさい。ごめんなさい」
 椎菜は謝るけれど、夜火は笑ってくれた。

 そんな皆の様子が高い視野から、見渡せる。長身の陸王に肩車をしてくれたからだ。
「最近、エドに避けられてる気がしてたんだよね。だから今回は優しいお兄さんで居るよ」
 判ってないなぁと、エドは笑った。俺はちゃんと先輩の事を尊敬してるって事。
「メリークリスマス!」
「よっす。メリークリスマス。めばえ先輩」
 おもちゃが溢れ、皆が料理やお菓子を囲む中、めばえが元気が叫び、折角サンタ風船だったのだけど、褒美が思いつかなかった遼と、傍に居た龍麻の頬に、ちゅー♪ 男女関係なしっ。
「皆のパーティゲームは見てるだけでも楽しいね」
 そう云う龍麻の両頬に、今度は如路が猫髭を水性ペンで描き描き。
「すぐ消して貰って構わないんだが…」
 お手拭きを龍麻に渡す如路に、龍麻からシフォンケーキがプレゼントされる。
 うさ耳にサンタ服の火蓮はハイテンションで人参が沢山詰まった袋から一本取り出し、陸王の肩から降りたエドに手渡す。
「じゃーん! 良い子のエドくんに人参プレゼントよ!」
「火蓮先輩、生はないぜー」
「そんなこと云うなよー」
 火蓮の勢いに観念したエドは齧る。人参の食べ過ぎで、目が赤くなったらどうしよう?
 考えている所へ、命がやって来た。
「おっす。命っち」
 遼がエドの背中を押す。
「悪戯は何でも良いのかぇ?」
 と聞かれ、目を瞑って立つよう頼まれたエドは、云われた通りに目を瞑っていた。何されるのか判らないまま、暫し数秒。何か遠くで舞夢のはしゃぐ声が聞こえたのは気のせいだ。
「?」
 でも突然、命が「ば、バカー!」と怒鳴って逃げた。
「ぇえっ?! 一体何だ?!」
 はー。情けない情けない。
 周囲からワラワラ出現する碧や舞夢達に、ずっこーんと扇の先で額をぶち当てられ、エドは沈んだ。


 とものは、おもちゃを抱え、ヴァナディースと紅茶を飲んでいた。
 残念ながらお互いに風船はハズレ。
 人前でスュールがあんな事とかこんな事とか変な事しなきゃいいけど…と、とものの心配は、取り越し苦労で終わった……かな?
「……」
 お茶を啜りながら、上目遣いでヴァナディースを覗き見れば、彼女は満足そうに妖艶な笑みを浮かべ見つめ返していて、どきっとする。おもちゃを手にした、とものが無邪気に笑う姿、それがヴァナディースにとっては、幸せなのだと気付く迄、あと数分……。

 指名相手は何があっても一弥。
 こういうのは当たった者の勝利よ、燃えるのよ! 何が何でも引き当ててやるわ。
 と気合いが洋恵に運を引き寄せたのか、サンタは二人の手にあった。
 互いを見つめる。
「とりあえず、何か一つ願いを聞こう。なんだろうと、命を賭けてやってやるさ……!」
 決意を固める一弥に、少し考えた洋恵は不敵な笑みで「じゃ、名前で呼んで」と云う。
「判った。た………洋、恵……先輩」
 自分で呼んでと云っておきながら、顔が少し赤らむ洋恵からの、ご褒美は。
「困ったな。何したらご褒美になる?」
「じゃあ、付き合ってくれ」
 付き合ってくれ…。
 その言葉を飲み込む間、洋恵の時間が止る。世界が目の前を回転する。見守る一弥の前で、顔から湯気を噴いて卒倒する。
「…高……洋恵先輩? どうかしたのか?」
 『付き合ってくれ』に『一日』を付け忘れた事など、気付いていない一弥は、洋恵を慌てて抱き起こすのだった。

 そんなペアの騒動から離れた場所で、結社【虹日和】では、屈託無く笑う団長の天虹を中心に団員達が集まっていた。
「…なんだか…ドキドキ、…して、る…」
 華音亜も睡花も期待を胸に、わくわく。賑やかな雰囲気に友史達も高揚している。
「皆で遊びに来たのも久々だし、すげェ楽しい♪」
「今日は大好きな皆さんと一緒で、とても幸せなのです…♪」
 微笑んだ兎目は、あまり話した事はないけれど、友史と一緒に居たティアチェリカへ、
「やっぱりサンタさんですからと思いまして、お菓子差し上げます…♪」
「はじめましてですー。お友達になりましょう!」
 婚約者が傍に居ないけれど、ひとりでできるもんと元気に皆の輪に入ろうと頑張るティアチェリカは大喜びで受け取った。
 頼人と言葉を交わしていた水葉は、睡花に2つに1つのロシアンシュークリームをプレゼント。
 片方はカスタードで、もう片方はそれにプラスして豆腐が入ってる代物。
「へへー。どっちになるかなー?」
「怖いよぅー」
 1つ選んだ睡花は当たりかどうかは後のお楽しみに、椿と一緒に日本料理をいっぱい食べていたライラを微笑しながら指名した。
「今日は1日、何でも云う事聞いちゃうよぅ〜御命令をドウゾ、オヒメサマ♪」
「えっと…何に、しようか、ですー」
 ライラは一生懸命、命令を考え、華音亜はマンゴー好きの亮へ黄色いあひるの着ぐるみを着たシャーマンズゴーストのぬいぐるみをプレゼント。
「…えへへー…可愛い、でしょ? シャズナさん…と、グレイさん…のコラボレーション…♪」
「おお」
 椿から華音亜へは色とりどりのマシュマロを、トナカイさんのぬいぐるみの引くソリに乗せてプレゼント。
 友史は不敵な笑みを浮かべ、天虹にアフロのヅラを被せる。
「こういうコトに関しちゃ用意は万全なんだぜ…フフフ」
 一方、アフロ天虹はサンタ風船。
「し、仕方ねェ…俺のローストチキン、暈人にやるよ…!」
 アフロより、チキンを差し出す辛さの方が、彼にとっては涙物なのかも。闊達に友史に笑われながら、一方、暈人は水葉に友人から教わって自分で焼いて来たキャロットケーキをプレゼントした。お互いに考えて来たプレゼントを渡せた。
「天虹さんは、色々段取りとか、後いつも色々、感謝です」
 チキンに涙のアフロ天虹に、椿が代わりの寿司を差し出した。これで彼の慰めになるかな?

 皆の気持ちが手渡されていく。

 それはサンタからのプレゼントだけではなくて、心の形なのだろう。
 受け取った人達は、その温もりを感じ笑い、語り合う。
 さっき真っ赤な顔で怒ってしまった命が謝りながら、エドに話し掛けて来てくれた。
「エド、今年は素敵な一年だったのじゃ♪ また来年ものぅ♪」

 一年という時の長さに培って来た友達との絆。
 来年も大切にして行きたい。この絆。

「サンタはいるわよ♪」
 最後に猫髭を描かれた杏樹がサンタ帽を被って、云ってくれた。

 サンタが今宵訪れる、君達の元へ。
 夢膨らむ思い出を語りに。


マスター:ココロ 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:60人
作成日:2007/12/24
得票数:楽しい18  ハートフル10  ロマンティック1 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
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