燃える森



<オープニング>


 森が燃えていた。冬でもなお多くの緑をたたえた広大な森が燃えている。

 その森はほんの少し前までドリアッドのキマイラが拠点としていた。名を久遠の楔・ノイシュと言った。大切な人を守りきれず、取り戻そうとして法を越えたのだ。多くの人を殺した大悪人は希望のグリモアに誓いを立てた冒険者達の活躍によって倒された。けれど、キマイラへの恐怖と憎悪は消えてはいなかった。住む者を無くした森は恐怖と憎悪の対象として、人々から忌み嫌われ消え去ろうとしていた。

「森は自然に発火した炎によって燃えているのではありませんわ。人の手によって燃やされているのです」
 エルフの霊査士・マデリン(a90181)は冒険者達に言った。一時、久遠の森に関わる依頼はマデリンからエルフの霊査士・ユリシア(a90011)へと委ねられた。そして全てが終わった筈であった。マデリンは苦しげに眉を寄せる。
「元々久遠の森の近くには人が住んでいる街や村はありません。ですが、2日か3日歩けば湖の近くにある街や、農業を営む村あります。そこに住む人々にとってはキマイラが住んでいた森は決して遠い森ではないのです」
 ノイシュは消滅したが彼が住んでいた森には今も樹木の結界が残っている。しかも、かつてノイシュと一緒にいたリンディアがこの森に残っている。恐怖を感じている住民達にとって、キマイラの脅威は終わっていないのだ。そこに森がある限り、そしてリンディアがいる限り。

「リンディアさんは森から出てこない、そして人々は方向を見失ってしまって奥へ入る事が出来ない。ですから双方は話し合いすら出来ず……とうとう人々の恐怖が限界を超えてしまったのですわ。街や村に住む方々は協議して森を焼き払う事を決めました。この森を無くしてしまうことで恐ろしいキマイラの事も消してしまおうと考えたのでしょう」
 住民達は森の奥には入れない。森の南端に火をつけたのだ。ゆっくりと、でも確実に森は炎に焼かれていく。
「幸い雪が降りつもったばかりで炎の勢いは激しくはありませんわ。急げば焼失な南側の森だけでしょう。わたくしには森とリンディアさんをこのまま見過ごす事は出来ません。ですが、人々の不安もわかるのです。正直どうしたら良いのかわかりませんが、きっと何か解決策があるのではないかと思います」
 誰もが今よりもちょっとだけ幸せになれそうな未来を見せてやって欲しい。マデリンはそう冒険者達に頼んだ。

マスターからのコメントを見る

参加者
想いの歌い手・ラジスラヴァ(a00451)
黒き旅人・ユキミツ(a20509)
トロンプルイユ・クレシャ(a22634)
翠麗花・リアンシェ(a22889)
碧刃・リオ(a27356)
銀蟾・カルア(a28603)
碧明の若樹・キズス(a30506)
ディッツィローズ・ヒギンズ(a33003)
泡沫の眠り姫・フィーリ(a37243)
小さな海・ユユ(a39253)
静寂を奏でし者・シーアス(a44387)
ヒトノソリンの紋章術士・トルテ(a45162)
戦争屋・ヒレン(a47525)
黄昏の翔剣士・ティズ(a50181)
漆黒の暴渦・キョウ(a52614)



<リプレイ>

●北の森から
 その森は広い。今も南の森では炎が木々を焼き、大地や草を舐めているのだろうがここにはそんな様子は少しも感じられない。
「急いでリンディアちゃを探すんですも。このままにしておいたら、どんどん困った事になってしまうんですも」
 淡き翠の花・リアンシェ(a22889)の小さな身体は沢山の荷物を背負い、心には心配と不安と溢れそうな愛情を抱えていた。森に積もった雪はリアンシェの腰よりも少し浅い程度まである。
「本当にこの森には……もうリンディアさん以外は誰もいないのですね。誰の足跡もない雪がずっと森の奥にまで続いています」
 防寒の装備を隙なく装備した碧刃・リオ(a27356)がふとつぶやく。リオが心の底から幸せを願った人達は2人とも消えてしまった。今、彼等が生きた森さえも傍らにいたリンディアと共に消え去ろうとしている。そうはしたくなかった。この痛みを忘れたくはない。
「獣の足跡も全くないな。普通はこういう雪の上にもちっちゃな足跡が転々と残っていて可愛いモンなんだがな……」
 温かそうなマントと雪の上を歩くに都合の良い靴をはいた黄昏の翔剣士・ティズ(a50181)が辺りをつぶさに観察する。だが、誰かが移動した様な跡はどれほど森へ踏み入っても見つからない。
「まずは焼けてしまった家に、それから古い石の家へ向かう予定だよね」
 泡沫の眠り姫・フィーリ(a37243)の吐く息も白い。
「ユユ、先に石壁の家に行ったみたいんだよ。お外は寒いし、だからお屋根のある家にいるなんじゃないかなって思うんだよ」
 雪に沈まない靴をはいた天藍石の牙狩人・ユユ(a39253)は、自分とお揃いの靴をもう一揃え持参していた。リンディアの為のものだ。リンディアは行動しなくてはならない。その時にはきっとこの靴が必要になるだろう。
「石のお家ってこちらだっけ?」
「こっちだろ?」
「こっちなんだよ!」
 フィーリとティズ、そしてユユは全く別の方角を一斉に指さす。
「こっちですも」
「えぇ。こちらです」
 その3人と違う方角をリアンシェとリオは示し、雪をかき分け5人はまた進み始めた。

●東の森から
 道に暗い影を落としているような森に入る。そこは死んでいるかにように静かな世界であった。ただ、燃える匂いは強く目に刺激を感じることもある。
「急がなくては……」
 単身東の森へと入った黒き旅人・ユキミツ(a20509)は木々をかき分け奥へと歩いていく。ユキミツに付き従うようにして荷を沢山背負ったグランスティードも進む。目的地へは匂いと、そして次第に大きくなる音がユキミツに教えてくれた。
「……これは」
 彼方に紅蓮の炎が見えた。その辺りにはもう積もっていた筈の雪はない。炎はゆっくりと、しかし確実に広がっている。ユキミツは手早くグランスティードの背にくくりつけてあった荷をほどく。
「これ以上延焼するのを食い止めなくては!」
 ズシリと重い灰の入った袋を手にユキミツは炎に向かって走り出した。
放っておけば本当に森は全焼してしまうだろう。貴重な自然を、木々や森の小さな命が消えてゆくのをただ見ている事は出来なかった。熱風に吹きつけられながらも、ユキミツは炎へと突進した。
 ユキミツからかなり遅れてしまったが、トロンプルイユ・クレシャ(a22634)と漆黒の暴渦・キョウ(a52614)も道を外れ、東の森に入った。
「村人がいるところから森に入るのは何かと揉めそうだけど、この辺りなら問題ないね」
 南の森には近隣の者達が恐らく集まっているだろう。彼等と衝突したくなかったキョウは東の森へ向かうと言うクレシャに同行したのだ。
「あぁ。オレも出来れば冒険者でも敵でもない者達とぶつかりたくはないんだよね。甘いのかもしれないが、今は森の火を消すことが第一だと思うんだ」
「そうですね。急ぎましょう」
 キョウとクレシャは小さくうなずき森の奥へと足早に進む。すぐに燃えている場所が視界に入ってきた。煙りで目や鼻の奥が痛くなる。
「風向きは南から北西だね……」
「炎の向きが西よりだよ。あっちには何があるんだろう?」
 2人とも真っ先に考えたのは風向きと、そして延焼が広がっていく方向であった。
「西は滝と川、それから洞窟の入り口があった筈だね」
 この森に出向くのも数回目だ。クレシャはそう考えることもなくすらすらと西の森を思い浮かべながら言う。
「段差があると延焼が早まるかもしれない」
「とにかく、西に迂回しながら進もう。なんとか燃えるモノを炎から遠ざけないと……」
 必要ならば木々を切り倒し、空間を作らなくてはならないだろう。
「こっちだよ。オレについて来て欲しい」
「わかった。急ごう」
 今や燃える森の熱気はクレシャとキョウの露出していた肌を刺すようにさえ感じられる。雪の解けたぬかるんだ地面を蹴って2人は西の森へと向かって走った。

●南の森から
 激しく燃えさかる炎が高く空に伸びていた。そこにあるのは森ではなく、巨大な炎の壁であった。南の森は人の手により燃えて消えようとしていた。
「ちょっとごめんなさい」
 人の囲いを強引に破り無印愚者・キズス(a30506)は炎に駆け寄った。手には大きなシャベルを持っていたが、それで地面を掘り土を燃えている木に掛け始めた。
「あんた! 何するんだ」
「こんな呪われた森は燃やすしかないんだ」
「余所者は構わないでくれ」
 集まって火を見つめていた人々からキズスに声が掛かる。誰かがキズスを止めようと手を伸ばしてくるのを軽く払いのける。
「貴方達は森がどんな物なのかを知ってるんですか? 長い長い年月をかけて育ってきたこの森の事を」
 穏和なキズスが怒っていた。
「ルーシェンさん、これお願いします」
「わかりました」
 シャベルをドリアッドであるルーシェンに手渡し村人に向き直る。
「森を燃やしてもなんの解決にもならないなぁ〜ん!」
 キズスが何か言うよりも早く、横合いから甘美なる黒・トルテ(a45162)のヒトノソリンらしいのんびりとした口調が響く。
「あんた……冒険者様かい」
「あんたも、あんたも、冒険者様だろう。あんた等にはわし等の気持ちがわからんのだよ」
 人垣の奥から年老いた女の声があがる。
「勿論、村の人達の気持ちもわかるなぁ〜ん。だから歩み寄らないと……」
「面倒くせぇなぁ……」
 トルテの言葉を遮り、トルテの背後から現れた銀楼桜華・ヒレン(a47525)の様子はどこかぎこちなかった。重そうに斧を持ち燃える木々にゆっくり近寄るとその燃える幹に斧を当てる。
「止めてくれ! 火を消させないぞ」
「そうだ! そうだ!」
 男達が一気にヒレンやルーシェンへと向かう。
「ノイシュはもういないんですよ!」
 キズスの声と歌、そしてトルテの歌が響いた。その場にいた村人達は次々に倒れていく。皆、一斉に眠りに落ちてしまったのだ。
「っ……たく、デカイ戦いの後だっていうのにやっかいだぜ」
 ヒレンは倒れた村人達を一瞥すると、木に向き直った。そして今出来る渾身の力を振るって木を切り倒していく。キズスやルーシェンも土を掘り返してそれを炎に投じていく。トルテは土塊の下僕を召喚し、彼等と一緒に土運びをし始めた。それでも燃えさかる炎の勢いはなかなかおさまっていかない。

 眠った村人達は遅れて到着した冒険者達によって起こされた。そこは燃えている場所よりも少し後退した場所であった。
「仲間が皆さんをこのような形で排除してしまったこと、本当に申し訳ありません」
 特に年長で身なりの良さそうな老人に対し、想いの歌い手・ラジスラヴァ(a00451)は素直に詫びた。人々は皆押し黙り、重い沈黙が続く。
「けれど今森を焼くことは得策とは言えません。雪が深く燃やし尽くす事は困難ですし、森に住む危険な動物を野に放つ事にもなりかねないからです」
 普段よりもやや固い口調でラジスラヴァは言う。森を焼く炎はまだ消えていないのか、ゴウゴウと大きな音が鳴り続けていて、ラジスラヴァも声を張り上げないとならない。
「……しばらく待ってもらえませんか?」
 燃える森と木々の断末魔の様な音だけが響く。
「あの森には確かに大罪人が住んでいました。ドリアッドのキマイラです」
 簡単に自己紹介をした静寂を奏でし者・シーアス(a44387)は、同席している鈍色銀糸・カルア(a28603)とグランディアータレギーナ・ヒギンズ(a33003)と自分の3人はキマイラ討伐のメンバーだったとも告げる。
「危険なキマイラは完全に討伐された。それは実際に討伐に赴いた俺が保証する。森には無力な子供がいるだけだ」
 人々が沈黙している様子を見てカルアは静かに告げた。年齢よりも老成して見えるからか、誰も若い彼の言葉を軽んじている様子はない。
「討伐された事はわかって、信じてくれているんでしょう? だってキマイラがいる森に手なんて出せないものね。あの森はもうなんの危険もないのよ」
 ヒギンズはあけすけに言う。実際、事実はごくシンプルだ。もはや森に危険は全くないのだ。あるとすれば、人々の心の中の疑念ぐらいなものだろう。
「……もううんざりなんじゃよ。あの森がある限り、儂等は恐ろしい出来事を忘れたいのに忘れることが出来ないんじゃよ」
 うつむいたまま老人が苦しそうに言った。
「あんな森があったら、そこにドリアッドがいたらまた恐ろしいバケモノになるんじゃないのか?」
「そうだ! その娘はずっとドリアッドと一緒に暮らしていたらしいじゃないか。それなら同罪だろう」
「ものの善し悪しの分からないドリアッドなど、森と一緒に滅びてしまえばいいじゃないか」
 堰を切ったように人々から声があがる。
「そんなことないわ! ね、あの子と話してみてよ」
 ヒギンズは大きな声で言った。
「仲間が迎えに行っているの。だから、逢って自分の眼で見て話して確かめてよ、ね!」
 必死に訴えるヒギンズに人々はひそひそと囁きあうだけで返事はない。
「……落ち着いて話し合いませんか? 森が燃え尽きてしまってもやっぱり恐怖は完全にはぬぐえないと思うんです。話し合って、歩み寄りませんか?」
 シーアスも言葉を添える。恐怖を克服することは難しい。根気と時間が必要な問題だと思う。
「……わかりました。キマイラを倒した冒険者の皆さんがそこまで言うのなら、話し合いに応じましょう」
 長い長い沈黙の後、老人は重い口調でそう言った。
「ありがとう」
 カルアは礼を言い、心の中で愛刀を喚んだ。瞬時にその両手に武器が戻ってくる。リアンシェはこの合図で判ってくれるだろう。
「じゃ一旦この火は消すからね……納得してくれたよね」
 シーアスに呼ばれ森に来ていたカレンが念を押すと、老人は深くうなずいた。

 双方の妥協により森は残るがリンディアは去る事になった。東の森を抜けリンディアは寂れた道に出る。振り返れば1/5程を焼いて残った森が静かにそこにある。

 キズスはリンディアも離れた森をつぶさに検分していた。もし、どこかにまだ火種でも残っていたら大変だ。
「大丈夫そうですね」
 真っ黒に燃えた木の幹にそっと手を添える。燃えてしまった森もいつかは再生するだろうか。
「村の人達ももう森を焼こうとはしないですよね」
 切り倒された木をまたぎユキミツが言う。彼等もまた自然や大地の恵みのありがたみを知っている。一時の恐慌が収まれば穏便で静かな日常が戻ってくるだろう。
「きっとまた春には芽吹き花が咲くわ。森はそうやって長い時を生きてきているんだもの」
 その時には種を撒きにも来よう、とシーアスは思った。
「もうリンディアさんはどこまで言ったかなぁ〜ん」
 東の方角を見つめながらトルテが言う。
「人の心の潜む闇にリンディアがもう脅かされないといい。そればかりは冒険者がいくらあがいてもどうすることも出来ないからな」
 ぼそっとヒレンがつぶやいた。村の人々はリンディアごと森を焼いても構わないと思っていた。その闇こそが恐ろしい。
「俺達冒険者に出来ることって、沢山ありそうでごく限られた事なのかもしれないな。ま、それもこれも大事な事なんだけどね」
 ぬかるんだ森をゆっくりと歩きながらキョウがつぶやく。
「みんな生まれ変わればいい。人もリンディアも森も……出来るさ、希望さえ失わなければ、な」
 明るく良い、ティズはちょっと照れたように笑った。

 リンディアはゆっくりと森に背を向けた。
「ごめんなさい。森に居たいというリンディアさんの希望を通しきれなくて。本当なら何があっても私があなたを……に代わって守ってあげなきゃいけなかったのに」
 うつむきながらリオが言うと、リンディアはそっと首を横に振った。
「いいの。仕方ない事だから……」
「あたしも村の人達と一緒。あいつの事は一生許さない」
 ヒギンズは冴えすぎる青い瞳でじっとリンディアを見つめる。
「でも、良い奴だった。あんたの事も大事に思ってた」
「……うん」
 リンディアはうつむいて笑う。
「辛いかも知れないけど、世間からあなたの大切な想い出の森を守るためにこれは必要な事だったと思います」
 ラジスラヴァは淡く微笑んだ。彼女の口利きでかつてリンディアが滞在していた村に一時身を置くことも出来たのだが、それはリンディアが断った。
「村で暮らすのは気が進まないのかな?」
 クレシャが尋ねるとリンディアはコクンとうなずく。
「あのね、ユユもね。お外に出たときはひとりぼっちだったけど、でも『はじめまして』って言葉から始まるだよ。沢山大好きな人が出来て、大好きになって貰えるんだよ。だから、怖くないんだよ」
 ユユは更に山の空が如何に青いか、ヤギの乳が如何に美味いかを力説する。
「村の人達が怯えるのも、リンディアさんが思い出を大事にしたいのもわかる。けど、双方退かなかったら物事なんて何も解決しないものね。偉いと思う」
 フィーリは森を出る決心をしたリンディアを素直に褒める。長く暮らした森を離れるのはドリアッドではない身であっても辛いだろうと推測される。
「ノイシュはお前を人とて認めていた。だから自分で考えろと言っていたんだ。選べる未来は幾らでもある……わかるな?」
「うん……わかる。カルアはちょっとあの人に似てる」
「俺が?」
「うん」
 驚き悩むカルアにリンディアはもう一度うなずいてみせる。
「リンディアちゃ、これはリンディアちゃが持っているのが良いと思うですも」
 リアンシェは大事そうに包まれた指輪を取り出し、リンディアに手渡した。
「これは……?」
「エーディンちゃの指輪ですも」
 リンディアの大事な2人の唯一遺したもの、それがこの指輪だった。霊査士マデリンが保管していたのだが、リンディアに渡したいとリアンシェは直談判したのだった。
「ありがとう」
 その華奢な指輪を握りしめリンディアは泣いた。

 久遠の森は無人の森になった。


マスター:蒼紅深 紹介ページ
この作品に投票する(ログインが必要です)
冒険活劇 戦闘 ミステリー 恋愛
ダーク ほのぼの コメディ えっち
わからない
参加者:15人
作成日:2007/03/08
得票数:冒険活劇27  ダーク6  ほのぼの2 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
   あなたが購入した「2、3、4人ピンナップ」あるいは「2、3、4バトルピンナップ」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 マスターより許可を得たピンナップ作品は、このページのトップに展示されます。
   シナリオの参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。