ルディリアの誕生日〜新春おでんぱーてぃ



<オープニング>


 師走も大詰めを迎え、新年を前にして。
 紅き柘榴の翼剣・キィルス(a90077)と翡翠の霊査士・レィズ(a90099)は酒場のテーブルにて顔付き合わせて何事か相談を続けていた。
「忘れてないさよ……ね?」
「そら、2年連続で忘れたら、オレ、あいつに何されるか想像つかんて」
 レィズはそう言って、手元においた来年度のカレンダーの頁を一枚捲る。表紙の次は1月だ。
 その5日の所に、チェスのクィーンの駒を置いて相棒の顔を見つめると、キィルスはこくりと頷いた。そう、正解と一言添えて。

 1月5日。白金蛇の巫・ルディリア(a90219)の誕生日である。
 年末年始と時期が被るが為、どうにも忘れられやすい上に年始の宴会ついで祝いが多いらしい。

「まぁ、年始の祝いついでの方がラクだし人も呼びやすいのは確かだけど」
「そやね……。幸い、今年もかのブレイク卿が年始パーティに呼んでくれてはるし」
「卿もルディの誕生日祝いしてくれるって事さよね?」
「ああ、去年盛り上がったさかい、今年は彼女の意向に合わせて料理用意してくれるらしいわ」
 最近はめっきり落ち着いた破壊マニア貴族、ブレイク卿。壊すモノが無くてウズウズしていると言う噂の御仁は、冒険者の皆が同盟の為に日夜頑張っている事に感謝の意を表したいと年始パーティに呼んでくれたとの事。
 ついでに去年にルディの誕生祝いした事を覚えていてくれたらしく。料理の希望を彼女に問うてみてはくれないか、と言う事で。レィズがさり気なく聞いてみた所。

『おでん食べたい』
『……は?』
『大根に味浸みたのとか良いわよね〜。あと餅巾着とかも好きだし』
『まぁ、こう寒いとおでんが恋しゅうなるさかいなぁ……』
『そうそう。で、米酒と一緒に――』

 ………………。
「とても乙女の台詞とは思えねぇ」
「オレもそう思う」
「……まぁ、本人が望むなら」
「エエんとちゃうやろか」
 おでんオンリーだとあんまりなので、お雑煮やおせち等の旧同盟領東部に伝わる、楓華由来の料理や菓子なども用意する予定で卿には伝えてある。
 けども一応メインはおでんらしい。ブレイク卿も面白がって巨大な鍋をいくつか用意して皆で持ち寄ったおでんダネをぐつぐつ煮込んで食べようとか言ってくれてるらしく。
 そして肝心のルディはと言うと。年始パーティ兼自分の誕生祝いがおでんパーティである事に異論は無いらしく、むしろ喜んでいるくらいで。

「ルディ、その……」
「エエのん?」
「うんっ♪」
 ヲトメ的には大満足らしい。

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参加者
NPC:白金蛇の巫・ルディリア(a90219)



<リプレイ>

「ルデ子さまお誕生日おめで踏んで下さ」
 ぎゅむり。
 姿勢を低くして何やらマゾめいた発言かましたゼオルに早速ヒールが突き刺さる。ぐりぐりしてあげるルディリア共々、嗚呼、何て幸せそうな笑顔か。
「ルディリアって美人なのに変人なのか?」
 マルクドゥが首傾げた。変な噂が横行してるらしい。目の前の光景は説得力皆無だが。いや、変なのは踏まれて喜ぶ男だと思うのだが。
「おう、誕生日か。一応祝ってやるよ」
「何よ偉そうに」
 レグルスの言葉につい噛み付くルディ。だが本人はククッと笑って振袖姿の彼女見て更に茶化す。
「今年もノソ子にも衣装って所か? それよかおでんだおでん」
「おでんおでんー♪」
 やはり着物姿でシュリが楽しそうに寄ってきた。その手には食材入った小さな鍋。中身見て、レグルスとゼオルは顔を引き攣らせる。
 何か、不気味な紫色な上にモザイクかかってます。
「ここは乙女の腕の見せ所! お好み鍋にシュリ特製食材を――」
 がしぃっ。シュリが言いかけた所でレィズが彼女を羽交い締めにして捕まえた。
「れ、レィズさん!? あけまして――じゃなくて何で止めるんですか!?」
「世界平和の為や! レグルス、そっちの足持ちぃ!」
「承知した! 死者を出す訳にはいかんからな!」
 新年早々好きな人の羽交い締めを受けて顔を赤らめつつ、シュリはそのまま部屋の外に担がれ運ばれる。ルディはその様子を見つめ、クスリと笑んだ。新年早々賑やかなのは良い事だ。
「はい、ルデ子様へのお誕生日プレゼントです」
 そこに差し出されたお化けキノコ5本。渡した主はゼオル。幸いレィズはまだ戻ってない。
「歯、食いしばってネ♪」
「いや、これ楓華では四十肩の薬にな――げふぅっ!?」
 ゼオルの頬にストレートパンチが炸裂した。


「ソフィアと申します。この度は宴席にお招き戴き、光栄です」
「いやいや、此方こそ元気な若者達に来て頂けて嬉しい限りぢゃよ、うむ」
 会場に現れたブレイク卿を前にソフィアは一礼。卿は相変わらず見事なカイゼル髭をしごいて満面の笑み浮かべて見渡した。そして目があった女性に手を挙げて挨拶する。破壊依頼常連であるオリエとキィルスを見つけたらしい。
「久しいの。元気でやっておられるかね」
「ええ、お久しぶりです。また何か破壊関係でご用命があったら是非」
「うむ、最近は冒険者殿の力が必要な大破壊がなかなか……壊し甲斐のあるモノがあったら儂に教えて欲しいのお」
 そうそうあるとも思えないけども。とりあえず頷いて見た二人。
「それがあるのですよ」
 ひょいと口出したはグレイ。
「ブレイク卿だけに、ブレイクするものがないと新年始まらないでしょうから。米酒の樽酒を用意しております」
 いつの間にかズドンと設置された樽、そして木槌。何か卿の目がキラキラ輝いてきました。
「ブレークさん、ブレークさん!」
 そこにチキチキータがでけー樽を抱えてダッシュして来るなり、ズドンと樽を設置した。あ、何か似た様な樽。
「今日はブレークさん感涙間違いなしのパーティ必須アイテムを持ってきましたぁ!」
 考える事は皆同じらしい。まぁ、新年だしブレイクだし。
「中身は普通の酒なれど、この樽なんと! このハンマーでフタをぶち破って解禁と相成ります!」
 チキチキータが大きな声で述べる口上に、集まった招待客がぞろぞろ集まってきた。主賓であるルディも興味津々で見つめている。
「さぁ、上蓋を木槌でガツンとブレイクしてください。鏡割りと言うそうですよ?」
「うム!」
 グレイの言葉に卿は勢い良く両手で持った木槌を振り下ろす。
 かっぽーん!
 景気良い音で蓋が真っ二つに割れ、酒が飛び散った。
「ブラボー!!」
『ブラボー! ブラボー!!』
 拍手と歓声が飛び交い、新年初ブレイクがめでたく成された。


「お誕生日おめでとうございますなのぉ、ルディ様♪」
 笑顔で駆け寄るはメルクゥリオ。ルディの腕にぎゅうっとしがみつき、レィズやキィルスも見回して嬉しそうに言う。
「めるくぅはルディ様やレィズ様と一緒におでんが食べれてすっごくすっごく幸せですなのぉ。キィルス様は三十路パワーな皆様と一緒に楽しむのですよね!」
「え゛」
 何か言われてキィルスの顔が引き攣った。その真横に現れるは同じく三十路なシュウ。手にした箸の先には、ちくわに似て異なる物体。
 人はそれを『ちくわぶ』と呼ぶ。
「そんな訳でグレイと共にカントーちくわぶ連盟を結成したんでキィルスも仲間に是非」
「断る!」
 即答。ちなみに二人が懇々と語る所より、ちくわぶとはカントー村を中心としたローカルなおでん種らしい。無論、二人はローカルである事を真っ向否定。
「まずは政治的にブレイク卿にちくわぶを食べさせ卿の支持を得る!」
「させるかぁっ!」
 そこに現れたはワイルドファイアサイズなちくわを小脇に抱えて仁王立ちするハルト!! ルディへの誕生日祝いの挨拶もそこそこに推参した模様。
「今日の鍋を持ってちくわぶに鉄槌を下す時が来た!! 覚悟!!」
「ふ、猪口才な。返り討ちにしてくれる!」
 ハルトvsシュウ&グレイの間に飛び散る火花。その様子見て肩すくめたルディ。同様にそれ見て苦笑していたユウとモルバが近づいてきた。
「新年早々賑やかですね。ああ、ルディは誕生日おめでとうございますね」
「右に同じく。プレゼントと言える程でもないですが、どうぞ。あとこれも」
 モルバに渡された花束を受け取り、その香りに表情綻ばすルディ。一緒に頂いた銘酒『獅子殺し』は早速開けてユウに酌して貰って頂く。
「フ……僕を誘うなんて、ルディリア……悪い子だ」
「何格好付けてるのよ」
 ティンの言葉をルディは一蹴する。肩すくめたティンは紙袋を彼女に渡す。
「それは年明け前、冬の海での物語……恋愛フラグでキャラ変えようたってそうはいかねーぞぉおお!」
「――踏まれたい?」
 何か口走るティンに対して爽やかな笑みで返された言葉がこれ。
「嘘です、おめでとうございます」
 女王系キャラは変わらない事を確信し、丁寧に三つ指ついて新年の挨拶交わすティンであった。


 さて。鍋パーティが始まると同時に。
 先程のちくわぶ論争はかなりヒートアップしていた。
「神聖なおでん鍋に! ちくわぶなど混入させてなるか!」
「何を! ちくわぶはメジャーです!」
 反ちくわぶの先鋒、ハルトはちくわぶ連盟相手に孤軍奮闘していた。
「他の具材がだし汁を生む具材ならば、ちくわぶはまさにその旨味の終着点。小麦粉を練っただけの素朴な具材であるからこそ、おでん鍋のなかのあらゆる旨味を吸収し、凝縮し、そして我々の口へと齎すのです!」
 ちくわぶ伝道師のグレイが蕩々と語る。その横で頷くシュウ。ライナーもハルトをちくわぶ洗脳を試みる。
「ソーセージに比べたらなんぼかマシっす!」
 その論争を離れた位置から眺めるレィズとルディ。
「どっちもどっちや思うんやけど」
「如何ですか、解説のモルバさん」
「えーマジちくわぶ?なんて思いますけど。ちくわの方が美味しいですし」
 スルーするつもりが実況席で意見してるモルバ。メイン鍋の前で行われる論争は殴り合いに発展するのは目に見えてたので皆で距離おいて見物してた。
「誰か止めるさよ、あれ」
「おもろいからエエやん。卿も喜んではるし」
「ブラボー!」
 ハルトが鉄アレイを投げつけた。グレイは幾何学的な動きで無駄なく回避し、両手にちくわぶ構えて叫ぶ!
「このジュツ=カタの全身全霊を賭けて! 私はちくわぶをメジャー鍋に投入する!」
 啖呵切ったその後ろで。シュウが今にもちくわぶを投入せんとする姿をハルトは見逃さない!
「撃つべし!撃つべし!(×12)」
 手にしたロングちくわソードでシュウに殴りかかる!
 だが。
「鉄壁ジュツカタガード!」
「ジュツカタァッ?!」
 咄嗟に盾になって貰う。断末魔は気にしない。生え際が多少打ちのめされても気にしない。
 ぜーはー言いながらちくわぶ伝道師を叩きのめしたハルト。その視界の横で給仕姿のティンが鍋に近寄るのを見つけた。
 ちくわソードがしなり、ティンの前に立ち塞がる。
「ふ、良く気が付いたね。ある時は吟遊詩人、ある時は給仕、その実は! 大根には辛子のティン・ハイラン、参る!」
「……辞世の句は詠んだかな?」
 第二ラウンドは呆気なく終わった。


「此処でボーナスステージ!」
 くわっと鬼気迫る表情で言い放ったのはドクター。そして何やらカードを見せて促すドクター。
「好きなの選んで。ボーナスステージだから」
 『ビール瓶切り』『氷柱割』『超必殺技伝授』と書かれている。
「超必殺技……?」
「新必殺技が使える様になるの。『パンツ飛吼拳』とか」
「そんな必殺技、嫌」
「試し撃ちならほらそこに」
 ルディの反論も聞かずにドクターが指し示した先は。
 乱怒唖阿棲名物『油風呂』とやらに挑戦するチアキの姿。
 低温油の入ったでかい鍋に煮込まれている彼の根性に乾杯。
「さぁ、わしがこうして鍋成就儀式をしているうちにおでん鍋パーティを成功させるんじゃ!」
「チアキ……ちょっと見直したわ」
「そして美女美少女連中はわしの漢気に惚れるとイイよ? むしろ惚れろ!」
 ――漢らしかった気がしたけど、今ので台無し。
「あ」
 何か空中に見つけたルディ。チアキの方向に放物線描いて飛来する鉄アレイ。彼の瞳にはスローモーに映って見えた。
「(ひっくり返るかも)」
 そういえば頭に蝋燭乗せてた気がする。
「(――返るかも!)」
 脳天の衝撃と地獄の業火の到来は同時だった。
「クズノハ・チアキ、死亡確認!」
 有志により消し止められたボヤの中より消し炭と化したチアキを引き吊り、ドクターはそそくさと退場したのだった。


「ちくわ鍋でも挑戦してみようかな」
 オリエの呟きに、彼女の指令で大根とはんぺんをキープしていたキィルスは引き攣った笑みで彼女を見た。ロクな予感がしない。
「キィルス、一緒に来てv」
 超優しい笑み。この笑みはロクな事がない。
 数分後。気が付いたら彼はオリエがちくわチャレンジする間、鉄アレイからの盾と化していた。
 他にもこのちくわ鍋に挑戦する勇者は存在する。
「あれ。俺どうしてチクワ鍋に居るんだろう」
 鉄アレイ回避しながらクリストファーは呟いた。これは誰かの陰謀だ。そう思う事にする。そしてちくわを食しだす。食べると言うより飲み込んでる気もするが。
「熱ぅぁっ!?」
 同じく勢い良くちくわを大量に頬張っていたマルクドゥは絶叫した。ちくわの穴に潜む熱々の汁が彼女の舌に火傷を負わせたのだ。そこに飛来する鉄アレイ。ごすっ。
「――これ邪魔っ!」
 痛さもなんのその。ぽいと投げ捨てた先にはクリストファーの後頭部。ごすっ。
 倒れ、薄れ逝く意識の中。彼の視線の先には普通鍋の大根の姿があった……。
 鉄アレイに倒れる者が居る中、平然とぶつけられながらも食す猛者がいた。
「ふ、ドラゴンの一撃すら耐える私にとってこんなもの……」
 重装甲+鎧聖降臨に身を包むゼオルであった。その後ろにゆらりと現れた黒い影。
「ほぉ、面白そうな」
 レグルスはそんなゼオルに腐食の呪いを施した。それに気づき青ざめるゼオル。
「あ、アーマーブレイクは――!」
 ごめしゃぁっ!
 そこに鉄アレイ直撃。
「うむ、見事なブレイクじゃ」
 卿も何だか大喜び。


 二つぐつぐつ並んだおでん鍋。片や普通の鍋。もう片やは持ち寄り鍋。
「あーそこはまだ生煮え――って同じタネばかり攻めちゃ」
「やかましーっ!」
 鍋奉行なライナーに口出しされて、ルディはお椀ぶつけて口封じ。好きな様に食べたい年頃なのだ。
「あ、これは出汁が利いていておいしいですね」
 マイトは穏やかに微笑みながらおでんを食す。昆布の旨味がおでんの味を引き立てている模様。そして彼が持ってきたのは新田巻と鰯のつみれ。持ち寄り鍋に彩りが増える。
「え〜? じゃがいもが入らないおでんなんて、聞いた事がないですよぉっ!」
 芋つつきながらソフィアが言う。魚の白子で作ったかまぼこも彼女が持ってきた。おでんもなかなか地方色豊かである。
 振袖に割烹着と姉さん被りで持ち寄り鍋に食材煮込むは楽風の・ニューラ。
 鶉卵にスジに蟹足に鰐肉に。段々おでんから離れていくのは仕様か。
 肉の油が浮くのが嫌という意見もあって、肉系統は鍋の中に仕切設けて隔離。
「鰐肉……?」
「鶏肉似の淡泊な味でヘルシーですよ」
 ルディ、ちょっと試食。意外に美味しい。
「メルクゥ、チョコはどうかと思うんやけど」
「むぅ、チョコフォンデュみたいにはならないですか」
 何やら投入しようとしたメルクゥを止めたレィズ。流石にチョコは溶けるし広がるし棲み分け不能。
「実は俺、出汁の味には拘らないんだけどね」
「けど、味がしっかり出てる方が良いに越した事はない」
 ティンの言葉聞き流しつつちくわやはんぺん頬張るレグルス。ちくわぶには手を出さない。
「クタクタに煮て蕩ける位が美味しいのに」
 ちくわぶ連盟、まだ頑張って主張してます。
「やはり普通の鍋に限るな」
 ナサロークはルディに大根をとってやりながら世間話に興じようとするも、何せ彼女は飽きっぽいらしく。惹きつける話がなければ留まる事を知らない。
 そんな彼女にそっと近づくシュリ。渡した小箱の中には月虹をイメージした髪飾り。
「綺麗……」
「虹がかった月を見た人は幸せになるって言うので!」
 その幸運が訪れます様に。そんな祈り込めて。
「私からも」
 ニューラが渡したのは花綱(ガーランド)のブレスレット。繋がる花は雪割草。花芯に淡く輝くは虹色の月長石。雪に負けぬ強さがルディに似て綺麗だと。その言葉に彼女は頬赤らめた。
「あぁ、私も用意したんですよ、プレゼント。何が欲しかったか解らなかったので……」
 そうユウが取りだし渡したのはイヤリングの入った箱。涙型の青玉に螺旋に巻き付く蛇の意匠はユウが選んだもの。
 試しに付けて、満足そうに顔綻ばせたルディを見て、ユウも満足げに頷くと去り際に優雅に一礼し、彼女の手を取って軽く口づけしていった。
「さて、次のランララ祭までに更に仲良くなれれば良いですけども」
 そんな彼の思惑も露知らず。持ち込まれた米酒が振る舞われ。ナサロークが用意したデザートのアイスに舌鼓を打ち。
 終いには酔っぱらってちょっと椅子とかブレイクしてみて卿がブラボーとか叫んでみたり。
「大騒ぎしすぎさね……」
「そう?」
 ケロッとした表情でルディは首傾げた。そんな彼女にオリエが静かに囁いた。
「ルディ、誕生日おめでとう。素敵な1年に――」
「うん、ありがとうオリエ♪ あ、それ私の大根ーっ!」
 話半分に大騒ぎな宴会の渦に飛び込んでいく主賓。それ見てオリエは肩すくめてキィルスに呟いた。
「って、賑やかでこれはこれで楽しいからいいのか」
「……良いんじゃ……ない?」


マスター:天宮朱那 紹介ページ
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作成日:2008/01/16
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