奇妙な魔物達



<オープニング>


●奇妙な魔物達
 バーレルの海岸で、奇妙な魔物が暴れている。
 この魔物は3体で一緒に行動をしており、最初の魔物(ハクダー)が粘液を吐いて相手の動きを封じ込め、次の魔物(キルダー)が水着を切り裂いた後、最後の魔物(クウダー)が大きく口を開いて相手を丸呑みしてしまう。
 しかも3体で戦っている時は、クウダーが身体から霧を出して仲間達の傷を癒してしまうため、魔物達を別の場所まで誘き寄せて倒す必要がある。
 魔物達はキワドイ水着を好むため、囮になる者は身につけておくといいだろう。
 それじゃ、頑張ってくれよ。

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参加者
聖水の湖女中・シャワー(a01071)
快傑ズガット・マサカズ(a04969)
良くも悪くも純粋な小娘・マイラ(a07867)
黒バニーなお姐さん・アリス(a10264)
スウィートカフェショコラ・セレスティア(a16141)
故意の奴隷・ネンヤ(a36532)
嵐を呼ぶ風雲児・ミミュ(a42672)
我牙・ベア(a49416)
湛盧之剣・アセレア(a50809)
寵深花風なリリムの姫宮・ルイ(a52425)
紫煙の医術士・ヴィヴィス(a52494)
永遠の白・アヤ(a55054)
NPC:魅惑の谷間・ドーラ(a90075)



<リプレイ>

●ハクダー
「……この変態モンスター達のせいで、みんなが困っているのですね」
 海水浴客を襲っている魔物を倒すため、蜂蜜たっぷりのホットミルク・セレスティア(a16141)が事件の起こった現場にむかう。
 魔物は三体で一緒に行動をしており、その間はまったく隙が無い。
「まずは魔物達を引き離す必要がありそうですね」
 鎧聖降臨を使って修道服をスクール水着に変化させ、蜂蜜たっぷりのホットミルク・セレスティア(a16141)がスーパースポットライトを放つ。
 それと同時にハクダーがベトベトの粘液を吐き出し、他の魔物達を連れてセレスティ達に攻撃を仕掛けてきた。
「きゃあ!? と、どうしましょうか?」
 慌てた様子で悲鳴を上げ、聖水の湖女中・シャワー(a01071)が後ろに下がる。
 念のためセレスティに鎧聖降臨を使ってもらい、メイド服をキワドイ水着に変化させたが、三体纏めて襲ってきたためパニックに陥っている。
「とにかくいったん逃げましょう。このままじゃ、魔物達の思う壺ですわ」
 ブカブカのキワドイ水着を着たまま走り出し、寵深花風なリリムの姫宮・ルイ(a52425)が魔物達から逃げていく。
 魔物達はルイ達の逃げ道を塞ぐようにして回り込み、ハクダーがベトベトの粘液を吐きかけた。
「ふぇぇ……べとべとして気持ち悪いです……」
 左腕にハクダーの粘液を浴び、セレスティアがほろりと涙を流す。
 次の瞬間、キルダーがセレスティアのスクール水着を切りつけ、続いてクウダーがアングリと口を開ける。
「こっちですのっ!」
 すぐさまスーパースポットライトを放ち、ルイがセレスティアの逃げる時間を稼ぐ。
 その間にセレスティアが左腕を庇うようにして、ふらふらと魔物達から逃げていく。
「てやっ!」
 他の魔物との連携を立つようにして行く手を阻み、シャワーがデモニックフレイムを放つ。
 しかし、ハクダーは怯む事なく、ベトベトの粘液を吐きかける。
「やぁん! こっちまで魔物の粘液が‥‥」
 可愛らしい悲鳴を上げながら、ルイがペタンと尻餅をつく。
 幸い粘液がついたのは水着だけなので、何の迷いもなしに脱ぎ捨てる。
「や……だんだん硬くなって来ましたよぅ……」
 困った様子で毒消しの風を使い、セレスティアがダラリと汗を流す。
 ハクダーの粘液はカチカチに固まっており、毒消しの風を使っても変化は無い。
「た、大変な事になりましたわ。ルイちゃんが楽にしてあげますの!」
 ハッとした表情を浮かべ、ルイが放蕩の宴を使う。
 それと同時にセレスティアが『ひゃん』と声を上げ、恍惚とした表情を浮かべて瞳を潤ませる。
「ひゃああ!? そんな事をしたら、逆効果ですよ〜」
 慌てた様子で悲鳴を上げ、シャワーがセレスティアの援護に向かう。
 しかし、ハクダーが行く手を阻み、真っ白な粘液を吐き出した。
「こ、こ、このままじゃ、みんなが危ないですの!?」
 スーパースポットライトを使い、ルイがハクダーの動きを封じ込める。
 その隙にシャワーがデモニックフレイムを放ち、ハクダーが弱ったところで、セレスティアが黒炎覚醒で強化した衝撃破を使ってトドメをさした。
「やりましたの♪ 勝利ですわ☆」
 満面の笑みを浮かべながら、ルイがパチパチと手叩きする。
 こうしてハクダーは退治され、残る魔物は二体となった。

●キルダー
「まったく……、不埒なモンスターだな。皆が楽しみにしている海岸で服を剥ぐとは……」
 呆れた様子で溜息をつきながら、紫煙の医術士・ヴィヴィス(a52494)が遠眼鏡を覗き込む。
 魔物達はセレスティア達を追いかけており、ヴィヴィス達には全く興味を持っていない。
「吐く、切る、食うの三位一体の攻撃……、どこかで聞いた事のあるような攻撃をしてくるのね」
 険しい表情を浮かべながら、良くも悪くも純粋な小娘・マイラ(a07867)がセレスティア達を助けに行く。
 このままではセレスティア達が魔物の餌食になってしまうため、何とかして彼女達から気を逸らさねばならない。
「どちらにしても、海岸にそんな魔物が居たら、海水浴も出来やしない。それにドーラへの借りも返していないし……、頑張らなきゃ」
 自分自身に言い聞かせるようにしながら、黒バニーなお姐さん・アリス(a10264)が魔物を睨む。
 魔物達はアリスを威嚇するようにして牙を剥き、ハクダーがベトベトの粘液を飛ばしてきた。
「ふんっ! そんなもので、わいが怯むとでも思ったのか! すっぱんぽんなら、切り裂くモンなどあらへんやろっ! ……って、粘液を吐くなんて卑怯やで!?」
 げふっと血反吐を吐きながら、吼え猛る酔虎・ベア(a49416)が股間に粘液を喰らう。
 ハクダーの粘液は徐々に硬くなっていくため、早く洗い流さないと大変な事になる。
「教育的指導なぁ〜ん」
 唖然とした表情を浮かべるベアを見つめ、さんぽ迷人・ミミュ(a42672)がなむなむと両手を合わす。
「やかましいわいっ! コイツはわいに課せられた試練や! このままでキルダーの野郎をいてもうたる!」
 気合を入れて両手で頬をパンと叩き、ベアがそのままの状態でキルダーに勝負を挑む。
 キルダーはベアの股間を狙い、鋭い刃物を振り下ろす。
 それと同時にベアの股間を覆っていた粘液が弾け飛び、竜の如く荒々しいモザイクがベアの股間に現れた。
「見たか! これが、わいの生き様じゃ!」
 勝ち誇った様子で笑みを浮かべ、ベアがえっへんと胸を張る。
 大人の事情で股間にはモザイクが掛かっているが、あまりにもアレ過ぎるので直視する事が出来ない。
「……いい加減にしろ。あんまり妙なモノをブラつかせるな」
 慈悲の聖槍を使ってツッコミを入れ、ヴィヴィスが呆れた様子で溜息をつく。
「そんなモン、関係あらへん! これがわいのバトルスタイルや!」
 自信に満ちた表情を浮かべ、ベアが雄叫びを上げてキルダーを殴る。
 そのため、キルダーは両手の鎌を振り上げ、迷わずベアの股間を狙う。
「まったく見てられないわね」
 スーパースポットライトを使ってキルダーの動きを封じ込め、マイラがスラリと伸びた健康的な美脚を見せて胸を揺らす。
 それと同時にキルダーがヨダレを垂らし、今度はマイラを狙って攻撃を仕掛けてくる。
「ほら、来たわよ! それ!」
 満面の笑みを浮かべながら、アリスが魅惑の谷間・ドーラ(a90075)の水着を奪う。
 それに合わせてドーラも彼女の水着を奪い、脱兎の如く逃げ出した。
「あぁ! この水着まだ1回しか着ていないのにー!」
 恥ずかしそうに頬を染め、アリスが慌てた様子で身体を隠す。
「ふたりともお手柄よ♪」
 キルダーは二人の投げた服に攻撃を仕掛けていたため、マイラが隙を見て美脚から連撃蹴を繰り出した。
「ちょっ、ちょっと待てぇい! マイラはパンツを穿いてな……ぐはっ!」
 話している途中でマイラの華麗な蹴りを喰らい、ベアが派手に鼻血を吹いて宙を舞う。
 一瞬、とんでもないものでも見たのか、何故か幸せそうな表情を浮かべている。
「エッチなのも、ほどほどになぁ〜ん!!」
 すぐさまキルダーの背後にまわり、ミミュがデストロイブレードを放つ。
 次の瞬間、キルダーの身体が弾け飛び、辺りにゴロゴロと肉塊が転がった。
「はあはあ……、凄いモンを見た……。おおっと、こうしちゃいれん! 早く仲間を助けねば!」
 そう言ってベアが仲間達を助けに行く。
 自分が全裸である事をすっかり忘れ……。

●クウダー
「……この水着で、戦うんだ……」
 キワドイ水着を身に纏い、ドリアッドの紋章術士・アヤ(a55054)が口を開く。
 それほど恥ずかしくは無いのだが、露出度が高いため色々と気になっている。
「あ、あの……。妙なモノがこっちに!」
 青ざめた表情を浮かべながら、無名の翔剣士・アセレア(a50809)がベアを指差した。
「助けに来たでぇ〜!」
 凶悪な笑みを浮かべ、ベアが全裸で走ってくる。
 それと同時に快傑ズガット・マサカズ(a04969)が鎧聖降臨を使って怪傑ズガットに変身し、剛鬼投げを使ってベアを投げ飛ばす。
「……女の敵め」
 クールな表情を浮かべながら、マサカズがシャタッと着地した。
 マサカズもベアが善意で助けに来たとは知らないため、彼を単なる変質者であったと思い込んでいる。
「い、生きていますかね?」
 心配した様子でベアを見つめ、アセレアがダラリと汗を流す。
 その隙にクウダーが大きな口を開け、アセレア達に攻撃を仕掛けてくる。
「こっちもウカウカしていると死にますわよ!」
 土塊の下僕達を使って壁を作り、故意の奴隷・ネンヤ(a36532)が逃げていく。
 しかし、クウダーは土塊の下僕達を次々と飲み込み、今度はネンヤを狙って襲い掛かってくる。
「さすが何でも食っちまうってだけはあるな」
 覚悟を決めてクウダーの行く手を阻み、マサカズがレイジングサイクロンを放つ。
 それと同時にマサカズの身体が痺れて動かなくなり、クウダーにペロッと飲み込まれた。
「こ、このままじゃ……、マサカズさんが危ない!?」
 ライクアフェザーを使ってクウダーの攻撃をかわし、アセレアがスーパースポットライトを放つ。
 その拍子にクウダーの口がパカッと開き、マサカズの両足がひょろりと飛び出した。
「今のうちに引っ張り出した方が良さそうですわね。……それ!」
 土塊の下僕と一緒にマサカズの足を掴み、ネンヤが合図と共に引っ張り出した。
「げほ……げほ……」
 涎まみれになりながら、マサカズが激しく咳き込んだ。
 何とか一命は取り留めたようだが、涎がこびりついて前が見えない。
「早くマサカズさんを安全な場所に!」
 マサカズ達が逃げる時間を稼ぐため、アセレアがスーパースポットライトを放つ。
「……引き離す位……わたしにも……!」
 気高き銀狼を使って攻撃を仕掛け、アヤがクウダーの口を狙ってエンブレムシュートを撃ち込んだ。
 しかし、クウダーは口を閉じてアヤの攻撃を防ぎ、このまま助走をつけて体当たりを仕掛けてきた。
「きゃあ!?」
 派手に尻餅をついて悲鳴を上げ、アヤが恐怖のあまり目を閉じる。
 次の瞬間、稲妻の如く勢いでマサカズはクウダーの顔面に斬鉄蹴を放ち、口が開いた瞬間を狙ってレイジングサイクロンを炸裂させた。
「ふっ……、いくら貴様の身体が固くとも、そこまで固くは出きんだろ」
 格好よくポーズを決め、マサカズがぱたりと倒れる。
 それと同時にクウダーも崩れ落ち、辺りに血の海が広がっていく。
「……終わったんですね、何もかも……」
 そう言ってアヤがホッとした様子で溜息をつくのであった……。


マスター:ゆうきつかさ 紹介ページ
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