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シャルムーンデイのプレゼント『椿花、馨る ――お茶の時間、再び――』


(【花燭】の片隅で、静かにお湯を沸かす音)
(来客の気配に気づくと、そっと顔をあげて)

「一杯、ぬくもりをいかがでしょうか」

(程よいあたたかさのお茶が、差し出される)

アトリエ(「ふたりのシャルムーンデイ」ピンナップの発注は2/28まで受付中です)


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金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年09月11日 01時
 …(トウジュさんの声を聞くうちに、少しずつ、笑顔の割合が増えてきて)…ええ、今は…きっと、そういうための時間、なんです。しっかり泣いて…というのも、変ですけれども…とにかく、次の笑顔に、つなげるのです。……(返された笑顔と、落ちてきた雫に顔をほころばせて)……トウジュさんの涙、嬉し涙は…あたたかい、ですね。


徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年09月09日 22時
 …っ(それを見て自分が泣いているのを悟れば顔を赤くするも涙を拭おうとはせず、キサの涙と綻ぶような笑顔を見つめたまま)…へへへ…キサが泣くさかい…もらい泣きしてしもたで。…俺は涙脆くてあかんけど、キサがくれるのはいつも嬉し涙やさかい、今は泣いててもええよな。(涙を流したままくしゃりと笑顔を返して)


金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年09月09日 13時
 ……(自分の頬に落ちた、自分とは違う熱を持った雫に、そっと手を当てて)……(感情の篭った暖かさを確かに感じ、自然と、顔に浮かぶ表情は笑顔になり)……ふふ。(涙を流しながらも、笑い声をもらして


徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年09月08日 03時
 (震える、しかし確かな肯定の声に、抱きしめる力を強め)…うん、うん……おおきにっ(キサに向って微笑むその顔も、いつの間にか溢れ出した涙で同じ様に濡れて。キサの頬に落ちた雫は、キサのそれと交じり合って流れ落ちる


金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年09月06日 00時
 ……! ……(そのことばには、どうしても、自分のことばで応えないといけないような気がして)……(懸命に涙を拭い、声を震わせぬよう、たった一言だけでいいから、と、耐えようとして)……っ、はい……はい…っ。(涙でぼろぼろになった顔を上げ、霞む視界の中、確かに家族となるその人を見上げて


徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年09月05日 02時
 (呼びかけも、その返答も、直接互いの心に響くから、多くの言葉は必要ないと悟って)……(涙と感情が弾ける度小さくがくがくと震えるキサの背中を擦りながら、その髪に頬を摺り寄せる)……家族になろうな、キサ。


金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年09月04日 01時
 ……(口では、「はい、はい」と返事をしているのだろうが、どれもことばの形になる前に、涙の形を結んでいて)……(歌でも爆発させたことのないような感情の高まりを、その腕の中で、幾重にも響かせる)(それでも、腕ではぎゅっとトウジュさんのことを掴んで、抱きしめて


徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年09月03日 00時
 …っ(目の前でキサの感情が涙と共に心の壁を決壊させていくのを見れば、一瞬心が切なさに強張って)…キサ……泣いてええから…ちゃんと、聞こえてるから…ここに居るから(その心が、体が、今だかつて無い強い感情で壊れてしまわぬように両腕でしっかりと包み込むように抱きしめる


金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年09月02日 23時
 ……(無言でこくり、こくりと頷きながら、肩を震わせ、しゃくりあげて)……あ、あ…う……う…うう……(一声が唇の端から漏れ出せば、次から次へと声は重なって、少しも経たないうち、それは本格的な感情の奔流となり、涙の形で溢れ出す


徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年09月02日 21時
 …(白い頬に流れた涙をそのまま梳くって)…怖いなら…不安なら受け止めて、キサのその気持ちが消えるまで傍に居る……そして喜びと希望なら、それを守り続けていくさかいに……キサの胸にのぼる感情を、俺にも全部分けて欲しいんや。


金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年09月02日 00時
 トウジュ、さんが……不安も、迷いも…それから……喜びも、希望も…全部、受け止めて、くださるのなら。……(その返事を待つよりも前に、肩に触れたぬくもりに感化された一雫が零れて


徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年09月01日 02時
 っ…(大きな目にいっぱいに溜まった涙を見れば、胸をつかまれるような想いに思わず息を呑んで)…うん…うん、無理せんでええ……不安も迷いも俺が受け止める。だから…その涙、零してもええんやで…(両手で肩を抱いたまま、キサの目元に唇で触れて)


金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月31日 00時
 ……大丈夫、ですよ。……(覗き込まれれば、握られた手で阻むこともできず、涙を一杯に溜めて真っ赤になった顔を隠すこともできずに)…(うっかり動かしたら、壊れてしまうような唇を震わせながら)……なんだか、なんだか…色々な気持ちが、湧き上がってきて…それで……。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月29日 21時
 あぁ…そや、家族は一人では作れへんよな。キサが居て…俺が居て、2人で…(キサの声の震えに、自分の言葉を途切れさせて)…キサ、大丈夫か…声が…(また何か辛い事を思い出させたかと不安げな面持ちになり、そっと両肩に手を置いて顔を覗き込む

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月29日 08時
 …いえ。このようなことがないと、考える契機すらなかったのですから。そういう機会をくださったことは、とても有り難く思うのです…。ええ、私は大切にされていた。だから、今日までここにいるのです。そして……トウジュさん一人に…お任せは、できません。私も……一緒に、作らせてください。二人で、作るんです。……(途切れ途切れになりながら、少し震える声で

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月27日 20時
 そして、きしゃうさを拾った人は、その温もりに心の傷を癒されて、今はとても幸せな毎日を送っています…やな。(慌てて首を振って)いやいや、キサが謝ることはないんや。あんまり記憶が無いって言うてるのに、無理に色々考えさそうとしてしもてスマン…。(少し考えた後)記憶になくてもキサの家族はきっとキサを大事に思ってた。そして、キサの家族の記憶は……(手を、そっと包み込むように握り締めて)これから、俺が作る。

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月25日 23時
 きしゃうさは、飛び出た先にいらっしゃった、優しい人に拾われて、とても幸せに暮らしています…って。……戸惑いですか。なんでしょう…その、トウジュさんが仰るのであれば、戸惑いなのかもしれません。何せ、私の中にはその家族の記憶がおぼろげにしかありませんから、よくわからなくて…ごめんなさい、自分のことですのに、わからないを連呼してしまって。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月25日 21時
 うん、色々作ってみて、一緒にあーだこーだ感想を言いあって完成させていこうに!ほな、飛び出てきたきしゃうさをしっかりキャッチ出来た事にも感謝やでっ。いやな、今話してて何となく、キサは家族と自分を繋げる事に戸惑いがあるんかなって…俺と未来の事を話してくれる時とはちょっと違うように思ったんや。…(宵色の瞳に混じる色に気付けば、口篭り

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月24日 01時
 そうですよ、半分こ…ですね。食べることで二人の味覚が上手に交じり合うでしょうしね。…有り難うございます。偶然、ひょこっと飛び出たところが、いいところだったのも、感謝したいですね(笑いかけて)。……? 不安、ですか。……不安、と、呼んでいいものかはわかりかねますけれども、その……ぼんやりとした、よく、わからないものは存在します。きっと、家族の記憶が…少ないから、かな、と。…(視線の中に、疑問や戸惑いの色を乗せて

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月24日 00時
 あ!確かにそうやな。ほな、失敗作も半分こしように。そこから新しい二人の味を見つけていけばええんやもんなっ。……ほな、キサに感謝するで。俺の前にこうして現れてくれたキサに一番感謝せなあかんって思うさかいにな。少しの時間でも家族として一緒に生きてたなら、その家族の欠片はキサの中にあるって、俺は思うで。(そう言ってから、キサの言葉から感じる違和感に近いものの正体を探るように)…キサは…何ちゅーか、自分の家族について、不安を抱いてたりするんかな?…。(ゆっくり視線を戻せば、似たような視線にぶつかって

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月23日 01時
 ! わ、私も食べますよっ。ほら、実際の味がどうだったか、わからないと軌道修正のしようがないじゃないですか…! 不思議ですごくて、なんというか…とても、感謝したくなります。何に、と言われると難しいのですけれども…。……(へえ、と話を聞いて)…たとえそれが短い間であったとしても、でしょうか? そうだとしたら…ある意味、私の中には、私の家族の面影があることになるのでしょうか。…(トウジュさんとお兄様が好きだったものか、と、片隅で考えながら)……。……(互いに外した視線を、今度は探るよう、こちらがちょっとだけ視線を戻して

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月22日 23時
 もし失敗しても俺が全部平らげるさかい、がんがん挑戦していこう!キサが生まれた時、か…俺はまだ世界の形も知らんと、こない遠くに大切な人が出来るなんて考えてもいーひんたやろな…確かに、不思議で凄いわ。(キサの疑問に一度腕を拱いて)んー…例えばな、音楽家の子供は音楽家やったりするやろ?そら好みが全然違う親子もいるやろうけど、生活を同じくしてると好きな味や音は似てくる可能性が高いと思うんや。例えば顔は全然似て無くても、俺と兄貴は同じものが好きやったりしたしな。…Σぅあ、すまん!ちょっとキサの家族を想像するんに夢中で…;(視線を外されれば、はっとなって自分も視線を逸らし

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月21日 01時
 (そうなのか、と、頭の中にメモをしながら)…そのためにも、色々挑戦してみましょう、新しいお料理に。……思うのですよ。私がこの世界に生まれたとき、トウジュさんは遠い場所で、何をなさっていたのだろうって。そうこうするうちに、旅人と旅人の道が交わって…今、こうなっている。純粋に、すごいな、って。…家族の趣味思考は似通うのでしょうか? 外見の方は確かに似通いましょうが……あ、あの、その……(まじまじと覗き込まれれば、視線をはずして

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月21日 00時
 でも、塩味が濃いのも結構好きやで。二人の好みの味にしていこうにっ。…ホンマにな。こんな広い世界で、ましてや旅人なら何処に向かってもおかしくなかったのに、こうして今同じ道を歩いてる。それってすごい事やしな。ほれ、さっきお母さんも歌を良く歌ってたって言うてたし、そう言うのが血の繋がりなんと違うかなって。それに…(キサの顔を見て)…やっぱ、お父さんよりもお母さんを想像しやすくてな。もしくはお父さんもキサみたいに中性的なんやろか…(じいい(ついまじまじと

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月20日 00時
 ええ。それにホトケさんよりも、トウジュさんの方が、きっと私のことをよく知っているでしょうから…ね。そういう意味でも。そしてそうでしたっ。私の料理の味も…あまり塩っぽくなりすぎないように、と。……そういえば、そうですよね。トウジュさんも…故郷を出た者同士、でも、こうして巡り合ったことが不思議でなりません。それこそ、私たちが出会えたことは、奇跡のようなものなのでしょうから。……私も、そうあればいいなと思います。しかし、似ているのでしょうか…?(純粋な興味から、そう思いますか? と問いかけて

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月19日 21時
 おう、任せてくれ!仏さん程万能や無いけど、いつでも世界で誰よりキサの味方になって手助けするさかいになっ!キサの料理の味もしっかりミックスやで。それこそ俺らの味やさかいに。(キサの微笑みに、ほっとしたような笑みを返して)三歳じゃ覚えてなくて当然やよな。俺も、故郷を飛び出してからの正確な道筋なんて覚えてへんし。…でも話を聞いてると、キサとお母さんは似てるんと違うかなって思うんや。だから、いつかキサが向うところが、お母さんの居場所と重なる…そんな気がするで。


金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月18日 23時
 ふむふむ…(はっ、と顔を上げて)そうですね、トウジュさんにご相談させていただきます。だって、トウジュさんがいらっしゃれば、百人力だってわかってますからっ。じゃがいもとお肉と、トウジュさんのお料理の味で、私の料理の味ができるのですね。とても美味しそうで…。……(大丈夫ですよ、と、微笑んで)記憶に間違いがなければ、三歳の頃であったと。そんな歳では、世界は自分の過ごしていた場所しかわからなくて…私を拾ってくださった冒険商人さんと一緒に、どこを放浪していたのかも、ある時期まではほとんどわかりませんでした。……。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月18日 23時
 俺の故郷では、困った時は「神様仏様ッ」ちゅーて助けを乞うんが定番やでな。キサの事もきっと助けてくれはるハズや。…でも、俺が力になれることなら仏さんより前に話してくれてもええねんで?ほな俺の作る料理の味を覚えてもろて、双方のええトコ取りやなっ。うん、じゃが芋は大事や、あと肉も重要!(改めて眉を顰めて後悔し)そ、それは申し訳ない事を聞いてしもたな…すまんで。その時、幾つくらいやったんや?


金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月18日 00時
 ホトケさんは、神様…そうなのですね。また一つ、いいことを覚えました。何かあったときは、今度から、ホトケさんにもお願いしてみますね。…なんだか照れてしまう報告ですね。でも、それも真実ですからっ。ふふ、染め上げてしまいますよ。でも、トウジュさんの味付けにも影響されてますから、ね。じゃがいもは大事なのですよ。……(少しの間、目を瞑りながら)……ごめんなさい。驚くくらい、そのあたりの心当たりが無くて。あの頃は…私のことで手一杯だったことも、あったと思うのですけれども。物心がきちんとついていなかった、ということも…多分。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月18日 00時
 仏さんは、所謂神さんの事や。多感な時期には神頼みっちゅー事で、身長が伸びるよう願掛けに行ったもんやわ。キサが一緒に謝りに行ってくれるなら100人力やで!むしろ、こない素敵な出会いをした事を報告したいわ。(少々しまったと思いつつも、今度は躊躇わず)…お母さんの居場所に心当たりとか、ないんか?例えば身を寄せそうなとことか。うん、俺の舌がいつかキサの作る味に染まる日が楽しみや。勿論名物はじゃがいも、やな。(にっと笑い)

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月17日 23時
 きっと、そうなのだと思いますよ。…ホトケさん、というのがどなただかはわからないのですが、きっと許して下さいますよ。もし許してもらえなかったら、私からも、許してくださいって謝りに行きますから。(目の前の笑顔に、この距離だな、と安堵して)……ええ、いつか。いつかそんな日が来たら、って思います。そのためにも、まずは、母を探さないと。それ以上に…サザナキ家の味も、作らないといけませんね。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月17日 23時
 あ、そうか!180cmとなると、並んで歩いてる時かてキサの顔が遠くなってまうよな。…キサと釣り合う為に、仏さんがこの背丈にしてくれはったんかな。それなら今まで散々背が低いことへの恨み事を言うたんを謝らんと。(額で繋がったキサの顔に、へへへと笑いかけて)そうか…ほないつか、もう一度食べて確認せんとな。そしてその時は、キサの作るサザナキ家の味もお母さんに披露しように。

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月17日 22時
 (良かった、と、おでここつんに笑顔になる)180センチ以上、ですか。それはとても背が高い…あ、でも、トウジュさんがそんなに背が高かったら、私は困っていたかもしれません。現に、こういう距離を取るのも難しかったかも…しれませんし、ね。……残念ながら、母のスープの味は、具体的には覚えていません。けれども、美味しかった、と記憶しているのです。歌は…ええ、母から受け継いだのかもしれませんね。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月17日 01時
 うん、それこそ…家族やからって信じたいわ。ううん、嬉しい言葉やったで。(キサの頭に自分の頭をこつんと触れさせて)母さんは女としては高い方やったけど、兄貴はそれどころじゃなくデカかったわ。180以上あったしな。うう、ちょっと寄越せって言いたくなるでっ(キサの表情の変化を見守り、言葉が紡がれ始めればどこかほっとしたように聞き入る)へぇ、キサのお母さんも歌が好きやったんやな。そしてもしかしてキサの作るスープって、そのお袋さんの味なんか?

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月16日 01時
 ……きっと。きっと、いつかはそうなれますよ。時間が解決する、導いてくれるものもありますから。…(撫でられて)……こちらこそ、わかったような口を利いて、すみません。そして…有り難うございます。(そしてサザナキ家の身長事情に、そうなのか、と目を丸くして)では、お母様が殊更背の高い方であった…という、わけでもないのでしょうか。どうなのでしょう。……(質問に、そうですね、と少し考えて)(思い出すよう、視線を上へと)……全く覚えていない、わけではありません。少なくとも母に関しては、おぼろげながら覚えていますよ。よく、歌を聞かせてもらったことや、スープが美味しかったことや…。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月15日 22時
 …俺とキサの関係が変化して、今ここに辿り着いたみたいに、やな。何時になるか判らんけど故郷に帰った時は、小さい頃みたいに笑い合いたいもんや。(ふっと一度天井を仰ぎ見て、深呼吸ひとつ)ううん、キサのその気持ちが嬉しいで。おおきにな。(キサの頭をくしゃりと撫でる)あ、いや、兄貴は……背が高いけど、親父はかなり背が低くてな、俺のこの背丈は確実に親父の血やわ、たはは。…キサは家族の顔は全く覚えてへんのかな?(返答を微妙にずらしつつ、逆に思い切って聞いてみる)

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月14日 23時
 なるほど…なるほど。…時間や距離や、関係や、そういったもので変わっていくものも、あるのだと思うのです。……その亀裂が、直ればいいな、って思うのは、勝手な感情でしょうか。トウジュさんのご家庭のことに、私が口や手を出せるわけではないですが、ね。……へえ、トウジュさんはお母様似なのですね。そして精悍、もとい骨太なお兄様…は、それではお父様似で?

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月14日 22時
 (こくりと素直に頷いて)…うん、俺も今話してて、心がめっちゃ暖かかった。正直な、故郷を旅立った頃は兄貴とは亀裂が入ったような状態やった。って、まぁ、俺が勝手に拗ねてただけやけど。けど今こうして大切な人が出来た所為かな…改めて家族の大切さを思うようになったんや。こうして笑い話として話せるんも、キサのお蔭やで。…ん?俺の兄貴は精悍っちゅーか、骨太な感じや。あと、俺は良く母さんに似てるって言われたなぁ。(自分の顎を擦りながら)

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月13日 23時
 (話の展開に、思わずくすくすと笑い出してしまって)なるほど、そんなことが…! 気まずいというか、でも笑ってしまうというか。とても素敵な思い出ですね…! ……あ、いえ、顔にはなにもついていないのです。ただ、トウジュさんのお母様や、お兄様の話というのは、家族の話は面白くて…暖かいな、って。特にお兄様についてばかりのトウジュさんなんて、そのお兄様を存じ上げないせいもありましょうけれども、想像ができないな、って。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月13日 22時
 うん、俺はまだ小さかったさかい、その頃は兄貴にくっついでばかりやってん。(首を傾げたキサにしたり顔を近付けて)俺と兄貴が並んだ、そのずーっと前に、母さんが既に並んでたんや!もう俺と兄貴はぽかーんて感じで、見つかった母さんも真っ赤になって…ははは!(話は思い出し笑いに変わり、暫くするとふとキサの様子に気付く)あー、あれは可笑しかった!…っと、ん?俺の顔に何かついとった?

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月12日 23時
 私だって、きっと同じようにしますもの。悪いことをしたな、って思ったら。…お兄様と、ですか? …うーん、大人気のお饅頭の行列、なのですよね。ええっと…(考えながらも、ちらちらと表情を伺って、トウジュさんの故郷に想いを馳せ

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月12日 19時
 お、流石にキサは鋭いなぁ!うん、子供心に悪いことしたなって思って、それで兄貴に相談して、その和菓子を一緒に買いに行ったんや。で行列に並んでたら……何があったと思う?(キサの視線が自分の笑顔に対して特別な興味を持ってこちらを見ているとは思わず、そのままの笑顔でキサに問いかけて)

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月11日 23時
 はいっ。……(にこにこしながら、話に耳を傾けて)……へえ、そのようなことがあったのですか。トウジュさんはお母様に、何か埋め合わせるようなこと、なさったのでしょうか? ほら、食べ物の恨みは怖いっていうじゃないですか…(笑う顔がいつもと違うことに気づき、その表情をそっと、気にならないようじっと見つめて

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月11日 02時
 (キサの言葉に少し考えて)…ほな、もう少しだけ思い出話に付き合ってくれるか。(そう決めると、煎餅を指でくるくる遊ばせながら、途切れた言葉を再度繋げて)俺が母さんの饅頭を食べてしもたら、それが評判の店の一品やったらしくて涙目になってしもて「美味しかった?美味しかった?」って何度も何度もうらめしそうに聞いてくるんや。もう、しつこいのなんの…(話しながら、その時の母の顔を思い出し、笑う顔はどこかいつも以上に柔らかで)

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月10日 01時
 (その指摘に、私はそんなにお腹を空かせていたように見えていたのか、と、少々恥ずかしくなって)…(半ば、そのことを隠す意地のよう)…大丈夫ですっ。お腹と背中がくっついたりは、いたしませんもの。でも、トウジュさんが話したかったらで、かまいませんよ? …私のわがままのようなもの、ですから。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月09日 02時
 あっ、そ、それはその…(親の話はキサにとって辛いものではないか、その危惧も口に出すのは憚られ)…や、話が長うなってキサの腹と背中がくっついてしもたらあかんで中断しただけや。キサが聞きたいって言うてくれるなら話すけど……ええか?(努めて明るく、しかし最後は紫の瞳に小さな不安を宿して)

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月09日 00時
 い、いえ。……(自分のせいで会話が止まってしまったな、と自覚して)……その。…トウジュさんのお母様の話を、止めてしまったな、と思いまして。……良ければ、もう少し聞きたかったのですけれども。…(ふと、トウジュさんの経歴を思い出して)…その、トウジュさんが、つらくなければ。

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月08日 22時
 (キサの彷徨う視線に、煎餅を揺らす手を止めて)… ど、どないしたん?食べてもええんやで?(最後に目が会えば、何故か後ろめたいような気分になりつつ、恐る恐る訊ねる

金鎖の烏・キサ(c01950)
金鎖の烏・キサ(c01950)  2012年08月08日 00時
 へえ、それはそれは大変な……? …(途中で止まってしまった話に、どうしたのだろう、と首をかしげて)……(雪の結晶のようだということばに頷き、煎餅を口元で揺らされるも、微妙に気になり、かつ自分が何か会話をさえぎる原因を作ったのかと、視線があちらへいったりこちらへいったり…最終的に、トウジュさんの元へと戻って

徒花の藤・トウジュ(c14333)
徒花の藤・トウジュ(c14333)  2012年08月06日 01時
 うむ、甘いもんが好きでなー。母さんがとっといた饅頭を知らんと食べてしもた時なんか……(はっとした顔になり)あ、いや…ええと…(少しだけ知るキサの出自を思い出して、慌てて言葉を濁し)う、うん、まるで雪の結晶みたいやんな。(勿論や、とこくりと頷いて)ほな、あーん?(そのまま口元で煎餅を揺らして促す

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