その、みちゆきに

<オープニング>


 のんびりと自転車を走らせていただけだった。林に隣接する田舎の坂道は、登下校の時間帯でもなければ本当に静かな場所だ。アルバイト帰りの少女は、重たいペダルを蹴り、せっせと坂道を駆け上る。少し腰を浮かせて、いつも通りの家路を。
 ただ一つ、いつもと違ったのは、目先に見えた影だ。道を這うように蠢くそれが何なのか、彼女には解らなかった。野犬の群れだろうかと怯え、一度地に足を着く。
 改めて目を凝らし、そこで漸く気付くのだ。
 甲高い悲鳴をあげて少女は道へ倒れ、乗り手の離れた自転車がけたたましく転がった。
 その音に、そして声に惹かれるように、迷うことなく無数の影は彼女へと迫る。
「い、や……いやあぁぁあぁっ!!」
 死を齎す牙が、彼女の肌を抉った。


「おー。集まったね〜」
 井伏・恭賀(高校生運命予報士・bn0110)は能力者達を手招きし、机上の地図を覗くよう促した。
「郊外の坂道に、蜘蛛童の群れが出たんだ。ここだねー」
 言いながら彼は、地図に引かれた一本の線をなぞる。
 該当する道は左右を林に挟まれており、幅も車一台は余裕で通ることができる程度だ。しかし通学路になっているため、車はほとんど通らない。林と道を遮るフェンスや柵も無いため、林へ足を踏み込むのも容易だ。
 蜘蛛童の群れは、この坂道を下りてくる。
 そして、彼らがここを通過する時間、不運にも坂道を自転車で駆け上がる少女がいて。
「俺が視たのは少し先の未来。まだ起こってないのが、せめてもの救いだね〜」
 少女の救出は充分間に合うと言う。疲れたようにゆっくりと自転車を漕ぎ、坂を上る少女だ。能力者は、彼女が群れに気付くよりも少しばかり早く彼女に接触できる。呼び止めるなり、彼女の前に回り込むなりして保護するのも難しくはない。
「あと、この蜘蛛童の群れ、別に人を殺すのを目的としているわけじゃないみたいだ」
 ただ只管、北東へ向かっている。それだけなのだが、音や声を感知すると、威嚇されたと本能的に思ってしまうようだ。少女が襲われるのも、悲鳴と自転車が転倒した際の音に因るもので。
 蜘蛛童の群れに悪意は無い。だからこそ、何も知らない一般人を守らなければならない。

 次に恭賀が説明したのは、倒すべき群れのことだった。
「群れは、蜘蛛童『膨』と、蜘蛛童『爆』で構成されてるね〜」
 膨が五体、爆が七体。合計十二体の蜘蛛童がぞろぞろと行進している。
 群れというだけあって数は多い。
 しかし、能力者が協力しあえば必ず打ち倒せると、恭賀は力強く告げた。
 蜘蛛童の能力や技に関しては、恐らく予報士よりも能力者の方が詳しいだろう。粘着く糸を放ち対象を締め付ける他、猛毒を染み込ませる噛みつき攻撃を得意としている。膨よりも個体能力が高いのが爆だ。いずれにせよ、僅かな油断も許されない。
「……あともう一つ、これ注意事項だよ」
 恭賀は能力者達の顔を眺めながら、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「戦いへ赴く能力者さんの中に土蜘蛛や鋏角衆がいても、この群れに説得は通じないんだ」
 言葉を投げかけても応えはしない。だから説得も効かない。ましてや捕獲しようなどと考えるべきではない。少しの油断が命取りになる可能性もあるだろう。
 そこまで話し終えると、恭賀は柔らかく微笑んで。
「能力者さんだけが頼りだからね〜。いってらっしゃい!」
 戦場へ向かう幾つもの背を、叩くように見送った。

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参加者
高木・誠(初代人変身出来るにゃんこ・b00744)
棉貫・遊弥(シトラスイヴァ・b00898)
土猛・剛毅(ゴースト解体屋・b01617)
後月・悠歌(銀歌を奏でる紫苑・b02867)
柳生・海斗(中学生魔剣士・b03450)
神夜・佑貴(死刻消失・b05406)
イリア・ストラフィール(しろねこしすたぁ・b14704)
楡崎・洋子(唯尊・b16444)
楢芝鳥・俊哉(半人前な図書室の主・b20054)
月音・円舞(ミッドナイトカンタービレ・b22702)
桐嶋・宗司(深黒晦冥・b25663)
リヴィ・フランケン(はぐれ花嫁・b31446)



<リプレイ>

●予感
 空っ風が彼らの背を後押しした。一つ一つの歩みはアスファルトに音を吸われ、一定に刻む息は白く昇り行く。けれど、戦場へ赴く誰もが寒いとは口にしなかった。凍える想いを口にする余裕が無かったのか、或いは戦へと既に意識を向けているのか。
 そして、仲間達が見守る中、楡崎・洋子(唯尊・b16444)は一人の少女と接触していた。帰路である坂道を自転車で駆け上がる、一般人の学生だ。
「この先に野犬が溜まってるから、迂回した方がいいわ」
 自転車に乗ったまま足を止め、少女は野犬という単語に眉根を寄せる。ヤダ物騒ね、と告げる声に不審の色もなく、少女は洋子の言葉を鵜呑みにした。最後にはありがとうと礼が尾を引き、少女は迂回ルートで家路に着くことを決めたようだ。
 走り去った彼女の背が見えなくなる頃には、蜘蛛童の姿も近づいてきていて。
「そろそろお客さんが来るようだぜ」
 土猛・剛毅(ゴースト解体屋・b01617)の言葉を合図に、能力者達は道に布陣した。
 蜘蛛童が何を目指しているのか。それは、問うたところで返らぬ疑問だ。後月・悠歌(銀歌を奏でる紫苑・b02867)が打ち合わせ通り掌に白燐蟲の輝きを灯す。周囲が一気に明るくなり、視界の難は拭われた。
 蜘蛛童の群れは道に沿って突き進み、能力者が立ちはだかる場所をも通過しようとするはずだ。元々、坂道を下りてくる群れだと予報士も告げていた。気を惹くまでもなかったが、念を入れて無駄なことは無い。音を立てるため用意した空き缶を道端に寄せ、楢芝鳥・俊哉(半人前な図書室の主・b20054)は改めて敵を見据える。
 苦い経験があるのかイリア・ストラフィール(しろねこしすたぁ・b14704)は今度こそ、と口の中でだけ呟き、前方に魔法陣を生成する。過去を振り返るのは俊哉も同じだった。そういえば初めての依頼も蜘蛛だったな、と奇妙な縁を感じつつ、彼もまた魔法陣で術の威力を高める。
 基本的に、敵部隊を迎撃する形を取る。柳生・海斗(中学生魔剣士・b03450)はスタンスをしかと確認し、朧の名を冠する大鎌を高々と掲げ、旋剣の加護を得た。
 後衛左側を位置取るリヴィ・フランケン(はぐれ花嫁・b31446)は、更に後ろで援護のため呼ばれた九重・美珠へ、お願いします、と声をかける。
(「何者かの指示で動いているのか、それとも彼らの意志なのかは分かりませんが……」)
 敵意の無い相手を倒さなければならない。忍びないですね、とリヴィの唇が細く息を吐いた。そんな彼女が撃ち出したのは、漆黒に染まった呪いの弾丸。先頭を歩いていた一体の蜘蛛童に命中し、苦しげな声と共に、彼らの意識が能力者達へと確実に向かう。
 蜘蛛童は全部で十二体。数としては互角だが厳しい相手だな、と高木・誠(初代人変身出来るにゃんこ・b00744)は目を眇める。
(「まあ、ノルマが一人一匹と思えば、何とか……してみせるさ」)
 一度拳を握った後、誠が己の身体を制御し内なる力を解放する。纏うのは魔狼のオーラ。後退し自己強化に努めようと考える者は誠を含め数名いたが、蜘蛛童との間合いは微妙なところと判断し、何れも後退の選択は捨てていた。
 手助けに招いた安部・留美が射手で力を高めるのを確認し、剛毅は気を引き締めていかせてもらうと意気込む。深く吸うのは大自然の息吹。全身に感じるそれを剛毅が力へと変える間、桐嶋・宗司(深黒晦冥・b25663)は日本刀と長剣を天へ捧げた。
 ――学園にいる蜘蛛童と同じ姿形なのに。
 想いが思わず微かに口から零れる。更なる高みを望む構えが、宗司に力を与えた。
 仕事よ仕事、と言い聞かせつつも、燻る妙な感覚を胸に抱き、戦いに挑むのは洋子だ。前衛故に真正面から敵と向かい合う形になる。万が一にでも敵が林を抜けて先へ向かわぬようにと、洋子はロケット噴射の勢いを乗せた一撃で、先手を打った。後衛から全体を見回す月音・円舞(ミッドナイトカンタービレ・b22702)も、小さな指先を動かしリフレクトコアを旋回させる。
 蜘蛛童が糸を吐き、もしくは直接噛み付くために前進していく。その中でも、能力者達の初手は素早い行動を可能にしていた。単に身軽というだけではない。連携の良さが影響している部分も、少なからずある。
「さてさて、気合入れていきますかー」
 仲間にも届く声は励みになる。神夜・佑貴(死刻消失・b05406)は、戦闘突入と同時に消えてしまった魔狼の力を再び身に宿す。軽く地を蹴り、蜘蛛童へ飛び込んだのは棉貫・遊弥(シトラスイヴァ・b00898)だ。赤茶の髪が闇夜に煌き、彼女へ噛み付こうとした一体を、青龍の力を篭めた拳で殴打する。その後方では、悠歌が透き通るような蟲笛に白燐蟲を這わせた。
 戦いの音は牙を剥いて響き渡る。一陣の風が、戦場を駆け抜けた。

●阻め!
 長い、長い時間に感じられた。
 息継ぐ間も無い猛攻の中、能力者達も、そして蜘蛛童も確実に体力を消耗している。
「奏でるは銀歌の奏律、光となりて宿れ……!」
 悠歌の意志を継ぎ、白燐蟲が剛毅の武器へ淡い輝きを齎す。それに拠り退くのは痛みだ。
 だが、何処を怪我し、何処に痛みがあるのか。それを理解する暇は最早無いに等しい。只管敵を薙ぐ前衛と、それを援護する中衛、そして回復に専念する後衛陣は、幾度も名を呼び合っていた。
 悠歌の叫びが後衛へ届く。前衛の状態異常を知らせるものだ。
 そして、彼女の叫びに真っ先に反応したのは、イリアだった。頭に結わえた赤いリボンを揺らし、祈りを篭める。何度目になるか判らない赦しを乞う舞いは、身を縛る粘着質の糸を振り払う助けとなった。
「絶対に負けられませんわ!」
 イリアの声が木霊する。糸の呪縛を逃れた仲間が、顔は向けずに礼を叫んだ。
 オラオラオラ、と威勢を力に蜘蛛童達を強撃していた剛毅を、膨と爆の牙が交互に襲う。頑丈な体躯も、鋭い噛み付きには耐えられず膝を折った。
 仰臥した彼を庇うべく、海斗が大鎌を振り下ろす。渦巻く闇の力を宿し、仇なす存在を刈り取らんとする一撃が、膨の命を断ち切った。直後、海斗の鎌が蜘蛛童の牙を既のところで防ぐ。
「妄想も脅威になるってこと……教えてあげるよー」
 不敵な笑みは、佑貴が零したものだ。赤に染まった瞳が数体の蜘蛛童を映し、原稿用紙を無数に散らす。鋭利な原稿用紙は、複数の蜘蛛童を切り裂き悲鳴をあげさせた。だが、反動に彼女を襲うのは、技が強力ゆえのもの。
 そして、自らを攻撃した者を放っておくはずもなく、蜘蛛童の一体が佑貴の身を糸で絡め取った。続けて彼女に圧し掛かろうとする爆一体を、炎が包み込む。同じ中衛に立つ誠が、すかさず撃ち出した魔弾だ。重たい息を吐く彼の視界に飛び込んできたのは、二体目の爆。
「神夜! 一度下がっ……!」
 誠の促しは間に合わず、佑貴を押し倒す勢いで爆が喰らいついた。噛み付くその蜘蛛童を撃ったのは、漆黒の弾丸。咄嗟にリヴィが飛ばしたものだ。
「今のうちに!」
 リヴィの言を受け、近くにいた俊哉が崩れた佑貴を支える。意識は辛うじてあった。だが、自力では動けないようで、追撃を受けぬ場所へと運ぶ。
 肌を伝う寒気に、円舞は前を見遣った。倒れた仲間を想う暇は無い。生んだ光は槍と化し、夜空を裂いて飛ぶ。
 敵を包囲できれば。そう考える能力者も少なからず存在した。しかしこの状況での包囲は難しい。
「ここで止まってもらうからな」
 穴の空いた前衛位置へ進み出たのは、中衛の宗司だ。黒い瞳を煌かせ、振るうは紅蓮を纏う斬撃。具現化した妖気の威力を借りるが、奥義も改も冠することのない手は、不運にも直撃は叶わず。
 その時、能力者を避けて先へ進むつもりか、林を迂回しようとする蜘蛛童を俊哉が見つける。
「逃がさないよ」
 不快な点滅を繰り返す弾は、その蜘蛛童を叩く。戦いが始まって以降、疎らにではあるが林へ足を踏み入れる蜘蛛童はいた。それを懸念して持ってきた技だ。怒りに我を忘れた蜘蛛童は、確実に俊哉へと迫る。
(「ったく、何目指してんだか知らないけど」)
 手近の蜘蛛童を叩き、洋子が短く息を吐いた。彼女が零した白は冬の空気に混じって消える。
 遊弥の拳が、青龍の力を宿す。止まるつもりが無く、護るべきものを傷つける存在ならば――倒すだけ。彼女の瞳に宿る闘志は、まるで炎のように揺らめいて。蜘蛛童を殴りつけた勢いのまま辺りを見遣り、遊弥は向けられた幾つもの口に危険を察知する。
「糸くるんよ!」
 白が、視界を覆った。

 粘つく糸は、前衛の動きを阻害するように纏わりつく。すかさず悠歌が仲間達を幻夢のバリアで包み護った。手足を封じる糸から逃れようともがく前衛の横を、蜘蛛童は本来のルート通りに過ぎていく。林を通過して進もうとする蜘蛛童もおり、俊哉が咄嗟に赤い点滅を飛ばした。不快な弾に引き寄せられるように、蜘蛛童の軌道が変更される。
 迫る蜘蛛童を見つめながら、イリアが舞った。戦場に広がる癒しは、しかし一体の動きに間に合わない。防御も侭ならずに俊哉の肩口を一体が噛んだ。沈む灰色の髪を追うように、遊弥が彼を襲った蜘蛛童を、言葉通りぶん殴る。
「……くっ!」
 イリアの舞いを受けて、もしくは自力で絡む白を振り切り、前衛が下がる。否、後方へ駆け寄ったのだ。自分達の傍らをすり抜けた蜘蛛童へと。そのまま蜘蛛童が通り過ぎれば何事も無かったのだが、リヴィは穢れた闇の弾を射出し、円舞は槍を模る一筋の光で、蜘蛛童の行く手を遮っていた。向けられた敵意に黙ることもなく、蜘蛛童たちが二人へ飛びかかる。
「させるか!」
 宗司の影が揺らめく。命を持ったかのように足元から伸び、主の意志を掬うように腕を模した影は、一体の黒を引き裂く。ほぼ同時に、海斗も後衛を護るべく影を伸ばし蜘蛛童の身を抉っていた。だが、宗司と海斗の目に映ったのは、横たわる少女二人の姿。ぐったり四肢を放る姿に、力は無い。
 倒れた仲間は多いが、蜘蛛童の群れも決して無事ではない。数もほぼ互角だ。
「っ……まだ、充たしてないっ」
 海斗の噛み締めた叫びが、吐息となって落ちる。打ち合わせていた撤退のタイミング条件を充たすには、まだ余裕がある。だからこそ、他の能力者達も残った蜘蛛童へ攻撃を続けて。
 イリアは傷が深い仲間を庇うべく、古より土蜘蛛の魂を召喚した。仲間へ施せば、齎されるのは癒し。身に浸透する優しさを受ければ、攻めへ転じるのも難しくは無い。
 戦いの音が止まぬ戦場の片隅。
 灯りの届き難い木々の合間から、一つの温もりがその姿を露わにした。

●その、みちゆきに
 イリアを強襲した蜘蛛童へと、武器を鋭く振るった刹那。洋子は視界に映る人影を見た。月光の加護を受けぬ林の中から出てきた人影を。咄嗟に彼女は叫んだ――人がいる、と。
 伝達を受け、一般人ならば保護しなければと、真っ先に駆け寄ろうとしたのは海斗だ。だが彼の足は反射的に、その想いを裏切るように地を踏み締めて止まる。単に一般人が迷い込んでしまったのなら、彼に限らず無我夢中で庇っていただろう。
 しかし思考よりも先に、身体が相手の風采に反応した。
 揺れる外套。腕を覆う装備は冷たく禍々しさを纏い、そして。
「鬼、面……?」
 確認するような呟きを落としたのは洋子だった。
 だが、面で顔を隠した人物は答えず、悠然とアスファルトを踏み、蜘蛛童へと顔を向ける。
「こいつら、俺のしもべなんだ」
 声柄は少年のようだ。淡々と紡がれる言葉に、能力者達は驚きを隠せず。
「勝手に殺されちゃ、かなわない」
 面越しに視線が能力者達へ移される。
 きっかけを生んだのは、誠の一声だった。
「っ、撤退するぞ!」
 銀に染まった瞳を伏せ、悠歌も彼の言葉に後ずさる。
(「……今のまま戦うとまずいよね」)
 こちらは怪我人も多く、余力も心許ない。新手の、しかも無傷で得体の知れない存在の参入は――もし戦うのであれば――危険を冒すことにもなり得る。それに、このことは学園へ報告しなければならない。確実に。
 困惑と悔しさの色を落とし、能力者達は踵を返した。追撃を懸念し、体力に余裕のある数人が殿を務めて駆け抜ける。一度だけ、最後尾についた能力者が振り返った。しかし、面をつけた人物は、押し黙ったまま彼らを見送るだけで。

 白い呼吸が酷く繰り返される夜、帰還する彼らの背を月明かりが照らしていく。
 そのみちゆきに何を望むのか――全ては、能力者達に託される。


マスター:鏑木凛 紹介ページ
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知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:12人
作成日:2008/02/12
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冒険結果:失敗…
重傷者:土猛・剛毅(ゴースト解体屋・b01617)  イリア・ストラフィール(しろねこしすたぁ・b14704)  楢芝鳥・俊哉(半人前な図書室の主・b20054)  月音・円舞(ミッドナイトカンタービレ・b22702)  リヴィ・フランケン(はぐれ花嫁・b31446) 
死亡者:なし
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