≪町外れの古屋敷≫【RP】夏休み!海へ遊びに行こう♪+風見家へようこそ
●風見宅にて
 謎の矢印付き看板に導かれて、セシリア、華瑠羅、さな、琉紫葵、姫乃、蓮慈の6人は風見宅の玄関に到着し、その大きさに唖然となっていた。
 手ぶらできた事に気後れするさなに、セシリアは手土産の水羊羹を渡して、あえて気軽にドアノッカーを鳴らす。今日の目的は風見宅の物色と皆で楽しく遊ぶこと、遠慮する必要など無い。
「あら、皆いらっしゃい」
 迎えてくれた莱花に促されてリビングに通される6人、執事であるアキシロが入れてくれたお茶を飲んでようやく一息ついて、皆打ち解け始める。
 しかし一息つけない男がいた。そう、自宅訪問の主役たる玲樹である。
「いらしゃーいなのだー!そして皆、海へ行こう!」
 先ほどまで怪しげなDVDや本を片付けようと苦闘していた玲樹は不審な挨拶をしながら、ありえないミスを犯した。瞬時に水着に着替えたナイスバディの主を見逃してしまったのだ。
「ま、まけた……」
 そうつぶやく姫乃の声だけが心に響き、あわてて周りを見回す玲樹だった。

●風見宅玄関にて
 実は風見宅を訪れたグループはもう一つあった。寝坊した由香里を筆頭に、セオドア、興和、智尋、イズミ、彼哉、ミンク、雪羽の7人がようやく玄関に到着した時、屋敷の中から二人の人影が現れた。
「あら、皆様、おはようございます」
 現れたのは、真紅に金ラインのワンピース水着をつけた華瑠羅と、蒼いレースのビキニを身に着けた智尋だった。
「ここから水着でいらっしゃるんですね……」
 彼哉の顔が心持ち赤かったのも無理は無い。華瑠羅の小学生離れしたプロポーションと、頭の上にお団子をつくって違う髪形にした智尋、そんな二人の水着姿と言ったら!
 先に一泳ぎしてくると言う二人と別れ、7人組も風見宅に突入する。もはや遠慮などしている場合ではなかった。

●海にて
「なまこーなまこー♪」
 謎の歌を歌いながらパラソルを立てる芽李と、その世話を焼く為に奔走する舞矢に、暑さに負けて倒れこむ双臥。そんな中、ライムが作った料理の匂いが香り始めて準備は万全。あとはひたすら遊ぶのみだ。
「うみーっ。こーもおよぐの!」
 真っ先に海に入っていく東風、スクール水着と桃色浮き輪の組み合わせが可愛らしい。そして何故か服のまま海に向かう双臥。
「見覚えのある面々がいるわね」
 その声は一泳ぎして海から上がってきた狭霧だ。さまざまなタイプの少女が海に集い、戯れる愛らしい光景は今まさに始まったばかりだった。

●玲樹の部屋にて
 いつの間にかやってきた紅綺は何とか撒いた、彼になついている雪羽ちゃんはアキシロの部屋に誘導した。後は皆が海に行くのを待つだけだ。それにしても、迷子になっている悠斗に合図の狼煙をあげた時に偶然目に入った光景は至福の一言、特に濡れた狭霧さんの姿はなんと言うか。
「いやー、冷房が効いてて良いなー」
「さな君、いつの間にか中へ!?」
 玲樹のピンチもまた始まったばかりなのだった。
【マスター候補生:サカキ

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