≪Combat Band “Ascalon”≫【6月度RPスレ(その1)】さぁ、お前の点数を数えろ(試験勉強)
 レニー・ネイムドは、自らが団長を務める結社の面々が集まる四畳半の部室で試験勉強をしようと提案し皆を集めた。
 折りしも前期中間試験が間近に迫った6月の上旬のことである。
 受験生であるレニー自身は森でも山でも自活出来ると自負しているが、先生方にはその理屈や主張は通用せず、みっちり怒られてしまった彼女は試験勉強の前に片付けをと、まずは片付けを始めてみたりする。
 いわゆる現実逃避中。
 華耶麻・湊やエミル・サージュといった卒業生達は、まったりと冷やかしに顔を出したりテキスト片手に勉強を見てやったり。
 中でもナス・ドゥルジはレニーの勉強を見てやるつもりのようだ。二次関数の基本から。
 中間考査では家庭科は無いというのに家庭科のテキストを開こうとしてエミルに数学だと突っ込まれているレニーを横目に日野・奏は雑巾を絞って気合を入れて机を拭き始める。
「日野は勉強しなくて良いのか?」
「テスト勉強だけはちゃんとしてるし。でも、今はレニーちゃんが心配だし」
 と、レニーの気が散りそうなものを片付ける奏。
 芸術系の大学に通う各務・風姫もやってきて、予想に反して楽ではない大学ライフに自戒したのか在校生に混ざって机に向かっている。
「……現実逃避して歌いだしたくなるなァ」
 そんな呟きを漏らす銀月・紅葉が数学を早々に切り上げて現代文の復習を始めた頃、4人目の卒業生が大量の栄養ドリンクを持って陣中見舞いにやってきた。
「ちゃんと勉強してるかおらぁ〜っ!?」
 もう試験が始まっているが片付けを終えた奏や紅葉は最後まで足掻くつもりのよう。
 それにしても戦いに忙しい銀誓館の能力者達。ナスの言うように勉強に関してはぬるかったような気がしないでもない。
 在学中に勉強は出来たっけ、と思い返す卒業生達は懐かしくもちょっと遠い目になってみたり。
 だがしかし、レニーが思わず人生を語り出してしまったように、無駄なことは一つも無いはずなのだ、多分。
 能力者としての戦いも、学生の本分である勉強も、部活も。
 結果としてはそれぞれ赤点は無く、中間考査を乗り切った面々。
「うん、上出来だな。実に上出来だ」
 それぞれ違う道に進んでも、こうして結社にわいわい集まれるのは様々な意味で『戦友』だからだろうか。
 これからも、彼らは代々こうして続いていくのだろう。
 輝ける未来に思いを馳せ……。
 その前に、さぁ、お前の点数を数えろ!
【マスター候補生:カイ

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