<謎の超能力研究所について>


 2008年5月、『超能力者の発掘・育成』を目的とした研究所の存在が明らかとなります。
 一見、銀誓館学園と似ているようにも聞こえるこの研究所……しかし、その目的は世界結界の守護ではなく、能力者の私的な悪用でした。
 この研究所に囚われた能力者を救出するべく、小学生ばかりの能力者達は研究所に乗り込み、潜入調査を開始します。

■研究所への潜入

 森の中にある、子供達を集めた施設。
 表向き『不登校児の更正施設』という事になっているこの場所は、その実、『超能力者の発掘・育成』を目的とした研究所でした。
 既に能力者が囚われているというこの施設に、潜入調査が行われる事が決まります。
 ですが、施設が受け入れているのは小学生のみ!
 小学生の能力者達が、孤立無援の調査に赴きます。
運命予報士 柳瀬・莉緒

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  【囚われのエスパーキッド】潜入! 森の中の研究所

■特別室への招待

 施設への潜入を果たした能力者達。
 超能力の実在を信じる大人達が相手では、世界結界の効力も薄い。
 能力者である事を隠し通さなければならないというハンデを負いつつも、彼らは施設の人々から情報を収集し、児童の立ち入りが禁じられた区画が怪しいと目星をつけるに至ります。
 そこに侵入した彼らは、『不登校児の更正』とかけ離れた、不自然な医療設備を目にすることに。

 一方、職員の部屋に忍び込んだ能力者は、職員が『特別室』に行ったという子供の手紙を代筆しているのを発見しました。『特別室』が疑わしいことが明らかとなる中で、能力者達は『特別室』に来るよう言われます……。

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  【囚われのエスパーキッド】調査! 施設の裏の顔

■囚われのエスパー少女

 特別室へと招待された能力者達は、調査の末に捕らえられていた能力者の少女、速坂・めぐると出会います。
 めぐるは、この施設が彼女をはじめとした能力者を捕らえ、そして研究する施設であったと語ります。そして、能力者に目覚めた子供たちは、その力を悪用するために別の場所へ送られたということも。

 能力者達は研究設備を破壊し、施設から脱出します。
速坂・めぐる

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  【囚われのエスパーキッド】救出! 眠れる超能力少女

■追撃!

 めぐるを連れ、施設から脱出した能力者達。
 ですが、彼らの逃避行をよしとしない施設の大人達は、彼らに追っ手をかけます。
 その追っ手とは、研究施設に捕らえられたはずの子供たちだったのです!
 大人達に命じられるままに襲い掛かる彼らをなんとか退け、能力者達はめぐるを連れて銀誓館学園に帰還します。
速坂・めぐる

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  【囚われのエスパーキッド】追撃! 組織の黒い野望

■決戦!

 めぐるを救出したものの、研究施設を作った組織の本拠地には、まだ数十人の能力者の子供たちが捕まっていました。
 能力者達は組織を完全に打倒することを決め、攻撃を仕掛けます。
 施設に施された厳重な警備も、能力者達にとっては障害にすら成りえませんでした。
 研究者達の言いなりになっていた子供達を説得し、能力者達は彼らを銀誓館学園に連れ帰ります。
 こうして、風を操る超能力者『シルフィード』が、新たに銀誓館学園の仲間に加わったのです。
銀誓館学園に入学した速坂・めぐる

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 決戦! 山中の伏魔殿