猛襲! 春のスキップ触手少女



<オープニング>


「依頼がある」
 と葵桂の霊査士・アイ(a90289)にいわれて、セイレーンの重騎士・ユウキ(a90384)は席に着いた。その周囲にも冒険者たちが集まりはじめる。
「春たけなわ、日当たりのよい丘陵地でモンスター退治という話だ」
 アイの視線がユウキをとらえる。なにかいわなければならないのかな、と思ってユウキはおずおずと、
「あ、はい。いいですね」
 と、ことば少なく返事する。が、その発言を、たちまちユウキは後悔した。
「敵は美少女姿の怪物で……」
「よ、用事を思い出したので、し、失礼します」
「まあ待て、最後まで聞いていくがよい」
 もうアイはうすうす感づいているのだが、あえてここは引き止めた。ユウキは女性全般が苦手なのである。ユウキ自身が女の子みたいな外見なのに、いや、だからこそなにかコンプレックスがあるのかもしれない。
 さて怪物の話に戻る。敵は、ハート柄のスプリングコートをはおった八歳くらいの愛らしい少女だという。手には四角いバスケットをもち、栗色の髪がぴんとカールしている。鼻歌まじりにスキップしながら、単身野山をゆくらしい。これでモンスターというのだから始末が悪い。
「この娘、かわいいのは外見だけなので要注意だ。こちらを見かけるなり少女はバスケットをあけるだろう。さすればそこから、ぬらぬらしたピンク色の触手が八本伸びて攻撃してくる」
 触手は自在に動き攻撃範囲も比較的広い、おまけにこちらを拘束できるほど力も強いようだ。まるでそれ自体が意思をもつがごとく、うねうねびちゃびちゃ跳ね回るそうで、とてもではないがさわやかな光景とはなるまい。されど始終、少女は愛らしく笑っているということだ。
「春らしい光景に春らしくない怪物……こういうことも、ままあるものだ」
 といってアイは話をしめくくった。
「やっぱり……行かなくちゃなりませんよね?」
「そうだな。こうした怪物を野放しにしておけば、いつなんどき無辜の旅人や行商人が犠牲になるかしれないぞ。これをおこなうこは冒険者のつとめだろう」
「……たしかに……が、がんばります!」
 腰は完全にひけているものの、それでもユウキは前向きな返事をするのだ。
 冒険者たちよ、いまいち頼りない味方ではあるが、このユウキをつれて怪物退治におもむいてほしい。うねうね触手に注意せよ! 健闘を祈る!


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参加者
黒兎は密かに哂う・ウヅキ(a03612)
玄鱗屠竜道士・バジヤベル(a08014)
修行中の翔剣士・ニコラ(a46814)
金色の閃光・フェイト(a50291)
泡沫の桜吹雪・マリウェル(a51432)
外す事無き魔眼の一矢・アルト(a62749)
黒鎖に束縛されし黒姫・ルリア(a64129)
迷い子・リリム(a65102)
合金紳士・アロイ(a68853)
獅子心后・アルテュリエ(a72633)
NPC:セイレーンの重騎士・ユウキ(a90384)



<リプレイ>

●一
 仕掛けてきたのは敵が先、側面の茂みから飛びだしてきた!
 修行中の翔剣士・ニコラ(a46814)は息を呑み飛び退いた。コンマ数秒前までいた場所に、一、二、三……四本の触手がつぎつぎ突き立つ。
(「世の中、色んなモンスターがいるんですね。本当に」)
 ニコラの額には冷たい汗が浮かんでいる。
 同時に五、六、と二本の触手を剣で弾きかえした迷い子・リリム(a65102)も青ざめた。
「あの、ルリ姉………………………帰っていい?」
 リリムは半泣きだ。
 黒鎖に束縛されし黒姫・ルリア(a64129)は、そんなリリムを励ましつつも、
(「なんというか、本能的な恐怖を感じます」)
 肌が粟立つのを押さえられない。
「なるべく避けますが、防御はお願いしますね? コクフ」
 ルリアは自身の召喚獣に呼びかけるのだ。
 セイレーンの重騎士・ユウキ(a90384)も七、八本目の触手に撲たれていた。懸命に左腕をつきだしたが、盾ごと地に叩きつけられている。
「立てますか」
 ユウキにとって頼れる先達、剛金紳士・アロイ(a68853)が助け起こしてくれた。
「は、はい、それにしても」
「それにしても?」
「恐い敵です」
 ユウキがかくいうのは、相手が少女だからというだけの理由ではあるまい。
「たしかに」と金の閃光・フェイト(a50291)が応じた。「……一体、生前はどんな人だったんでしょうか」
 舌なめずりするよな触手と、これを使役する可憐な少女――なんの呪いか宿業か、あまりに異形な組み合わせであった。ピンク色した触手からは、絶えずとろとろと白濁した粘液がしたたりおち、地に半透明の液だまりをつくっている。その一方、ハート模様のコート着た少女は、嬉しくてたまらないとでもいうような満面の笑みで、キャッキャと声をあげているのだ。
 玄鱗屠竜道士・バジヤベル(a08014)も思わず額をおさえていた。
「いやはやまったく……なんの冗談なんじゃか」
 バジ爺ことバジヤベルは、これまでの冒険者稼業でさんざ奇態な怪物と戦ってきた。石作りの兄妹像、キノコやリンゴの化け物、異常成長した藻という敵もあった。触手怪物というのなら、無数の触手に守られた眠り姫、という敵も経験ずみだ。されどこれほど無邪気な様子で、なのに凶暴さこの上ない怪物は初めて見る。
 外す事無き魔眼の一矢・アルト(a62749)は即反応したものの攻撃は当たらなかった。
「うぅ……ドロドロとか、ヌルヌルは嫌いなんですよ……」
 悪寒すら感じつつアルトは矢を新たにつがえる。
「怪物に奇襲をかけられるとは、思いませんでしたけれど」
 泡沫の桜吹雪・マリウェル(a51432)は、敵の出方をうかがいながら鎧聖降臨を発動、
「ニコラさん、宜しくお願いたしますわね」
 とニコラの肩に手を触れた。
 そんななか、黒兎は密かに哂う・ウヅキ(a03612)は冷静に敵を観察している。
「たしかに………少女の……モンスターですね」
 されど畏れることがあろうか。六歳の冒険者というものもいるのだ。
「……冒険者も……似たようなのいますし……お互いさまですね」
「そうかもしれんな」
 と返す声、それは獅子心后・アルテュリエ(a72633)だ。
「奇襲されたうえに敵はあの姿、戸惑うのも無理はないが、それこそやつの狙いとも考えられる」
 ならば、とアルテュリエは幻惑のステップを発動する。
「私は自らの矜持に於いて剣を振るい、そして卿を倒す」
 ……養父(ちち)よ、力を、アルテュリエは亡き養父に祈りを捧げた。
 一行の胸の騒擾は、いつしか鎮まりつつあった。

●二
 奇襲を受けるも総崩れは回避した一行だ。反撃すべく、有利なポジションを取らんとフェイトは呼びかける。
「丘の上に陣取りましょう。少しでも上の位置から攻撃をかけた方が、下から駆け登るより楽でしょうし」
「了解。足を止めます」
 いうなりマリウェルはスピードラッシュ、蘭の花に似た白いドレスアーマー翻し、
「貴女はこれを見切れますか?」
 と斬りこんだ。触手が頬をかすめる。だが触手はマリウェルに触れられない!
 ピンクの触手がリリムをかすめた。リリム、これにおぞ毛をふるって、
「来ないで!」
 と絶叫、紅蓮の雄叫びとする。音の波は触手少女のコートをはためかすも無念、敵を拘束するに至らない。
 しかしリリムの行動は無駄ではなかった。これに気を取られ敵に隙が生じたからだ。
 その虚をつくはニコラ、二刀鋭く突き入れる。
「そんな物騒なものを持っていなければかわいいんでしょうねぇ」
 斬りこむニコラのサーベル、薔薇を咲かせること二度、敵にたしかな手傷を負わせた。
 少女はこれに驚いたような目をして、微笑をつづけながら後退する。
「それでも笑顔か、あやつ本当に楽しんでおるのかのう」
 バジヤベルはヒーリングウェーブで仲間を治療しつつ思う。底の知れない敵だ。
「さて、いつまで笑ってられるか」
 バジヤベルは思う。最後に笑っているのは果たして敵か? 冒険者か?
 アルトはタスクリーダーで告げる。
「移動できるタイミングです。みなさん、いきましょう」
 しかしアルトはその合間に、ホーミングアローで敵を遠ざけるのも忘れない。
「追走一矢……そっちに移動してもらいましょうか」
 蠢動する触手はやはり気持ち悪いが、これに対処するすべも体得しつつあるアルトである。
 一本だけ飛んできた触手をバックステップでかわし、ルリアはそのまま上方に移動する。リングスラッシャー攻撃は回避されたが、つづけていけばいつか切断できるかもしれない。
(「いまのところまだ、一撃も受けていません」)
 そのことにルリアは救われた気になる。このドレスは彼女の、自分自身に捧げる喪服だ。粘液で汚されたくはないのだ。
 アルテュリエは後退しつつ蜘蛛糸を投擲する。
「なかなか難しいな」
 蜘蛛糸は避けられていた。やはりスピードラッシュを中心に据えるべきか。
 二人の重騎士アロイとユウキも、敵に牽制をかけつつ丘陵の上方へ移動した。
「いけますね、ユウキ君!」
「は、はい、アロイさん!」
 二人は声あわせ、力強く丘を登りつつ敵の前面で構える。
 このときわずかにアロイが後ずさったのにユウキは気づかなかった。
「これもユウキ君のため……赦してください」
 そんなアロイのつぶやきを少年は聞き逃している。
 ウヅキの眼鏡がきらりと光った。
「……後ろから………援護してるんで……よろしくですよ」
 ウヅキの背後に一瞬さっと黒い影がさした。通常の影ではない。邪竜の力を凝縮した虚無なる影なのだ。
 影は巨大な手となり、獲物にとびかかる黒豹さながらに触手少女を撃つ。ヴォイドスクラッチだ! 闇の手は、少女を打ちのめしスプリングコートをズタズタにした。

●三 
 つづけて触手少女がとった行動は冒険者の予想外であった。
 コートの下はブラウス姿、金髪の少女は笑うと前転し、ありえないことにそのまま丘を転がりのぼってくる!
「予想外です。やられました」
 少女の背後をつこうとしていたマリウェルはこれをとらえられない。
「なんですって!」
 ニコラも間に合わなかった。のばした二刀だがコートの残滓をかすめる程度。
 まるで逆回しの映像、怪物は一度バウンドすると、ユウキ、アロイすら跳び越してメンバーの中央付近に着地する。
「い、いやぁぁぁぁ!」
 リリムの絶叫が轟いた。
 リリムの腕、それに左の足首はバスケットからのびた触手にがっちりとつかまれ、彼女の小さな体は空中に持ち上げられている。ぬるぬると肌をすべる感触が伝わってきた。触手の表面が微妙にブルブルと震動しているのもわかる。リリムは涙があふれてきた。
 捕まれているのはリリムだけではない。
「ち、ちょっと、え、うわ、なにを、やめ……あっ!」
 一本は首、一本は腿、もう一本が右腕、ユウキも三本の触手に絡めとられ虜囚と化した。
 ピンクの触手は舌のように、つんと尖った先端でユウキの顔をなでた。べたりという感触、たちまち白いものがどっとあふれ口にすら侵入し、息がつまりそうになる。ユウキは言葉を失い、罠にかかった子鹿のごとき声でうめくばかりだ。
 見た感じ一番ひどい目にあっているのはウヅキだろう。足首を両側からとらえられ逆さ吊りにされている。しかも余った一本の触手が、どこを拘束したものか迷うように、首筋といわず胸といわず、ウヅキの体を舐め回すように触診しているではないか!
「たーすけてー……」
 なのにやけに落ちついた反応のウヅキなのだ。これは経験の差か、それとも生来の気質か!?
 しかし敵本体の立ち位置は、いまフェイトの目の前だ。フェイトはためらうことなく剣を振りかぶった。
「後衛だからといって、近接戦闘が苦手だと思わないことです」
 言い終えるのが先か剣がうなるのが先か、いずれにせよエンブレムブロウの力込め、フェイトは少女の胴を打擲した!
 鈍い音だが強烈な威力であるのは明白、少女はたまらず身をかがめる。別体に見えて少女と触手は一体だ。これにより絞める力が弛んだ。
 すぐさまアロイははユウキを救うべく急迫している。
(「あえて敵と正面から対峙させることで女性恐怖症を克服させようと思ったのが、仇になってしまいました」)
 アロイは自責の念を込め、触手にポールアームの一撃を浴びせる!
「ごめんなさい! ユウキ君!」
 強い一撃はユウキの首まく触手を切断した。さらに、 
「その坊やの明るい前途を穢さないでもらおうか!」
 アルテュリエが飛び込み一閃、これは触手を切るには至らなかったが、深い手傷を与えるに成功している。触手はつるりとユウキを落とした。落下音がしたがユウキに大きな怪我はない。
「わわっ! すす、すいません」
 少年はアルテュリエのすぐ上に落ちていたのだ。しかも抱きつくような格好になっている。もちろんお互い粘液まみれなのはいうまでもない。
「かまわん。粘液まみれあうも多生の縁、という古諺もある」
 ユウキをかかえながらアルテュリエはこたえた。これは彼女なりの冗談なのだがユウキは目を丸くするばかりだ。なぜならアルテュリエはものすごく真顔だったからである。
「そういう表現って……あるんですか?」
「卿も大人になれば分かる。それが叶わないのは……坊やだからさ」
 きょとんとしたするユウキは、女性に抱きついたままなのに気づかない。
(「いくらか前進、ですか。とすれば、怪我の功名とはいえ効果があったようですね」)
 これを眺めアロイは思った。
 さていささか時間を戻す。
 こちらは、同じく捕獲されているウヅキ。
「大丈夫ですか!」
「あっ……そんなところまで」
 ニコラとマリウェルがいささか慌てているように、ウヅキは触手に色々されている。しかし絞める力がいまいちなのであまり苦しくない(粘液には閉口だが)。
「……こっちは気にしないんで……早いとこ助けてくださいな」
 これを逆さ吊りにぶら下げられたまま言っているあたり、ウヅキには大物の風格があるといえよう。
「マリウェルさん、触手の切断に集中しましょう」
 ニコラが呼びかける。
「ではわたしは向かって右を、ニコラさんは左を」
 マリウェルは迅速に対応し、
「これが必殺の一撃です。秘剣・燕返し」
 と、ミラージュアタックで触手を斬る。ニコラも
「拘束状態だと、この敵もあまり動けないようですね」
 慎重に狙ってツインサーベルををふるうのだ。
 さて一方リリムだ。 
 状況は厳しいが、それでこそ鷹の目(ホークアイ)の見せ所、アルトは弓を引き絞り、
「……放しなさい」
 と、貫き通す矢で触手の根元を撃ち抜いた。アルトの狙いは効果絶大のようでたちまち、リリムを縛っていた触手が垂れ落ちる。
 さらにルリアが鋼糸をふるった。
「リリムを放しなさい!」
 穏やかな口調ながら焔のような強さが感じられた。
 ルリアの一撃は、粘液を飛び散らせつつも触手を断ち切っている。
 バジヤベルはフェイト同様、敵本体に向かっていた。
「絡め封じるのが得意なのはそちらだけでないと知れ」
 このときかすかに、少女の顔がひきつったようにバジヤベルは感じた。
「悟ったようじゃな……見よ!」
 バジヤベルから飛ぶは暗黒縛鎖、その禍々しき舫、触手少女の自由を奪う。
 結果として、拘束攻撃に出たことが少女の敗北を招いたといっていい。ニコラがいったように、拘束中は少女自身もほとんど動けなくなるのだ。一瞬だけ優位には立ったが、いわば自爆の体である。
 そのまま冒険者たちの集中攻撃を受け、触手少女が息絶えたことはいうまでもない。
 怪物は、ドロドロと溶け流れてしまった。

●四
「大丈夫ですか?」
 ルリアはリリムを支えて立たせた。
「えっと、うん、ルリ姉……でも……」
 リリムは悲しそうな目をしている。いつも綺麗なルリアが奮闘の結果、自分同様粘液まみれになってしまっていたからだ。もちろん、彼女が大切にしている喪服についても例外ではない。
「んと、ルリ姉、ごめんね……」
 謝るリリムの髪をかきあげ、ルリアは彼女の目の高さにしゃがんだ。
「いいえ」
 その顔は、これ以上ないほど嬉しそうである。
「私にとってはね、リリム、かわいいあなたが無事でいることがなにより大切なのです」
「ルリ姉〜!」
 リリムはルリアに抱きつく。おかげでもっと粘液まみれになってしまうのだが……。
 ルリアは微笑した。これもいい想い出だ。

「さてさて、ユウキとは幾度か冒険をさせて頂いたわけですが。そろそろ少しは慣れてくれましたか?」
 フェイトに声をかけられユウキは飛び上がった。
「な、な、なれるれろ!」
 意味のわからない言葉を叫んですっとんで逃げる。
「あら……私、怖がられてますか?」
 フェイトは肩をすくめた。
「いや、それはじゃな」
 バジヤベルがフェイトに指摘した。
「おぬしが手に、バスケットを持っているからではないかの?」
「あ、これお弁当にと思って……。や、触手なんか出てきませんから」
 フェイトは照れ隠しに、ひとついかがですか? とバジヤベルに勧めた。
 ユウキの慌てっぷりを眺めウヅキはつぶやく。
「……ユウキ君も……粘液と触手には慣れたかと……ドンマイ」
 恋人の昔を見ているようで、どうもウヅキにはユウキが他人に見えないのである。
「粘液に慣れても仕方ないのですがね」
 アロイは苦笑いする。
「まあユウキさんもこれからよね。アルテ?」
 アルトが問うと、アルテュリエは
「まあ、ジョークのセンスは坊やだがな」
 と、アルトにとっては不思議な回答をするのだった。

「モンスターとはいえ、元々は……」
 ニコラは強敵に短い黙祷を捧げた。マリウェルもならう。
「今度生まれ変われるのでしたら次は、穏やかにお互いが笑い合える幸せな時を迎えられますように」
 マリウェルは理解している。触手少女のような存在が生まれるのも、この世界に恒久的な平和が訪れていないからだと。
 このような不幸な時代、早く終わらせなければならない。

(終)


マスター:桂木京介 紹介ページ
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参加者:10人
作成日:2008/03/24
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