NPC(マスターの使用するキャラクター) |
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暗夜の霊査士・ジナイーダ(a90388)
誰も不倖せである必要はない……そうでしょう?
細巻の葉巻をくゆらせ、夜更けの酒場で言を紡ぐ霊査士。淡く蜜を差す白金の髪は緩やかに波打ち、透いた黒玉の瞳は暗夜の空を思わせる。恵み薄い土地に生まれ、業が深い官吏の務めに染まるに従い、物事全てを割り切る悪癖がしみついた、冷めた女。
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猟兵・ニノ(a90390)
ううん、平気。それがわたしの望んだことだから。
まどろみに揺蕩う森の奥、人ひとり訪れることのない清閑な里に育ち、形ばかりの衛兵役に就いていた。来もしない敵の姿を求める日々に、いつしか『生きる意義』に疑問を抱く己に気づいて、突き動かされるように冒険者になった。見栄っ張りで背伸びがち、勝ち気に見えて臆病者。ひとひらの勇気を胸に秘め、今日は昨日よりも、一歩前へ。■趣味はハーモニカ。
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葬蝶・サリサ(a90401)
旅にでようと思うのです。とてもさびしい、旅に。
雪深い貧しい農村に生まれた。実り悪ければ、冬を越せぬ者がでるような、そんな村だった。ある冬、二百の村人が死んだ。娘は二百の墓標を立て、そして二百と一つ目の墓を掘ったあと、残された者を救うために冒険者になった。いつの日か、自身が最後の墓に葬られるそのときまで、終わりのない葬送は続く。
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