玻璃の城、ふたたび



<オープニング>


 あのときの夢を、見た。

『カンテラを棄てろ、頭上(うえ)だ!』
『その戦闘本能には……敬意すら覚えるよ』
『たとえ貴様に及ばずとも、この俺の矜持にかけてその左腕……もらい受ける!』

『――撤退だ!』

 戦術魔法士・レイオット(a19271)は飛び起きた。
 叫んでいたのは過去の自分だろうか、それとも。
 ここは玻璃の窟(いわや)ではない、自室だ。窓より夜明け前の薄明りがさしていた。
 レイオットはベッドを降りて水差しを探した。

 硝子(がらす)の騎士たちとの戦いは完敗に終わった。うち一体の左腕を砕いたものの撃破にはいたらず、目的とする「瑠璃の杯(るりのさかずき)」には近づくことすらできなかった。そのうえ、仲間には四人もの重傷者をだしたのだ。逃げながら浴びた風の冷たさを、レイオットは忘れることができない。
 アッ、と声がもれた。
 水差しをとろうとする腕がすべって、床に落としてしまったのだ。音をたてて水差しが砕ける。硝子の破片が水とともに四散する。
 だがその破片を集めるレイオットの目には生気があった。強い意志の力が。
『命があるんだから、また挑戦すればいいさ』
 仲間の一人、この身と心を総て君に捧げよう・ニオス(a04450)が、たしかそういったはずだ。
 レイオットは思う。
 そのときがきたのだ。
 日が昇ったら、仲間たちを集めに行こう。

 早朝なのに空気が暖かい。春なのだ。
「我ながら酔狂だよな……」
 レイオットはポケットに手を入れながら歩き、やや自嘲気味につぶやく。
 ようやく暖かくなってきたのに、またあの厳寒のなかへ入ろうとする自分……だがレイオットは、そんな自分が嫌いではない。
 前回の戦闘で敵の力量はわかった。騎士のひとりの片腕を砕き戦力も削(そ)いだ。だが力量を知られているのはこちらも同じこと、それに、かなり暴れたので戦場のコンディションは悪化している。玻璃でできた床や壁は相当崩れやすくなっていることだろう。状況が好転しているとはとてもいえないのだ。前回到達できなかった玻璃の城まで踏みこんで戦うほうが有利だろうか、それとも…… 
 レイオットの思考はここで中断する。
 角を曲がったところで見慣れた顔、蒼翠弓・ハジ(a26881)に出会ったからだ。
「おはようございます」
 ハジは丁寧にいって、ふっと笑った。つぎにハジが口にしたのは、レイオットが考えていたのとまったく同じことだった。
「どうやら酔狂なのは、俺だけではなかったようですね?」

マスターからのコメントを見る

参加者
君の幸せの為に愛を謳うよ・ニオス(a04450)
桐一葉・ルカ(a05427)
皆無・イーヴ(a14619)
断罪の剣・カズキ(a19185)
生屍・レイオット(a19271)
蒼翠弓・ハジ(a26881)
春告げの櫻姫・カヅキ(a31571)
蒼の誓剣・セレネ(a35779)


<リプレイ>

●窟(いわや)は変わらぬ、冒険者は変わる
「ほとんどなにも、変わってないな」
 戦術魔法士・レイオット(a19271)は冷たい空気を頬にうけつついう。天然の硝子に覆われた洞窟。ひやりとした質感が、いやがうえにも気持ちを引き締める。レイオットのつぶやきには苦いものがあった。
「あのとき、ほかに方法がなかったのか、ほかに行動できることがあったんじゃないか……そんなことばかり考え、最近は夢見まで悪くなる始末だ」
「うん、僕もここには、すごく心残りがあった」
 仰望清夜・イーヴ(a14619)が同意する。イーヴは前回同様、ホーリーライトで一行の周囲を照らしていた。
「…本当に、またここへ来られるとは思わなかったね……」
 いいながらイーヴは胸の十字架を握った。金属製だが温かい気がする。
 いま、レイオットとイーヴは隊の中衛を形成している。主に上方を監視していた。その周囲にも冒険者たちが円陣のように隊列を組んでいる。それぞれが見張る方角を定め、万が一のときに備えているのだ。しかし壁が崩れる危険に備え、なるだけ壁ぎわは歩かぬようにしている。
 この身と心を総て君に捧げよう・ニオス(a04450)がしゃがんだ。防寒の覆面のあいだより、白い息がたちのぼる。
「そろそろだな」
 一同も足を止めた。ニオスは手際よく、露出した地面から土塊の下僕を呼び出す。召喚した数は二体。
 断罪の剣・カズキ(a19185)が道を空けると、手にカンテラをもつ下僕たちは先行していった。
「多少早くしかけたとはいえ、ここまではほぼ前回と同じ、か……」
 カズキはつぶやくようにいった。
「でも、私たちは以前の私たちとはちがうですよー!」
 桜花乃夢・カヅキ(a31571)が、ぐっと拳を握る。それを聞き、カズキは静かに微笑んで、
「そうだな。今度はあのときのように不覚はとらない」
 と、カヅキのマントの背にふれた。
「我が剣に誓って……、君を守ると誓う」
 カヅキの身に守護の力がひろがりゆく。
 蒼の奏剣・セレネ(a35779)はそれを見届けると、長い脚にはいたブーツを引き上げ、
「ではここより一層の警戒を強めつつ参るといたしましょう」
 セレネは隊の前衛をつとめる。とくに注意したいのは、身を隠せる障害物や、足元の砕けた硝子の裂け目などである。敵が潜んでいるかもしれないからだ。
『私たちは以前の私たちとはちがうですよー!』
 可愛らしくも健気なカヅキのことばを、セレネは心の中でくりかえす。
(「カヅキさんのおっしゃる通りですわ……前のわたくしたちとは少々ちがいますわよ」)
 夜暁点牙を握るセレネの手に、きゅっ、と力がこもった。

●玻璃(はり)の城、ふたたび
 心に動揺が走りそうになる。
 だが蒼翠弓・ハジ(a26881)は静かにされど深く息を吸い、心の波を鎮めた。高ぶるのはいつでもできる、いまは沈静を維持するが肝要。
 以前奇襲をうけた地点はすでに越えていた。いや、それどころではない。土塊の下僕たちはついに、玻璃の城に到達しようとすらしていた。それなのに、かつて下僕が城にむかっただけで襲撃してきた騎士たちは姿を見せないのだ。
(「下僕が囮でしかないのは、完全に読まれている……それは予想の範疇、だけど」)
 真冬のような空気が逆にありがたい。ハジは焦る心を消し去り、目に注意力の灯をともす。
(「背後からや術士への奇襲は絶対防がないとだ」)
 ハジは探す、前回とちがうと感じた造りや硝子を。記憶の中の光景、それといま見えているものが同じかどうかを。
 ――!
 ぞわ、と腕に鳥肌がたった。前方の壁、見慣れぬ隆起がある! 
 しかし気取られてはならない。ハジはそっと視線を泳がせた。

 次の瞬間、岩壁に見えていたものが音を立てて崩れた。
 飛びだしてきたのは片腕の騎士像、硝子の剣を縦に振り下ろす。

 だが待ち伏せていたのは硝子の騎士だけではない。
 騎士の攻撃は外れた。いや、「外された」のだ。ハジあたりを狙ったものだろうが、思わぬ横槍に騎士の剣は宙を切るほかなかった。
「待ったぞ……今度は俺たちの読みが勝(まさ)ったな」
 低く響きわたるのは桐一葉・ルカ(a05427)の声。
 羽根飾りの騎士は奇襲をかけた。ぎりぎりまでひきつけて襲うという作戦は、たしかに冒険者たちの意表をつきはした。しかし罠にかけるつもりが罠にはまるとは思わなかったろう。ハイドインシャドウをかけ、ルカが身を隠し、奇襲を待っていたとは。
 硝子の破片が夜空の星のように散った。羽根飾りの騎士はバランスを失い、二三歩退いた。たたみかけるならいま、ロールした蒼い髪をゆらし、セレネが騎士に追撃を加える。
「もう一体もどこかにいるはず! ご用心くださいまし」
 セレネの声に応じたのはニオスだ。
「かれのほうは……隠れるつもりはないらしい」
 二体の下僕が宙に巻き上げられた。
 盾を構え槍をもった硝子の騎士が、岩を砕くような重音をたて、ニオスらのほうに歩んでくる。知らず、ニオスの口元には笑みが浮かんでいた。旧友と再会したような気がするのは戦士の性(さが)だろうか。
「今度こそ油断しない。カズキ、俺たちは奴を食いとめよう」
 隊列を乱さぬよう注意しながら、ニオスはバッドラックシュートを準備する。

「身に眠る禍よ、具現せよ…焔と成りて力となれ!」
 カヅキの華奢な躰(からだ)を、じゃれつく猫のように黒い炎が覆った。
 レイオットは叫ぶ。
「今度こそ邪魔はさせねぇっ!」
 そして噴出するは緑の業火、先手をとられ動揺する羽根飾りの騎士は、これで完全に攻撃の機会を失した。
 この隙にイーヴは鎧聖降臨を用う。
「ルカ、頼んだよ」
 見事アビリティは効果をあげ、ルカの身は「イーヴ特製」防具に早変わりだ。これと同時にルカはライクアフェザーを発動、舞うような動きで防護力を高める。
 ハジの手の大弓が、ウェポン・オーバーロードの効果で光を発した。
「同じ失敗はしない、うん」
 即座に矢をつがえ、騎士を狙う。ハジはすでに、比較的頑丈な足場を確保している。
 ニオス、カズキ以外のメンバーは一丸となり、羽根飾りの騎士を包囲していた。一行の人数は前回より少ない。だがその減った人数とて、団結すれば何倍もの効果をあげられるのだ。
 騎士の拘束はとけた。と同時にくりだす一凪! だがその威力は、普段の半分も発揮できない。
「いまのは素振りですの?」
 くすくすと笑うセレネに、やすやすとはじかれてしまったのだ。
 羽根飾りの騎士は忌々しげに、肩をぐいとひいた。騎士の右肩に、蜘蛛糸がからみついていた。これが力を削いだのだ。
「貴様の実力はその程度だったか? まさか喪った左腕のせいにはするまいな」
 糸の端を手に、ルカが挑発気味にいった。

●騎士の魂よ
 それでも、片腕の騎士は奮戦した。
「さすがですね」
 ウェポン・オーバーロードをかけなおしながら、ハジは強敵に惜しみない賞賛を送る。
 最初こそ冒険者圧倒的有利の状況だったが、体勢をとりもどした羽根飾りの騎士は、流れるような攻撃の冴えを見せ、冒険者たちに手傷を負わせはじめていた。
 それでも今回は、術者が無事だ。
「騎士さんも必死……でも、私たちも負けるわけにはいかないのです」
 カヅキの力強い歌声は、高らかな凱歌となり仲間たちを励ます。今回も、彼女の身はイーヴ作成のコートが守っている。そのイーヴがカヅキに応じていう。
「うん、負けられない。そして僕たちは、仲間に怪我人を出しちゃいけない。がんばろう」
 手際よく仲間を回復させるイーヴの横顔は、端正にして凛々しい。
「カズキたちのこともある。あまり時間をかけるわけにはいかねえ、ここらでフィニッシュにしよう」
 レイオットが呼びかける。セレネ、ルカ、ハジは声ではなく、呼吸を合わせることで応の返事とした。
「俺からいきます!」
 口火を切ったのはハジの矢だ。騎士はこれを叩き落とそうとしたが、反応虚しく胸に矢を受けた。防御無視貫通、貫き通す矢である。
「セレネさん!」
 ハジの呼びかけに間髪入れず、セレネの巨大剣が猛威をふるった。横凪のデストロイブレード! 刹那、炎が上がり、ビキッという音がこだました。騎士の胴に巨大なヒビがはいっている。
「あなた、無口なのにいい声で鳴かれますのよね。その声、嫌いじゃなくてよ」
 セレネは笑むと仲間の名を呼んだ。
「ルカさんの出番ですわ!」
 騎士の背後より影が現れる。ルカの不意打ち、シャドウスラッシュだ。
 ルカのアームブレードがえぐりこむように、騎士の喉に当たる部分を断とうとしたとき、
「危ない!」
 イーヴが叫んでいた。
 それは思いもよらぬ反撃。
 騎士が上半身を弓なりに反らせ、反動とともに兜でルカに頭突きしたのだ。
 岩と岩がぶつかり砕けるような音、鮮血が、赤い華のように散った。
「感謝する、強敵よ……」
 だがルカは、意識を保っていた。視界を真っ赤に染めながら、口に流血が入るのも構わず、つづけた。
「この状況でこの戦闘本能、剣以外の攻撃も即座にできるとはな……俺は貴様にたくさんのことを学んだよ……」
 不思議と落ち着いた、優しげな口調であった。
 ルカのアームブレードは勢いを減じることなく、騎士の首に突き刺さる。
「だが俺は、俺たちは、貴様を乗り越える!」
 グラスが砕ける音に似ていた。騎士の首が、飛んだ。
 どっ、と倒れ込んだルカの身を、セレネが支えた。
「……よし、ニオス、カズキの援護に向かう」
 レイオットが宣言する。
 六人の背後で、羽根飾りの騎士は剣のみを残し、硝子の山に帰した。

「貴様の自由にはさせん……」
 盾と槍をもつ騎士は防御重視型、それを知るカズキは、たくみに騎士の足を封じる。重厚な騎士はカウンターを狙うも、カズキが積極的に攻撃にでないのだから対応しようがない。
 ニオスもまた、作戦の趣旨に忠実に従っていた。
「粘り蜘蛛糸であれバッドラックシュートであれ、効果は過信しない。仲間たちが戻るまで、時間稼ぎさせてもらう」
 いいながら、足どめのみを狙いアビリティを連発する。盾の騎士にとっては非常に闘いづらい二人であろう。
 ついにしびれを切らせたか、騎士が守りから攻めの姿勢に転じた。盾を構え突進せんとする……が!
 緑色の炎をまともに浴び、騎士の突進は見当違いの方向にずれた。
「待たせたな、ご両人」
 声の主はレイオット、つかったのは緑の業火、
「反撃といこうか」
 レイオットの声を追うように、
「確実に倒します」
 ハジの貫き通す矢が騎士の巨体に突き刺さる。
 つづけてセレネ、応急処置をすませたルカが攻撃に加わると、盾の騎士はもう対処しきれない。もともと、攻撃の隙をつきカウンターを狙うのを得意とする騎士だ、多数の接近集中攻撃には無力であった。
 それでも諦めず闘おうとするあたり、この騎士の戦闘本能も高いといえよう。しかし大きく振りかざした槍は、騎士に最大の隙を生じさせてもいる!
「カズキ、いまだ!」
 ニオスが叫ぶ、カズキは唸るように応じると、
「我が剣は全てを砕く……デストロイ!!」
 瞬間一颯、発破の一撃を、がら空きとなった騎士の胴に打ちこむ。
 爆音は消えるとき、騎士の魂をも連れ去った。
 
●瑠璃の杯、その腕に
 玻璃の城は幻想的な建物であった。階段、手すり、柱、床、すべてが透き通っているのである。
 綺麗に掃除されていて、チリひとつおちていない。

「よし、もちあげるぞ」
 カズキが声をかける。
 かれはいま、両腕に瑠璃の杯を抱え上げているのだ。近くで見ると目がくらむほどの色、そして精巧なレリーフの彫られた杯だった。ただし相当に重い。腰に力を入れると、ようやく杯はもちあがった。
 それをイーヴがマントで包み、棒を通して四人がかりで持てるようにする。
「一カ所は俺がもつとして、あと三人だな」
 とカズキがいうと、
「よし、一つは任せてくれ」
 ニオスがすぐに手をまわす。
「俺にも持たせてください」
 ハジも手伝い、手をのばそうとするルカを押しとどめた。
「ルカさんは重傷というほどじゃないですが、頭に怪我してるんだし、帰るまで力仕事はやめておいたほうがいいでしょう」
 ここで、ちら、とハジは意味ありげな視線をイーヴに送る。イーヴはじたばたと両手で手を振って、
「僕は、ほら。非力だから。…ね?」
 たはは、と笑った。するとセレネが、
「なら、わたくしがお持ちしますわ」
 と白い手で棒をつかもうとするものだから、イーヴは慌てて、
「ダメダメ、女の子に重労働させては! 僕が持つよ」
 急いで棒を担ぐのであった。――重い。ぐっと腕と足腰にくるヘヴィーさ。これを一人で持ち上げたカズキの腕力はどうなっているのか。いま墓をつくっているレイオットにあとで換わってもらおう、とイーヴは思った。
「イーヴさんは紳士ですのね。素敵ですわ」
 優雅に笑って、セレネはひょい、と騎士がつかっていた盾をもちあげて担いだ。大型の硝子の盾だ。硬い特殊硝子でできていたようで、あれだけの戦いを経たのに、美しい紋様はそのまま、傷すらほとんど入っていない。そしてこの盾は、瑠璃の杯の四分の一よりはるかに重いということをイーヴは知らない。

 硝子を集めただけのものだが、墓になった。
 カヅキとレイオットは、城がよく見える位置に騎士の墓を造ったのだ。
 硝子の一部は持って帰ることにする。記念というよりは、強敵への敬意のあらわれとして。
 カヅキは墓に手を合わせていった。
「生まれ変わることがあったら、今度は後悔しない様に、して下さいね」
「後悔?」
 レイオットが訊くと、
「あの、お城……」
 カヅキが城を見上げたので、レイオットもならう。
 玻璃の城、硝子でできたその建物は壮麗の一言につきた。静かに立ちつくしている。
「瑠璃の青は、高貴なる青。騎士さんたちはお城を建てて、帰ってこない王様を待ってたように思うのです……」
 つぶやくカヅキの表情は、口調や外見とはうらはらに、とても大人びて見えた。 
「……そうかもしれないな。たしかに、ただのモンスターではなかったように思う」
 レイオットはこたえると、もう一度だけ城を見上げ、墓に手を合わせるのだった。
(「……こんなきれいなものを作れるアンタたちを尊敬するよ。俺のいえることじゃないが……せめて安らかに眠ることくらい祈らせてくれ」) 
 
(幕)


マスター:桂木京介 紹介ページ
この作品に投票する(ログインが必要です)
冒険活劇 戦闘 ミステリー 恋愛
ダーク ほのぼの コメディ えっち
わからない
参加者:8人
作成日:2006/05/01
得票数:冒険活劇2  戦闘14 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
   あなたが購入した「2、3、4人ピンナップ」あるいは「2、3、4バトルピンナップ」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 マスターより許可を得たピンナップ作品は、このページのトップに展示されます。
   シナリオの参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。