ふんわりとやわらかい



<オープニング>


 草葉に朝露が白く光る、秋の始め。
 早朝の涼風は、夏衣のままの肩口を冷たく吹き抜ける。

「は、くしっ……あらあら」
 小柄な老婆が口元を覆い、数度くしゃみをする。
「風邪かの? ランさんや」
 厨で洟をすする愛妻に気を揉み、布団職人・マク爺が顔を覗かす。ちょっと冷えただけですよ、とランは恥ずかしそうに笑って手を洗い、再び朝餉の支度に戻る。だがマクは職人の顔付きで『うむ』と唸り、黙して考え込んでしまう。
(「そろそろ夏も終いだしのう……」)
 日中の暑さは健在ながら、朝晩の風は既に冷たい。体調を崩す者も多い季節の変わり目に、優しい寝具を作ろうとマクは決意していた。

「名付けて『ふわんケット』だそうです」
 祈らない霊査士・エリソンが箸を置いて曰く、それは膝掛け程の大きさで、表布と裏地の間に薄く伸べた『モチリ実』を挟んだ、ふわふわとしたブランケットらしい。モチリ実とは、村外れの丘にある『モチリ樹』から採れる、弾力に富んだ繊維だと言う。
「以前マクさんの工房で枕作りの体験学習イベントが行われたんですが、それが中々好評でしてね。今回はふわんケット作りを行うそうです」
 ふわんケットを肌に掛ければ、綿地の優しい肌触りと共に、中綿のもちりとした弾力も僅かに感じられる。軽さと通気性を備えて適度な暖かさも保ち、この時期にも心地良く使えるだろう。マクはその新作を村人だけでなく冒険者にも使って貰い、より多くの人に『寝具に拘る意義』を知って欲しいそうだ。製作に必要な材料や器具はマクの工房に揃えられているので、冒険者達はそれを用い手解きを受けて製作する手筈となる。

 工程は三段階。
 まずは、表布と裏地の色をそれぞれ選ぶ。
「同色でも異色の重ねでも、好みで自由に選べますよ」
 次に、中綿用のモチリ実をひたすらぐにぐにと押し潰し引っ張り、薄く広く伸ばしていく。今回渡される実は加工済みの乾いた状態で、その質感は『よく伸び縮みするマシュマロ』といった風情らしい。割りたての実の様に手や体にべっとりと付着する惨事は避けられそうだが、やはり扱いには多少の注意が必要だろう。
「手元が狂うと、跳ねた実がぺちっと当たってしまうかも知れませんからね」
 そして最後に、薄く伸べた中綿を表布と裏地に挟んで縫い合わせる。
「太くて長い針を使いますから、危ない真似は駄目ですよ」

 説明を聞き終え、ヨハナ・ユディトは微笑む。
「直にお腹の冷える季節になるし……興味深い話ね。私も行ってみるわ」
「プレゼント用に包装するなら、ランさんが手伝ってくれるそうですよ。……皆さんも如何ですか?」
 霊査士はそう言って冒険者達を手招いた。

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参加者
NPC:祈りはじめた霊査士・エリソン(a90312)



<リプレイ>

●涼風の庭
「前回と合わせて……百人もの人達が来てくれたんすねぇ」
 朝露の香を含む涼風も芳しい庭。総勢五十九名の冒険者達を数え終え、弟子の一人があんぐりと口を開く。

「みんな様、マクお爺様、今日は宜しくお願いします」
 サクラウサギがぺこりと頭を下げ、ユヒトも続く。ここに来るのは久し振りですね、というセリアの言葉にレシュリアナはこくこくと頷いてお辞儀をする。この機会を紹介してくれた礼をエリソンに述べる、リディアとストラタム。共に訪れた『空の見える広場』の二人も、霊査士とユディトを囲う輪に加わる。誘い合わせ集った五人の者達は、『四季の色』の面々。

 ♪ぽわふか ぽわふか♪
 いつかと同じ和やかな歌が聞こえ来る。見れば『ぽわふかお布団ツアー』と描かれた旗を掲げ、歌いながら行進する五人の者達。照れと親しみを込め、また来ちゃいました、と笑顔で頭を下げるスイ。
「布団っ子達も元気そうじゃなぁ」
 マクは頭を軽く下げて彼女の手から大福を受け取り、顔一杯に笑みを浮かべた。『モチリ実』と掛け合わせた洒落の利いた品選びが気に入ったらしい。道中からずっとうきうきとしているイーシアの手前、ティフェルは『お布団族族長』として背筋を伸ばす。興味津々あちこちを見回すナコの傍ら、チェロットは嬉しげに延々とマクの寝具を讃え続けている。

 あら? と呟くミリアの声にリアが振り向くと、ユーニスに付き添うグラースプの姿があった。のみならず、『モチリ実・愛』の名の元に集ってマクを囲む者達は、カロアとカルアそしてユユの三人。更にレインと二人仲良く頭を下げるクィンクラウドの姿もあり、彼女は溜息を漏らす。
「……知り合いの方が沢山、なのです」

●ふわん
 工房内に並んだ長卓に着いて手元を見れば、小盾程の平板に長めの伸し棒、太く長い縫針や待針と布ベルト。そして半分に割った実殻にぎゅうぎゅうと詰め込まれた、熱加工済みのモチリ実も用意されていた。それらが極上の寝具に変わる様を胸に描き、ファンバスは頬をほっこりと緩める。
「朝晩寒いので、ぬくぬくでふわふわでまったりぐーぐーしたいのです」
 イーリスは今から楽しそうにわくわくとしている。ふわんケットという語感の柔和さに、ジェイクも幸せな表情を浮かべた。
(「モチリ実って何でしょうか」)
 マクの説明を聞きながら目の前の実に首を傾げるノーリーンは、聞けば採れ立ては餅の様な感触だというリュゼットの説明に感嘆する。マリウェルもそれを聞きつつ『とても楽しみですの』と微笑んでいた。

「なぁ〜ん」
 一通りの説明が終わると、ノソリンと化したクラリスが荷車を引き現れる。材料運びをずっと手伝っていたらしい。運ばれて来た多様な布と糸を前に、選色を迷う者は少なくない。水色とクリーム色を手に唸るチェルカの横で、ステュクスも彼方此方を見回している。あの人に合う色を、と空色を手に取るミン。ガルスタは妻を、ナコは相棒を思い浮かべ、愛すべき者と自らを重ねた色を選ぶ。ノエルはアイボリーの布地をそっと撫で、義弟を思い出して眼元を綻ばせた。
 布を選び終えると、数人の者が刺繍の希望を申し出る。ミルは白狼の刺繍を望み、エルスも瞳を潤ませて職人達にフワリンの説明をした上、『ふわりんケットって駄目ですか』と請う。マクは少し考えた末首を縦に振った。
「おうおう。それなら端を適当に縫い残して、そこから手を入れて刺繍するんじゃぞ」

 手元を見て己の歯形が付いた実を引き当てていた事に気付き、クラリスは頭を掻く。スイナは針で突付いて実に話しかけている。チグユーノはそんな友の口元にジャムを添えた実の一端を運ぶが、弟子達の慌てふためいた制止によって悪戯は未遂に終わる。その様子を見、実の味を思い描いていた数名も自制心を取り戻した。キルは実そのものにぺちぺちと『教育指導』をされている。グリュウとクィンクラウドが実に粘りがない事を残念がると、採れ立ての実もさぞ面白かろうとユーリアも思い馳せた。
「伸びるもこー」
「ふれーふれー!」
 説明に沿いベルトで板に固定した実を手首でゆっくり伸すイーシアを、ティフェルが懸命に応援している。硬い殻のボウルから外した実を一突付き、天にも昇る心地のチェロットはフと我に返り、はしゃぐ団長を撫でて制した。
「……むにむに、です……」
 大分広がった実を指で摘み、感触にうっとりするシファ。その手元にソウェルが手を添え、伸べ幅のムラを笑顔でのしのしと正す。『男のひとのほうが上手なかんじです』という彼女の言葉に、イーヴは先程の溜息も忘れて腕を捲る。ダウも伸し棒を一回し、飄々と実を薄く伸していく。

「んしょ、よいしょ……」
 ベルトに挟めた実が抜け跳ねない様、ミルディは丹念に伸べる。ノリスとソアも力加減を気遣い、ハクカはその手際を倣う。だがその一方――
 ぴちん あうっ!?
 ぺちっ うぅ……
 方々から実が跳ねる音と悲鳴が聞こえ始める。痛くないもんっと涙目で胸を張るバーミリオンの足元に、ステュクスとユーリィカが無言で蹲っている。ベルトから抜けた実に、ぼんやりと寄せていた頬を直撃されてミシャも呻く。隣からはみ出して来た実に腕を打たれセイエンが振り向くと、ぽよぽよと跳ね回る実の感触を顔面で味わいながら、カーライルが至福の表情を浮かべていた。その恍惚ぶりを見かね、彼は一言『涎が出ているぞ』と友に指摘した。

 あららら、ごめんなさいね〜。すみませんなぁ〜ん。
 互いにぶつかり合う人々も出て来た。クァンは横から飛び来た実が尻尾に当たり、わぅん! と鳴く。リュゼットも何処からかとばっちりを食らうが、アフィニティが頭を下げて実を取りに来ると柔らかく応じる。
「ふぎゃっ!? うわーん!!」
 実の直撃を顔に受けて転げ回り、カロアは泣き真似をして左のカルアの様子をちらちらと伺うが、『何を言っても騒ぎたい奴』と彼は背を向けるばかり。やがて彼女は右のユユに向き直り、なでなでと頬を撫でられる。姉は先日迄の過酷な航海の事を訊かない。弟はそれに当惑し――けれどその優しさをも察する。今生きて莫迦騒ぎが出来る日常に、背中合わせの義姉弟は同じ幸せを味わっていた。

●けっと
「ふにゃぁん、疲れたよー」
 へたりそうになりながらも団長の姿を励みに、サクラウサギは遂に実を伸べ終えた。リディアは二枚の布地に慎重に実を挟み、ミリアは縫針の長さを不安そうに見ている。指の中でふにふにとする中綿を、布で包み隠す名残惜しさ。キルの腕は暫し止まるが、やがてゆったりと針を動かし始める。ニノンは大好きな人の笑顔を思い浮かべ、一針一針丁寧に縫う。ステュクスの指先も中々そつがない。
 仲間達が怪我をしない様にダウが裁縫の手解きを始めると、イーヴも対抗心を燃やしてスムーズに布地を縫い合わせていく。そんな彼には見せられまいと、セロは一人頬を染めて大き過ぎる縫い目を密かに解く。仲間達に注意を促した直後、力み過ぎて自らの針を折ってしまったシファも赤い頬で俯いていた。

「むむむ……」
 スイナに教わって針を進めるチグユーノの眉が、徐々にハの字に変わる。欠伸を噛み殺して糸を手繰るコロに、ソアは指先の針を震わせながら泣きそうな声で助けを求めた。
「誰か代わりに……縫って下さい……」
 ノーリーンが項垂れてそう乞うと、悶々とした沈黙が満ちる工房内の方々から、遂に堰を切って助けを求める声が飛び交うに至る。マクと弟子達、ラン迄もが慌しく駆け始めた。騒動に巻き込まれ、クァンとアフィニティは針を指先に刺していた。エルスが急いで手当てを施す傍ら、やはり涙目のユーリアをリアが癒す。クィンクラウドも指先から軽く血を滲ませてはいるが、こちらはレインに手当てを受けながらちょっと嬉しそうな顔をしている。
 時に己の肩を揉みつつ黙々と糸を繰るユディトに、フォウは先日の冒険で彼女が負った傷の塩梅を訊ねる。そしてその後は恙無いと確かめて安心し、失敗を恐れず楽しくやろう、と言って気楽な調子で手首をひょいと返す。だが、その様子にシゼットは声を荒げる。人様の作業場をお借りしているのですから――そう叱咤し、彼女は罠を拵える狩人の眼差しで真剣そのもの、手際良く縫い終えた糸を布端で結わえ切った。

 程なくして次々と、完成を喜ぶ声があちこちから上がり始める。セロは完成品を手に満足そうに、この秋を暖かく過ごせそうですねと微笑んだ。サクラウサギは布越しの中綿を指先で味わい、どの様な味を想像してかお腹を鳴らす。ユヒトは早くもふわんケットに包まり、キュウ♪ と快さそうに鳴いた。フォウは自らの作品を友の目の前で広げて見せびらかし、暫くゆったり昼寝を楽しめそうだと欠伸を一つする。
「……全く、昼寝も良いけどお仕事もちゃんとして欲しいです」
 シゼットは、困った様に溜息を吐いた。
 ぽんぽん、とふわんケットを数度叩いて手触りを確かめ、セイエンは顔を埋めたい気持ちをぐっと堪える。隣で早くも毛布の真ん中に顔を埋めては身体に巻き付け、『このまま帰ろう』と真顔で宣言して立ち上がるカーライルの誘惑に耐えながら。

「お片付けの手伝い、させて頂きたいですの」
 全ての者が工程を終え、刺繍をする者達を除けば工房内は既に三々五々。マリウェルは掃除を始める職人達を手助けする。その一隅では、出来立てのふわんケットに数人の者が眠り転がっていた。
「コロちゃん、起きないと〜……」
 友を起こす夢を見ているらしく、ソアは共に眠るコロの横でむにゃむにゃと呟いている。すぴー、と爽快な寝息を繰り返すグリュウ。夢の半ば『素敵……』と呟き、チェルカもふわんケットを抱きしめたままいつしか撃沈していた。レシュリアナも持ち来た枕に頭を乗せ、ころんと横になる。
「ふわんなけっとさん、いっしょにおひるね、なの……」
 また一方の片隅には、レインとクィンクラウド。『ぽわふかお布団ツアー』の面々も、仲良く並んで寝息を立てていた。

●陽光の庭
 愈々高くなった秋の日差しに、庭辺の草花は薫る。
「お家のまりもさんもお元気ですか?」
 雑草をむしる霊査士は、ユーニスの問いに『今日も元気に転がってます』と、本気か冗談か謎の答を返す。彼女はそれにこくと頷き、赤と黄のリボンで包装した林檎のパウンドケーキを彼とマク達に配り行く。以前この庭で見た仕草を鏡像にした如き手付きで紫煙を燻らし、グラースプはやはり以前聞いた様な言葉で彼を食事に誘う。友が果たせなかったささやかな約束を己が代わりに、と願いを込めて。
 一頻り仕事を終えて庭の長卓でくつろぐマクに、スイは茶を淹れて渡す。快活な笑顔で礼と共にそれを受け取ると、その周囲に数人が集う。今回の様な機を設けてくれた事への感謝を、老翁に告げるバーミリオンとセリア。マクはそれに笑って応じていたが、マクお爺さんは素敵なの、とミシャに微笑まれると、いやはやと顔を赤くして頻りに頭を掻いて見せる。ノリスは老翁の前に出で、自らが考案した寝具について熱く語り始めた。曰く『ふわもこ敷布団』という布団があれば、最高なのだと。
「……そんな敷布団にマクさんの『ぷちもこ枕』を添えれば、最高に気持ち良い事だろうな」
「『ぷちもち枕』じゃよ」

 また庭の一隅では、ランと共に数人の者達がふわんケットの包装を手がけていた。義娘の為にと、ガルスタは老婆の手を倣って紗の様な薄布をずらしつつ重ねている。大切な人に喜んで欲しい、とミンは頬を僅か染め、ミルディも『旅団の子の誕生プレゼントに』とランの手解きを乞う。
「真っ赤なリボンで派手にしてくれ」
 にやりと笑むユーリィカ。ランは赤いリボンを握る皺深く暖かな手を、彼女の手元に添える。
 貴女はどうなさるの? と老婆に尋ねられ、ハクカは僅か逡巡するが、
「多少歪になろうとも見様見真似で頑張ります!」
 やがてそう決意し、ぐっと拳を握る。ランは優しく、そう……と微笑んで数度頷いた。
「大事な人達が喜んでくれる事を願って、少しでも奇麗なものを作ろうと思う心も、少し位ぶきっちょでも自分の手で仕上げたいと思う心も……どっちも相手を思う気持ちは同じよ。とっても素敵な心だと思うわ」
 リアは、庭辺にくつろぐ少なからぬ知人達の様子を見回す。
(「皆さんもプレゼント用なのでしょうか……」)
 思い悩むが、面と向かって訊ねるのもやはり気恥ずかしい。彼女もいつか包装作業へと戻っていた。長らくぶりの再会を果たす大切な人へ、『お疲れ様でした』の気持ちを込めて。

「お爺さん、これ……」
 ランに手を引かれてマクの傍へ来たミルが、老婆の背からそっと顔を覗かせる。少し躊躇った末マクの手へと渡された物は、先刻作り上げたばかりの茶と白のふわんケット。わしにかい? と目を丸くするマクに頷き、今回と前回お世話になったお礼です、と彼女は頭を下げる。そうか、そうか――と老翁は少し潤んだ声で言い、節の張った大きな掌でミルの頭を優しく撫でる。
「有難うなぁ……そしたら嬢ちゃんの分は、わしが作ってやらんとなぁ」
 その光景を見ていたジェイクは、胸を刺す温もりに暫し惑う。幼い頃の記憶がない彼にとって、老翁と老婆と共に過ごす時間は擽ったいけれど何より暖かく感じた。
「俺で何か他に手伝える事があったら言ってくれよな、爺さん!」
 照れ混じりに鼻先を掻いてそう伝えると、彼の頭の上にも大きな掌がぽんと置かれた。

●愛しい人達へ
 穏やかな午後の茶話と歓談を経、やがて空は西の彼方に夕刻の真朱を灯す。職人の庭に集った者達も帰路を歩み、其々の胸に愛しい者々を思い描く。

「ふわんケット持って、だーりんのトコに行くのです」
 イーリスは二人共に包まって眠る姿を想像し、えへへ……とはにかむ。ニノンは高い秋空を流れ行く雲を眺める。此方から彼方へ、幸せを運んでくれる暖かな贈り物になります様にと、思いを込めた。釣られてリディアも空を見上げると、懐かしい雲の上の故郷が胸に浮かんだ。
(「今頃皆はどうしているかしら……」)
 眠りが浅いと零していた知人を慮り、不器用な手前でも一生懸命作った暖かな毛布。それが少しでもその者の手助けになればと、セリアは願う。ユーリィカも、寝る間すら惜しむ程の激務に勤しむ知人に憂いを抱く。新たに家族になってくれた愛しい義弟の寝顔を思い出し、ノエルは新緑の葉を刺繍した毛布を両手に歩む。
 些細な切掛けで、また喧嘩をしてしまった義姉。その幼げな怒り顔はいつも憎らしく愛らしい。今日こそは私が先に謝って、一緒の毛布で眠りましょう――ストラタムは胸に誓い、我が家への道を急いだ。

 世界に唯一つだけの柔らかな毛布が、冒険者達――そして彼らが愛する者達へと、健やかな明日へ繋がる穏やかな夜を齎す様に。マクとランは、そう願いながら彼らの背を見送った。


マスター:神坂晶 紹介ページ
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参加者:59人
作成日:2006/09/21
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冒険結果:成功!
重傷者:なし
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