年越しパーティは超ド派手に〜兼・タルウィスの誕生日〜



<オープニング>


 今年も残りあと僅か。今年は大神ザウスと戦ったり、ドラゴンが攻めてきたり、楓華退去命令が出たり、フォーナ女神が降臨したり……やっぱり多事多難な1年だった。冒険者達は依頼に大戦にお祭りにと忙しい日々が年の瀬まで続いている。

「らんらんらんらん」
 朝から――もっとも彼の朝は早くても10時ぐらいであったが――調子外れの鼻歌を歌って街を歩いているのは蒼水流転の翔剣士・タルウィス(a90273)であった。日頃からちゃらんぽらんで仕事らしい仕事もしない男だが、ここ最近は特に浮かれている。街の者達は冒険者のすることならば多少奇行に見えても許容してくれているのだが、それでも超ど派手な布の薄い衣装を着て、不思議な歌を歌いつつステップを踏むタルウィスは足早に歩く街の人々からはこれ以上ないくらい浮きまくっている。どこかに通報されるのも時間の問題だ。

「何とかして下さいませんか?」
 何もかも端折っていきなりエルフの霊査士・マデリン(a90181)は碧水晶の吟遊詩人・アロン(a90180)に詰め寄った。
「なんとかとしろと俺に言われても困る。タルウィスがおかしいのは今に始まったことではないし、だから今更どうにかなるものでもない」
 アロンは珍しくマデリンに反論した。激動の1年はアロンの様なぼんやりさんの心にも少しは影響を与えている様だ。
「でも一年中奇天烈なわけでもありませんわ。昨年のお誕生会が本当に嬉しかったのですわね……と、いうわけで、アロンさん! 今年はあなたの責任で開催していただきますわ、タルウィスさんのお誕生会を!」
 マデリンに堂々と宣言されアロンは2、3度まばたきをした。
「俺には俺の誕生会をした経験さえない」
「わたくしもですわ。そんなわたくしたちがお膳立てしてやるなどちょっとむかつくーですけれど、同盟諸国の平和な行く年来る年が掛かっているのです。グリモアへの誓いにかけて……逃げることは許しませんわ!」
「…………わかった。甚だ不本意だが致し方ない」
 グリモアへの誓いを引き合いに出されては断れない。アロンは不承不承ながらこの役目を引き受けた。
「もしかしたら適任者が現れるかも知れませんわ。他の冒険者の方々にお手伝い願うのもよろしいかと思いますの。では健闘をお祈りしておりますわね」
 ニッコリと笑みを浮かべマデリンは冒険者の酒場を後にした。

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参加者
NPC:蒼水流転の翔剣士・タルウィス(a90273)



<リプレイ>

●始まる前から……
 広い厨房ではクリストファーが思案顔で呻っていた。
「忙し過ぎてどんな料理を出すか、全然考えて居ませんでした……さて、困りましたね……そうだ! おせち料理をアレンジして大盛の大皿料理にっ!」
 食材の数々がクリストファーの脳裏に浮かび上がる。
「あれをあーして、こっちはこうすれば1品、それでこれはこんな風にアレンジしちゃえばオードブルにもなるし……蕎麦もあったんだっけ」
 俄然、クリストファーは忙しくなった。

 道すがら調達してきた食材でガマレイは彼女らしい料理を作っている。
「カロリー控えめで美味しいわよ! ほらほら、見てるだけじゃなく味わってみて!」
 他の料理人達へとガマレイの美声が響く。

「あ、たるやん誕生日おめでとう。ボクからのプレゼントは今日を満喫出来るように眠らなくなる……注射です」
 クリセナは救護室から顔を見せると、到着したばかりのタルウィスを呼び止めた。
「それ、ヤバくない?」
「ないない」
「痛くない?」
「痛くないからこっちにおいで。はい目を閉じてー」
 ギュッと目を閉じていたタルウィスはその柔らかく甘い感触に目を開ける。
「……ん。終わりです。昨年よりも今年は凄いものという事で」
「クリセナ、もっと〜」
「だめです」
 パタンと救護室の扉が閉まった。

「あの青いのはマジでキスしまくろうとしてるのか?」
 会場へ入ろうとしていたユディールは不意に問いかける。冷菜の盛り合わせを運んでいたアロンは立ち止まって首を傾げた。『青いの』とは勿論、タルウィスの事だ。
「……相手が嫌がらなければするかもしれない」
「そんなことばっかしててよく自警団や野郎達にボコられなかったよな。廻りに感謝しろよって感じだな」
「……そうだな」
 ユディールが新年と同時にタルウィスに近寄っていく様子はなさそうだとみると、アロンは小さくうなずいて皿を抱えて会場へと入った。

「片手で持って食べられるようなケーキをお持ちしました。ほら、こうして並べると俄然テーブルの上が華やかになりますわ」
 レムは手の平の半に4つぐらい並べられそうな小さいケーキを沢山持参してきていた。アロンに任せておいては地味な茶会になりかねないと危惧しての持ち込みであったし、沢山のお菓子がなくてはマデリンが納得しないだろうと思ってのことだ。

「アロン、手伝おうか?」
 竪琴を背に担いだまま両手に大皿を掴んで運ぶアロンにバドは気軽に声を掛けた。
「バドも来てくれたのか……いや、こういうものを運ぶのは平衡感覚が必要なのだな」
 真剣そのもののアロンの視線の先で大皿がぷるぷると揺れている。
「壁際のテーブルには沢山のキャンドルとか並べてみたらどうだろう」
「……た、頼む、バド」
 振り返る余裕もないアロンが律儀に返事をしてくる。クスッと笑うとバドは持参してきた荷を持ち直し、壁際へと向かいだした。

●今年最後の日が暮れていく
 華やかな催しに参加したことのないトールはすっかり気後れしてしまっていたが、なんとか勇気を出すと持参してきたケーキを箱から出し、大きく切り分けていく。丸太を模したようなデコレーションのケーキの、もっとも大きな切り株部分を皿に載せてタルウィスへと差し出す。
「タルウィスさん、お誕生日おめでとうございます。甘いのは平気ですか?」
「大好物だよ。マデリンがこっちを見ない間に食べちゃって良いかな?」
「……はい」
「美味しい。ほら……あーん」
 タルウィスはフォークでケーキを一口大に切り分け、それをトールの口元へと運ぶ。
「ほんとですね。美味しい」
 ふわりと甘く柔らかいクリームは雲の様に軽やかだ。
「待たせたな!」
 タルウィスの後から真っ赤で派手な衣装の男が躍り出る。更に何事かつぶやいているが、どこで使われている言葉なのか、どうにも聞き取れない。
「ゼイム! 私の同士よ! 元気だったかな?」
「タルウィスも無事だったか……なにせ俺達の誕生日があるから新しい年はやって来るのだっ! さぁ、飲んで歌って騒げ! 踊れ!」
 同じ日に生まれた者同士、ゼイムとタルウィスは高くグラスを掲げ打ち鳴らす。
「お誕生日、おめでとう。ありがちだけどタルウィスにはこれだろうと思うから」
 ロゼッタは真っ赤なバラの花束を差し出す。
「ありがとう。綺麗な花を貰えるなんてとっても嬉しいよ」
「タルウィスさん、お誕生日おめでとうございます」
 背筋のすっと伸ばして立つナハトは穏やかな様子のままタルウィスに祝辞を述べる。
「ありがとう。来てくれて嬉しいよ」
「誕生日ってのは世話になった人らに感謝する日でもあるらしいから、ほら……」
「ありがとう」
 ユディールからサイネリアの花束を手渡されたタルウィスは礼を言って受け取る。
「たるやん、誕生日おめでとう御座います。今日から来年のこの日まで、変わらず面白……いえ、素敵なままで居てくださいませ」
「ありがとう、レム。これでもかって程長生きするよ」
「タルウィス、誕生日おめでとう!」
「ありがとう、ヴァイス。今年も来てくれたんだね」
 1人1人と挨拶をするタルウィスにヴァイスはクスっと笑みを漏らす。
「タルウィス浮かれてるなぁ……まぁ無理もないか」
 余程昨年の誕生会が嬉しかったのだろうが、うずく邪心はどうしようもない。
(「まて! 今日は楽しい誕生会だ。自重するんだ、俺! 大人げない悪戯なんて……」)
 そう心の中で叫びながらも、ヴァイスの手はしっかりと通路に紐を渡して結びつけていた。
「お誕生日おめでとうございます」
 会場に現れたニューラは真っ先に真紅のバラをタルウィスに手渡した。
「これはマデリンさん、それからこれはアロンさんです。よろしかったらどうぞ……」
 ニューラはミニブーケをそれぞれマデリンとアロンに渡した。
「まぁ、わたくしにもいただけるのですか?」
「俺も……か?」
「遅い誕生日のお祝いです」
 ニッコリとニューラは微笑む。
「お誕生日おめでとう〜存分に酔っぱらって下さい」
 言いながらキズスはでっかい酒樽をタルウィスの前にど〜んと置いた。あっと言う間にハンマーが持ち込まれ酒が配られていく。
「みんな〜盛り上がっていこう〜ほら、キズスも飲むよ〜」
「いえ、僕は飲みません。よ、弱いからじゃないぞ! 飲めな……」
「タルやん、お誕生日おめでとうございます……いきなり新年になってしまうところでした」
 ユウキはキズスをどつくようにして突き飛ばす。酒樽に飛び込んだキズスと思いっきり酒を頭から浴びたユウキではどちらの被害がより甚大だったのだろうか。
「ありがとう。酒まみれのユウキにお酌してもらうなんて……あれ〜」
 ニヘラと笑ったユウキはタルウィスの髪をむんずと掴んだ。
「……タルやんの髪の毛にお酒を浸すと美味しそうですね。飲ませてください〜」
「無理ー」
「酷い! 私、タルやんのことがずっと、ずっと……だったのに!」
 すでに酩酊しているユウキは顔を真っ赤にしたまま千鳥足でタルウィスの前から走り……テーブルとテーブルの間に渡されたロープに足をとられ思いっきりすっ転がった。

 ガマレイの楽器から大音響の音楽がファンファーレの様に響きわったった。突然、会場に強く二つの白い光が沸き起こった。誰もいなかった場所に忽然と現れた光はシリックとエイフィスの頭上で燦然と光輝く。そして絶妙な間合いからスラリと細身の剣を抜き、剣舞を披露し始める。
「12月に生まれた全ての方々に祝福を!」
「私達からのささやかな祝いにかえて……」
「「ハッピーバースディ!」」
 2人が決めのポーズを取り声を揃えて祝辞を叫ぶ。
「素晴らしい! ありがとう!」
 感激したタルウィスが腕を広げて駆け寄る……と、いきなり強く白い光が消えた。何かの趣向なのだろうかと思う暇もなくソフィアがタルウィスの袖を掴む。
「タルウィスさんってモロ好みのタイプです! でもわたしには婚約者が……」
「私は気にしないよ」
「良いでしょうか?」
「うん」
 塔の様に積み上げられた菓子は鮮どれもこれも美味しそうだ。
「美味しいなぁ〜ん。ソフィアさんはお料理上手なぁ〜ん」
 ニノンはソフィアが持参してきたものを片端から味見している。
「タルウィスはどれか食べたいものあるなぁ〜ん?」
「じゃ、ニノン!」
「……セイレーンはノソリンを食べるなぁ〜ん?」
「食べるよ」
 身の危険を感じたのか半歩退いたニノンは踊っていたサヤカにぶつかり2人とも勢いよくぶっ倒れた。
「ちゅーで蘇生です!」
 ソフィアは気を失ったサヤカを抱き起こした。

「ふぬはっは! 見ろ、この華美な衣装を! そしてこの可憐な美貌はこの通り……もう怖いくらい完璧ドリ!」
 鼻眼鏡をガッツリと装備し小脇にメロンを抱え……まさにとある旅団で正式採用されたと噂される完璧な正装を整える。
「ふぬはははははは!」
 会場へと続く観音開きの扉を勢いよく左右に開いた途端……そこでカロアの年末は終わった。
「女装して嫌がらせに行くんじゃーとか騒いでいるキノコを凹っていたら、遅くなっちゃったよ……って、もうー! 誰? こんな所にフォーナツリー出しっ放しにしてたのは!」
 勢いよく会場に走ってきたリンは飾り付けらしいオブジェに勢いよくぶつかり倒したが、視界にはどんな時でもすぐに発見出来るタルウィスが飛び込んでくる。これだけ目立つと何気なく街を歩くだけで防犯効果はあるのではないだろうか。
「あれ? リン……どうしたの? そんなにあわてて……」
「タルやん、お誕生日おめでとう! こんなの作ってきたよ」
 リンは上品な色に染められた布包みをタルウィスの目の前で解く。中からは焼いたまんじゅうのような食べ物が出てきた。まだほんのりと暖かい。
「お菓子?」
「ううん、楓華風のパニーニって言えばわかるかな? 中に野菜とか入れてあるんだ」
「あ、本当だ。これ、ナスが入っていた」

「そろそろ次の料理を出さないとかな?」
 会場の端っこから顔を覗かせたクリストファーがあちこちのテーブルに置かれた皿の様子をそっと窺う。

「タルウィス殿ぉ〜ミルフィーちゃんとシャイン殿からのプレゼントは歌と演奏なのですぅ」
 ミルフィーユとシャインの頭からは作り物の長い耳がへろ〜んと垂れ下がっていた。ミルフィーユの目元が赤いのはシャインがこの作り物の耳をつけてくれないのは嫌だと泣いたからだ。最初は激しく抵抗していたシャインだが、『泣く子とノソリンには叶わない』ということわざ通り、世にも面白悲しい姿をこの場晒すことになってしまっていた。
「ミルフィーユもシャインも上手いね。こんな隠し芸があるなんて聞いてなかったからびっくりだよ」
 怪しい耳のついた2人の披露する音楽にうっとりとタルウィスは聞き惚れる。

「イオンさーん、こっちでシャインさんが面白い恰好してますわよー」
 ザッハトルテは屈託のない様子でイオンに声を掛ける。
「行ってみましょうか?」
「そうですね。私もタルウィスさんにわんこ蕎麦やブックハビタント型のケーキを差し上げたいですしね」
「僕はマント……去年の礼服に似合う華やかな物なんですよ。タルやんが気に入ってくれると良いんですけど……」
「きっと気に入ってくれますよ」
 アセレアは笑ってうなずく。
「アレですわ」
 ザッハトルテはニコニコしながらミルフィーユとシャインを示した。
「これは……」
「シャインお兄様……って変態……」
 絶句するアセレアの横でイオンはぼそっと……けれどシャイン本人にしっかり聞こえる程の絶妙なトーンでつぶやいた。
「だから……変態じゃねぇって……」
 演奏を続けるシャインはごくごく小さな声で反論した。

「あ、マデリ〜ン!」
「あら? ロゼッタさん」
「マデリンのお菓子どこ? 沢山美味しいのを厳選して持ってきたんでしょ?」
「では、ナハトさんのお茶と一緒にいただきましょう」
「そう来なくっちゃ!」
 2人は連れだって歩き出す。
「ね、また夢占いしてよ」
「恋の悩みでもあるのでしたら、是非お聞き致しますわよ」
 マデリンは悪戯っぽく笑った。
「マデリ〜ン。お菓子、まだあるか?」
「当然ですわ」
 マデリンはユディールを手招きする。喧噪続くパーティ会場の一角でここだけが典雅で高貴、そして格調高い雰囲気に包まれていた。
「美味しいですわ、ナハトさん」
 マデリンはすっかり機嫌良くナハトが淹れた紅茶を味わっている。
「たいしたことではありませんよ。ポットとカップを温めておくこと、それからお湯の温度と茶葉をよく蒸らし、葉の持つ力を引き出すこと……それくらいです」
 ナハトが淹れた茶はマデリンの愛する菓子たちと相性が良い。ロゼッタもユディールも満足げに茶を味わっている。

 ようやく復活したキズスは今も給仕係りとして大きな皿を何度も運んでいたが、アロンが休んだ頃合いをみて演奏にも廻る。夜も更けてくるとトールも楽器を奏でる。誕生日の歌もダンスの曲も数限りなく弾いている気がする。
「さぁ! みなさんで踊りましょう」
 やはり復活したサヤカが音楽に合わせ熱烈なまでの踊りを披露する。
「楽しい曲……わたし踊っちゃうなぁ〜ん」
 ニノンは衣装をクルクル替えながら即興で踊り始める。

「アタシからのプレゼントは愛キッスですの。オデコ? ホッペ? それともお口にチューがよろしくて?」
「お口!」
「……あら、美味しそうなお菓子がイッパイですわね。すみません。折り詰めにしていただけます?」
 タルウィスの腕をすり抜け、ザッハトルテはテーブルの上の菓子の数々に目を奪われる。

●宴の終わりに……
 ガマレイやニューラが誕生日を祝う曲を弾く中、そろそろ日付が変わろうとしていた。
「お水、要りますか?」
 ハルジオンは会場のど真ん中で先ほどから喉に手をあてていたタルウィスに近づくとそっと囁く。
「酔いが回ったみたいだから外で醒ましてくるね」
 1人にしておくのは危なっかしくてハルジオンもついて出る。
「お誕生日が大晦日って最高じゃないですか」
「悲惨だよ。私がお子様だった頃は誰も相手にしてくれなかった」
「でも絶対に忘れないしょう? 私はちょっぴり羨まし……あ、タルウィスさん、お誕生日おめでとうございます」
 ハルジオンが手渡した包みの中には特別あつらえの武器飾りが入っていた。藍色のビロードの蓮を金糸で縁取ったもので裏は鏡になっている。
「ありがとう、これ、綺麗だね。でももう言ったっけ? ハルの方がもっと綺麗だよって」
「……そんな」
 タルウィスの顔はハルジオンのすぐ目の前にある。

「色々あったけど、来年も宜しくな。今度はアロンの誕生日、皆で祝おうなっ」
「……ありがとう」
 驚いた様に目を瞠った後、アロンは淡く笑ってバドのグラスに自分のグラスをそっとぶつけた。カチンと高い音が響いた。

 延々とテーブルの足に向かって語り続けるユウキの横には、轢かれたまま放置のカロアが丸太の様に転がっていた。


マスター:蒼紅深 紹介ページ
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参加者:27人
作成日:2008/01/10
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