Under the mistletoe〜聖夜の妨害者たち〜


<オープニング>


 銀誓館学園のクリスマスパーティー。
 毎年、様々な趣向を凝らすパーティーが開催され、学園はクリスマス一色に染まります。
 今年は終業式が終わった直後の日曜日がクリスマスイブという事もあり、本当に様々なパーティーが開かれるようです。

 クリスマスパーティーは無礼講。
 たとえ、今まで一度も口を聞いた事が無くても、一緒にパーティーを楽しむ事ができます。
 クリスマスパーティーは、新しい友達を作る為のイベントなのですから。

 気に入ったクリスマスパーティーがあれば、勇気を出して参加してみよう。
 きっと、楽しい思い出が作れますよ。
 
 そして、いつのころからか、生徒たちの間で語り継がれる1つのジンクスがあった。
 銀誓館学園に生える無数の樹木は、様々なオーナメントやイルミネーションで飾られる。その中にまぎれ、たった1つの枝に密かに飾られた、たった1つの宿り木。
 西洋では、宿り木の下でキスをすると幸運と幸せな結婚がもたらされるとか、その枝をかざせば誰にでもキスをすることが赦されるといわれている。
 だが、学園の宿り木は少しニュアンスが異なる。その下で告白をし、キスをかわしあった者たちは、永遠の愛を得ることができる。それが、語り継がれ、信じられているジンクスである。
 だが、それを快く思わない者たちがいる。この日のために肉体を鍛え、知恵を磨き、ある思いのもとに集結する者たち。その思いとは、ただ1つ。
 クリスマスの恋人誕生など許すまじ。

 そのためには、宿り木をどうにかしてしまえば良い。だが、妨害者といえども必ず守らねばならないことがある。
 一、宿り木は、学園敷地に生える別な木の枝に移動させてよい。ただし、破壊、滅失、隠匿は厳禁。
 一、宿り木の下に恋人たちがいるときは、歯噛みしながらでも見守らなくてはならない。邪念・毒電波を送るのは可。
 一、恋人たちの愛の証である、宿り木の実をとってはならない。恋人同士以外には、何の効力もない。
 一、妨害は、イルミネーションが灯るまでし続ければ成功である。時間制限あり。

 これで1組でも妨害に成功すれば、次の年には彼女(彼氏)ができるという裏ジンクスもある。そして恐ろしいことに、4つのうちの1つでも守られない場合、一生彼女(彼氏)ができないというものまでがあるのだ。
 まだ見ぬ未来の彼女(彼氏)に、来年こそは会いたい。ただ純粋に、恋人誕生を妨害したい。
 様々な思いのもとに、君たちは今クリスマスの朝を迎える。

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<リプレイ>

●嫉妬の星の下に集いし者たち
 学園内の木々は、色とりどりのオーナメントとイルミネーションで飾られている。一晩で、クリスマスカラーに染まった学園。その浮かれたお祭りムード一色の空気などものともせず、校舎裏に集う集団。
「……今日が、我々のジハドである。戦え、臆するな、嫉妬の星の下に集いし仲間たちよっ!」
 雄々しい叫びとともに終わった演説に、彼らは高らかな拍手を送る。
「そういえば、ここにいたシンクレアは?」
 指差す彼らの前には、置き去りにされた段ボールだけがある。首をひねる彼らの前に、ひらひらと一枚の紙切れが舞い落ちてくる。それを拾い上げた面々の顔が、驚愕に歪む。
 それは、『彼女と過ごすから、参加できなくなっちゃった。後は頑張ってね』などとのろける、紬からの置き手紙であった。
 イベントしょっぱなから、人がどんどん抜けていく。
 こんなことで大丈夫なのか、嫉妬の星の下に集いし者たちよ。
 そんな彼らの心を落ち着かせるように、演説を終えた杉乃は、咳払いとともに黒いゴミ袋を取り出す。
「この日のために、3年前からため続けた未洗濯のブリーフ。とうとう、日の目を見る時が来た!」
 ガサガサと開けられる袋。それに危険を察したメンバーたちは、素早く風上に移動する。案の定、ぐはっという声とともに彼は、ばたりと倒れる。
「お前の分まで、戦ってくるからな」
 ブリーフ一丁で倒れ臥す杉乃、ことしっと団団長をその場に残し、彼らは素早く散開したのだった。

 とにかく今日彼らは、嫉妬に駆られたにしろ、来年彼女が欲しいにしろ、ただお祭り騒ぎが好きにしろ、参加したからにはカップル妨害にいそしまなくてはならない。
「フェイクの宿り木を造ってきましたが、付けて回りたい方はいらっしゃいますか?」
 袋にごっそりと詰められた偽宿り木。それを手に、ジャスティーンは仲間に呼びかける。
「私も造ってきました」
 ごそごそと龍稀も偽宿り木をとり出す。
 2人が用意したのは、ぱっと見はそれらしく見えるが、よく見れば偽物だとわかるものである。そんなものでも、カップルたちの時間を奪えれば上等である。妨害者たちは2人から偽物を受け取ると、三々五々と散っていく。
 そのころクガネは、数人のメンバーを前にひと演説ぶっていた。
「だから、宿り木は、セイヨウヒイラギなんだよ。僕のダウンジングだったら、すぐに見つけられるよ」
 その言葉に釣られ、数人が彼の後をついてゆく。その前提が、激しく間違っていることを知らずに。
 宿り木はセイヨウヤドリギのことで、セイヨウヒイラギは柊のことである。似ているどころか、見た目も種属も全く違う。
 彼らはダウンジングの導くまま、辿り着いたツリーに飾られた紅い実付きのヒイラギの下で数時間、来るはずもないカップルたちを待つことになるのであった。

●愛の狩人たち
 楽しげに宿り木(偽)の下で、雰囲気ぶちこわし作戦を決行中の数名。その1人である玲樹は、木に血のりをぶちまけ、ハリボテ墓地と蝙蝠のオーナメントでデコレーション。さらに自分は、カボチャパンツ一丁に偽大鎌というスタイル。
 その近くでは夜火が、おどろおどろしいBGMを流しながら、血のりで染まった木に5寸釘で藁人形を打ち付けていく。そんな2人の背後では、嫉妬の文字入り目出し帽を装着し、イカスミを仕込んだパイを投擲姿勢で構えるヤマトの姿までがある。
 そんなこととは露知らず、いちゃつきながら近づいてくるカップルたち。3人の目が、きらりと光る。
「ハッピーハロウィーンっ! 悪魔の宴の始まりだ!」
「俺の呪いを受けてみろ!」
「喰らえっ、呪いのブラックパイっ!」
 そんな彼らの頭に、ガン、ゴン、ガツンという音とともに凄まじい傷みが走り抜ける。銀のお盆の角で、彼らの頭に容赦ない一撃を与えたスチュアートが、にこりと優しげに微笑み、
「さあ、どうぞ」
 とカップルを雰囲気最悪な木の下に促す。
「……出直してきます」
 カップルは、逃げるようにそこから去っていく。彼らの意図するところとは違うが、これも成功といえるのか。
「あ……、あれが宿り木じゃない?」
 再び、宿り木(偽)に近づくカップル。だがそこには、リーゼントに真っ赤な長ランとなぜかトナカイ着ぐるみ姿の2人が。おもむろに古典不良スタイルの春一が、バナナの皮を2人に投げつけはじめる。
「ちょっと、何するのよっ!」
 バナナの皮を被り、怒りに燃えるカップルの目の前に、布を羽織った人影が躍り出る。
「天が呼ぶ! 地が呼ぶ! 我を呼ぶ! 嫉妬の化身、ここにあり!!」
 布を剥いだそこには、つけばねとつけしっぽを付け、際どいビキニを纏う1人の男の姿があった。
 適度に鍛えられた肉体。その体を申し訳程度に覆う、布切れ。はっきり言って、ただの変態でしかない。
 高笑いするビキニ姿の荒神に追い回され、恋人たちは逃げ惑う。
(「俺、輝いてる! 今、超輝いてるよ!! うっ、は、腹が……」)
 こんな寒空では、そうなるのも当たり前である。彼はそのまま、トイレ直行と相成ったのであった。
 再び、宿り木(偽)の下。木に至る手前を埋め尽くす、黄色い物体。
 ぴよぴよぴよぴよぴよぴよ……。
 それらを前に、ニワトリの着ぐるみを着た火輪が座り込んでいた。地面を埋め尽くす、ひよこたちの親のつもりなのだろうか。木の真下には、スコップを手に、額に滲んだ汗を拭う静の姿もある。
「何これ?」
 声が聞こえてきたことで、2人は顔を上げる。大地を埋め尽くすひよこと『花壇立ち入り禁止』の札に、戸惑いを隠せないらしい。
「コケーーーーーッ!! へぶっ」
 カップルにくちばし攻撃を繰り出そうとした火輪の顔面に、ハリセンが炸裂する。
「人の幸せを邪魔しましょうなんて、悪い子にはお仕置きしますデスわよっ!」
 ハリセンを構えたレディが、2人を睨みつける。
「お兄様、お姉様、これは偽物デスのよ」
 その言葉に、恋人たちは礼を言いつつ、去っていく。
 ぴよぴよぴよぴよぴよぴよ……。
 にぎやかな声をバックに、3人は戦闘開始とばかりににらみ合った。
 また別な宿り木(偽)の下。そこでは、何やら寒い会話が繰り広げられていた。
「悪いけど……アナタより彼にマイハート、プレゼントしたいの」
 セリフだけなら可愛らしい。だが、いらだちを抑えきれぬ野太い声(棒読み)、パッツンパッツンのミニスカサンタ服から覗く筋肉質な手足(脱毛済み)、腕には素っ裸のマネキン(男)を抱いている。
「どうして……どうして、そんな男を取るの?」
 カァ子と叫びながら、大人しげな風貌の蝦蛄子が、悔しげにレースのハンカチを噛みしめる。どうやら、源氏名カァ子、中身は正真正銘の男である鴉とれっきとした女性である蝦蛄子は、別れ話がもつれる百合カップルを偽装しているらしい。
 だが、
「取り込み中すみません。……これ偽物だよ。じゃ、お邪魔しました」
 カップルたちは意に介すことなく、宿り木を覗き込んでは、その場を立ち去っていく。
「──っ、もう、やってられるかぁっ!」
 叫びとともに弾け飛ぶサンタ服のボタン。そしてそこでは、2人の激しい口喧嘩の口火がきられたのだった。

 こちらは、宿り木(本物)の下。あたりには、至る所にトラップが仕掛けられている。いろんなモノを仕込んだ落とし穴に金だらい、網等々。トラップ地帯にカップルが侵入したことに、胸を高鳴らせる妨害者たち。
「どいてどいてー」
 野太い声が響き渡る。彼らの視界を走り抜ける、20センチアホ毛付きのミニスカサンタ。スカートの裾から覗くのは、トランクスである。
「きゃー」
 という悲鳴とともに、彼が押していたカートの中身がカップルにぶちまけられる。金モールや綿、オーナメントまみれとなったカップルは、苦笑し合いながらもキスを交わす。
 妨害者たちはたった1人に全てのトラッブを破壊され、彼に悪気がないことを知っているため、どうにもならない悔しさに身を焦がすのだった。
 はたまた、別な枝に移動させられた宿り木(本物)の下。今しも口づけをかわそうとするカップルたちの背後で、にぎやかな演奏が始まる。
 華麗なるハーモニカの旋律。激しいビートを刻むギター。それらが奏でるのは、昔なつかしギャグアニメのテーマソング。しかも、かなり上手い。
「このテーマ、知ってるよ。最終回、主人公たちに、永遠の別れが訪れるんだ」
「でも、私たちには関係ないわね」
「そうさ、2人の愛に最終回は来ないよ」
 重ねられる唇。
「――ちっ。俺の負けだぜ」
 一樹は親指を立て、2人の愛を認める。
「これを君たちに」
 どこからともなく花束を取り出し、圭はさわやかな笑顔とともに彼らに手渡した。また、彼らと似たようなことを考える者もいるもので、
「カップルなんて大嫌いー、カップルなんて大嫌いー……」
 嫉妬と書かれた紙袋を被り、呻くように歌う忠明。さらに聞くに堪えない唄が、それに被さる。凄まじい破壊力を持った唄は、恭平のものである。
 だが、2人の世界に入った恋人たちは、愛の言葉が聞こえなくとも瞳ですべてを語り合えるようだった。恋人たちは、しばし見つめ合い、キスをしては去っていく。
「俺たちって、役に立ってないよな……」
「そうだよな……」
 忠明と恭平は、がっくりと肩を落とした。

 こんな妨害者たち側には、ただ1つの目的を胸にしている者も多い。それは、親友の愛の絆を確かめるというものである。
 別に、俺(私)に黙って……、という感情に駆られているわけで……、もあるかもしれない。
 その中の1人である毬藻は、親友カップルと宿り木の間に立ちはだかっていた。
「覚悟はいいか? 僕はできてる」
「オレたちの邪魔すんな。これやるからさ」
 親友である火零は、彼の顔に1つの本を押し付ける。それは、ボーイズラブなど生温い、本物さん御用達の本である。表紙には、ツナギを着て微笑むいい体の男が印刷されている。
「奇遇だね、僕も持っているんだ。……君に2冊目もあげよう!」
 なぜ2人とも、そんな本を持っているのだろうか?
「もぉうっ、2人とも、いいかげんにしてよぉ」
 更夜が、2人をたしなめる。めっと怒る仕草につられ、思わず謝る毬藻と火零。毬藻はそれで調子を狂わされ、2人の邪魔をする気がそがれる。
「『永久の恋』を……僕はそれを祈る……そして感謝する。ようこそ……『静寂の聖夜』へ」
 そんな祝福の声が聞こえているのかいないのか、恋人たちは2人の世界を築いていく。
 嫉妬しながらも祝福する気持ちが、彼らにないわけではない。ただ、羨ましいし、冷やかしてみたい。そんな気持ちのゆえの行動なのだ。
 親友の恋路を邪魔しつつ、最後には祝福する言葉が、あたりに満ちた。

「……そうして、彼らの間には永遠の絆が結ばれたのだ」
 マイクを手に、双眼鏡で学園内を見渡しながら繰り広げられるナレーション。こんなお祭り騒ぎ、実況しない手はないと、刹莉は密かに燃える。
「なかなか、素敵な趣味ですね」
 背後からかけられた声に、勢いよく振り返る。そこには、カメラを首から提げた弥生がいた。弥生も写真部員として全てを記録しなければという使命感に駆られ、この騒ぎの全てをおさめてきたのだ。
 2人は無言で、手を結び合う。
 ここに1つの、固い女たちの友情が生まれたのであった。

●疑心に憑かれた者たち
(「なんで、宿り木を移動させても、すぐにカップルがくるんだっ!」)
 移動させてもすぐに始まる、愛の告白。下に潜れないような灌木に移動させても、校舎内の植木に結びつけても、すぐに発見される。
 なぜなんだっ! 神は、彼らの味方だというのかっ? 我らを守護する嫉妬の星も、我らを見捨てたというのか?
 彼らの心の中で、そんな疑問が吹き荒れる。
「誰か、あっちに情報流してないよね?」
 あっちとは、いわずと知れた、カップルたちのことである。
 まさか、でも……、などと、集まった面々にざわめきが広がる。だがそうだとすれば、すぐにカップルたちが宿り木に集まるのにも、偽宿り木に引っかかる確率が低いのも、納得がいくのだ。
 集まったメンバーを見回していた洋恵の目が、きらりと光る。
「そこっ!」
 指差したところに立っていた人物のもとへ、周囲の人々が傾れ込む。くろこの使用済み黒板消し攻撃で真っ白になった人物は、みんなの手によって手際よく簀巻きにされる。
「確か、カップルの方にもいたわよね?」
「違う、俺は……いろんなイベントのおいしいとこだけを、楽しみたいだけなんだ!」
「問答、無用っ!」
 その言葉とともに、極太油性マジックで『肉』と一文字、彼が額に巻く紅いバンダナの上に直書きされる。
「他にもいないか?」
「怪しいヤツを見かけたら、簀巻きで放置だ!」
 そんなことを叫ぶ面々の中で、数人の者たちは、びくびくと身を縮こませる。なにしろ、一組妨害すればいいやと、妨害者の妨害に回る者たちが多いのだ。
 さらに、こちらには潜入者なるものまでがいる。それは、親友(カップル側)に宿り木移動情報をメールしている孝雀や妨害者を妨害しつつ情報を流している龍麻のような者たちのことだ。
 彼らは人知れず、額に滲んだ冷や汗を拭ったのだった。

●凱歌を奏でる者たち
『……3、2、1、点灯!』
 そんな放送とともに、あたりにはイルミネーションが灯る。
「お疲れ様でした宮本様。楽しいイベントでしたわ。ぜひ来年も、皆で大騒ぎしたいですわね! あ、そうそう、言い忘れておりました。メリークリスマス!」
 気を失っていたため戦果をあげられず、がっくりと肩を落とす杉乃を励まそうと、蘭寿は熱々のお汁粉缶を彼に渡す。
「はーい、みんな並んでね。これがご褒美の、キスよ」
 ウインクしながらセルヴィアが、木彫りの魚を集まった者たちに渡す。それはセルヴィアの手彫りで、魚のキスを模しているらしい。
 女装して告白し2倍のダメージを受けた者も、恋人の片割れにアタックしたが複数突撃のため信じてもらえなかった者たちも、なんだか切なさ倍増である。
「来年か。そうだな、来年、クリスマスまで待たなくとも、嫉妬イベントが控えているではないか」
 杉乃が燃える。
 あたりに自然に満ちる、しっと団団歌。
「来年か、それも面白そうだな」
 1日妨害のために走り回った疲れなど微塵もなく、左腕に巻いたしっとマスクを外しながら、ジョフロアがクールに微笑む。
 嫉妬の星の下に生まれついた者たちは、裏ジンクスを達成しようとも、胸の奥に燃え盛る炎が消えることはない。この世に、愛し合うバカップルたちがいる限り、彼らはその炎で身を焦がし続ける。
 戦えしっと団。そして、嫉妬の星の下に生まれついた者たちよ。
 ちらちらと舞ってきた雪。そして、幻想的に瞬くイルミネーションの前で、彼らは熱い思いを再び確かめたのだった。


マスター:縞させら 紹介ページ
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楽しい 笑える 泣ける カッコいい 怖すぎ
知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:92人
作成日:2006/12/24
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