<御蛹村の事件について>


 2008年3月30日に行われた狂鬼戦争
 激しい戦いを制した銀誓館学園の能力者達でしたが、この戦いで銀誓館学園の保有するメガリスは、『ティンカーベル』を残すのみとなってしまいます。
 能力者達はメガリスの手がかりを追い求め、伝承だけに残る謎の村を目指します。
 彼らを待っていたのは蟲使いの少年と、村に伝わるメガリスが生んだ、巨大昆虫達でした。

■探索、いきなり頓挫


 伝承に残る、巨大蟲が棲むという森の隠れ里。
 最近も、隠れ里に赴いた女性が帰って来なかったという……。
 そこにメガリスがあるのではないか、という運命予報士の言葉に従い、能力者達は伝承に関する実地調査を行います。

 ですが、聞き込みを行った相手を警戒させてしまい、森の調査もはかどらず……能力者達はやむなく銀誓館学園に帰還する事となります。
運命予報士 矢代・美樹

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【the Last Heir】伝承への旅立ち

■伝承の村へ


 前任者の失敗を受け、新たな能力者達が伝承の里を探しに向かいました。
 近隣の村で聞き込みを行い、その手がかりを元に森の奥深く分け入った能力者達は、伝承に伝わる隠れ里を発見します。

 ですが、村に入る直前、能力者達に声がかかります。
「引き返すんだな。御蛹村は呪われている」
 それが、前村長の息子、桐生・アギトとの出会いでした。

 村を訪れた能力者達は、村人達から歓待を受けます。
 ですが、彼らの前に村を訪れ、村長の息子の嫁となった女性……スミレが村長に何事かを耳打ちすると、途端に雰囲気が険悪なものに変わります。
 村長は能力者達に、翌朝一番で村を出て行くよう命令します。
桐生・アギト

 そしてその晩、能力者達を巨大ナメクジが襲いました。
 これがゴーストと異なる存在だと気付いた能力者達は、対応決定のため、御蛹村を離れます。

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【the Last Heir-2】伝承を追って

■黒燐蟲使い

 再び村を訪れた能力者達は、桐生・アギトと接触を図ります。彼が語ったのは、村の悲惨な現状でした。

 御蛹村は、能力者の素質を持つ人達が住む村でした。
 ですが数年前、秘宝『打ち出の小槌』を奪った現在の村長が、アギトの一家を殺害して村に君臨したのです。
桐生・アギト

 アギトは村を解放する機を待っていましたが、さらに厄介な敵……スミレが現れます。
 スミレの正体はリリスであり、無力な老人達を次々と喰らっていたのです。
 襲来した巨大昆虫を能力者達と共に撃退したアギトは、彼らにスミレを討つための協力を求めます。

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【the Last Heir-2】黒燐蟲の棲処

■ 最後の継承者

 アギトと共に、村長とリリス・スミレを相手に回しての決戦に臨む能力者達。
 無数の巨大昆虫、さらに村人達をも盾にした2人を、能力者達は激戦の末に倒しました。
 アギトは奪還したメガリス『打ち出の小槌』を能力者達に譲り、銀誓館学園に合流することを宣言します。

 こうして、能力者達はメガリスと共に新たな仲間『黒燐蟲使い』を得て、銀誓館学園へと帰還を果たしたのです。
黒燐蟲使い 桐生・アギト

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【the Last Heir-2】最後の継承者