空虚と鼓動



<オープニング>


「三体の魔物らが散開しているようですね。彼のものたちは、遮るものの見られない平野に、巨大な三角形を描くようにして位置している。北の頂点には、鈍色の甲冑を思わせる姿が、西の頂点には紅蓮の兜が浮遊し、東の頂点には正紺の盾が土に突きたてられている。そのいずれもが、重騎士によく似た力を持っているようです」
 そう同業者たちに告げると、先の細く尖った青白い指先を操って、薄明の霊査士・ベベウは、数枚の羊皮紙の上下を入れ替えた。
「先にお話した通り、三体の魔物を討っていただかねばなりません。そのいずれも、堅牢な守りを誇るようです。その他に、いくらかの特色を持つようですが、その点については後ほどお伝えすることにいたしましょう。この戦いにおいてもっとも注視すべきは、正紺色の盾と紅蓮の兜とが、鈍色の甲冑に従うかのようなそぶりを見せている点にあると申し上げることができる。鈍色の甲冑を守る、もしくは、仇為す者へと挑みかかる、といった行動が予想されるのです」
 彼のものが、悪行を為す前に討ち滅ぼすこと――。
 魔物らの詳細について伝え終えたのち、霊査士が同業者たちに真摯な眼差しで求めたのは、ただ、それだけだった。

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参加者
六風の・ソルトムーン(a00180)
黒衣の閃迅・レオニード(a00585)
業の刻印・ヴァイス(a06493)
狩人・ルスト(a10900)
魔王様・ユウ(a18227)
へたれ黒犬王子・レイ(a25187)
ドジ神様・アルシア(a26691)
斬魔新聖・シンイチロウ(a26766)
剛健たる盾の武・リョウ(a36306)
南国の薔薇・ジョージィ(a44355)
夜のガスパール・カトレヤ(a45156)
閃風の・ナキア(a57442)


<リプレイ>

 遮るものの見られない平野に、頬を染め、指先をかじかませ、髪先を凍てつかせる風が、悲しげな唸りをあげて吹き抜ける――。
 丸い黒枠の内側で拡大された草原の景に、ヒトの青年は、等間隔を置いて立ち並ぶ三体のモンスターを見いだした。業の刻印・ヴァイス(a06493)は、小振りながらも鮮明な像を拡大してみせた遠眼鏡を、礼の言葉も添えて、ヒトの牙狩人に返した。――狩人・ルスト(a10900)は、茶色の手套に包みこまれた指で品を受け取り、それを外衣の裡にしまいこんだ。そして、音を殺いだしなやかな足取りで歩みはじめた。
 まず狙うべきは、平野に描かれた三角形の西端、紅蓮の紋章を額に配した兜型の魔物である。
(「兜と盾と鎧……昔一緒に戦ってたのかなぁ?」)
 心の裡でそう呟いたのち、へたれ黒犬王子・レイ(a25187)は脳裏にある姿を思い描いたのだった。だがすぐにも彼は、想像上の姿を否定した。色が合わないとの、審美的な理由だった。
 魔物たちは、身体の正面を南へと固定したまま、それぞれ二本の足で立ち、宙に浮遊し、土に突き刺さって、いくらも動かずにいる。
(「主従関係の存在するモンスターか。生前は強い繋がりがあったのだろうな。今際には何を思ったか、どれだけ無念だったことだるか」)
 剛健たる盾の武・リョウ(a36306)は、彼のものらの生前に思いを馳せたのち、現在への結論を導きだした。罪を犯す前に眠らせてやる、それしか俺にはできないが力を尽くそう――。
 
 赤い兜がゆらりと向きを変える。気づかれたか――。
「己が動けば相手も動くは道理。先んじれば人を制すと申すが、鎧に対して先に動くは愚なり」
 仲間たちにそう告げるなり、赤銅色の外套を翻す男――六風の・ソルトムーン(a00180)は、魔物らが象る図形の内側へと駆けこんだ。『画竜点睛』の銘を与えられた戦斧は、弧状の刃の輪郭を震えて滴り落ちるかのような輝きによって膨張させ、長柄を若芽が息吹くかのように伸張させて、主と共に戦いの姿をとった。
「それでは各々打ち合せ通りにお願いしますて……それでは」
 幸運を――との言葉と、精美な口元に浮かべた微笑みで、魔王様・ユウ(a18227)は仲間を見送った。自身は、兜と対峙する前衛の後方に着く。赤い紋様が浮かびあがる術手套の指先を、鼻梁に渡された銀の細工へと這わせると、彼は邪竜の力を解き放った。足元から噴きあがった魔炎が、紫がかった暗色から鮮やかな虹色へと変幻する舌先を、青年の全身――その髪先に到るまで――に蔓延らせた。
 夜の協奏曲・カトレヤ(a45156)は心の力を研ぎ澄まさせた。そうして、共に戦う術士のひとり――髪先に金木犀をちりばめるドリアッド――に、鎧聖の力を付与した。余所では、他の仲間たちが、同様の術を展開しつつあるようだった。
 ホーリーガウンに神々しいまでの輝きを得るなり、ドジ神様・アルシア(a26691)は、『ディバイン・ブルーム』を空へと掲げ、緑柱石に緑青の光を仄めかす瞳を細め、高らかに言い放った。
「フルパワーで行きますっ!」
 師にあたる少女の身体が、赤黒い魔炎によって包みこまれてゆくのを、旧き印・シンイチロウ(a26766)は見ていた。宙を浮遊する紅蓮の兜から、目には見えぬ衝撃が飛来しても、彼は全身と盾でそれを受け止めた。彼は思うのだった。
(「ししょーは俺より強いけれど、そんなの関係なくて……男であるところの俺が守ってあげなきゃ……。だってししょーは女の子で………………俺のこいびとだ」)
 宙に浮遊する首だけの魔物が、恋人を守る武道家に衝撃波を叩きこんだ。その動きが空間を伝播したのだろうか、身を揺すったかと思うと、正紺の盾が行動を開始した。わずかに浮きあがっては、鈍重な身体を草地に突き刺し、また浮きあがって――と冒険者たちの元に向かってくる。そして、鈍色の甲冑も、鋼板と鋼板とが触れあう音をたてながらの進軍を開始していた。
 甲冑と盾は進路の先で交わるつもりか――。先の尖った白い指先から、乾いた音色をひとつたてて、黒衣の閃迅・レオニード(a00585)は、一枚の紙片をどこからともなく呼びだした。苦悩に背骨を歪められた男――そのようにも見える影が浮かんだ紙片を、彼は鈍色の甲冑めがけて投げはなった。広い胸部に、甲高い響きをたてて命中したカードは、そのまま黒い液体となって染み込み、モンスターの身体に不吉な黒を滲ませた。
 やはり動くか――。
「倒すのではなく行動を阻害する。それに重点を置く限り遅れをとるものではない」
 ハルバートに巨大な半円を描かせ、ソルトムーンは甲冑型の魔物に斬撃を叩きこんだ。彼の動きにリョウが追随している。頭上に白いかたまりを浮かべた重騎士は、『梅幸』なる太刀を振りあげると、果敢にして重厚なる斬撃を魔物の肩に落とした。
 左右の指先が絡み合わされ、一塊の鉄槌ともおぼしき姿となる。鈍色の甲冑が背を反りかえらせ、首のない肩の合間から振りおろした打撃は、白銀の幌を裂き、ソルトムーンの左肩を砕いていた。
 正紺の盾からも、荒れ狂う嵐のごとき勢いで、灰の砂礫が吹きだしていた。魔物の眷族を含め、そこにあるほぼすべての存在が、峻烈な衝撃に身を晒さねばならなかった。
「今っお助けしますっ!」
 闇色に近い藤色の法衣が、アリシアの白い肌より発せられた淡い輝きによって透かされている。たおやかな身体からたゆたった輝きは、光の泡沫を散らしながら広まり、傷を負った冒険者たちを優しく包みこんだ。
 
 紅蓮の兜から発せられた何かが、視界に捉えられた景色を歪めたと認識した瞬間、リザードマンの牙狩人は、その黒い鱗で守られた肉体にただならぬ衝撃を受けたのだった。しかしながら、剣風閃舞・ナキア(a57442)は長く裂けた口元に、笑みらしきものを浮かべ、後方に立つ術士にこう伝えたのだった。
「我ガ撃たれてモ、汝が居れバ癒してくれヨウ。だガ、汝が倒れれバ誰が我らヲ癒しテくれるノダ……」
 宙に浮遊する首は、脳髄など納められてもいない空虚な内部から、赤い滴りをこぼしていた。背後で戦う仲間たちが、甲冑と盾の猛攻に耐えていてくれるおかげで、兜と対峙する冒険者たちは、相手をあと一歩のところにまで追いつめている。
 『幽鴉弦』と綽名される弓を構え、ルストは掌中に数本目となる念の矢を収めた。射られた矢は、その刺の生えた頭を、赤い兜の額へと突きたて治癒の力を完全に沈黙させた。
(「重騎士っぽいのに技高いとか反則ーっ」)
 不満げに唇を尖らせるレイだったが、黒い犬の尾を腰の裏側になびかせて、野を獣じみた身体の運びで馳せる彼を、紅蓮の魔物はまともに捉えることすら難しかった。指先の鋼糸を震わせると、少年は目にも留まらぬ速度で兜へと迫り、道の中途で残像を従えると、三方からの斬撃を一点へと先鋭的に収束させた。
 革で設えられた外套の裾を波立たせ、ヴァイスは、浮遊する魔物の側面へと身を躍らせた。そこで、念を収斂させた指先を伸ばして――。
「捕らえたぞ……!」
 扇状に広げられた朝露にも似た輝きが、紅蓮の兜を拘束している。――その様を、ヒトノソリンの重騎士は、南洋の深い海を思わせる青の瞳で見つめていたが、やおら『黒華』なる長剣を掲げると、怒濤のごとく馳せて魔物へと斬りかかったのだった。
(「鎧。兜。盾。どれも、守るものなのなぁ〜ん。何を守って、なぜそこにいるのか……いずれ仇名すものなら、討つだけなぁ〜ん」)
 黒いノソリンの耳に描かれた金の薔薇が揺れる――南国の薔薇・ジョージィ(a44355)は、幾度となく繰り返してきた斬撃を、再び紅蓮の兜へと叩きこんだ。
「落ちたかなぁ〜ん……」
 ジョージィの足元に重たげな音がたった。だが兜は、またわずかにその身を浮きあがらせようとする。そこへ――中空をのたうつようにして、蛇行する光条が飛びこんだ。
 風穴を穿たれた魔物は、もう震えることすらなかった。弓の構えを解いたナキアは、後方へと振り返った。魔炎をまとう術士はすでに、二体の魔物と対峙する仲間の元へ向かっていた。
 
 淫らにして神聖、野蛮にして清純――黒衣をまとうユウが、その胸元に結ばれたタイを緩めながら口ずさんだ歌は、諧謔と逆説とに満たされた奇妙なものだった。
 しかしながらその響きは、複数の強敵を相手取る彼らにとって、かけがえのない恩恵のしらべに他ならない。細く長く息を吐いて、ソルトムーンは呼吸を整えた。彼は視界の端に、鈍色へと近づこうとする正紺の影を認めていた。
「弄るな!」
 白銀の召喚獣が翻され、その幌が宙へと引きあげられた空間に、闇を貫く稲妻ともおぼしき光が、けれど一条の直線となって駆けめぐった。ハルバートで振り向きざまに一閃し、ソルトムーンは盾を象る敵の、右上端を貫いていた。
 十二名の戦力へと戻った冒険者たちは、次に討ち果たすべき狙いを、正紺の魔物へと定め、勇敢な行いと冷静なる判断を繰り返し、文字通りに相手の身を削っていった。
 怒濤を思わせる砂嵐を魔物が巻きおこしても、ルストはその範囲外から、丸眼鏡越しに定めた狙いで、正確な一矢を射撃した。青年の放った矢は、その硝子のように透き通る闇色の鏃により、堅牢な盾の身体がまるでバターででもあるかのように易々と貫いた。カトレヤは癒しの輝きに身を縁取らせ、あたりへと拡散させながら、甲冑と盾の合間に立ち続け、両者の合流を阻んだ。
 鈍色の甲冑が鉄槌のごとき腕を振りおろしても、太陽に愛された黄金の肌を持つ、屈強で、美しく、陽気なヒトノソリンが受け止め、その衝撃に耐え抜いた。唇に紅を滲ませ、ジョージィが吼える。
「守るために重騎士になったのなぁ〜んっ!」
 正紺の盾に引導を渡したのは、まず、レオニードの指先から放射された煌めく糸の束たちだった。そして、自由を奪われた盾へと、魔炎と魔氷とを渦巻かせ宙を焦がす黒炎が飛びこんだ。
 扇状となった武具を手に、魔炎まみれとなった姿で、シンイチロウは、崩れゆく正紺の盾を見つめた。それは、硬質な光沢を失い、鮮明な輪郭を失うと、まるで泥濘のように溶けだして、草の上にこびりついたのだった。
「シンちゃんと一緒なら負ける気がしないですよ〜」
 そう言って、アルシアは癒しの光をあたりへとたゆたわせた。彼女の、緑柱石に緑青の光を仄めかす瞳は、愛する男の姿に続いて、鈍色の甲冑が孤独に佇む姿を、その虹彩に宿した。
 
 全身を騒がしく揺り動かして、鈍色の甲冑が両腕を空へと掲げる。瞬秒ののち、リョウの視界を過ぎった鉄塊は、彼の構えた盾を弾き、その胸部にただならぬ打擲を加えていた。
 残る敵は、もう二本の足で立つ魔物のみとなっていた。浮遊する兜は地に墜ち、草原に突き刺さる盾は打ち砕かれた。
 リョウは唇の端が酷く切れていることに気がついた。舌の上に滲んだ深いな鉄の味を、魔物の肩に吐きかけ、さらに『梅幸』で真一文字に斬りかかる。
 ユウは魔物の姿を、その側面から見ていた。手の甲に絡みついた黒鎖と、その真下に隠された赤い十字の紋様が揺らめき、掲げられた術士の指先から魔炎のつぶてが放たれる。
(「ジョーカーに……なるか?」)
 心の裡でそう問いただすなり、表面に歪な影の滲む薄片を生成する。肩口に添えられていたヴァイスの指先から、しなった腕の働きによって宙へと投ぜられた紙片は、魔炎をつぶてを浴びた肩とは逆の肩に吸いこまれ、そこに不穏な闇を漂わせた。
「悲しい破壊しかもたらさヌ汝ら……我らが風デ止めて見せヨウ……」
 そう言ってナキアが放った一矢は、鏃に無数の茨を生やしたものだった。それは、金属の胴を貫く玲瓏な響きをたてたのち、空虚な魔物の胎内に奇妙な変化を生じさせた。矢に貫かれて穿たれた傷口から、黒い液体が流れでたのである。
 ルストの放った矢を追い、ソルトムーンがハルバートで空を薙ぎ地を馳せる。ジョージィは草を蹴り、『黒華』を垂直に掲げていた。――仲間たちの果敢な行いに鈍色の甲冑が激しく揺らめく様を見つめながら、シンイチロウは『剣扇』に空をたゆたわせ、胸甲に守られる胴から、癒しの光波を拡散させた。
 汚泥のような血を垂れ流し、所々が剥落したモンスターの体躯を、精悍で、冴え冴えとした蒼の双眸が追っている。レオニードは、念を収斂させた十指を、何かを掴み取ろうとするかのような仕草で虚空へと向かわせた。鉄の冴えを思わせる光条が忍びの指先から伸ばされて、甲冑を象る魔物へとまとわりついた。
 煌めく糸に絡めとられた魔物は、酷く孤独であるように思われた――白銀に耀う『月の調』の刀身で、空間に弧状の軌跡を浮かべ、カトレヤは心の力を撃ちはなった。
 静寂の冴えと寂寞の無音とを含んだ、『葬奏斂弦』の枝垂れる刃が、ゆらりと虚空を彷徨った。
「コイツで終わりだから……皆で帰ろ」
 言い終えたレイの目前から、空を切り裂いて飛ぶ弧状の衝撃波が魔物へと吹きこんでゆく――。
 酷い音をたて、腹部に三日月のような亀裂を生じさせると、鈍色の甲冑は、まず膝から力を失い、次いで、肩から腕を抜け落ちさせ、それから、胸と腰との繋がりを失って、ただの鉄塊のような姿へと変わり果てた。
 
●エピローグ
 地に長い尾を這わせていたリザードマンは、鈍色の甲冑の調べを終えると立ちあがり、首を小さく左右に振った。ナキアが求めていた形――かつて冒険者であったものの過去を語る紋章など、空虚な亡骸のどこにも存在しなかった。
「ではな……」
 草原に掘られたひとつの深い穴に、三体の魔物たちは横たえられた。兜の位置を肩の中間に正してやると、ヴァイスは穴の底から跳躍して草の上に立った。振り返りざま、彼は言った。
「ではな……」
 カトレヤは頭を垂れ、先達たちへの弔意を言葉に変える。
「ただ深い……安寧の眠りが与えられますように……」
 立てた人差し指を、唇の下辺へと触れさせながら、ユウがふと呟いた。
「彼等は武器も持たずに何を守りたかったのでしょうかね」
 仲間の言葉に肯くと、髭の真下で薄く結ばれていた唇を、ソルトムーンは開いた。
「希望のグリモアが奪われれば、我もまたこのように野を彷徨うのであろうか……」
「皆が皆、奇麗事ばかりで冒険者になったわけじゃないだろうけど、それでも血を流すこと、死んでしまうかもしれないこと、全部覚悟したはずなんだ。それが、その結果が、こんな成れの果て……。すごく納得できない……俺が言ってもしょうがないことなんだろうけれど……」
 黒い土にまみれた指先を、強く硬く握りしめて、シンイチロウが感情を吐露する。揺らぎかけた心を強く持とうとしても、どうしても熱い鼓動がそれを許してくれない――そこへ、血と泥に汚れた彼の手へ、雪のように白い指先が重ねられた。
 シンイチロウの恋人は、彼のため、可憐な小花のような顔に精一杯の笑みを浮かべていた。


マスター:水原曜 紹介ページ
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