<第1競技:いろいろ競走>
いろいろ競走は、運動会の基本である『足の速さ』を競う競技ですが、小学生、中学生、高校生で競技内容が違います。自分の参加する種目にあわせて最適な戦略を考えていきましょう。
(1)60m玉転がし(小学生部門)
小学校低学年男子: 小学1年〜3年
小学校低学年女子: 小学1年〜3年
小学校高学年男子: 小学4年〜6年
小学校高学年女子: 小学4年〜6年
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低学年は中玉、高学年は大玉を転がしてゴールまで運びます。足の速さとバランス能力が重要です。
(2)80mパン食い競走(中学生部門)
中学男子: 中学1年〜3年
中学女子: 中学1年〜3年
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80mの距離を走り、途中に吊るされているパンをくわえてからゴールしてください。
パンを吊るす高さは、出場者の身長に合わせて調整するので、身長による有利不利はありません。
(3)障害物競走(高校生部門)
高校男子: 高校1年〜3年
高校女子: 高校1年〜3年
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跳び箱やハードルなどの障害を乗り越えていく、200mの障害物競走です。
障害は「麻袋」「ぐるぐるバット」「跳び箱」「ハードル」「タイヤ引き」の5種類です。
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第1障害:麻袋
スタートした後の20m地点に麻袋が用意されています。
この麻袋の中に入って、ジャンプしながら30m進んでください。
足腰の強さが重要で、バランス感覚も必要です。
第2障害:ぐるぐるバット
50m地点にはバットが置かれています。このバットを自分の額につけて右回りに10回転してから、次の障害に向かいます。
ただ走るだけですが、目を回してコースから外れると、ロスタイムになります。
第3障害:跳び箱
100m地点には男子は10段、女子は8段の跳び箱が用意されています。
飛び越えるか、或いは乗り越えて進んでください。
第4障害:ハードル
跳び箱から最終障害の間には50mのハードル区間があります。ハードルを飛び越えながら前に進みましょう。
最終障害:タイヤ引き
150m地点に紐のついたタイヤがあります。このタイヤを引っ張って、ゴールまで残り50mを走り抜けてください。
タイヤ部分がゴールを越えた時点てゴールとなります。
気力と体力が試されます。
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(4)おんぶ徒競争(卒業生部門)
在校生を背中におんぶして100mの徒競争を行います。
足の速さだけでは無く、おんぶした相手との信頼関係も重要になるかもしれません。
競技は、各部門ごとに9名エントリーされる毎にレースが行われます。
どこかの組の参加者が居なくなった場合は、参加者の多い組から補充されます。
なお、各部門の最終レースは、人数の関係で9人以下での競技となる場合があります。
1人1回しか走れませんが、誰でも自由に参加できますので、参加者が多ければそれだけ優勝に近づく事ができるでしょう。
■参加作戦選択解説
(1)がんがんいこうぜ!
全力全開でゴールを目指します。
ノーミスで通過すれば、最高記録を目指すことができますが、失敗するとロスタイムが大きくなります。
一か八かの賭けになるかもしれません。
(2)スマート&スタイリッシュ
スタイリッシュに障害をくぐりぬけて、スマートにゴールします。
がんがんいこうぜ!ほどスピード重視ではありませんが、失敗する確率は少し低くなります。
ロスタイムをうまく避けられれば、確実に上位を狙えるでしょう。
(3)エレガント&ビューティフル
優雅に華麗に美しく障害をクリアする選択です。
スピードは遅くなりますが、ロスタイム率を低くすることで、下位落ちの危険を回避します。
あんぜんだいいち!ほどゆっくりではありませんが、上位陣が誰もミスしなければ、最下位になってしまうかもしれません。
(4)あんぜんだいいち!
急がば回れで、余裕をもってゆっくりと進みます。
優勝は難しいかもしれませんが、一緒に走った相手がミスをしてロスタイムが多くなれば、勝機が見えてくるかもしれません。
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