祝辞の立会人



<オープニング>


 その村では、結婚式はたいてい冬場に行われた。
 理由は単純明快、冬には畑仕事がないから、翌日仕事に響かないからである。
 そしてこの年、その村(の男たち)に悲劇が起きた。
 近隣でも一番美人の女性が結婚するのである。こんな悲劇はなかった。

●酒場にて
「皆様、結婚式の立会人というお仕事が来ています」
 食淫に耽り艶笑する霊査士・ユラ(a90261)の言葉に、その場にいた冒険者たちは「花嫁さんがみたい」、「料理は豪勢なのか?」といった言葉を口にしながら、依頼の内容を確認しようと集まってきた。
「結婚式と申しましても、披露宴の方の立ち会い人をやっていただきます。夜の部です。夜明けまでノンストップなので、徹夜できる方がいいです」
 そして人数が集まると、にっこりとユラが微笑んだ。
「その村の慣例で、披露宴は客と新郎、および新郎新婦の親族が殴り合います。立ち会い人は殴り返せないのでご注意ください」
 平穏そうな仕事だと思ったのに、ハードだった。
「いったい、なぜ殴り合うんでしょうか?」
 と、冒険者から当然の疑問が出る。
「発端は、結婚式をみんなできっちりと記憶するためだったようです。殴りあう痛みで印象を深めるのですね。が……今では朝までどつきあい続けられればさい先のよい結婚生活が送れるという伝統儀式になってしまいました。お酒も入りますし、何より……花嫁さんが半端でなく美人さんなので、儀式と風習をこえて、新郎に殴りかかる青年たちがあとをたたないものと予想されます。袋だたきにされた新郎が再起不能になってしまったら当然ながら、困りますよね?」
 ユラの言葉を整理すればこうである。
 殴り合いは朝まで続けなくてはならないが、エスカレートしすぎると危険だからなんとかしなくてはならない。そして、立会人は殴り返せない。
「び、微妙なさじ加減がいりますね?」
「百戦錬磨のあなた方なら大丈夫ですよ。がんばってください」
「鎧の着用とかは大丈夫?」
 その問いに、ユラは窘めるように答えた。
「普通の小さな村のおめでたい席に、重々しい鎧着ていくなんて。それに、立ち会いの衣服はあちらさんが用意してくださいます。あとは、新郎の女親族が新婦とひっぱたきあうという行事もあるので、そちらもエスカレートしないように見張ってください」
「なぜそんなに、殴り合うんです……」
 すごく嫌そうに問う冒険者たち。
「後の禍根をなくすために、先にののしりあって殴り合っておく、のが嫁と姑にとってよいことだろう、という考えから生まれた儀式らしいです」
 その村に嫁ぐのも、婿入りするのも嫌だなと、聞いていた者たちの多くが思ってしまった。
「あともう一つ。立会人は食事は自由ですが、お酒は飲めません。理由はおわかりですね?」
 その村での、結婚式披露宴での立ち会い人。それは酔い狂う人々を冷静に止めるための存在。そんな存在が、酔っぱらって暴れてしまっては本末転倒。ということで、一滴もダメと決まった。
 珍妙だろうと、奇習だろうと、祝いは祝い。
 冒険者たちは覚悟を決めて、その村へ向かう準備にかかった。

●殴り合い披露宴のルール
 新郎対客は一対一が原則。倒れた相手に馬乗りになって殴るとかはダメ。
 新郎が休む間、新郎親族が代わって客と殴り合えるが1人分のみ。
 凶器の使用は一切不可。
 立会人は止めに入らねばならないが、興奮した客や新郎・親族に殴られても殴り返せない。

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参加者
還送せし者・アーシア(a01410)
銀糸の紋章術士・ロルフ(a33729)
天魔伏滅・ガイアス(a53625)
古き知識を読み求める者・キール(a58679)
夢虚・サジュルアンド(a60112)
樹霊・シフィル(a64372)
翠旋・フェリル(a66648)
七竈・エッシェ(a69115)
なぁ〜んですなぁ〜ん・キリア(a71164)



<リプレイ>

●結婚式と一休み
 太陽の光が穏やかに降り注ぎ、風もないという良い天気の中、結婚式が行われようとしている。
 美しい花嫁は幸せそうに、ちょっぴり気弱そうな花婿は不安そうに村の中央の広場で人々に取り囲まれていた。
 依頼を受けた冒険者たち一同は準備や仮眠のために、早めにやってきたので、村に入って早々にちょうどよい場面に出くわせた。
「うまい料理が沢山出るって聞いたのなぁ〜ん」
 ピンクの耳がひょこりと生えている少年、堅牢の灰色・キリア(a71164)は、早くも披露宴に心をときめかせていた。
 赤い髪の女性、七竈・エッシェ(a69115)は主役二人の姿を確認したあと、すぐに披露宴に使う施設に出向いた。そこの控え室で、夜に備えて仮眠をとるためだ。
 銀髪のエルフの青年、雲居の銀・ロルフ(a33729)も、長椅子に身を横たえ、「僕も素敵なお嫁さんが欲しいなぁ」と嘆息する。遠目から見た結婚式は綺麗で幸せそうだったので、ちょっぴり当てられてしまった。
(「あの美しい花嫁の伴侶となる新郎を羨ましくも思うが……新郎がぶちのめされすぎて花嫁が悲しむことになるのは本意ではないからな」)
 と、先ほど見た新郎新婦の姿を瞼の裏に描きつつ、犬の尾を持つ浅黒い青年、夢虚・サジュルアンド(a60112)もまた体力温存のため、寝入ろうとしていた。
 ノースポールの花を宿す髪の少女、樹霊・シフィル(a64372)は今夜のためにとすでに眠りについていた。
 白い鱗を持つがっしりとした青年、天魔伏滅・ガイアス(a53625)は控え室の隅で仮眠者たちの邪魔にならないように声を抑えながら、己の召還獣にこんこんと説得をしていた。
「一般人に殴られてもそれは戦闘じゃねえから絶対出て来んなよ」
 青いグランスティードはきつく言い含められて、従順にこの場から立ち去った。
 細身のエルフの青年、古き知識を読み求める者・キール(a58679)は結婚式にも参加して、「ご結婚おめでとうございます」と、お祝いしてきた。新郎新婦の名前も聞いておこうとしたのだが、尋常ではない興奮と騒がしさで、直接聞くのは断念し、周りに居た人から聞き込む。
「花婿さんがファリスさんで、花嫁がカナンよ」
 参列者の女性たちは幸せそうで、にこにこしながら教えてくれた。強烈なライバルが減ったので、年頃のお嬢さん方は皆、ほっとしているのだ。
 黒髪の女性、癒しの術の遣い手・アーシア(a01410)も結婚式を眺めにゆき、危なそうな男たちをチェックしようとした。が、ほぼ半数の若い男たちが恨みがましい、妬ましいオーラをびんびんに放っているため、絞り込めない。この手の気配は伝染するから、この参列者の全員が危ない。ちなみに残り半分の男たちは親の葬式でもあるのかというぐらい、沈んでいた。
 まさに悲喜こもごもな結婚式。
 金木犀の花を髪に宿した少女、翠旋・フェリル(a66648)も仮眠はしないで結婚式を見ていた。
「まぁ…スキンシップって大事だよね」
 このまま悲しさや怒りを鬱々とため込んでいくぐらいなら、やはり殴りあいでもしておいた方が納得もしやすいだろう。

 アーシアは美しい花嫁カナンの担当なので、失礼がないよう、きちんと化粧をしておしゃれをした。
「刃物はお預からせてもらっていいべか?」
 と、キリアは短剣を、フェリルは大剣をともに係の者に取り上げられてしまった。
「針と糸はもってていいかなぁ〜ん?」
 係の者はまごついた。それも凶器っぽいからだ。だが、あまりそうやって取り締まってもぎすぎすしてしまうので、針はあまり人にみえないところで使ってください、という忠告のもと、オッケーになった。
 さて、立会人たちに配られた衣服は厚手の革製の頑丈なもの。しかもとてつもなく濃い緑色。
 世話役が説明した。
「昔は結婚式らしく白かったんだ〜。けど、立会人が興奮した客に殴られて盛大に鼻血出して、服が真っ赤になったんだ〜。で、それを見て卒倒した奴が出たもんだから、染色したんだ〜。緑にしたのは、和む色、らしいからだぁ〜。この披露宴の立会人が赤いの着るわけにゃ……いかねーべ?」
 赤、闘争本能をかき立てる色。確かにそれは使えまい。立会人たちはテンションが下がるような説明に、改めて覚悟を決め、その緑色の服に着替えた。
 披露宴にいざ、出陣である。

●披露宴(新婦vs義母)
 まず、女同士の戦いの火ぶたが切って落とされた。
「うちの嫁に来て貰う以上は……(中略)……息子がどんなにあんたに惚れてたって私はあんたを甘やかす気は……いたっ」
 姑の長い口上を皆まで聞かず、新婦は先制攻撃にばちんっとその頬をひっぱたいた。
 凍る会場内。
 彼女は婉然と微笑む。
「お話がくどくて長すぎますわ、お義母様」
 言いながら、再び思いきり平手打ち。姑は義理の娘を殺しそうな目で睨みつけ、負けじとバチーンッとひっぱたき返した。
 ロルフとアーシアも、その迫力に一瞬凍りついたものの、立会人としての仕事に取りかかった。
(「綺麗な方だと伺っておりましたから、そんな方の花嫁姿を間近で見ていられるのは役得と思っておりましたけれど……」)
 この花嫁、なかなかいい根性しているらしい。憎しみのボルテージがあがりきる前に、クールダウンさせようと、フワリンを召還して見せたりして場を和ませようと試みる。女性はかわいらしいものが好きなのだから。
「いかがです? フワリンもこうしてお祝いにかけつけて……お二方、見てませんね?」
 女の戦いに可愛らしさでのなごみは通用しなかった。
(「女性達が罵り叩き合う光景には、正直近寄りたくない……。けど、これも仕事……」)
 と、ロルフは姑の隣に控えていた。このシュールな祝いで、人間関係がさらに悪化しないかと、危惧してしまう。
「あまりエスカレートして叩き合うと、綺麗な顔が台無しだよ?」
 女性受けのいい笑顔を添えて、姑を諭した。
 が、花嫁はともかく、姑の怒りは嫌がおうにも高まってきていた。
 姑は一息に酒をあおったあと、その空の瓶をむんずと掴んだ。
 花嫁は防御と攻撃のため、近くにあった木の椅子を両手で持ち上げ……。
「あ、それは……」
 さすがにまずい。ルールでも武器の使用は禁止である。完璧に互いか間合いにいる二人では、フールダンスは間に合いそうになく、ロルフは姑を背後から羽交い締めにし、アーシアは新婦から椅子を奪い取ろう間に割って入った。
「どきなさいっ」
 怒れる姑はロルフのみぞおちに痛恨のひじ鉄を食らわせた。ダメージはともかく、その殺気たるや、ミレナリィドールが召還されて、戦闘体勢を身構えるほどであった。
「ダメだよ、戻って。大丈夫だから」
 ロルフは召還獣を再びその場から下がらせる。
 ドールを見た姑はちょっとびっくりして、冷静さを取り戻した。が、花嫁はそのまま椅子を振り上げた。もみ合いにぶつかったフワリンがかき消える。
「いけません」
 アーシアは椅子を奪い取る。椅子で殴りつけられそうになった姑は激怒して、卓にあった燭台を手に取り……。今度はロルフのフールダンスは間に合うも、彼がそれで押さえられるのは姑だけ。花嫁がその隙にひっぱたいてきたり……。
 女たちの戦う夜は、こうして延々と続いた……。

●披露宴(新郎vs客)
 開始時、キリアは入り口に立ち、やってくる客たちに「無茶をしない様になぁ〜ん」と、釘を刺した。彼は宴が始まると食事を楽しみ、男たちの間に交じって「嫉妬するのも仕方ないなぁん」「わかるなぁ〜ん」と、同情して見せてた。むろん、たくさん食べながら。
 キリアの隣にいて、客の数の把握をしていたフェリルは、「なんか……準備体操している人もいるんだけど……」と、呟いた。そこまでせずとも、手をぼきぼきと言わせている男たちはたくさんいた。
 司会の進行はつつがなく進み、殴り合い(司会曰く、来賓の皆様からの心と拳による激励)が開始となった。
 すかさず、キールが言う。
「この天下の幸せ者ファリスを一発殴ってやりたい方はいますか〜! いたら、こちらに並んでくださいな」
 すると客たちからうおおおっと雄叫びがあがった。
 その剣幕と凶悪なテンションに気圧され、(「……落ち着け……俺。混沌とした式の中でも落ち着いておかねばならん。落ち着け……落ち着け……」)と心中呟くほどに、サジュルアンドはよけいな緊張感を覚えてしまった。
 新郎はといえばこの幸せな日に、顔面蒼白である。
 キールは先ほど、新郎の人柄について聞いて回ったので、無理からぬことだと知っていた。
(「喧嘩などは口喧嘩さえほとんどしたことがなく、殴り合いをしたことなど皆無な青年、ということですからね。彼にはいい試練です」)
 奥歯で噛んでおくと衝撃が減るよ、とエッシェから渡された小さな布きれをファリスは忠実に噛んでいた。
 まずは新郎と、新婦の父が叩き合った。これは本当に儀礼的なもので、時間稼ぎであった。互いの顔は殴られた場所が赤くなることもない程度。撫であいでしかない。
 その間にシフィルは椅子や机を移動させて、通路を確保した。一人しか通れない道であれば、少なくても新郎がいきなり複数の客に袋だたきにされることはない。
 とはいえ、暴力に不慣れな新郎ファリスは一方的に殴られるだけのことが多い。

 新郎との殴り合いが開始されると、客たちの間でも、酒の酔いと興奮と怒りが回ってきて、些細なことで口論が、口論が胸倉を掴む、胸をどんと押す、そして殴る……といった成り行きになってゆく。
 フェリル、ガイアス、エッシェはその対応に追われていた。
「お祝いの席だからね……笑顔、笑顔……」
 と、フェリルは言いながら、木のナイフを手にしていまにも相手に突進しそうな客を宥める。
「都会じゃ、披露宴は出会いの場所でもあるんだよ。酔って好機を逃すのも勿体無いんじゃないかな」
 食い物をとったとらないで、くだらなくも激しい口論している二人組に、エッシェはほほえみかけて沈静効果のある薬草茶を勧めながら、フェリルを示した。暴力的な宴に、新郎新婦の身内はあきらめて終わりまで参加はするが、義理のないほかの女性たちは早々に引き上げてしまう。
 フェリルはエッシェのやったことを知らなかったので、やたらと絡んでくる客が増えたことにちょっぴり首を傾げた。

「はい、次の方〜少々お待ち下さいませね?」
 最初は順番は守られていたが、待つ間に客たちはもちろん、酒を飲む。酒を飲めば、はめがはずれやすくなる。
 順番がなかなか回ってこない苛立ちから、料理の載った皿がファリスに投げつけられた。寸前で、サジュルアンドが身をていしてかばい、新郎には当たらなかったものの料理が散らばり広範囲で汚れた。
「……なかなか防御力が、ある」
 サジュルアンドはもはや革の鎧といえそうなその服の感想をゆっくり口にした。多少汚れたが、皿が当たってもそれほど痛くはなかった。
 皿が飛んできた方を見れば、すでにその客の身柄は確保されていた。
「ルール違反は頂けねえなぁ、ああん?」と、ガイアスは凄み、太い腕で酔っぱらい暴れる男をつかんで外へと引きずり出そうとしているところ。
 客はガイアスの足をげしげしっと蹴りつけて逃れようとする。
「皿投げて気は済んだだろ? じゃああっち行って休もうかぁ」
 当のガイアスは固い鱗に守られているので、酔っぱらいのへにゃへにゃした蹴りなど痛くもなかった。
「せめて一発、なぐらせろ〜」
 という叫びと共に客は退場させられた。
 騒ぎの間に、こっそりとキールは新郎の兄に癒しの水滴を与えた。父親はもうこの時点で、身代わりをダウンしていた。新郎もずいぶん良い顔になってきてしまっていたが、今はまさに殴り合っているさなかなので、癒しようがない。
 キリアは新郎の疲労やダメージを見て取り、気合いをたっぷり込めて歌を歌った。新郎を含み、ちょっと疲れてきた仲間たちへの、癒しのためのガッツソング。
「がんばるなぁ〜ん」
 机によじ登り、順番を待ちきれずに乱入しようとする客に、魅了の歌をかけて。
「シフィルのお・ね・が・い、聞いて下さいませんの? 順番を守ってくださいませね?」と、甘く甘くささやくと、彼らも一時おとなしくなった。
 しかしながら、まだまだたくさんの客が不完全燃焼気味に存在しているのだった。
 そして宴らしく、夜明けまで、歌(魅了・ガッツ)と踊り(フールダンス)が連発するのだった。

●夜明け。そして宴の終焉
 窓から明るい光がにじんできた。
 この暴力的な宴がついに終わったのだ。
「朝日がまぶしいですね……」
 キールは安堵の息を吐き出した。
 終わったと感じた途端、エッシェは近くの椅子に倒れ込むようにし、机に突っ伏した。
 客たちの多くも力尽き、または酒でつぶれ、あちこちに死体のごとく転がっていた。シフィルがそんな客たちに毛布を掛けて回っているが、彼女自身も眠たげだ。
 強制退場は二十人ほどはいた。皆の立会人衣装は汚されていた。殴られずとも、酒をぶっかけられたり、パイ投げのかわりに、スープを吸わせたパンが飛び交ったりと、すさまじい荒れっぷりだったのだ。
「お二人とも改めてご結婚おめでとうございます。お疲れ様でした……」
 倒れた花婿(顔の形が変わってしまっている)に、そっと寄り添う花嫁。
「あなたが私のためにここまでがんばってくれるなんて」
 新婦は微笑した。
 アーシアの癒しの水の効果で、彼女の花のような美貌は傷もなく、腫れてさえもいなかった。殴られるより殴った回数の方が圧倒的に多いのだから、さもありなん……。
 ガイアスは立会人の仕事が終わったので、持参した清酒【百鱗】をカップにつぎ、新郎新婦に「お疲れさん、末永く幸せになぁ」と、手渡した。己は、やはり持参の、火酒【鉄の男】を浴びるように飲んだ。一仕事を終えての酒は格別にうまい。
「ええ、もちろん。この人は私への愛が数の暴力も、肉体の限界も超えることを示してくれたのですわ」
 いい性格の花嫁が微笑みながら続けた。
「夫はこれだけがんばれたのですもの。最愛の妻である私のためにどんなことだってしてくれると思いますわ♪」
 冒険者たちは悟った。
 自分たちは鬼嫁の誕生に立ち会ってしまったのだ、ということを。
 一人、ぱくぱくもぐもぐと残ったごちそうを食べながら、キリアはそのあたりの空気を完璧に無視して言った。
「御二人方も末永く幸せになぁ〜ん」


マスター:無夜 紹介ページ
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参加者:9人
作成日:2008/02/15
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シュヴァルツェ・キリア(a71164)  2009年11月18日 11時  通報
振り返ってみると結局…自分って飲み食いだけしか…