休日の過ごし方〜ラプティーアの蚤の市〜



<オープニング>


●休日の過ごし方
 休日をどう過ごすかは、きっとそれぞれあるんだろうけれど。
 庭園の守護者・ハシュエル(a90154)はそんな事を言いながら、酒場の椅子をひいた。冷え切った手を温め、同席になった相手に視線を送った。
「……」
 回答は、無い。勿論、最初から期待していたわけでは無いが少しばかり感づいてくれてもいいんじゃないだろうか。「ねぇ」とハシュエルは幾分か低くなった声で文字を追う蒼月の医術士・リュシス(a90209)を呼んだ。
「リュシス」
「あら、なぁに?」
「あら、じゃないよ。気が付いていたくせに……」
 厚手の本から顔を上げたリュシスが少し笑う。紅茶を勧める指先に今は首を振った。
「今はもっと必要なことがあるんだよ。フォルテの居場所、知ってるよね?」
「それ、すごい聞き方ね」
「知ってる。でもね、もういい加減限界なんだよ。フォルテの家の鳥の面倒」
 元々、僕のとこには猫しかいないのだから。とハシュエルは言い切った。始まりは、昨日の夜にもらったフォルテからの手紙で。久しぶりの休みで出かけるから少し、家の鳥を頼みたい。とのこと。まぁ、いいか。と思って頷いた後で心底後悔したのだ。
「あんな鳥屋敷とは思わなかった」
「そうね。窓を開けっ放しにしておくと増えるのよ、夕方頃に」
「……いらない、そんな注釈」
 さらりと告げられた事実に眉を寄せ、ついた溜息にリュシスが笑った。それで、と促す彼女にだから。とハシュエルが声を上げた。
「フォルテ何処」
「蚤の市ね」
 ぱたん、と閉じられた本がテーブルに置かれた。蚤の市とは、所謂古物市のことだ。街の集会所や、広場で行われる。
「ってことは……暫く帰ってこないんじゃん。大方、あっちこっち見てまわってるんだし……」
 蚤の市には、様々なものが集まる。買い物好きとは思わないが、何時だったか探している本があるとか言っていたはず。髪をかきあげ、おもむろについた息が予想以上に重い。
「餌のやり方……分かんないんだけど、鳥」
「きっと、探す方が早いのでしょうね。フォルテを」
「蚤の市で、か……」
 並ぶ屋台が線を作り、天幕の奥を覗く客。店の主達はさした呼び込みもせずにただ待つ。一度か、二度だが行ったことのあるその市は人捜しには向いてないことだけは確かだ。
「他の人も、呼ぼうかな」
「得策ね」
 くすくすと笑うリュシスを睨め付けて、酒場を見渡す。とりあえずは、蚤の市の説明とフォルテ探しに協力してくれる人が必要だった。

●散策探索
「蚤の市に行かない? あ、ようは古物市なんだけれどね。けっこういろんなものが出てくるんだ。怪しげな彫刻とかけっこう良さそうな楽譜とか」
 にこー、と浮かべた笑みが多少怪しくはあるが、様々な物を見付けることができるだろう。というハシュエルに冒険者達は考え込む。
「そうそう、買い物を終えたらちょっと休めるような場所もあるんだ。屋内と屋外にね。ちょっと、外に出て過ごす休日って感じで、どうかな? あ、あと。フォルテを見かけたら教えてくれないかな」
 探してるんだ。と言ったハシュエルの声は幾分か低い。小さな街で開かれる市でね〜、と続けるハシュエルの声が酒場に響いていた。

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参加者
NPC:庭園の守護者・ハシュエル(a90154)



<リプレイ>

●蚤の市
 決して広くは無い通りに、天幕が並びそこに多くの人が集まる。古道具や骨董。有象無象の物品が秩序無く集まっているこの感じに、クレシャは笑む。この市に並ぶ品は皆、玉の性を持っている。最も本物にあたるものは少ない。だが「掘り出し物」とばかりに熱心に通う客も多い。クレシャは。本を扱う店の前足を止めた。手に取った本から、栞が顔を出していた。緩やかなカーブを描く薄い金属片。特別な感じはしないが、素朴で可愛らしい。声をかけてくる店主に、クレシャは栞を見せた。
「これ、貰ってもいいかな?」

「ユングは何を探しますの? 楽譜? それとも楽器?」
「私は楽器を探したいな。エメルは何を見るんだい?」
 私は、とエメルディアは微笑んだ。
「栞か古書を探そうかと思っておりますの。互いに良い品が見つかるといいですわね♪」
 行こう。と今更ながらの声を一つかけてユングヴェはエメルの横に立つ。歩幅を合わせて進めば春を感じさせる風が吹いた。
「ある程度回ったら、喫茶店にでも入ってゆっくりしようか」
 天幕の中、覗くまだ見ぬ物に心躍らせ、午後のお茶の時間の約束を一つ。そうして過ごすの一人2人では無いだろう。庭園の守護者・ハシュエル(a90154)に声をかけたラズリは、久しぶりと言った。最後に会ったのは2年ぶりくらいになる。フォルテ探しにエールを送り別れた後に赴く侭に歩き回る。古書に骨董。楓華風の小物。店主の話に時に耳を傾け、時に右から左に流して店へと足を向ける。今日は「歩く休日」になりそうだった。
 

 元気づけてくれたのか、とセロが問えばヴィアドは好きに解釈すればええよ。とはぐらかすような声がする。セロはそっと笑った。たぶん、そういうことだ。
「……ありがとうございます」
 また少し、元気がでました。
 くすくすと笑う声と共に紡がれた感謝を、適当な素振りでヴィアドは流す。感謝は苦手だ。
「で、俺は別に探し物あるわけ違うんやけどそっちは?」
「……それじゃぁ、ランプを探します」
 一応ある自分の捜し物は後回しに、ヴィアドは深い緋色のアオザイを靡かせた。
「ん、じゃ行こうか」

 楽譜があると聞いていてもたってもいられなくなった。フォルテの事も頭に留めつつ、リューはリュシスに声をかけた。一緒に探すのを手伝って欲しいと。そうお願いすれば、リュシスは瞠目の後にくすくすと笑いだした。
「リュシス?」
 違うのよ。とリュシスは非礼を詫びる。
「貴方らしいと、そう私が言って良いわけではないけれど少し、そう思ったの。いいわ、行きましょう」
「以前月の曲をもらったからな、今度は対極の暖かい陽だまりのような曲があるといいなと思うんだ」
 楽器や楽譜の類が置かれた市を抜け、グランスとカズトは次の古書店を目指していた。フォルテとは未だに出会えず、代わりに卵についての話で盛り上がる。ちなみに、とカズトはさっき買ったオルゴールをバックにしまう。
「僕は半熟派で。そう、あの半熟卵のトローリとした……」
 想像を巡らせる彼にグランスは「半熟派」と答えた。

 濡れ羽色の美しい宝石を見付けてディードは足を止める。腕輪を探しにきた彼女はヴェールの下、深い緑の瞳を細める。カナは踊る心もそのままに地面を蹴る。こういう所に来るのは初めてだった。いろいろと巡らせた想像はそのまま彼に笑みを刻ませる。カナが風のように駆け抜けていったのを目の端にアリアは弦楽器ばかりを扱う店の前に立っていた。羽の細工が美しいハープ。じっと見る彼女に弾いてみるかい? と店主が聞いた。
 柔らかな音を遠くにリーティア、フィー、リンネは優しい目をした店主の話を聞いていた。それは、3つのオルゴールの話。リーティアの横、わくわくしながら話を聞いているフィーにリンネは微笑む。裕福な家の3姉妹に父親が送ったオルゴール。長い間離れ離れになっていて、ついこの間漸くまた揃ったという。あたし達が買ったらまた一緒ってことになるのかな。とリーティアはフィーとリンネを見る。フィーはフィーは、オルゴールに視線を落とし、「もうずっと、離れないように、……だね」と紡ぐ。お嬢さん達が貰っていってくれるのかい?と問いかける店主にリンネは頷いた。手持ちを差し出そうとした3人に店主は首を振った。どうか大切にしてあげておくれ。そう言って手渡されたオルゴールをぎゅ、とそれを抱き締めてリンネは2人を見た。
「ずっと仲良しで居ようね」
 今日、この日に、大好きな人達と休日が過ごせて良かった。
 

 アっちゃん可愛いし可愛いし可愛いから変なのに引っかからないように。
 差し出された手にある、そんな理由を真っ白ふかふかコートなアティーが知るわけもない。迷子防止でと繋いだ手。アティーはローランドが見ている本をひょい、と覗き込めば、気が付いた兄が見えやすいように本を開いた。休める所を見付けたら甘い物が食べたい。というローランドは奢ってあげるのーと妹を見る。微笑んだアティーに何処か幸せな気分になりながら、歩き出す彼の手がつい、と引かれた。
「……えと、私も、探したい物があるの」
 知り合いの誕生日プレゼントに2本組のリボンか飾り紐のようなものを。アティーは兄を見上げた。
「……行って見ても良いです?」
 悪いなんて言うわけないとばかりにローランドはアティーの手を握りかえした。
 買い物を終えると、昼食にはちょうど良い時間だった。アラクシエルは昼食をローに手渡す。日向ぼっこにはちょうど良い日だ。
「たまにはこういった日も良いな」
 ローの言葉にアクラシエルはにこにこ、と彼の巻いたマフラーを見ながら頷いた。
「絵に描いたような、でも、かけがえの無い幸せな休日です」
 のんびりと、過ごす彼の亜麻色の髪が揺れる。ふ、と顔を上げた彼が探されまくりな霊査士の姿を捉えた。声をかけ、振り返った彼にハシュエルが探していたと告げる。探して見ると行ったフォルテの姿を見送って2人は今暫く日向ぼっこを楽しむこととした。

 蒼銀の髪が映える彼のコートの裾を掴む。シルフィードにアニエスは「迷子にならないようにね」と紡いだ。2人がその店を見付けたのは、一際混雑した通りを抜けた時だった。シルフィードはシンプルな煙草入れを探しているという。これは? とアニエスは目についた一品を見た。
「……そうだな」
 アニエスが勧めるものを見ながら、シルフィードは手にしっくり来る銀の煙草入れを選んだ。

 ルルベは人混みの中を抜け、シリィは息を吐く。会った事の無い人間を捜すのは骨が折れる。うっかり会えれば幸運という所だろう。今は混乱の中をそぞろ歩く、その秘密めいた感覚に笑みを浮かべた。
 青灰色の小さな石のついた首飾りにバゼットは一つ頷いた。値の交渉をするのは彼ばかりではない。あれも買うから、と言う声を聞きながら、マリーは女店主に声をかけた。
「品の良い細工物の小物を探しているのですが……例えば、筆記用具の類とかがあれば見せて頂いて宜しい?」
 どうぞ。と女店主は微笑んだ。
 
「……フォルテ? ちょっと待って、みんな探して……」
 追いかけようとしたベアリクスの声が人混みの中に消えていく。つい、と背を伸ばして見ても人混みの中消えたフォルテを見つけ出すことはできない。
「えっと、ベアリクス、さん?」
 フォルテって聞こえたから、という彼に消えた方向を示す。見かけたが役に立てなくてすまないという彼女にそれだけ分かればとハシュエルは首を振る。「家族は一緒じゃなきゃね♪」という青い風景画を持ったエルフィーにハシュエルはかな。と小さく言った。
「フォルテさんはおっきーですし、背伸びしてみたら見えますかね〜?」
 背伸びするシグリアの髪がふわり、と揺れた。

 銀のダガーのクロスペンダントがシュリの手の中で鈍く光る。気に入ってくれるといいとシュリはプレゼントの相手を思う。買い物は終わった。後は『大追跡! 噂のフォルテぱぱ@迷子を捜せ!』を開始するだけ。そんなシュリの親友は大声でフォルテを呼んでいた。寄ってきた店主に迷子なんです。と言ったチェリートに店主は膝を折った。
「大丈夫だよ。待っていればきっとお父さんが探しに来てくれるから」
「え? 違うですわたしのことじゃないのです!」
 迷子になった子は皆そういうんだよ。という店主が微笑んだ。モノクルつき一般人を片っ端から確保してゆくシュリが店先に通りかかるまで、チェリートは迷子だから、と留められていた。

 「これにするー」とチヒラフロイツが手にとったアンティークマグは硝子製のぽってりとしたものだ。これがアンティークマグかとライガはそっと思う。彼の買い物の為、2人は楓華の様式を思わせる服のある店を探した。
 今日のユミは出会った頃と同じ姿にイールードから貰ったもの着けていた。気が付くだろうか、と見ながらユミは来し方を思う。彼と結婚して一年。思えば、結婚するまではイザコザも絶えなかった。これまでと、これからを共に歩こう。と誓言を紡ぐユミにイールードは彼女の名を呼ぶ。
「これからも永く世話をかけるが……ま、宜しくな」

 ケース選びの礼の代わりだと、アニエスの荷物持ちをかって出たシルフィードが器用に人混みを抜けてゆく通りに霊査士の姿はあった。ミヤクサはふわ、と一つ柔らかな笑みを浮かべる。
「何か良い収穫はありましたか?」
「まぁな。奇遇だな、ミヤクサ。お前さんは何か見付けたかい?」
 ミヤクサは一つ頷くと、薄桃色の硝子瓶を見せる。桃の香水だ。
「私はこれです。春を感じる為に買いたかったですし、ちょっとした私のシンボルです」
「きっと、よく似合うな」

「ふぉるてふぉるてふぉるてぱぱ〜ん」
 ソアは、歌いながら足を進めていた。鳥を使った小道具の並ぶ店を通り過ぎた辺りに男の姿があった。
「フォルテぱぱんですか?」
 足早に地面を蹴って、いなくなるその前にとソアはその男に声をかけた。
「あ、ぱぱんってチェリートさんが言ってたのでついついー」
 どこかで会うかもしれないな。という彼に探されているのだとソアが言った。力一杯探されているのか、と問うフォルテにソアが返すよりも先に「迷子さんはっけーん♪」というチェリートの声が響いた。突撃だきゅーの後にチェリートは言った。
「んもーハシュさん困らせちゃだめなのですよ。鳥さんのお世話でしたら、わたし手伝うですのに」
「あいつそれで俺を捜していたのか。あぁ、でもチェリートが手伝ってくれるなら有り難いな」
 見事に増えてゆきそうでな、とフォルテは息をついた。
 友人へとプレゼントを探しに行くというソアを見送り、出会ったシュリに礼を言うフォルテの背にやたらと低いハシュエルの声が響いた。
「フォ・ル・テ」
「よう、ハシュエル。つかなんだこの騒ぎ」
「みんなの優しさ?」
 首を傾げたハシュエルにフォルテが息をついた。
 心配したんだから。というベアリクスの声がハシュエルの耳に届く。探されている人はそれを自覚しないことはよくあるな。とそっと笑った。

 ノリスは並ぶ盾に視線を巡らせた。大型盾を作る為、見本となる一品を探す彼の瞳がつい、と細められた。目利きする彼よりも更に奥、ヤマトは一冊の絵本を手に持っていた。
「いいのかな?」
「いいのさ。本が好きな子にあげるんだろう」
 お前さんにとって大事な相手なんだろう? とクッキーの入った缶を指差す。お代は、聞かせてもらった話さ。

 陽が落ちてゆけば、次第に喫茶舗を兼ねた店に人が集まる。紅茶に口をつけながらガルスタはほう、と息をついた。緩やかに過ごす休日だ。カモミール入りの紅茶が前に置かれ、リュシスはリューの心遣いに微笑んだ。
「少し弾きこんで完成したら、真っ先にリュシスに聴かせてやる」
 今日のお礼だと言えば、リュシスはありがとうと微笑んだ。
「ただ買い物に付き合っただけなのに、そこまでしてもらって良いのかしら?」
 口元の笑みだけは変わらずに、瞳は問う色をした。

 掘り出し物の仮面を探すソニアは、夕刻も近づいてきた頃、ある店の前で足を止めた。
「あら……この子、なかなかいい顔している」
 かなりくびれた仮面は狂想を思わせる。恐怖とは違う何かを表すそれに、仮面愛好者たる彼女はそっと手を伸ばした。
 シグリアにオルゴールを選んでいたハシュエルが選び終えた頃、アレクスとルービンも店の前で足を止めていた。
「この腕輪いいんじゃないのかな?」
 問えばルービンは柔らかな笑みで返した。包装するか、と問う店主に首を振りアレクスはルービンの手をそっととって腕輪をつける。
「なんか、ちょっと恥ずかしいです」
「ルービンさん、よく似合ってるよ」
 頬を染める彼女に、アレクスはそう言った。何を隠すこともない真実を。

「ハシュエルさんは何か欲しいもの見つかりましたか?」
 テイルズさんは? とハシュエルは音楽関係の店に誘ってくれた彼に感謝をしながら問いかける。
「私はこの楽譜を……どこか懐かしい感じがするのです」
 揺り籠の名を持つ楽譜をテイルズは大切に持った。微笑んだハシュエルにテイルズは今度又一緒に歌いたいが良いかと訊ねる。一緒に歌うのが楽しいと言えば、有難う、と言った後に喜んでと彼は言った。聞いてくれる人達が嬉しそうにしてくれるのは幸せだというテイルズの言葉に本当に、と微笑んで。

 ハジとヘレンに手を繋がせ、鼻歌交じりにした買い物も終われば後はゆっくりと過ごすだけ。広場のベンチに腰を下ろしたアトリは上機嫌なヘレンを見た。
「ちび、いーもんあったか? 見せてみ?」
「私のはー……これですー! ててれてー♪」
 ヘレンがビードロをぺっこぺっこ吹いて見せた。兄妹のように仲の良い2人を見ながら笑みを見せたハジは、見付けた石を日に透かす。ほんとそーいうん好きだよな。というアトリは二弦琴を2人に見せた。一緒に来てくれた2人に感謝した。
「こういう休日も悪かねーだろ?」
 ヘレンの頭をなでまた来ような。という彼を見ながらハジは市を見る。賑やかな場所でゆっくり過ごす不思議な感覚は悪くはなかった。

 手を繋いで歩き回った市。いつもお疲れ様。と紡がれたヤトの言葉はひどく柔らかかった。買い物も終わり、喫茶店にしては良い椅子に身を沈めるヤトを見ながらハルキは思った。互いに戦いの方が多く、こうしてゆっくり出来るのはこの上なく嬉しいものだ。思い返せば、こういうのはランドアースに来てから、その前もそうだが一度も無かったとヤトは口を開く。
「……こういう当たり前な日も、良いかもしれん」
 時代を感じさせるギターをカンナは手にとった。これで良いのか? と問う店主にカンナは「そういうのが似合う歌い手になりたいやん」と言った。店主は豪快に笑った。悪くはない。そんなあんたになら教えよう。と紡がれるのは秘めた物語。淡く夢に溶けゆく話が、夕焼けに染まる蚤の市に響いていた。


マスター:秋月諒 紹介ページ
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作成日:2007/02/11
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