≪Combat Band “Ascalon”≫【1月度RPスレ】初詣にいこう(一年の計は元旦にあり)
 1月の神社は新年のお参りで賑わう。友人知人に恋人や仲間たち。様々な相手と新年のこれからを祈るのだ。
「それじゃあ全員集合、初詣にいくぞー!」
 レニーがAscalonのメンバーに声をかける。今日は皆で結社近くの神社へお参りにきたのだ。
「おーい、年末年始の修羅場抜けたんで合流ー」
 ギリギリセーフ。丁度出発しようとしたところで静音が合流した。特番帰りで参加なのだ。
「オッケー。んー、別に振袖じゃなくてもいいよね。混雑してなきゃいいけど……」
 奏は静音と周囲の服装もチェック。そこそこいるけれど、振袖ばかりというわけでもなさそうだ。
「そーいや着物は今年あんまし見ないわね……私? 私は特番で着てたしパス」
「まあ、着物だと色々めんどいしねー。大きい神社は混んでるし。穴場は道がきついとこ多いし」
「安全・利便をとるか、見栄えをとるか、だね」
 割とシビアな意見も飛び出してくる。風姫の言う理由もあるだろうし、コートを着ている人の方が多い。奏の言うどちらをとるか、周りの服装が結果だろう。
「着付け自体も最近じゃ出来るやつは少ないしな…」
 後ろの方で歩いていたクロの横に突きながらナスも同意する。クロも迷子にならないようにぎゅっと手を繋いできている。
「兄弟……というか、ナスとクロだと親子みたいな感じねー」
「確かに背は割と高ぇし、日本人からすりゃ老けて見えるとは言われっが…流石にクロの年齢の子供がいるっと言われりゃ気にするぞ」
 まだ二十歳前のナスが渋い顔をする。それでもクロの手を離さないのだけれど。
「ナスーは、やさしー、おにーちゃんー……?」
 きょとんとしつつ、しっかり手は繋いだままでとことこ付いていく。
「親子というかあれね。叔父と甥とか、そんなあたり」
「……まだ叔父と姪って方が納得できっかねぇ?」
「しかし、おじちゃーん♪ と呼ばれるには抵抗があるとみるね、ぼくは」
 鋭く紅葉が突っ込みを入れる。確かに年齢的に父親より叔父さんは呼び方的に悲しいものがありそうだ。
「我々でいうとおばさーんだからなぁ……」
 年齢の問題は女性的に大問題。永遠の命題でもある。
「あー、じんじゃさん、みえてきたー…」
「よし、到着だ。それじゃ……まずはお参りをすませてくるか」
 ちらちらと境内の出店を見つつ、誘惑を振り切るレニー。皆もその後に続いてお参りへ。
「銭賽銭……55円じゃないといけないんだったか?」
「……5円とかでも良くなかったか?」
 他にも15円や45円、50円がいいとも言う。
「んじゃま、ゴー」
 各々が自由にお賽銭を入れて願いをかける。それぞれがそれおれの幸いを願う。大切な誰かや、今の平穏を願って。
「さて、お参りも済んだことだ。出店でも回るか!」
 元気よくレニーが出店へと突撃する。それに誰も反対せず、皆が笑顔でその後へと続く。
 寒空の下だが、温かな空気がそこにはある。大切な仲間たちとのひと時はまだまだ続きそうだった。
【マスター候補生:琴月

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