【First Step!】さよならは、いわない



<オープニング>


「プルミー……プルミエール!」
 名前を呼ばれ はじまりは・プルミエール(a90091)は、ハッとして顔を上げた。考え事でもしていたのだろうか、ついさきほどまで、視線を宙にただよわせていたのだ。
「どうした、ボーっとして? らしくもない」
 葵桂の霊査士・アイ(a90289)がいう。そう、ここは冒険者の酒場、そのテーブルのひとつ。
「ほら、みな集まっているぞ、しっかりしなくてはな」
 アイはプルミーの背をなでて、テーブルにつく面々を見渡した。
 ほとんどが見慣れた顔――かれらが初心者であったころをアイは知っている。はじめて、ないし経験の浅い冒険者向けの依頼を中心にこなしてきたかれらも、すでに中上級者としての風格を身につけていた。
「これまでいくつかの依頼をこなしてもらったな。砦のグドン退治、洞窟探検、山狩り……温泉びらきに尽力してもらったこともあった。小さな冒険が主であったが、よい経験をしてきたのではなかろうか。
 私は思う、すでに諸君らは初心者を卒業であると。ゆえに」
「ゆえに?」
 とくりかえすプルミーを見ながらアイは述べた。
「ゆえに、このチームは本依頼をもって解散としたい。諸君らはすでに最初の一歩を終えた、あたらしい舞台に進まなければな」
「えっ」
 プルミエールはテーブルに集まった面々を見た。文字通り苦楽をともにしてきたメンバーだ。それがこれで解散だなんて……。
 哀しい顔をするプルミエールにアイはいう。
「出逢いがあれば別れもあるのが道理、それに、これが今生の別離ではない、別の依頼などで逢うこともあるさ」
 プルミーはうなだれかけたが、さっと顔を上げた。この依頼が総仕上げだ、前向きに挑みたい。

「グドンが守る石造りの砦を攻略する。最初の依頼に似た状況だが、難易度ははるかに上がっているぞ」
 アイは地形図を描きながら説明する。
「まず砦の位置だ。切り立った山の山頂付近にあり、砦側からは下がよく見える反面、登る側からは視界が不明瞭となる。しかも三方は絶壁であり、西側からしか接近できないのだ。唯一南面に決死の隘路(あいろ)があるが、狭い上崩れやすく、うかつに踏み外せば危険なだけでなく、敵に接近を勘づかれることはまちがいない。ただし隘路を踏破できれば、砦の頭上から攻め込むことが可能となるだろう。また、見つけるのは楽ではないだろうが、地下水脈をたどれば敵が水源としている井戸から侵入できるかもしれない」
 冒険者たちの視線に畏れはない。アイはつづける。
「敵の規模もちがう。七十に届く数で、しかも武装状態がよい。投石用の岩には不自由しないゆえ、接近に気づけばすぐに投石と矢の雨が降ると思う。西面から接近するのであれば策をうっておく必要があるな。しかししょせんはグドン、直接戦となれば戦力はこちらが上回るだろう。
 敵はすべて狼の顔をしたグドンだが、なかに一頭だけピルグリムグドンが混じっているのもやっかいだ。背中から数本の触手をはやしており、触手には麻痺ないし毒の効果があると思われる。無論強敵だが、やつは大将格なので、倒しさえすれば敵は一気に弱腰となると思われる」
 
「私からの説明は以上だ。いささか乱暴な卒業試験といえるが……うん、諸君ならきっと合格してくれると信じている」
 アイはいいおえて、冒険者たちの成長を喜ぶように目を細めた。
「これまでもずっとそうでしたけど、今回もチームワークを高めてがんばりましょう!」
 プルミエールが仲間たちに呼びかける。大切な、かけがえのない仲間たち。

 冒険者たちは最後のFirst Stepに挑む。

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参加者
光纏う白金の刃・プラチナ(a41265)
色事師・ポワソン(a47140)
永遠の探求者・ノッテ(a47338)
シルトリッター・スー(a49369)
本に囲まれて昼寝する・クロウ(a50100)
灼炎の歌音・カノン(a50135)
金色の閃光・フェイト(a50291)
泡沫の桜吹雪・マリウェル(a51432)
清純可憐な乙女・ヤーヴォ(a58279)

NPC:はじまりは・プルミエール(a90091)



<リプレイ>

●陽動
「この面子で立ち向かえる依頼もこれが最後となるか」
 色事師・ポワソン(a47140)は前髪をかきあげた。
「長いような短いような……なんともいえない焦燥感があるわけだが」
 ポワソンはいう。ことばは決意の表明となる。
「最後までしっかりと任を努めたく思うぞ」
 そして風を呼ぶのだ。風はつむじを巻きポワソンの髪を揺らした。矢を弾く風、ストリームフィールドだ。
 永遠の探求者・ノッテ(a47338)は息をあわせ、すぐさま仲間たちに合図を送る。
「いきましょう! 私たちの勢い、敵の目に焼き付けるのです!」
 どっと繰り出す冒険者たち、一丸となって砦を目指す。
 本に囲まれて昼寝する・クロウ(a50100)にとって、本格的な戦闘はこれがはじめてだ。だが士気の高さは仲間に劣らぬ。トランペットをとりだして、
「さぁ、これで景気づけるでござるなぁ〜ん!」
 高らかに吹くのだ。強ければ強いほどいい、それだけ敵の耳目を引ける! トランペットの音は鋭く深く、岩山のあいだにこだました。
「これならバッチリ気を引けるはずでござるなぁ〜ん」
 心眼の踊り手・マリウェル(a51432)は、仲間を追いながら砦を見あげる。
「お見事、敵がつぎつぎと姿をあらわしましたわ」
 マリウェルがいうとおり、高台の上にグドンが姿を見せた。口々におめきながら弓をとりあるいは岩を拾い、こちらにしきりと投じてくる。またたくまに峡谷に怒声が満ちた。
 マリウェルにとってもこれが初の戦い、野獣のようなグドンたちを見るのもはじめてだ。されど恐れはない。信じられる仲間たちと一緒だから。
 冒険者の進軍はつづく。砦が近づくとともに敵の矢も届きはじめた。清純可憐な乙女・ヤーヴォ(a58279)は剣でこれを凪ぐ。
「敵が熱くなればなるほどに味方は有利になります。敵を熱くさせるのが私たちの役目!」
 ゆえに動きは大きくとる。そしてまた、いずれ来たるであろう「機」にそなえ障害を取りのぞくべく行動する。
 闇屠る星光・フェイト(a50291)の横顔は、かけだしであったころとは比較にならぬほど輝いている。これまでの冒険で身につけてきた経験と自信が、彼女の内面よりにじみでているのだ。
「敵の攻撃もですが、足場にも気をつけなければいけませんね」
 岩山は冒険者たちに不利、足元の注意を怠れば思わぬ被害をうけることになる。その一方であえてフェイトは、エンブレムシュートをつかっていた。この距離では敵に当たらないのを知っているが、こうやって敵の目をひきつけようとするのだ。繊細さとともに大胆さを身につけたフェイトを、初心者と思う者はもうないだろう。雛はついに成鳥と化したのだ。
 冒険者たちは距離を取りつつ、敵の挑発に専念する。星彩七釉・キルシュ(a50984)、笑顔の郵便屋さん・リリィ(a60360)がタイミングをはかりながら回復させているゆえ大きなダメージはない。 
「まずヤーヴォさん、フェイトさん、クロウさん、キルシュさんとポワソンさんは下がってください。10分休憩したら戻って、私たちと交替です」
 ノッテの指示するところは波状攻撃、まずは半分が下がって休息、10分間隔でもう半分と交替する。これを繰り返して敵を釘付けにするとともに、戦力の保持をはかるのだ。
 後退する仲間たちを笑顔で送り、はじまりは・プルミエール(a90091)は剣をふるう。
「さて、ここからが正念場、奇襲をかけるカノンさんたちの無事を祈りつつがんばりましょう!」

●隘路
「いま……」
 灼炎の歌音・カノン(a50135)がいった。
「お嬢に呼ばれたような気がする」
 お嬢というのはプルミエールのことだ。
「プルミエールさんが?」
 盾愛好家・スー(a49369)が聞きかえす。「まさか」とか「気のせいでしょう」とはいわない。これまで生死と苦楽を共にしてきたカノンを、それだけ信用しているのだ。
「なんか、オレたちの無事を祈ってくれているような、そんなイメージがあったッス」
 といって笑うカノンの横顔は、柔和だが歴戦の風格を帯びていた。スーもまた同様だ。いまであればどこへ出ても、頼れる戦士として通用するだろう。
「さて」
 黒羽の紫電・ゼロ(a50949)は行く手を見やる。どこまでも同じような風景、黒く尖った岩山がつづくばかりだ。天然の要害としかいいようがない。ゴツゴツした岩場は剣のようで、進むだけですでに無数の擦過傷がうまれていた。崩れそうな場所も数多い。
 かれら四人は隘路を通り、砦の南面からの奇襲をとる作戦なのだ。しかしこの道は非常に危険であった。うかつに崩れれば、転落の危険があるばかりか敵を呼び寄せることにもなりかねない。ゆえにかれらは遅くとも着実な行軍をつづけるのだった。
「急(せ)いては事を仕損じる、と言うしのぅ?」
 光纏う黄金の刃・プラチナ(a41265)は、事前調査で頭に叩きこんだ地形図を何度も頭の中で回想する。この道で正しい、その確信がある。
 もう西面での戦闘ははじまっただろうか。仲間たちは無事だろうか。だが、
「失敗? そんな事はあり得ぬのじゃ」
 プラチナに不安はまるでない。それはスー、カノン、ゼロも同じ。ただ進みつづけるのだ。
 しかし、このとき。
「哨戒か……厄介だな」
 スーは小声でいった。かれらの足元にグドンがあらわれたのだ。数は三、哨戒兵らしい。
 冒険者たちは風下にあり、しかも草の汁や土を装備にまぶして匂いを消しているためか、まだグドンは気づいていないようだった。この手法は、山狩りのときに学んだものだ。
「どうする?」
 ゼロは仲間たちに問う。

●突破
 もう、何度目の休憩になるだろうか。ヤーヴォは息をついて座る。かなりの時間が経過していた。
 敵の挑発には成功している。メンバーを二交代制にして絶え間なく挑発的な行動に出たのは、ほとんどベストの選択だったのではないか。交互にでてくるメンバーを見て敵は罠を疑い疑心暗鬼となり、砦からでて一斉攻撃に移ろうとしないのだ。敵が砦からでて接近戦をしかけてくれば、陽動組とのコンビネーションは失敗に終わるだろう。それは避けたい。
 しかし、絶え間なく陽動をしかけるのは疲労をともなう行動なのもたしかだった。
「さすがに……少々くたびれてきましたわね」
 だがヤーヴォの顔にはすぐ笑みが戻った。
「腹が減っては戦は出来ぬ!、でござるなぁ〜ん」
 といい微笑んでクロウが、自信作のサンドイッチをさしだしたからだ。
「……助かります」
 フェイトも感謝した。さすが「自信作」というだけあって、クロウのサンドイッチは滋味に富み力がみなぎる。
 ポワソンは腰帯から杖をとりだす。それはスーから託された「合図」であった。
「スーさんがウェポンオーバーロードを使ってこれが消えれば」
 キルシュがいう。ポワソンがそれを引き継いで、
「そのときは、陽動部隊が目指す地点に到達したということになるわけだな」
 この戦い、「卒業試験」といういいかたはけっして焦点のずれた表現ではない――ポワソンは回想した。砦攻略戦、足場の悪い洞窟探検、気配を消した上での追跡……思えばこれまでの戦いのすべての要素が、この一戦には含まれている。
 だがここでポワソンの思考は中断された。
 杖が姿を消したのだ。

 後衛に位置していたノッテは、ポワソンたちに気づいて小さくうなずいた。
「いよいよですね。とはいえ、敵に背後を察知されないようにしなくては」
 ここが肝心、ノッテはあくまで冷静だ。機に臨むも熱くなりすぎず戦場の流れを読む、こうした指揮官としての才略を、ノッテは自然に自分のものにしていた。
 マリウェルは新たなストリームフィールドを発生させ、「その時」を待つ。
「対遠距離反射空間展開、貫くは己自身ですわ!」
 マリウェルとポワソンがしっかりと連携していたため、かれらの周囲より守りの風が消えたことはない。
「見てっ、あれ!」
 リリィが指したのは砦の一角、真っ赤な炎があがるのが……見えた!
 
●決戦
 奇襲班の四人の連携は見事というほかない、ゼロが哨戒兵をまたたく間に倒すと、見張りを片づけたいまが距離をつめるチャンスと判断、一気に砦上方に到達したのである。
 苦労した甲斐はある。カノンには下がよく見えた。狼グドンたちがそれぞれ、西側の冒険者たちに矢を放ち投石している。まさか自分たちが標的になっているとも知らずに。
 活路を拓(ひら)くは、いま。
「“灼炎”の双つ名……その身に焼き付けてやるよ!」
 クロスボウを構え、撃つ。
 矢はまっすぐに敵の中央に飛び込み豪快な炎をあげた! グドンたちはたちまち大混乱だ。
 つづけてスーが飛びだす。鎧聖降臨で強化されたその身は、棘付き鉄板を背負った全身鎧。黒い疾風のように駆ける。
「行くぞ、アイギス! お前の初陣だ!」
 スーの背にぴたりとつけるのはダークネスクローク、アイギスという名の、スーの新たなるパートナー。仲間がいてアイギスがいて、どうしてスーに恐怖があろうか!? 死雑音杖回転させて、グドンたちに死の宣告を下す!
 グランスティードにまたがる麗しき戦士はプラチナ、
「止められるものなら、止めてみよ!!」
 閃光のごとく戦場を突ききり、合流地点の扉を目指す。扉の前のグドンたちは勢いを恐れて逃げ散り、プラチナはなんなくその閂を抜き取った。
 開いた扉、姿を見せる伊達男、それはポワソン、ミラージュアタックで敵を討つ。
「強行突破だ、全員が無事にあい見える様死力を尽くすぞ!」
 愛を知る男はまた、情熱を秘めた男でもあった。これまでの経験が、ポワソンの魂を目覚めさせたのか。
 クロウは突入するや身軽に壁を昇り、敵の頭上を取って
「これでも忍び、素早い行動は自信があるでござるなぁ〜ん」
 飛燕連撃を見舞うのだ。
 そして駆け込む少女はフェイト、
「行こう……レイジングハート!」
 宣言とともに降らす光の雨、ショック状態のグドンを恐慌にまで陥れる。
 ヤーヴォは剣を振りあげる。
「道をお開けなさい!」
 そして叩き落とす、大地斬として! グドンは盾で受けようとするもその盾ごと真二つにされた。
 ノッテは仲間たちを気づかいながら、エンブレムシャワーを放つという活躍を見せた。
「いいですね、怪我があれば無理をせず、さがって治療してもらってください」
 ノッテは繰り返しこう告げていた。
 グドンの混乱は収まらない。逃げ出すグドン、同士討ちをはじめるグドンまでいるではないか。
 マリウェルは探していた。ピルグリムグドンはかならずこのなかにいるはずだ。だが砦の内部に突入されてなお、姿を見せないのはどういうことだ。
「一体どこに……」
 というマリウェルの疑問は、発せられると同時に解消された。
「あっ!」
 マリウェルの隣で剣(ブラッディザッパー)をふるっていたプルミエールが、その武器ごと腕をからめとられたのだ。プルミーの腕を締めあげるのは触手、壁の中から突如飛びでた。
 薄い壁がやぶれ猛烈に粉塵が散る。ピルグリムグドンがその凶悪な声でうなった。
「……るな」
 うなり声のなか、声が聞こえた。
「プルミエールに触れるな……」
 そう、声の主は、カノン、
「骨まで燃やすぞ」
 いうや放つライトニングアロー、ピルグリムグドンの触手を切り落とした!
「そういうこと、覚悟はいいかな?」
 さらに他の触手も、ポワソンがさっとスピードラッシュで落とすのである。
 地に落ちんとしたプルミエールだが、グランスティードに乗ったキルシュがさっと救っていた。
 リリィもグランスティードの背にある。
「大丈夫? すぐ治すからね」
 といって、すぐにヒーリングウェーブを発動させた。
 ピルグリムグドンの登場によって一瞬形勢逆転かに見えたが、むしろその登場は冒険者たちの待つところ、
「終わらせます……」
 気高き銀狼を飛ばすのはフェイトだ。
「ヒトノソ忍者クロウ、お相手仕るでござるなぁ〜ん!」
 といってクロウも、攻撃に華を添える。
 そしてヤーヴォ、大地斬はここでも強力で、つづくマリウェル
「力とは与えられる物ではなく、自ら得る物と知りなさい!」
 その宣言通り、自身の得た技量を最大限に活かして三分身し、斬る!
 ピルグリムグドンはここで、群れのリーダーとしての立場を放棄した。すなわち逃げだそうとしたのである。
 しかしその進路は、俊足のグランスティードにふさがれる。プラチナの愛騎に。
「逃す訳にはいかぬ、妾の意地にかけてものぅ?」
 すっと口許で笑う。同時にホーリースマッシュを見舞うのだ。
 スーも追いついた。そして繰り出すは
「こいつを倒せば終わる、すべて!!」
 強烈なる横殴りの一撃だ。ピルグリムグドンはもう限界間近!
 そしてノッテ、
「いくらピルグリムグドンが強くとも、そしていくら私たちが小さくとも……」
 空中に描き出す力の紋章、紋章から放たれる力、エンブレムシュート、
「このチームワークがあれば! 必ず!」
 炸裂! 
 ピルグリムグドンは大地に叩きつけられたように倒れ、二度と立ち上がらなかった。 
 
●さよならは、いわない
 かくして戦いは、冒険者たちの完全勝利に終わった。重傷者はなく、死亡者も当然ない。見事といえよう。
 一方で、わずかなグドンの残りは逃げ散った。これだけの目にあったのだ、もうこの場所には一生戻ってこないだろう。
 
 仲間たちの顔を見渡し、プルミエールはいった。
「これで、終わりですね」
 勝利のすがすがしい気分が、不思議といまのプルミエールにはない。
 かけだしであったかれらも、無事最初の一歩(First Step)を踏みだし、一人前の冒険者に成長したのである。それを祝すべきでもあろう。
 なのに、プルミエールの心を支配するのは哀しい色。
 なぜってこの勝利は、チームの解散をも意味しているから。
「これまで、とくに今日は、ありがとうございました。私、みんなの指導役だなんていってたけど、ずっと助けてもらってばかりで……もう一度いいます、ありがとう。そして、さよ」
 いいかけてプルミエールは口をつぐんだ。いうまい、この言葉は。
 だからかわりに、こういった。
「また会いましょう」
 そしてぺこりと、頭を下げたのだった。
 その夜かれらは盛大な打ち上げをおこなった。これを「卒業式」と呼んでもさしつかえあるまい。

 冒険者たちよ、この経験……勝利の記憶を胸に、新たな冒険、新たなステップに挑んでほしい。

【First Step!】(完)


マスター:桂木京介 紹介ページ
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作成日:2007/01/20
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