●クエストシナリオ 受注終了。
●ショートストーリー 終わってました。
●依頼近況 最終シナリオ『幻想曲 −Sculussstrich』のリプレイを公開。 遅刻してしまい申し訳ありませんでした。 (以下、ニキータによる後日談) 十年後:『いやぁ、寒かった寒かった。でも相変わらず小雪の花は綺麗だったなぁ。村人達の手料理も美味しかったし、また機会があったら行こっと。 あの花畑はある小さな女の子が愛していた場所だった。大切な人を喪ってから、少女はより花を愛するようになった。周りが見えなくなるくらいに……ね。 だから、自分の気持ちを表せなくなってしまっていたんだ。故に彼女の思い切った行動は誰もが理解出来なくて当然だった。けれどそれは誰よりも何よりも切実だった。きっと分かり合える日が来ると思っていた。然し……ある致命的なミスにより、彼女は帰らぬ人となってしまった。手の平に小雪が降って融けたように、あまりにも儚すぎた。 ……あの光景は君の望みが実を結んだんだと、僕は勝手に思い込んでいる。もしそうでないとしたら、あの花達が二度と芽吹くことなどないのだろうから』
百年後:『あぁぁもう……フラウウインド大陸にもっと人の手が入るようになったら、その時にあの木から木材を貰うことにするよ。まあいいや、何はともあれ新発見が三種あるだけで十分さ。 まず最初に「フラウキャット」。身長より長い尻尾を持つ猫で特筆すべきはその跳躍力。高い木の枝に一気に跳ぶだけでなく木々を跳んで移動することも出来るみたいだね。そのようにさせたのは恐らく、あの猫たちの好物が主に木の実だからではないか、と言われているね。 次は「フェアリーリング」。仮称だったけど正式名称になったんだ。どうもあのドーナツのようなきのこは、その穴の中に秘密が隠されているようだね。判明した事は、あの中に虫の羽を持つ小さな人の姿をした生き物が住んでいることがあるらしい。どちらもまだまだ謎が多いみたいだね。 最後に「奏楽獣」かな。いやあ、そんな紛らわしい生き物がいるなんて思わなかったよ。彼らの角から鳴る笛のような音色だけど、あの音色の美しさで種の優劣が決まるらしいね。また彼らの角は楽器になるんだけど、生きている間に角を取ることを禁ずると法令で定められたようだね』
千年後:『探訪の旅というのはやはり楽しさと期待で胸が躍るねえ。旧知の知人がどこで何をやっているか……話を聞いて実際に巡って、その過程で時の流れにより変化したものを見つけるのもまた格別さ。それこそ「世界は無限のページを持つ面白い物語だ」って奴だよ。君はこの千年の間にどれだけ、ページをめくることが出来たかな? それにしてもやっぱり僕には霊査士よりも旅芸人が性に合っているかもね。あちこちの人里を僕の音楽で満たして多くの聴衆心を掴むのもなかなか良いものさ。でも、僕の演奏を聞きたくて遠方から遥々と来てくれた、というのもまた素晴らしいことなんだけどね。唯、それはかなり希少なケースなんだけど……ね。 さて、と? 今度は僕が訪ねられる番かもしれないから、彼らに備えてヴァイオリンもアルピコルドも丁寧に手入れしておこう』
数万年後:『苦しい戦いになるし、ドラゴンと初めて戦う冒険者が多くなることは予想できていたけどね。それでももう少し、有効な行動を見出すことは出来た筈だよ〜……。まあ、今回のような戦いは今回こそ最後になってしまうのだろうねぇ。あぁ、あの頃が懐かしくて涙が出そうだよ。 それにしても結局、彼は何を思ってあのようなことをしでかしたのか、僕には理解できなかった。希望という言葉を信じきれないが為だとするにはあまりにも動機が浅い。惜しいことだけど彼の遺恨は、希望のグリモアの誕生の歴史に掻き消えてしまうのだろうね。彼をもっと知ることが出来ていれば、彼のような哀れなキマイラが再び現れる可能性が潰えただろうに』
●NPC ……永き曲を独り紡ぐ霊査士 辛いからとは言え何時までも腐っているわけにもいかない。 故に少しは真面目に生きようと自覚した。 何万年経っても音楽ばかりに打ち込んできたから、老いる気配は全くなし。
……飆一文字 疎に生きれば粗に終わるのは確実。 せめて少しは喋らなければならない。 生命の書は使わなかったらしい。ホワイトガーデンで迷子のエンジェルを助けようとした際、保護には成功するものの事故で光の海に落下する。享年34歳。 数万年後の時代に現れたのは……?
※入団条件 ・必ず手紙を送りその趣旨を伝える事 ・アクティブに活動されている事
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