星の砂再び〜過ぎゆく夏を惜しんで〜



<オープニング>


「もう8月も――夏も終わりですよね。シーズンの締めくくりに、行きませんか?」
 夜明けの風を道連れに・イレミア(a90313)は酒場の冒険者達に声をかけた。
 イレミアが行こうと誘うその場所は、ランドアースの南の地方、青い海と白いビーチが美しいリゾートな村。
 
 ――空から雨のように流れ落ちた星が海に落ち、細かく砕けて砂となった。
 それが打ち寄せられ、この村の砂浜を作った。
 だからこの浜辺の砂は『星の形』をしているのだと。

 そんな伝説のある村のビーチの砂は『星の砂』。
 夜はビーチにキャンドルが置かれ、その光で砂浜が明るく浮かび上がる。漆黒の海の波にも灯りがちらちらと反射し、空には満天の星が輝く。
 星の降る夜に『星の加護がありますように』と、星の砂をガラスの小瓶に詰め、自分の願掛けに使ったり、家族や恋人、友人にプレゼントする習わしがあった。

「この前、皆さんと行ったカフェはお土産屋もやるようになったそうで、いろいろ買えるみたいです。もちろん喫茶も食事もできて――」
「あ、イレミアが居た……ちょうど良かった」
 冒険者の酒場に入ってきたのは灰色ガケスの・スレイ(a90024)。
 スレイは、目の前の友人に包みを渡しながら、
「俺の代わりに、腹ぺこヒトノソ忍者殿に届けてくれないか?
『お腹すいたなぁ〜ん』と言われたからケーキを調達したんだが、俺は急な依頼の話が出来てしまった。
 生ものだから早く届けたいんだ」
「クーニャさん宛ですね、いいですよ。じゃぁ急いで行ってきます」
 酒場から出て行くイレミアの後ろ姿を見送った後、スレイは冒険者達に向かってニヤっと笑う。
「イレミアが居ると都合が悪いから追い出した。
 ――実はあいつの誕生日も近いから、何かしてやりたいと思って。もし祝ってくれる者がいるなら、相談してくれないか?」
 リゾートを楽しむついでに、サプライズ誕生パーティもしないか? ということらしい。

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参加者
NPC:灰色ガケスの・スレイ(a90024)



<リプレイ>

●今一度、夏の名残
 マリンブルーの水平線。
 盛夏よりは控えめな白い入道雲も浮かび、少し高くなった青い空には、輝く太陽。
 砂浜には、色とりどりのビーチパラソルとデッキチェアが並び、しゃれた外観のカフェが見える。
 ひとときの休息を楽しみに訪れた一行を迎えるその海辺では、ここぞとキメた水着姿で海へと駆け出す者や、砂浜で遊びまくるつもりの者も皆、思い思いに楽しんでいる。
「わ、砂浜が真っ白だね……!」
 シンプルなハーパンタイプの水着で水遊びを楽しむリオネルを眺め、シスは久しぶりに一緒に過ごせる時間を嬉しく思う。お互い忙しく、最近話もできずにいたから。
 泳げない代わりに星の砂に埋もれた綺麗な貝を探す、そんなシスの様子に、ふと思い立ったリオネルは、とぷん、と素潜り。
 しばらくして水から上がった彼はそっとシスの手を取る。
「リオさん――?」
「これ、今日の思い出に」
 彼女のてのひらには、小さな桜貝。淡い紅色を帯びた綺麗な貝だった。

●カフェの企み
 カフェのオープンデッキでは、心地よい潮風に吹かれながらハクヤが本のページをめくり読書を楽しんでいる。
 デッキの反対側ではユリカ(a48270)のひとり寂しげな様子に、イレミアが気づく。
「何か注文しましょうか?」
 そう聞く彼に、パスタとサラダ、紅茶を望むユリカ。
 イレミアがデッキで海を眺めているスキを狙い、スレイは冒険者達を手招き。カフェの店主に頼んで厨房を借り、こっそり準備をする為に。
 料理を買って出た者たちが交代で厨房に入り、思い思いのパーティ料理を作る手筈を整えた。
『味見してもらっても良いですか?』
 小声で囁くユニスお手製のハムとチーズのサンドイッチを食べたスレイは、にこっと指でOKを出す。
 ――お口に合えば宜しいのですが。
アイリスは季節の果物をふんだんに使い、誕生日の定番、巨大バースディケーキを作る。
『飾り付けの間、カフェに戻らないよう引き留めてくれ』
 小声で作戦を伝えるスレイにうなずき、ティアノフェンはイレミアに声をかけ、浜辺へと誘う。
 イレミアを祝い倒すぞ! ……倒すのは冗談だが、とか思っているクロイツはマリンローズと一緒に冒険の話題を持ち出し。
「あの時はお世話になりましたから」
「また、共に冒険へ行けることを祈っているぞ」
 レイがドジ踏まないように、と心配するゼンに見守られながら、レイジュも想い出話をする。
「この前はミィと遊んでくれてありがとう!」
 ミミィは運動会の日の想い出を楽しく話す。
 引き留め工作の最中に、シィとカンナは会場の飾り付け。
「よし! 綺麗に飾れるように頑張るんだよっ! えっと……お花の位置はこの辺かな?」
 張り切るカンナをちょっと不器用に手伝いながら、シィは尋ねる。
「プレゼントはどうしますなぁ〜ん?」
「何をあげたら喜んでくれるかな?」
 お花?
 武器飾り?
 びっくり箱?
 すっごいびっくりさせたいですなぁ〜ん!
 おしゃべりを楽しみながら煌びやかなモールを斜めに吊ってるシィはカンナを誘う。
「夜になったらお星様を見に行こうですなぁ〜ん!」

 準備に戻る薫風堂の面々と交代し、スレイがイレミアを水遊びに引き回す。
「……疲れました」
「体力無いな」
「だって僕は紋章術士ですし」
 彼を見習え、とスレイが指さす先に、トレーニングに励むオーヴォ(紋章術士)の姿。暑さに耐えるのも修行の内、という訳でレザーベストにブーツにマントの暑そうな格好で。
 己を高める修行か。俺も準備のことがなければ一緒に――
 黒マフラー姿の、暑そうな格好では負けてないスレイは思ったとか。
 スレイから逃れパラソルの下に入ったイレミアはデッキチェアに横たわる。耳に心地よく聞こえるは、ニューラの奏でる楽。
 その音色に彼はいつしか微睡み、すぅ……と寝息を立て始めた。
 シャオリーは、星の砂の浜辺で砂遊び。
「スレイ〜! 一緒に遊ぶなぁ〜ん! 星の砂でお城つくるなぁ〜ん!」
 二人で砂を盛り上げ、形にしつつ、睡眠中の誰かの事を思う。
「この砂でケーキもつくるなぁ〜ん!」
 スレイに計画を耳打ちして、シャオリーはにっこり。
「夜が楽しみなぁ〜ん!」
 ケーキと料理を作り終えたアイリスとフラレは浜辺を歩く。
 陽は傾き、水面が黄金色に煌めく光景よりも
 ――アイリスさんのほうが何倍も美しいです。
 明るい時間だから、彼女の顔もよく見え――どぎまぎしているフラレの、ほんのり赤い顔は日焼けのせいだけではなく。
 楽しげに寄り添い歩くアイリスは
 フラレ様がナンパしたら……お尻をぎゅうっとつねって差し上げます。
 とか思ってたりしたが、初デートでの彼の心はアイリス一筋。

 ふうわりと漂う優しい甘い香りでイレミアは目を覚す。ピンク色も鮮やかな花びら――花魁草の花束を抱えたシファがそれを彼に渡す。
 花言葉は『温和』……ぴったり、です、と思いながら。
「どうして、お花渡す……か、解ります……か?」
「えぇと……何かのお礼ですか? お世話になってるのは僕のほうなのに」
 半分寝ぼけた彼の答えは正解ではなく、
「宿題、です……」
 シファは困ったように首を傾げ、はぐらかした。

●海に映るは天の星と地の星
 夏の初めに比べれば、空は急ぎ足で闇色を帯び、浜辺にキャンドルの光が揺らめく。瞬く星は地を覆い――海の波に泳ぐ。この眩い光の洪水の中で。
 見晴らしのよい場所に座り、その光景を瞳に映してガウスはつぶやく。
「こんな近くで見るのは初めてだ……」
 海の広大さに驚きながら、ガウスは心地よい潮風に身を任す。
 ……酷く懐かしくて、でも寂しいから。
 クッキーをつまみつつ、ウィーは仲間と共に在れる事に感謝する。
「三人で眺められるのは……とても、嬉しいな……」
 微笑を浮かべロレンツァがつぶやく。俺は、生涯忘れない……二人と共に見上げた、この夜を。
「これから先も……一緒に居られるように……な」
「……あぁ、そうだね」
 ロレンツァの微笑に応えるように、ウィーはつぶやき、ガウスもうなずいた。
 時を、共にできることに――感謝を。
「本当に広いんだね〜! 砂も変わった形してて面白い〜!」
 クロスは初めての海に、はしゃぐヒカリを微笑ましく見守る。彼女は急に星の砂を小瓶に詰め始めた。その一生懸命な様子に、クロスはぽつりと。
「そういえば泳がなかったな……」
「あ〜、ボク泳げないんだ〜」
「……泳げなかったのか」
「でも溺れるのは得意だよ〜!」
 得意って……。
「……これぐらいかな? はい、クロス〜!」
 ヒカリは小瓶を渡す。恋人に贈る、村の習わしの通りに。
「良いのか? ……ありがとうな。俺も……少し待ってろ」
 彼も綺麗な星を詰める――彼女に贈る為。

 旅団『藍晶』の仲間達は6人一緒に星の輝きの下。
 ミアは「オキだんちょ」と慕う人の横で、星の砂の上にちょこんとおすわり。
「きれいなお星様なぁん♪」
 大好きなひとの隣で……皆と一緒にずっと居られたら嬉しいなぁ〜ん。
 のんびり夜空を見上げ思うミア。
 オキは星の砂を風にさらさらと流し、空の星と合わせてみる。 
 皆で見る瞳一杯の星空は綺麗だね……海、きっと今日で最後だねぇ……皆、変わらなければいいのに――そんな事を想いながら。
 イブキは左にいるオキが、以前と何も変わりの無い様子である事に微かに安堵して。
「星空、綺麗だよね……砂も、お星様みたい」
 イブキの右隣に座るユウナは歓声をあげる。そんな彼女に彼は優しい微笑みをなげかける。このまま何一つ変わらなければいい……そうすれば、共に在れるから。
「ねぇ、イブキちゃん……オキちゃんも、きいて……?
 わたしね、二人に会えて、とってもよかった……運命だったと、思うの……」
 ユウナはそっとイブキの手を握り、照れながら。
「約束、覚えてる……?」
 そんな二人の様子に嬉しそうに微笑み、ユウナの右隣に座るフィーリ自身も照れていた。フィーリの更に右隣にはトワがいたから。
 彼女の隣でのんびり過ごすのも、皆で集まるのも久しい気がして、トワは苦笑い。
 ――何か……最近皆忙しそうだからさ……俺も一寸寂しいかな、と思ってたりするんだよ。
 満天の星空と素敵な星の砂はとても良い雰囲気で。
 ……恋人同士だし、いいよね? とフィーリはこっそりトワの手を握る。
「黙って行ってごめんね……もう、怪我なんてしないよう気をつけるからね」
 依頼の事、怒られない内に謝っちゃおう、と。
 オキは星に願う――このまま、誰一人時の流れの中に奪われず……ずっと、一緒に居られるように。

●星降る夜のパーティ
「イレミア、こっちきて見てなぁ〜ん!」
 シャオリーが手を引き、連れて来た場所にはニューラがスレイと置いた、たくさんのロウソクがある。
 海風にふわり……と舞うように、ニューラは次々と火をともして行く。暖かな色の灯が文字を形作り――カナも手伝い一緒にフォーチュンフィールドを使うと。
 イレミアは、わぁ……と目をみはる。
『お誕生日おめでとう』
 その文字は、星の砂のケーキに立つ19本のロウソクと共に――ほのかに光を放ち、夜空の星の欠片のようにキラキラ輝く砂の上に、浮かび上がる。
 あっ、と気づいてシファを見ると、8月24日の誕生花を贈った人は笑顔で。
「おめでとう……ござい、ます。お祝い、言えて……嬉しい」
「イレミアおにーちゃん、生まれてきてくれてありがと!」
 星空の下でミミィも、お祝い。イロハも皆に合わせ
「イレミア殿ハッピーニューイヤー!」
 ん? なんか違うような……?
 カフェに戻れば誕生パーティーの飾りや花が迎え、アイリス特製巨大バースディケーキを中心に、ユニスのサンドイッチやイロハ持参のスイカケーキ、フラレがスレイに聞いて作ったイレミアの好物、ノリスが煎じたアップルミントとカモミールの薬草茶が並ぶ。
「美味しいです!」
 ごちそうを遠慮無くいただくイレミアを囲み、パーティーに臨席した各々も料理を取り分け味わいながら、談笑する。 
 セリアの贈り物は八月の誕生石ペリドットの御守り。夜の恐怖を取り除き、悪い物から身を守るという。
 リオネルは海底から探した貝殻にメッセージを添え。
 ニューラは鯨の歯に、帆船の図柄を掘り込んだ牙細工を贈る。
「眺めていると、遠く海を越え吹く風が、この細工を通じて吹き込んでくるような――そんな錯覚を覚えませんか?」
 ノリスは、鉄製の小鳥の飛ぶ姿を模した鉄の杯を贈った。装飾の資料を参考に、羽根の細かい毛の流れを丁寧に彫り込んだ逸品だ。
 それぞれの趣向と気持ちのこもった贈り物をイレミアは大事に受け取る。
 レイジュとマリンローズ、クロイツがセッティングした机では。
「この一年が幸多い年になることをお祈りします」
 丁寧な祝辞にイレミアも恐縮しながら、レイジュ手製のお茶ゼリーを味わう。
「何はともあれ……オメデト」
 ゼンは珍しく優しげに笑み、良い香りを漂わせる岩茶を淹れる。
「クロさんと一緒に用意しました」
「お茶のケーキは美味いぞ?」
 微笑むマリンローズとその恋人は、お茶の味わいのケーキを勧め、イレミアは食後のデザートと締めのお茶を堪能した。
 
●静寂の星々に抱かれ
 フルルは再びこの浜へやって来た。一度目はフルル自身の為に。今度は大切な人への贈り物を見つけるために。
 自分が持っている物とこっそりお揃いにした、星の砂のお土産。ずっと一緒にいられますように――願いを込め。
 夏の間、忙しかった仕事も一段落し、骨休めするアーバイン。
 波のさざめきとカフェの賑やかな声を聞きながら、のんびり読書を楽しむ。皆のイレミアへの贈り物に忍ばせた、一冊の見聞録に祝いの気持ちを託し――彼自身は一人、傍らの紅茶を味わい、ランタンの灯火で文字を追い、煙草を燻らす。
 オーヴォは修行の続き、精神鍛錬の瞑想中――しかし何故か昔を思い出してしまう。
 昔は辛かったなぁ……主は人使い荒かったし、余裕も無く、一日を生き抜くので精一杯だった。
 今も、自由こそ手に入れた。でも、失ったものも多くて。
 ま、同じ辛さでも、やりがいがあるんだけどな――護るものも増え、事態の深刻さも増した今の方が。

 空を見上げる緑の髪のユリカ(a47596)によりそい、青く流れる水のような髪のユリカ(a48270)がぽつり……とたらした癒しの水滴。その一滴の癒しに包まれながらユリカは、まるで夢の中にいるような心地がして。
 やがて青いユリカの姿が見えなくなった時――天と地の星が海に映る微かな煌めきの中、ユリカの緑の瞳は、星の砂から貝殻を見つけた。
 夢心地からふと気づいたもう一人のユリカは、その青い瞳を星の砂に漂わせ――砂の中で、2つの瑠璃色の貝殻が輝きをみせるような、そんな光景を感じた。
 猫が砂に戯れる横で、静かな小夜曲を爪弾き、詩を口ずさみ、エルクルードは星を見上げる。今までの出来事が脳裏に浮かんで消えた。
 カフェに彼女が居ないことに気づき、探しに来たイレミアが声をかけた。
「エルクルードさん?」
「みんなで歌うのも好きだけど、1人で静かに歌うのも嫌いじゃないんだ」
 曲を奏で、星を見つめ――これは言い忘れない。
「誕生日おめでとう!」
 ゼロと黒猫と共にキルシュは再びこの浜辺を訪れた。
 あぐらをかき、くつろぐゼロにくっつくようにキルシュは並んで座る。
 さざ波の音の中で他愛もない話をゆったりと……ふと、会話が止まりキルシュがゼロの肩にもたれ掛かる。彼女は眠ってしまったらしい。
「昼間あれだけ遊んでれば仕方ない、か……」
 ゼロはキルシュの身体を、そっ……と抱え、膝の上に頭を乗せてあげる。
 彼の膝枕で安らかな寝息をたてるキルシュの頭をなでながら、その眠りを見守る。黒猫も寄り添い、あくびを一つ。
 ハクヤは浜辺で舞い踊る。
 波と風の奏でる音色に合わせ、しなやかに腕を伸ばし、軽やかにステップを踏み舞い踊り――夜空を見上げ密やかに歌を歌い続ける。それは初秋を感じさせる波音と風音に溶け、空へ消えていく。
 カナは砂浜にぺたっ、と座り込み暗い海をじっと眺める。
 夜の海は、星空が海に注ぎ込み、煌めく星を浮かべたように見え。
 もう誰もそこが海なのか、空なのか、どこが境界なのか解らなくて。それはとても幻想的で……
 服に付いた星を払いもせず、カナはいつまでも星々の世界を見つめていた。

●イレミアの願い
 ろうそくの灯りが消え、闇に包まれる前にカフェへ戻ろうとイレミアは砂浜を歩く。
 心づくしの料理や贈り物の数々、何より彼を祝ってくれる、皆の笑顔と気持ちが嬉しくて。来てくれた人達の顔を思い浮かべ彼は思う。こんなに良くしてもらった、せめてものお返しに。
 星が降る。す――っと光の尾を引きながら。
 海へと落ちればいつか星の砂になり、この浜辺に流れ着く。その伝説を胸に、星を手に取り祈る。

 あなたがたに、星の加護がありますように――


マスター:星砂明里 紹介ページ
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ダーク ほのぼの コメディ えっち
わからない
参加者:40人
作成日:2006/09/07
得票数:恋愛2  ほのぼの19 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
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