こんばんは、きみを盗みにきたよ

⇒⇒⇒美術室(「2人のバレンタイン」ピンナップの発注は2/16まで受付中です)

この掲示板に書き込むことはできません。
※この掲示板は招待されているキャラクターだけが発言できます。

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年03月15日 22時
 ──あいしてるよ、エア。どうか朝まで、ここに(泣きそうな、震える声。閉じられてゆく世界の蓋、夜など明けなければいい)


槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年03月15日 22時
 (ゆっくりと体重をかけ、群青の海に沈んで)鼓動が、同じ早さになるのは何故なんだろうな。口にする前の言葉を君が知っているのは、ほんの少しでも、(零れそうな何かを抑えるように首筋に、胸元に、ゆっくりと痕をのこしてゆく)( 未来永劫同じものにはなれなくとも、どうか、魂が繋がっているようにと)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年03月15日 22時
 (紡がれる狂気に、蕩けるような微笑みを浮かべ)(注がれる錆びた甘い唾液を啜って)……誓いを、受け取ってしまうよ、エア。もう逃げたいと言っても、聞いてあげられない──(群青の毛布は夢羊の毛で織った優しい手触り。けれど、檻だ。温もりも優しさも全て、君をとらえておくための檻だ)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年03月15日 20時
 (片手は君に預けたまま、もう片手は君の手からするりと逃し群青の毛布を手繰り寄せる。君の、私の身体にふわりとそれを掛ければ、此処はふたりを閉じこめる、昏く優しい牢獄へと変わる。囁く君の呼吸に、自分の呼吸を併せる、――ふたつの身体が融けあって、ひとつになってゆく、)(錯覚、)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年03月15日 20時
 きみがにくい、きみがほしい、きみを、あいしてる、


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年03月15日 20時
 (君に、壊されてゆく。すこしずつ、すこしずつ、もう、こんなにも。このまま私は、修復不可能なほどに破損するのでしょう。何もかも喪った手で、君だけを強欲に求め続けるのでしょう)

アリア・アマティ(星降・b12345) アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年03月15日 20時
 ……、ろして。(私の手首を拘束する、闇に染まった君の指は罪人を縛る縲絏のよう。首をねじまげ、耳もとにあった君の唇にキスをねだる、君のつめたい唇に自分の乾いた唇を押し当てる、深く執拗に貪る、)(生乾きの君の血を舌で転がし君に注ぐ、)(頭の芯が白く濁ってゆく。理性が、破壊されてゆく)そうして、あなたも、……んで。


槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年03月15日 18時
 (凍り付く冬の夜の窓を閉め、少女のか細い手首を掴んで柔かな寝床の上に押し倒す。月の光を受けてきらきら煌めく銀の髪、ふうわり漂うベルガモットのほろ苦い甘さ。幾度触れて確かめても、自分のものだと満たされることなどなく) ……してしまうよ、エア──(きみだけ聞こえる狂気の言葉を、耳元でそっと囁いて)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年03月15日 18時
 ──できない。離れるときが、俺以外のものに心を奪われるときがきたのなら、(似てるんじゃない、これはきっとそのものだ)(君を喰らい壊し、二度と誰の手にも触れぬよう)(君の愛が永遠のまま止まるよう)(きっと、おれはきみを)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年03月15日 18時
 探しているよ、愛しても愛しても一欠片だけ俺のものではない部分があって、苦しむとわかっているのに幾度もそれを探しては眺めている。その度に、君が心を分け与えた全てを、君を、憎んでいる。世界で一番、誰よりも憎めるのは君だけなんだと思う。他の誰に裏切られても、去られても、永久に道を分かつとも、俺はいつか許すだろう。けれど、君にだけは、


槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年03月15日 18時
 (微笑む君は、狂っているとは思えぬほど清らかに美しく、ただ、すきとおるようで)(ただ望み信ずるもののために命すら捧げる、殉教者の、──否、狂信者の瞳だ)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年03月05日 22時
 ――あなたの過去。築いた絆。どうしても手に届かないものがあることが、悔しい。あなたが笑いながら愛するものものの名前を口にすると、憎しみさえこみあげる。あなたも、そうして私を憎んでいて。ずっと許さないで。「君が愛するものを俺も愛したい」だなんて、もういわないで。聞きたくない。

アリア・アマティ(星降・b12345) アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年03月05日 22時
 (殺意にも似た、私愛、激情、劣情。溢流しそうなそれを、奥歯を噛み、君をきつく抱きしめることで堪える。君が今、何を思っているのか、わかるよ。自分のことのように。きみは私。私はきみ。……同じだからこそ、堪えられる。狂わずにいられる。――違ってしまったその時は、)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年03月05日 22時
 (髪へ、指先へ、唇へ、キスを繰り返す。君の血を差した唇で合間合間に囁きを混ぜ、)――壊したい。ばらばらになった君のひとつひとつを抱きたい、

アリア・アマティ(星降・b12345) アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年03月05日 22時
 あなたが私以外のものを大切に抱えていないか、いつも探してる。奪えるものがまだあるんじゃないかって。どうしたらすべて私のものにできるんだろうって。(カーテンごしに君の背に触れ、探るように左手で撫で、背骨を指で辿り、)(君の髪に、口づける。すべてを吸い尽くそうと揺れる君の宵闇髪)(氷のようにつめたくなってしまった君の指に指を絡める。白く、細く、長く、まっすぐな君の指)(醜い言葉を連ねてなお美しい、君の唇)(どこもかしこも愛しい、私の、)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年03月05日 22時
 (骨の軋む音。しなる身体。走る微かな痛み。首すじに置かれた狂気の感触。――微笑っている自分)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月24日 00時
 (閉じられた瞼に口付ける。きみはきっと、俺が何を考えてるか、知っている)エアが、誰かに笑いかけることも、その瞳に他の誰かを映すことも。一欠片でも君の心を分け与えるものが、俺以外では許せない。全部壊して縛りつけたい、(醜い言葉が溢れて止まらなくなる。公平で正しい、愛情深い人間になりたかった。けれどそんなものはもう幻想でしかなくて)……奪って。奪えば奪うほど、きみは俺に鎖されていくのだから。


槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月24日 00時
 ……っ、は、(血が滲むほど唇を噛んで)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月24日 00時
 (か細い君の身体を、痛むほどきつく抱こう。けれど、抱けども抱けども哀しみで身体が冷えてゆくような気がする。ここに在るきみの温もりが百年後には失われていることが。そのたった百年でさえ、一秒たりとも逃さずに捕えることなど出来はしないということが。絶望的な餓えが魂を食む。抱きしめる腕にさらに力を込める。か細い首。あたたかなきみの、)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月18日 06時
 (滴る言葉にじっと耳を傾け、)……私も、おなじ。どうしてこんなふうになってしまったのか、自分でもよくわからない。あなたの手をとった時は、あなたのいる世界を愛したい、護りたい、ともに歩みたいと願って、――幸せだったのに。今は、あなたが私のためだけに笑って、私のためだけに泣けばいいと思っている。あなたからいろんなものを奪ったけど、それでもまだ、足りなくて。これからも奪うわ、きっと。……ごめんね。(瞳を覗きこまれ、まぶたを閉じた。昏く変わりゆく青を、君に気づかれたくない)(怖い。けれど、君もそうであることに、静かに狂喜している)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月18日 06時
 (カーテンで幾重に包んでも、君の肩はいっこうに暖まる気配がない。部屋に入れ、温かな紅茶を飲ませねば。考えながらも、動けない。私を抱擁する君の腕を手放したくない。寒ければ、君はもっときつくしがみついてくれるに違いない。そう思ったら、なおさら)

アリア・アマティ(星降・b12345) アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月18日 06時
 (君の身体に指をめりこませる。――融けない。こんなにも君に焦がれているのに。こんなにも君は私を受け入れてくれているのに。ひとつになれないなんて、どうして)(未だつめたい、君の唇。貪れば貪るほど餓えはじんわり、満たされてゆく。されど、欲心は一層高まっている。君の身体は、毒を仕込んだ菓子のよう)


槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月15日 21時
 それをしたらお終いだってわかってるんだ。壊れ狂って破綻するって、そうなったら、どうやっても終わりを見て生きるしかなくなるって。君を…君の生きる世界を、愛しているのに。幸せにしたいと願っているのに、どうして、(歪んだ月映す瞳。この青がなくなったら、自分は死ぬのだろうとぼんやり見つめて)いらない。世界の誰も君の傍からいなくなればいい。怖いよ、エア……(カーテンにぽたぽた、墜ちる言葉)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月15日 21時
 (冷えた身体の中、君に直接触れる唇だけが燃えるように熱い)(君の内に溶けてしまいたいと絡み、貪っても、お互いの身体も魂も別々のものでしかなくて)(同じもので出来ていてもひとつにはなれない、永遠に。そのことが、胸を軋ませる)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月14日 23時
 少し前まで、そうはしない、そうならないっていってなかった?――あなたがそういうたびに、バランスなんて保てなくなるくらいにあなたが壊れてしまえばいいと思ってた。倒れてしまったら、全部私のものなのにって。(彼をカーテンでふわりとくるみ、かき抱いて、)もっといって。他のものはいらないって。もっと。

アリア・アマティ(星降・b12345) アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月14日 23時
 (まんまと生け捕った罪人にゆったりと微笑う。彼を捕らう腕は狂気に染まっているけど、夜ならば目立たない)(温もりを与えるように、冷えた彼の唇に唇をそっと押しあてて)(彼の唇から香る、微かな、けれど酷く甘いチョコレートの匂い。彼の纏うAcqua della regina. に絡み、混じり合い、)(せりあがる愛しさ。ぎゅっと目を閉じ、彼の唇を深く貪る。……苦しい)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月14日 22時
 ……出られないように、してくれればいい…。(君の夜着の裾から漂うAcqua della regina.自分と寸分違わぬはずなのに、その肌にあるだけで何故そんなにも甘く馨るのか)エアがご飯を食べさせてくれて、エアが一緒に眠ってくれるなら、ずっとここにいるよ。誰にも邪魔されない、二人だけの閉じた世界に。

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月14日 22時
 (夢うつつの君の瞳がぼんやりと、けれど狂気と情熱に満ちて自分を求めている)(逢いたい、会いたい、あいたい、あいたくて、こんな夜中にやってきてしまう自分と同じくらいに、互いに呼び合っている)(泣きそうに微笑んで、愛しいひとの腕の牢獄にそうっと捕えられて)

アリア・アマティ(星降・b12345) アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月14日 22時
 (夜の匂いをかきわけるようにして届いた、彼の匂い。つめたい空気のしたにある、彼の温もり。ああ、間違いなく彼だ。愛しい愛しい、求めてやまない、)お城でなくて、牢獄かもしれないけども。

アリア・アマティ(星降・b12345) アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月14日 22時
 (夢なのか、現なのか。混乱して、――ううん、どちらでも構わない、逢いたかった。とても逢いたかった。ベッドから身を起こし、ふわふわふわふわ、夢遊病者のような足取りで彼のもとへ)(ひんやりと冷たい彼の手をとり、引っぱり、抱き寄せ、どうぞ、と囁く)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月14日 22時
 こんばんは、エア。いい月夜だな。窓を開けておいてくれてありがとう、おかげで無事に来れた……(咥えていた甘いチョコレートを飲み下し、起こしてごめんなと笑って軽やかに部屋の中に足を踏み入れ…ようとして)君のお城に入っても、いい?


槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月14日 22時
 (カーテンのレースがざわり、生ぬるい風に吹かれて舞い上がる。浮かぶすらり背の高いシルエットは世界でただ一人の名泥棒)(盗みにきたのは、君の、)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月14日 21時
 (覚えのある影。……さっき、夢で見たような気がする)


アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月14日 21時
 (窓から?)(まさか)(さきほどまで身を委ねていた幸福な夢に、神経は麻痺してしまったようだ。不思議なほど、恐怖は感じない)(ふわり、レースのカーテンが風にふくらみ、)(月明かりにシルエットが浮かぶ)

アリア・アマティ(星降・b12345) アリア・アマティ(星降・b12345)  2009年02月14日 21時
 (彼の夢を見ているのだろう、満ちたりた寝顔。硝子を叩く軽やかな音に、眉根を微かに寄せて)ん……、(再度響く、ノックの音)(ゆるゆるとまぶたを開いて)(顔だけを動かし、音の源を探す)


槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月14日 21時
 (その日は、良く晴れた気持ちのいい早春の一日だった。夜空も同じように一点の曇りもなく澄み、キラキラと星の光を湛えている。時計が夜の開幕を示す頃、透けるレースのカーテンの向こうからコンコンとノックの音が聞こえた。ドアからではなく、開け放してあるはずの窓からだ。)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月14日 21時
 ──さて。それでは計画決行といこうか。この日のために入念な準備を重ねてきたんだからな(とあるマンションの前、ニヤリと笑って黒手袋を嵌める背の高い影。やがて影は音もなく建物に忍び寄り、……)

槙野・章(星喰いライオン・b02879) 槙野・章(星喰いライオン・b02879)  2009年02月14日 21時
 澄んだ夜空の星も薬指の星も冴え冴えと輝いて、なんて綺麗なピン…!素晴らしいベストプレイスを下さった大槻絵師様に心から感謝を。俺は今猛烈に浮かれている…!エア、惚れ直してくれるかなあ(*ノノ)