熱くて太いの



<オープニング>


●風の吹くまま
 その日、あなたが何気なく、気の向くままに散策をしていると、良く晴れた空に向けて、一本の煙がほとんど真っ直ぐに立ち昇ってゆくのが見えた。
(「はて……」)
 身を切るような冬の寒さも幾らかましにしてくれる陽射しの中、気になったあなたは煙のほうへと足を向ける。しばらく行くと、煙の筋は小高い山の中腹あたりをその大元にしているのが分かった。
 坂道を登りさらに煙の方へと近づいてゆく。焚き火程度の煙でまさか山火事ということもないだろうが、ここいらに人が住んでいるという話も聞いたことはなかった。
 山の上のほうでは紅葉を終えた木々が葉を散らしているが、麓の方では曲がりくねった山道を赤や黄色の葉が包んで、時折撫で過ぎる風に乗って軽やかに中空を踊っていた。
(「……ん、結構いい場所かも」)
 耳を澄ませば、乾いた落ち葉を踏みしめ地を跳ねる大きな、あるいは小さな動物たちの気配も感じ取れる。秋に実った山の恵みの、その最後のおこぼれに預かろうとする鳥たちのさえずりも。
 そうしていくつもの音で溢れているのに、その空間には不思議としんとした静けさが満ちていた。

 やがて山道を抜け視界が開けると、まず目に飛び込んできたのは、その大部分を赤一色で塗装された、小さな家程度の大きさの木造建築物だった。
「ほぅ……」
 楓華列島の社にも似たそれは、恐らくは彼の異国の地の様式を意識して作られたものなのだろう。社は自然の木々に囲まれた敷地の中で、ひっそりと、だが清楚で凛とした佇まいを見せている。
 どこの好事家か、金持ちの道楽かも分からない――だが、さぞ腕のある職人が手がけたのだろう。
 そんな事を考えながらあなたが境内に視線を巡らすと、社の右手に焚き火が火の粉と煙を舞い上がらせていて、その傍にはじっと火の番をしている体育座りの青年の姿があった。
「よう」
「……」
 火力を調整するための棒を片手に、黒ずくめの男がいかにも寒そうに身を縮めて火に当たりながら、一瞬だけぞんざいに目線をくれて、いかにも面倒くさそうに短い挨拶をしてよこす。静謐な空気もそこだけ少し淀んでいるような、何とはなしにイラっと来る存在がそこにあった。
「や、やきいも、食うか?」
 一瞬、あなたが黙り込んだのを見て、何を思ったのか男がそう言ってきた。
 この男、ただ焚き火をしていたわけではなく、どうやらここで焼き芋を焼いていたらしい。

 ……さて、どうしてくれやがりましょう?

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参加者
NPC:風追い人・マロニエ(a90225)



<リプレイ>

●一
 炎に包まれ、燃え尽きた落ち葉が頭上へと舞い上げられていく。焚き火を囲んで集まった冒険者達は殆どが顔馴染みで、冷え冷えする空の下、日差しは柔らかに降り注いでいた。
「〜〜♪」
 サガンは山茶花と焚き火の歌を口ずさみながら、枯葉集めを手伝っている。ちびえんじぇる・クリスの相方で旅団『びぃでびぃで』の団員、マーガレットから追加の芋の差し入れがあったのだ。
「小癪な。焼き尽くしてくれるわ!」
「……足り……る……?」
「まだまだ。じゃんじゃん持って来い」
 先程までマロニエを小枝で突付いて生存確認をしていたユンも、献身的に枯葉や枯れ木を集めてきては薪にしていた。自分は決して火の傍から離れようとしない男の言葉に、少女は無言で頷くと、殆どの葉を散らし終えてしまった見事な銀杏の老木の前に立つ。
「……」
「いちおう言っておくが、折っちゃ駄目だぜ?」
 不穏な空気を察してマロニエが珍しく釘を刺した。生木を倒しても焚き火には使えないし、燃やすものは他にいくらでもあるのだ。広い境内はあまり掃除が行き届いておらず、ユンの足元で落ち着いた山吹色も、まるで敷き詰められた絨毯の様だ。
「ていうか、なんで焼き芋してるんですか?」
 集めてきた枯葉を積んで、サガンがマロニエに問いかける。今の分は兎も角、先程までの焚き火は自分で枯葉を集めていたのだとしたら、彼の知る面倒くさがりなマロニエ像とは違って意外な気がしたのだ。
「哲学的な問い掛けだな」
 マロニエは3秒ほど瞑目してじっと考えていたが、答えは出なかったようだ。
「いつか、俺自身の中で答えが出るときが来たら、その時に話そう」
「いや、そんな大げさな質問じゃないと思うんですが」
「芋は食物繊維たっぷりでお肌ツルツルになんだってさー」
 落ち葉集めを手伝うと言いながら、撒き散らして遊んでいたクリスが会話に加わる。流石お子様だけあって、そろそろ飽きてきたようだ。
「それじゃ、ここは何なんですか? なんか古めかしいところですけど」
「すごいじゃろ。ぜんぶおれさまがつくったんだぜ」
 遺跡など好きなサガンが尋ねると、嘘臭い答えが返ってくる。一般人が楓華の事に詳しい筈はないので、冒険者が建築に関わったと言うのは本当かもしれないが。
「そうですか。マロニエさんの思い出の場所なのかと、ちょっと期待していましたが」
 そう言ってサガンは笑った。建物は最近新築されたものらしく当てが外れたが、思い出というのは新しく作ることも出来るものだ。そう考えれば、期待はあながち外れたとも言えないだろう。
「マロニエ、こないだ言ってた鮭持って来たぞ〜」
 そこへ、一旦土産を取りに行っていたレオルが戻って来た。
「ウホッ! いい鮭」
 と手にとって喜ぶマロニエだが、見つめてくる少年の期待の眼差しに困惑しておろおろしだす。
「あ、ありがとう……?」
 何か芸をやった方が良いかと悩んだが、アーシアに見張られているので迂闊な事は出来ない。
 レオルは少しだけ残念そうに表情を曇らせ――丸呑みを期待していたのだが――流石に無理やり口に押し込むのも躊躇われたので、仕方なく「おう」と返事して、興味の矛先を転じた。
「芋、焼けた?」
「は、はい。丁度第一弾が焼けたところです」
 少年はほっと胸を撫で下ろしたマロニエから熱々の焼き芋を受け取ると、「ちょっとその辺見て来る」と言い残して散策に出かけた。新しい焚き火も作られていたが、次が焼けるまではまだ時間が掛かるだろう。
「せっかくだから栗も焼こうね。昔よく山で焼いたんだ〜」
 マーガレットが芋と一緒に生栗を手際よく並べ、落ち葉をかぶせて火をかける。
「……ってマージ、何栗入れてんだ……もがっ」
 気づいたクリスが何を言おうとするのを、誰かが後ろからその口をふさいで黙らせる。少年が振り返ると、愉快そうに笑みを噛み殺す、マロニエの邪悪な顔がそこにあった。

●二
 建物は、神社の様に拝殿などがあるわけでなく、引き戸を開くと土間があって座敷があって――人が生活する上で必要な物は一揃いある、少し変わってはいるが普通の民家のようでもあった。
「お、こんなところに居たか……っと」
 ヨウが手前の部屋で読書をしていたアルバに案内され、奥の座敷の戸を開くと、犬に似た白っぽい生き物が猛烈な勢いで飛び出し、駆け抜けていってしまった。
「なんだあれ?」
「スイさんは狐だと言ってます。僕は狼だと思うんですが……」
 アルバは困ったように首を傾げ、影を見送った。スイはと言うと、奥座敷の日当たりのいい場所に褥を設けて、今の動物を湯たんぽ代わりにお昼寝に興じていたようだ。
『……』
 なんかだらしない。気付いたアルバが慌てて起こそうとするのを、フォッグが押しとどめた。
「しっ」
 慎重に歩を進め、スイの口元に耳を寄せる。寝息と共に微かに漏れる言葉を聞き取る為だ。時折苦しげな表情を浮かべ悶える少女は、何か悪い夢に魘されている様だった。
「……とししたの……くせ……うぐっ!? ごめ……すみませ………わたしがわるかっ………」
 フォッグは試しに焼き芋を鼻先に近づけてみたが、反応はなかった。しかし、湯たんぽが居なくなって段々寒くなってきたのか、小さなくしゃみを一つ。それからゆっくりと目を開けた。
「スイさん、お客さんですよ」
「はっ! ミ、ミントちゃん?」
 アルバの囁く声に、スイは身を震わせてすばやく身を起こすと、慌てて周囲を確認する。
「おはようさん」
「よ、久しぶり」
 そこにあったのは見覚えのある顔ばかりだったが、だからほっとすると言うわけでもなく、スイは目を丸くして驚くのだった。

●三
「火番頑張ってね」
 レイン始め、幾人かが焼き芋持って焚き火を離れた後の事。その姿が見えなくなるのを待って
「ねぇ、マロニエ、相談があるの……」
 と、ウィーが切り出した。深刻な顔で、落ち着き無く去っていった仲間の方を窺ったりする様子は、まるで何かに怯えているようだ。
「ん? どした」
 マロニエにデューンお手製のホットワインを勧められ、一口飲み干してから、ウィーが語りだす。
「最近、レインさんから以前にも増して狙われてる気がするのです……」
「ほう、狙われておるとな?」
「この間は、口封じに齧られたのです……」
「齧……」
 マロニエがウィーの顔を覗き込むと、その時の恐怖を思い出しているかのように表情は青ざめ、体は小刻みに震えていた。
「どうしたらいいのでしょうか……」
 絶句するマロニエに、ウィーは戦慄きながら、深くうな垂れた顔を両手で覆う。指の隙間からは涙が一粒、ほろりとこぼれて落ちた。
「ウィーさん……」
 何か深刻な雰囲気である。なんと声をかければ良いものか、アーシアが思案していたその時。

 ――パーン!!
 間近で破裂音が響いた。

「なっ」
 不意の事に驚いた彼女が慌てて周囲を探ると、断続的に破裂音が続き――そして見た。栗が焚き火の中から飛び出し、空中で爆発しながら猛烈な勢いで飛散してゆく様を――。
 それから暫く、焚き火の傍は予断を許さぬ危険地帯と化した。冒険者にどうと言う実害はないが、いつ弾けるか分からない緊張感と破裂音は、心の平穏と言うものを簡単に奪い去ってしまうのだ。
「あっあなた達……!!」
「何だ?」
「びっくりしたねぇ」
 マロニエはさもおかしそうに笑っていた。マーガレットはわざとらしく驚き、クリスもそ知らぬ顔で、「おい、身長が伸びる方法教えるって、絶対だぞ!」だの何だのとマロニエに念を押している所を見ると、これも共犯か。
「……いえ、普通の人のいる所では駄目ですよ」
 アーシアは鉄拳制裁――と書いて『あいのむち』と読む。多分――を加えたくて仕方なかったが、仲間の言葉を思い出してぐっと堪えると、ぎこちない笑顔を浮かべた。楽しい一日のため、怒らないように努力すると決めていたのだ。

●四
 登ってきたのと違う道をレインがゆっくり下ると、水の流れる音が足元から聞こえてくる険しい斜面に出た。対岸もすぐ近くまで急な斜面が迫っていて、谷底には川が流れているようだ。
「足元、気をつけてくださいね」
 落ち葉に足を取られぬよう、繋いでいた手を解くと、少年の案内で先へと進む。冷たい風が谷底から吹き上げると、木々が梢を鳴らして、緑、黄色、赤色の葉が中空で踊った。
「お気に入りの場所?」
「……そうかもしれません」
 幾らか開けた明るい場所に出る。対岸の山肌は既に日陰になり、蒼く沈んでいて、それを背景に紅葉の木々が色鮮やかに浮かび上がっている。
「紅葉、綺麗よね……」
 燃えるように色づいた木の葉も、決して華やかとは評しがたい、侘しさと寂しさを想起させた。死の季節を迎え、あとはもう散ってしまうばかり。枝との繋がりを失くした葉は、音もなく滑り落ちて、谷底の水の流れへと飲み込まれて消えていった。
「一人で見るのもいいんだけど、誰かと一緒だとまた違った顔が見れると思わない?」
「そうですか?」
「ええ。私はアルバさんと一緒で楽しいわ」
 レインが答えると、ぼんやりと景色に魅入っていたアルバが振り向いた。
「ここは寒いです。もう戻りましょうか」
 一歩先に戻って差し伸べられた手を取ると、レインは一度だけ背後を振り返った。冬が終わり春が来て、夏が来て――その時はきっと、生命に満ち溢れた賑やかな景色が広がっている事だろう。

●五
「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ………」
 段々とフェードアウトして行く声はクリスだった。背を伸ばすと請け負ったマロニエに足を掴まれ、しばし思い切り振り回されていたのだが、さて肝心の身長は伸びたかどうか。
「そろそろ焼けた頃かな……」
 焚き火の傍で、静かにゆれる炎を眺めていたデューンが呟く。彼は段々と膨らんでいく殺気にも気づいていた。アルコールが入った為か、デューンが居るので安全と考えたからか分からないが、マロニエが自重しなくなっていったからだ。
「旨く焼けたのをくれないか」
「おう。いい男のデューンさんには黒くて長いヤツをくれてやるぜ!」
 焚き火の灰の中から掻き出した、少し焦げ目の付いた熱々の焼き芋は、割ると半透明の蜜色を覗かせて、甘い匂いが一杯に広がった。火傷をしないよう気をつけながら口に入れると、素朴な、だが濃密な甘味が口の中で熱く溶けて、染み込んでいく。
「こっちが奴らの分でこれが俺の分と俺の分と俺の分で……アーシアさんは要らないよね?」
「……」
 何かまた危険な遊びを始めたマロニエに、デューンは黙って空を仰いだ。この男、ここで死ぬ気かも知れない――などと半ば本気で考えながら。これ以上庇えば自分の身も危険かもしれない。
「ふん、そんな物欲しそうな目をしたって駄目だぜ」
 じっとりと目の据わったアーシアを一瞥すると、マロニエは鼻を鳴らし、意地の悪い調子で声を低めて言った。思いがけず言葉をなくした女に、口の端を吊り上げ嗜虐めいた表情を浮かべる。
「(芋が)欲しければ、せいぜいそのかわいらしいお口でお願いして見せることだな。あなたの熱くて太いの(芋)を私にも下さいってなぁ。クククッ……」
「……」
 アーシアはそれを暫くじっと見つめていたが、急に立ち上がると、たいそうご憤慨されたらしく真っ赤になって、すぐ傍にあった、汲んでおいた桶の水を男にひっかぶせた。
「ぎゃあああああああああああああああああ」
「……っ!! ……!!!!」
 悲鳴を上げて絶叫する男になにやら言おうとしているらしいが、握り締めたげんこつを振り回して口を開いたり閉じたりするばかりで、言葉は出てこなかった。

●六
 縁側で読んでいた本から目を上げ、ローが納得したように頷く。
「相変わらずの様で……うむ、安心した」
 そのまましばし表のやり取りを微笑ましく眺めていると、やがて動かなくなったマロニエをフォッグが引きずり回収していった。
「災難になったか……まぁ寝るなら家で寝ろ。風邪を引く」
 マロニエはうんともすんとも言わない。どうやら死んでしまったようだ。暫くすれば生き返るだろう――ローは紅茶を一口口に含むと、読みかけの本に意識を戻した。護衛士の仕事もあれば、忙しく、読みたい本も溜まっていたのだ。
 そうして日が西に傾く頃、焚き火の代わりに、土間のかまどから暖かな煙が、橙色の空へ上るようになった。

 その日の夜、冒険者達は囲炉裏を囲んで夕餉を共にしていた。レオルやマーガレットの持ってきた食材と蔵にあった野菜や米を使って、料理の出来るコウやユンが作ってくれる事になったのだ。
「あれはきっと軟禁ってことだったと思うんですよ」
「そうか。半年間寝てたわけじゃなかったんだ……」
 そう言うとスイは笑っていたが、コウは実はありえなくも無いと考えていた。しかし実際のところは、彼女は故郷の友人に一時的に連れ戻されていたらしい。そう言えば前回訪ねた時も何か怒られていたような気がするが。
 便りが無いのは……とも言うが、不義理は良くないという事なのだろう。……ああ、胸が痛い。
「外で寝てるかと思ったけど違ったんだな。体に悪い事してると、もっと細くなっちゃうからな〜」
「……その点はご心配にはおよびません!」
 寝袋持参で冗談か本気かも分からないレオルの言葉に、スイは胸をそらして得意げに答える。
「これ以上細くなって困るとこ、はじめから無いですから……っ」
 少女の仕草とあいまって妙に説得力がある言葉だった。これにはマロニエでも頷かざるを得まい。
 しかし、皆が納得してしまっている様子を見ると、スイは何故だか悲しくなって――少し、泣いた。
「ううっ、自爆」
「……よしよし」
 仲の良い妹にそうするように、ヨウが頭をなでて慰める。
「わっ」
 驚いてか下を向いて赤くなったが、満更イヤと言うわけでもないのか、おとなしく撫でられるスイ。
 ヨウの事はしっかり覚えてはいたが、詳しく思い出せなかったのは秘密だったりする。
「……会いたいなぁ、ペチカに。どうしてるかな。背、伸びてるかな」
 食事を終えてから、ウィーはごろごろと寛ぎながら、何とはなしに思いついた話をスイに振った。
 火を眺めているうちに、あの雪の日に消えかけていた小さな温もりを思い出したのかもしれない。
「会いたいって思ってるなら、きっとまた会えますよ」
 スイは穏やかな声で答え、眠りに付いた子どもを見やる。
「うまいもんだらけー……むにゃ」
「寝てるとほんとに天使なんだけどねー」
 無邪気な寝顔を、マーガレットが落書きしたそうに覗き込んで居た。

「……見慣れた顔が……集まると……何だか……落ち着く……ね……」
 そんな空間を照らして頼りなく揺れる炎を見つめ、ユンが独白のように呟く。
 ひとりの静かさは好きだが、誰かと一緒の温かさも――嫌いではない。もう、消えてしまいたいと思う時さえあるが――
「……誰かと一緒だと……もう少し生きようかな……って……思うんだ……」


マスター:常闇 紹介ページ
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作成日:2007/12/28
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