野良モーラット捕獲作戦inゲーセン


<オープニング>


 緊張する瞬間だ。クレーンゲームで景品を、運ぶ瞬間というのは!
「よーしよしそのままだぞぉ、そのまま……えっ!」
 だから彼は愕然とした。突然機械があり得ない揺れ方をして、景品がポロリと落ちたのである。
「ノォォオー!」

 燃える瞬間だ。レースゲームで新記録が出そうな瞬間というのは!
「よっしゃいいタイムだ。このままコーナリングで……」
 だから彼は失神した。予告もなく急ブレーキが踏まれ、車が停止したのだ。
「うっ!」

 ときめく瞬間だ。プリントシール機のシャッターが切られる瞬間というのは!
 だから彼女は青ざめた。まだ準備もしていないのにいきなり撮影されてしまったから!
「テメこの野郎!」

 藤崎・志穂(運命予報士・bn0020)が能力者たちを迎えた。
「皆さん、そろったようですね」
 ええと……、と志穂は切り出した。
 舞台は、六階建ての巨大なゲームセンターだ。ビルのすべてがゲーセンだという。
「現在この店はリニューアルオープンしたばかりで、コスプレしたキャンペーンガールや新作ゲームのロケテストなど、大々的にイベントを行っています」
 その華々しい場所に数頭のモーラットが潜り込み、いたずらをして人々を困らせているのだ。
 建物の構造を説明しよう。
 一階はクレーンゲームフロア、ぬいぐるみからフィギュアまで、様々な景品が揃っている。
 二階は大型筐体フロア、体感型のレースゲームやダンスのゲームが充実している。
 三階は通信型のカードゲームを中心としたフロア。なかなかの人気らしい。
 四階はビデオゲームフロア、対戦型の格闘ゲームが豊富だ。
 五階は懐かしゲームフロア、十年以上前のゲームがずらりと集まるマニアの聖地だ。
 そして六階はイベント会場、現在は新作ゲームの発表会などが行われているという。
 キャンペーン期間中なので、そのすべてのフロアにゲームキャラクターに扮したキャンペーンガールがいて案内等をおこなってくれるということだ。
「ここで、野良モーラットが悪戯をしているようなのです。ゲームの邪魔をしたり、キャンペーンガールのスカートをめくったり、という軽いものばかりですが、放置すれば世界結界に悪影響がでるかもしれません。それに、何かの間違いでけが人がでる場合もあります」
 というわけなので、何匹かいるモーラットをすべて捕まえてきてほしい。
「モーラットは、能力者を見つけると寄ってきます。なので見つけるのはそれほど難しくないでしょう。ただ、追いかけると逃げるので、ちょっとした追いかけっこになるかもしれませんね」
 モーラットを回収すれば任務完了だ。
「無事にすべてを捕まえた後は、オープンイベント中のゲームセンターで遊んできてもいいですね。どんなゲームがあるでしょう?」
 志穂の口調はわくわくと軽やかである。もしかしたら彼女もちょっと、興味があるのかもしれない。

 といったわけで野良モーラットをさくっと捕まえ、楽しく一日過ごしてほしい!

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参加者
市川・聡(高校生タオル愛好家・b00102)
周船寺・叶(ライトエンハンサー・b17138)
玉城・杏珠(パティシエール・b38676)
鷹野・綾香(高校生水練忍者・b39929)
御灯・勇騎(小学生魔弾術士・b48250)
在原・とは(発展途上美人・b49304)
南郷・蒼羽(あおいそらのはね・b51577)
桂木・美佐緒(ずんずん調査隊・b53235)



<リプレイ>

●エンター・ザ・ゲーセン
 どりゃあ!
 駅前広場、気合いを入れて、あの男が大登場!
「銀誓館学園アーケードゲーム同好会部長の俺がゲーセンの危機に参上したぜぃ! ゲーセン野郎よ、俺と語ろう!」
 市川・聡(高校生タオル愛好家・b00102)、トレードマークのタオルはためかせ拳かためて、ふと寂しい気持ちに襲われる。
「……つーか、男、俺一人か……」
「おーい! 男いるよ! ここ! オレ!」
 抗議の声がして聡は視線をさげた。御灯・勇騎(小学生魔弾術士・b48250)だ。両手を振ってアピールしている。身長差があって見落としていたらしい。
「おっと! そうだった。すまねぇ」
「ま、オレこれが初依頼だからあんまり頼りにならねえかもだけどな。がんばるんでよろしく頼むぜ」
 なかなか気っ風のいい少年らしい、勇騎はさらりと笑顔になって握手を求めた。
「奇遇ですね。私も初依頼なんです♪」
 聡につづいて、玉城・杏珠(パティシエール・b38676)が勇騎の手を握る。本日杏珠は気合いを入れて、メイド服にて参上。いま、彼女の胸はドキドキとワクワクでいっぱいだ。
 あれがそうですよね、と杏珠は、通りの向こうのビルを見上げる。
「大きなゲームセンターなのです。あそこにモラちゃんたちが紛れ込んでるのですね。お菓子も袋も持ってます、捕まえるの頑張るのです」
「ええ」
 と応じたのは在原・とは(発展途上美人・b49304)だ。
「ついでに、いろいろなゲームが楽しめたら、嬉しいでしてよ」
 どんなゲームが待っているのか、それを考えただけで、とはの期待は膨らむ。
 桂木・美佐緒(ずんずん調査隊・b53235)が、ニマっと顔をほころばす。
「モーラットって風船に似てへん? 尻尾つかみたいわぁ」
 ……モーラットを追う、尾をふん捕まえる、モーラットの目が×(バッテン)になる、キューとか鳴いたりして……想像するだけで幸せになる光景ではないか。
「よっしゃ妄想完了! メンバーもそろったみたいやし、ずんずんと大冒険に行きましょ。ささ鷹野先輩、ずんずんと♪」
「え? ずんずんってなにー?」
 美佐緒に背を押されながら、鷹野・綾香(高校生水練忍者・b39929)は目を丸くしている。
「魂の効果音です」
「それならわたし、モフモフがいいわ」
「ほなモフモフ調査隊、ってことで。綾香のモフモフ調査隊、いきまっせ〜♪」
「なぜわたしの名前が冠されて……あー」
 ずんずんモフモフとメンバーはゲーセンに入っていくのであった。
 
●一階
 透明なケース、その中には、夢や希望やその他なにやらが一杯。か細いアームに一喜一憂、これぞクレーンゲームである。
 アームが景品(箱入りチョコ)を掴んだ。杏珠は緊張の面持ちで、ボタンを押して持ち上げる
「おー、いい感じでしてよ。本当に初めてですか?」
 とはが応援してくれるものの、杏珠は応えている余裕がない。
「は、はい……」
 とクレーンの行方を見守るばかりだ。その間、とはは周囲を監視している。モーラットは能力者に寄ってくる傾向があるという。ならば、そろそろ悪戯をしにきたっておかしくない。
 しかし何事もなく、ついにごとりと景品は穴に吸いこまれた。
「成功でしてよ」
 とはは喜びの声を上げ、杏珠は跳び上がって喜ぶが、果たして、景品が落ちてこない。
「チョコはもらえないのですか?」
 杏珠はきょとんとした。しかし、とははすぐにピンときたようだ。
「からくれないに……いえこの場合、チョコくれないに……」
 と言いながら取り出し口に手を突っ込み、
「モーラットもぐる……とはっ!」
 ぐっ、と引き出す。予想通り! 取り出し口のところにモーラットがもぐって、チョコレートの箱をガジガジとかじっていたのだ。
「モーラットがクレーンゲームの景品みたいな気分です。もふもふし放題でしてよ」
 とはは満面の笑顔でこれを抱き、もふもふと揉んで感触を味わう。
「本当に可愛いのです」 
 ひとしきりもふもふを体験し、杏珠はモーラットを捕獲袋に入れるのだった。
「チョコとぬいぐるみも一緒に入れるから、大人しくしてるですよ」
 呼びかけると袋から、キュー、と返事の声がした。

●階段(1)
 南郷・蒼羽(あおいそらのはね・b51577)は聡と共に、店の階段を昇っていた。
 こういう暗がりこそモーラットが隠れるに、絶好の場所と考えたからだ。
「わたしはこういう所は初めてなので平気ですが、市川さんはゲームをしなくて構いませんの?」
「なぁに、今は任務が優先だぜ」
 と強がってはいるが、内心、(「早く二階行って踊りたい……っ!」)という気持ちに負けそうになっている彼である。
「おっ!」
 ここで二人の歩は止まった。階段の上、ちょうど五階の踊り場から、モーラットがちらりと頭をのぞかせている。
 蒼羽は聡にうなずいてみせると、そっと手を伸ばしてモーラットに呼びかけた。
「おいで」
 灰色の瞳を細め、心からの笑顔を作る。
 イグニッションしていない関係で本日、自分のモーラット(しらは)はお休みだけど、普段から蒼羽はモーラット扱いには熟達している。
 怖がらせちゃいけない。自分が味方だって、教えてあげなくちゃならない。
「だっこしてあげるよ。ね?」
 両腕をひろげる。
 するとモーラットはぴょんと跳び、蒼羽の胸に収まったのである。

●三階
 コートを羽織って、その下はセーターに膝上丈のスカート。足元はローファー、黒いストッキングもぴったりと穿いた。かくて周船寺・叶(ライトエンハンサー・b17138)は、目立たない服装で統一している。
「……うん、わかった」
 叶は携帯で、仲間より連絡を受けた。
「クレーンゲームのところと階段で、一匹ずつモーラットを捕まえたらしいよ」
 と勇騎に告げるが、
「え? なに? 来い来い来い……やった、レアカード!」
 彼は大型筐体のカードゲームに夢中でほとんど聞いていない。聞けば勇騎は、家が厳しくてあまりこういうところにこれなかったという。
「まあ、しょうがないよね。ゲームにはまっちゃうことってあるものだし」
 どうやらここにモーラットはいないようだ。歴史ゲームのキャラに扮したキャンペーンガールの衣装(の過激さ)に内心舌を巻きつつ、
「そろそろ行くよ。ほら、つづきは任務完了してからやればいいでしょ」
 まだ名残惜しそうな顔をする勇騎を、引きずるようにして叶は階段に向かった。

●四階
 ところが。
「今度はボクのターン!」
 次のフロアでゲームにはまってしまったのは叶のほうだった!
 格闘ゲーム! なんとたくさんの戦いがこの世界にはあるのだろう。むくつけき男たち、妖艶なる女たち、あるいはロボットとか、ともかくあらゆるものがバトルしまくっている。
 はじめこそ叶は、
「格闘ゲームって得意じゃないけど、頑張ってみます」
 と控え目に、某有名シリーズの最新作の前に座ったのだが、操作に慣れるやすさまじくエキサイトした! ゲームキャラの動きに同調して右に左に体が揺らしつつ、
「でーい! マルマル拳! マルマル拳! しんっくぅぅうーマルマル拳!」
「なにその『マルマル』ってー!」
 これには勇騎も仰天だ。
 ゲームを見ていてもモーラットは姿を見せないので、彼はキャンペーンガール(これまたすごい露出だ!)の周囲をさりげなくチェックすることにした。小銭を落とした振りをして見回すと……
「あっ!」
 一匹、堂々とキャンペーンガールのスカートの下を覗いているモーラットを発見!
「こらーっ」
 思わず声を上げたのがまずかった。モーラットは泡を食って逃げ出したのである。
「まてまてっ」
 転がったり飛んだり自在のモーラットに対し、ゲーム台の間を縫っていかねばならない勇騎は分が悪い。ところがこのモーラット、着地した台の上からつるりと滑ってしまった。
「アーッ!」
 そこはちょうど、叶の正面だった。CPU戦とはいえ、白熱の勝負をしていた叶は、思いっきり操作ミスして負けてしまう。
「……」
 捕獲。
「モーラットってかわいいなぁ、オレも触っていい?」
 という勇騎に、叶はひょい、と片手でモーラットを渡した。
「え?」
「ムギギギ……もうワンコイン!」
 並んでいる人もいないので、叶はさっさとゲームをコンティニューするのであった。
「あらら」

●五階
「よっしゃ、ずんずん調査隊、ついに五階に到着や!」
「エレベーターで昇っただけでしょ?」
「鷹野先輩、ナイスツッコミ感謝です」
「どういたしまして」
 といった感じで、美佐緒と綾香はレトロゲームに満ちた五階の探索を開始する。
「うちは、モラをおびき寄せるためにゲームにうつつをぬかすんや!」
 実はゲームは、携帯用しかやったことのない美佐緒である。しかしレトロゲームは、そんな彼女にも直感的にわかりそうなものが集まっていた。
「おっ、タイガーなんとかっちゅうヘリコプターのゲームがあるね。これやろ」
 ホントは脱衣マージャンしたいんやけどルールわからへんし……という美佐緒のつぶやきを、聞こえないふりして流す綾香の優しさである。
「いくで必殺十六連射や! ああ、でも高一の鷹野先輩やったら十六連射やろけど、うちは小六やから十二連射になってしまうわけやね?」
「いやそれ年齢の話じゃないから」
 そのとき綾香のスカートが、だしぬけに大きく捲れ上がった。もうね、ぶわっ、と!
「……っ!?」
 だが恐るべし、レトロゲームコーナー! よく見りゃこの階、客は(綾香・美佐緒以外)全員男だというのに、誰一人として彼女のスカートに注目しないのであった! ぴくりとも!
「え、エブリワン・ゲーム・チュウモク・オンリーや!?」
「それ英語のつもりかもしれないけど文法ムチャクチャよ。『注目』て日本語だし」
「このうちかて思わず中身見たのにー! スパッツやったから『ちぇー』って感じやったけど」
「恥ずかしいからあまり大声で繰り返さないの!」
 だって私、元々あんまりスカートはくこと少ないし……と頬を染めながら、綾香はモーラットを探す。このような悪戯、モーラット以外考えられない。直後、
「おった!」
 美佐緒が声を上げた。追いこむで、とモーラット目がけ突進する!

●階段(2)
 蒼羽と聡は最上階に到達している。実はこれが二回目、昇って降りてを繰り返したのである。
「階段はさっきの一匹で終わりのようですね」
 モーラットを入れた鞄を示し、蒼羽が微笑む。
「みてぇだな。他のフロアもたいがい片付いたようだし……」
 と聡が言いかけたそのとき!
「モーラットがそっちに行くわ。捕まえて!」
「追いこむつもりが失敗してもたー!」
 綾香と美佐緒の声! 
 猛然と逃げるモーラットが、階段を一段飛ばしでやってくる!
 聡に蒼羽が呼びかけた。
「力ずくはダメです。興奮しています」
「ああ、もちろんだ」
 あえて聡はモーラットを避けた。蒼羽も同じだ。
 突破するつもりが道を開けられ、六階フロアの扉の前で、面食らってモーラットは足を止めた。そこにすかさず、
「よしよし、ほーら。これを見てみな……」
 聡はタオルの中ほどを手に持ち、ぷらんと垂らしたのである。
 その間に蒼羽が、下からやってくる二人に「しーっ」と沈黙をうながした。
「ゆーらゆら……そして、くるくるだ」
 さすがタオル愛好家、猫の尾のごときタオル裁きである。
 これを見ているうち、モーラットの興奮は収まってきたらしい。吸いこまれるようにタオルの動きを見ている。
「もう落ち着いたね?」
 蒼羽は腕を伸ばし、すっ、とモーラットを抱きとめた。そして
「どうぞ」
 綾香に渡す。
「いいの? わぁ……」
 受け取って綾香は、嬉しそうにモーラットを抱きしめた。
 柔らかい。温かい。モーラットは良い香りがした。
「もうぎゅーって抱きしめて絶対離さないんだから! ぎゅーって!」
「うちは尻尾やで、尻尾〜。あー、癒される……」
 はみでたモーラットの尻尾をいじりつつ、美佐緒も恍惚の表情となるのだ。

●そして、ゲーセン天国
 六階、ゲーム新作発表会の合間、休憩所のテーブルに全員が集まった。
「踊った踊った。一年分くらい踊った気持ちでしてよ」
「とはちゃん、ダンスのゲームがお上手なんですね。目を奪われっぱなしでしたわ」
 二階から、とはと杏珠も上がってきている。二階にはモーラットの姿はなかったようだ。
「つまり、これで全部捕まえたということですね」
 蒼羽が微笑む。勇騎は弾かれたように立ち上がった!
「よーし、モーラットも捕まえたことだしめいっぱい遊ぶぞー!」
 レッツ・プレイ!

 全車一斉にスタート!
 最新機、八人同時プレイの大型レースゲームだ。
「私の実力にひれ伏すのが良いでしてよ!」
 颯爽とコーナリングしてトップに躍り出るのは、とは。
「待てーっ!」
 それを勇騎が追いかけ、さらに聡の車が追いすがる。
「ジュース飲んでてスタートが遅れたが、まだまだこれからだぜぃ!」 
 一方、杏珠と叶は、スタート直後に激突してクラッシュ中。
「うふふ、これ、ぶつかって遊ぶゲームなんですよね?」
「ちがーう! ムギギギ……」
 そんな中、
「これ、難しいですねー」
 と言いながら、蒼羽は着実な走りでさりげなく順位を上げていた。
 美佐緒の車はどこだ? あ、逆走しているぞ!
「単独トップや! うち、単独!」
 しかもそれに気付いてない!
 そしてゴール直前、とは、勇騎、聡の車を、一気に一台が抜き去った!
「アクションとかシューティングとか、実は結構得意なのよね」
 綾香であった! 颯爽とゴールフラッグを受ける。
「さすが鷹野先輩! 優勝はうちやけどね」
 そして美佐緒、まだ気付いてない!

 ダンスゲームは聡の独壇場となる。
「よっしゃ、見てろよ!」
 旋律はユーロビート、腰にクるリズムだ!
 小さい蝶がサムライを探したりする(?)という音楽に乗せ、なんと二人プレイを一人でこなす。そのステップの速さは、もう人間ワザとは思えない。
 仲間は勿論、黒山のように集まったギャラリーから歓声が上がった。

 それぞれに別れても、各人、自分の楽しみ方を見つけているようだ。
 とはと勇騎はシューティングゲームの二人用に興じている。美佐緒はコスプレのお姉さんとじゃれあって、きゃあきゃあと騒いでいた。
 杏珠はクレーンゲームのコツをつかんだらしい。次々とお菓子(棒状のコーン菓子)やぬいぐるみを入手し、蒼羽や叶にアドバイスもしている。
「ほら、重心はこのあたりでしょう? ですから……」
「えーっと……あ、取れそうです……やった!」
 棒状お菓子のセットを入手し、思わず蒼羽は小躍りするのだ。
 しかし叶は、なかなか巧くいかない。
「うう……難しい……」
 恨めしげにケースのなかのぬいぐるみを見る。こんなに近くにあるというのに、とても遠く感じるのはなぜ?(でも、最後には取った)

 かくてゲーセンの一日は、和気藹々と閉じたのだった。
 最後にプリントシール機で撮った集合写真は、この日の記念に取っておこう。


マスター:桂木京介 紹介ページ
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知的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:8人
作成日:2008/12/09
得票数:楽しい27  笑える1 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
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