≪com*≫【6月】誕生日会スレッド
 6月6日に誕生日を迎えた結城・優亜(中学生ブロッケン・b56151)は、リボルバー・コルト(高校生真ゾンビハンター・b72932)に誕生日会の招待を受けた。
 指定の教室に到着し扉を開くと、パンッパンッと乾いた破裂音と共に、カラフルな紙テープが目に飛び込んできた。
「ハッピーバースデイ優亜」
「優亜様、誕生日おめでとうございますわね」 
 出迎えたのはコルトと香京院・ドルチェ(狂血の天使・b39667)。飾り付けられた教室にティーパーティーの用意をして、優亜を待ち構えていたのだ。
「はわっ、コルトさんドルチェさんありがとうございます」
 盛大な出迎えを受けて、優亜は2人に礼を述べた。そんな彼女の手を取って、ドルチェが席へと案内する。
「優亜さん、どうぞこちらへ」
 ドルチェはさっと椅子を引いて、優亜を席に着かせた。
「6月は日本では梅雨らしいから、梅ゼリーを使ったケーキを用意したよ」
 用意していたケーキを取り分けて、優亜に差し出すコルト。
 そこへ、ドルチェが3人分の紅茶をティーカップになみなみと注いでいく。ふわりと立つ紅茶の香りが、やさしい気持ちにさせてくれる。
「甘酸っぱくて美味しいですね」 
 早速ケーキを頬張る優亜。プルンとした薄緑色の梅ゼリーは見た目にも涼やかで、もうじきやって来る初夏を思わせる。
 ふと窓の外に目をやると、しとしとと雨が降っている。鮮やかにピンクや青の花を付けた紫陽花が雨に濡れ、ひっそりと咲いていた。 
「6月の誕生花は紫陽花。花言葉は『辛抱強い愛情』だよ」
 紫陽花の控えめなかわいらしさは、寡黙な優亜をどこか彷彿とさせる。
「誕生石は瑪瑙。宝石言葉は『夢の実現』みたいだね優亜の夢が叶う事を願うよ」
 優亜に微笑みかけるコルト。
 重厚に折り重なった美しい縞模様をもつ瑪瑙のように、幾つもの苦境を乗り越えた先で叶う夢は美しい結晶になって輝くのだろう。
「紅茶のおかわりいかがかしら」
 ドルチェは、空になった優亜のティーカップに紅茶を注いだ。
「今日は優亜が主賓なんだから遠慮しないで」
 コルトも、優亜のお皿にケーキやらオードブルやらを盛り付ける。
「お2人ともありがとうございます」
 楽しい時間はあっという間に過ぎていく。優亜のバースデーパーティーは日が落ちるまで続いた。
【マスター候補生:koguma

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