【冒険者の遺産】宝物がいっぱい



<オープニング>


 とある小さな村に、一人の男が暮らしていた。名前はガゼット。
 今は亡き彼の部屋からは、ガゼットが冒険に明け暮れた日々を綴った日記帳と、そして、彼がとうとう見つけ出す事の出来なかった、何枚かの宝の地図が遺されていた。
 彼の願いだった、この地図に記された宝を全て見つけ出し、ガゼットの墓前に供えること……それが依頼主である、彼が暮らしていた村の人々の願い。
 今までに見つかった宝は五つ。残る宝は、あと三つ――。

「今回君達に頼みたいのは、この地図に記されている場所にある宝の入手さ」
 ストライダーの霊査士・キーゼルは、羊皮紙をテーブルに広げながら、冒険者達に説明を始める。
「今回の宝がある場所は、とある貴族の別荘さ。……ただ、ちょっといつもとは違っていてね。宝は隠されたんじゃなくって、預けられたんだよ。この別荘の保有者に」
 キーゼルが言うには、その貴族は宝を預かったあと、別荘の地下室にそれを保存したらしい。
 それから長い時を経て……今では、もうその貴族はこの世を去ってしまっているけれど、宝自体は今も地下室に変わらずあるという。
「今この別荘を所有しているのは、宝を預かった人物の子孫さ。本人に尋ねてみたら、その宝の事を遺言で聞いているそうでね、別荘に立ち入る許可をくれたよ」
 だが、一つだけ問題があるとキーゼルは言う。
 それは今回の宝、その隠し場所そのものだ。
「……宝が、沢山あるんだよ。それはもう地下室いっぱい、山のようにさ」
 キーゼルが言うには。宝を預かった際、貴族は一つの言葉を脳裏に浮かべたらしい。
 ――木を隠すなら森の中。だから宝を隠すなら、宝の山の中が良いに違いない……。
「そんな訳で、宝は地下室に隠されているんだよ。今回の宝っていうのは、指輪なんだけど……その地下室には、数え切れない程の指輪があるらしい」
 ふうと溜息混じりに呟くキーゼル。つまり、その指輪の山の中から、該当する指輪を見つけ出さなければならないという事だ。
「ただ、この別荘はかなり老朽化していてね。あちこち、かなり危険な状態なんだよ。床を踏み抜く位なら良いけど、階段が崩れたりしたら地上に戻れなくなりかねないし、柱でも折れた日には、この別荘自体が崩壊しかねない。そうなったら大変だから……よく注意して指輪を持ち帰って欲しいんだよ」
 もしもに備えて準備もしておいた方が安全かもしれない、と、そうキーゼルは冒険者達に助言すると、別荘の位置が記された宝の地図に再び視線を向ける。
「ここにあるのが、今回の宝の指輪さ。ただ……これに該当していたとしても、イミテーションの可能性はあるから、その点には注意するようにね」
 そう言ってキーゼルが指で叩いた部分には『この指輪をここに』という文章と共に、『銀製』『翡翠石』という二つの言葉が添えられている、指輪の絵が描かれていた。

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参加者
虚言の導師・ラク(a01088)
舞い踊る銀月・スズノ(a01261)
天紫蝶・リゼン(a01291)
箱入り重騎士・ルフィリアーナ(a01769)
微笑みの風を歌う者・メルヴィル(a02418)
緋天の一刀・ルガート(a03470)
白き龍・リュウホウ(a03588)
冒険屋・ジェシカ(a04116)
緑風の双翼・エリオス(a04224)
黒の闘士・デュラン(a04878)


<リプレイ>

●六つ目の宝を探して
「いつにも増して、厄介な依頼やんな……」
 依頼を受けた冒険者の一人、虚言の導師・ラク(a01088)は溜息混じりにそう漏らした。大量の指輪の中から、目的の一つを見つけ出す……それは、とても途方の無い事に思えて。
「そうだね。……宝を隠すなら宝の中、か。何とも貴族らしいというか……豪快な隠し方もあったものだね」
 その言葉に頷きつつ、呟いたのは緑風の剣士・エリオス(a04224)。ある意味豪快といえば豪快……一般人にはあまり真似できない芸当だといえるだろう。
「だんだん隠し場所がエスカレートしてる気がするわ。いろんなところに隠して……隠した人も隠させた人も、何を考えてるんだか……私には、理解できないわ」
 冒険屋・ジェシカ(a04116)は、どこかウンザリした様子で盛大に溜息をつく。いっそキーゼルを引き摺って、部屋ごと霊視させるのが一番手っ取り早いような気もしたが……流石に、そこまでは出来なかった。
「確かに今回は、今までとは趣の違う宝探しですけれど……偶には、こういう地道なお仕事も、きっと楽しいと思いますわ」
 そんな憂鬱そうにしている皆を振り返りながら、箱入り重騎士・ルフィリアーナ(a01769)は微笑む。彼女は皆とは違い、本当に心から今回の依頼を楽しみにしているようだ。
 どんな作業でも、見出そうとすれば必ず、楽しい事や面白い事は見つかる……そう彼女の姿が言っているような気がして、一行は気を取り直すと、改めて歩き出した。宝があるという貴族の別荘に向けて。

「うわー、ボロボロじゃん」
 やがて別荘の前に到着した一行の心境は……この、千見の賭博者・ルガート(a03470)の口から思わず出た言葉に集約されているだろう。
 貴族の別荘、という言葉から思い浮かべるイメージからは程遠い……薄汚れ、痛み、崩れ落ちそうにすら思える建物。それが、今回の宝の在処だった。
「……とにかく、準備しないとな」
 一番最初に気を取り直した白き龍・リュウホウ(a03588)は、持参した燭台とロープを取り出す。これはどちらも、地下室に入る際に利用する為、用意しておいた物だ。
 といっても、リュウホウ自身は地下室に入らない。建物が崩れる可能性があると聞いた冒険者達は、全員で向かうのは危険だと判断し、代表して数人が地下室に入り、指輪を全て外へ持ち出した上で、改めて指輪を検分する事にしていた。
「じゃあ、おやっさん。行って来るね〜」
 地下に潜るのは、黒の闘士・デュラン(a04878)に向けて手を振っている天紫蝶・リゼン(a01291)や、土塊の下僕を召喚した微笑みの風を歌う者・メルヴィル(a02418)、それに舞い踊る銀月・スズノ(a01261)にジェシカというメンバーだ。
「ほな、いってらっしゃい」
 ラクは近くの丈夫そうな木にロープを何本か結ぶと、その反対側を地下に向かう者達へ渡す。これは彼らが地下にいる間に、もしもの事が起きた場合に備えてだ。
 四人はロープを腰元に結ぶと、内部の危険を探る為に土塊の下僕を先行させながら、別荘の中へ向かう。
「皆様、お気をつけ下さいませ」
 ルフィリアーナは彼らを見送ると、予め用意しておいた大きな白い布を、日当たりの良い草の上に広げる。……四人が戻って来た後、すぐに指輪の検分を始められるように。
「リゼン達が戻る前に、こっちで出来る事はしておかないとな」
 デュランも鑑定の為に持参した、拡大鏡や布、革といった各種の道具を広げ……外に残った六人は、四人が無事に戻るのを待った。

●指輪の沈む地下室
「ここね」
 別荘内を慎重に進んだ四人は、地下へと繋がる階段を降り……そして、施錠された扉の前に立った。
 地下室の鍵を預かっていたジェシカは、それを取り出すとゆっくりと回し……閉ざされてから何十年になるか分からない扉を、そっと開ける。
「わ……いっぱいあるわね。もう、あり過ぎて困るくらいだわ」
 その向こうに広がっていた光景は、予想に違わず大量の指輪だった。もはや数える気にもならず……ジェシカはウンザリとした表情で、室内に入る。
「えと、とにかく、指輪を運び出してしまいましょう、です」
 メルヴィルは燭台を室内にあった戸棚に置くと、持参した袋を広げ、早速指輪を詰め始める。
「ん、そだね。そうそう、力仕事ならアタシに任せておいてね」
 体はちっちゃいけど、体力だけには自信があるんだと胸を張るリゼン……彼女が用意した袋は、他の者達の二倍……いや、三倍の大きさはあるだろう。その中に手早く指輪を詰めると、リゼンは「よいしょ」という掛け声と共に、大きく膨らんだ袋を担ぐ。
「指輪の他には木の棚が二つね。……一応、動かしてみましょうか」
 一方でスズノは、念の為にと戸棚に手をかける。もしかしたら、戸棚の下や後ろなどの隙間にも、指輪があるかもしれないと考えたからだ。
「ああ、なら手伝うわよ」
 何も置かれていない戸棚は、そう重たい物ではない。ジェシカと二人で持ち上げると、すぐ簡単に動く。
「……指輪は、無いみたいね」
 何も無い床に戸棚を移動させ、今まで棚が置かれていた場所を確認するスズノ。けれど、そこにあるのはカビと埃だけで、指輪は一つもない。
「じゃあ……うーん、どうしようかしら」
 スズノは指輪以外にも、何か地下室にあれば一緒に持ち出そうと考えていたが……物が物のため、少し考え込む。
 身の丈ほどある戸棚が二つ……この人数を考えると、一度に運ぶのは無理だ。そうなるともう一度往復する事になるだろうが、それでは人数を絞って地下に来た意味が薄れてしまう。それに……この地下室に繋がる通路は狭い。戸棚を抱えて移動するのは大変だし……天井や壁にぶつけて、建物の崩落を招いては元も子もないだろう。
 そう考えたスズノは戸棚の運び出しは断念すると、ひとまず元の場所に戸棚を戻す。
「じゃあ、お願いします、です」
 メルヴィルは再び土塊の下僕を召喚すると、復路の先行を命じ、指輪の詰まった袋を背負う。そして四人は、下僕の後ろを先程と同じ順番で歩き出すが……。
「……ねえ。何か聞こえない?」
 かすかな物音に眉をひそめるスズノ。どこからか響く鈍い音……それはどこか不吉に感じられ、思わず周囲を見回す。
「天井が……!」
 頭上からパラパラと落ちる塵に視線を上げたリゼンは、ハッと声を上げる。そこはいつしか軋み始め、今にも崩れそうだ。
「急ぎましょ」
 こうなっては慎重にゆっくりと……などと言っていられない。四人は階段を駆け上り……そして。

 ――激しい物音が響き、天井が崩れ落ちる。

「あ……危なかった、です」
 その音に後ろを振り返りながら、へなへなと座り込むメルヴィル。階段の下……さっきまで自分達がいた地下室の入口は、今やすっかりと塞がれていた。
 もう少し遅かったら……そう思うと、冷たい物が背中を走る。
「四人とも無事……かぁ!?」
 一方、物音を聞いて外にいた者達が駆けつけるが……誰か怪我をしていたらヒーリングウェーブで治療せねばと走ったラクなどは、逆に床を踏み抜いて転倒してしまう。
「ありゃりゃ……えっと、アタシ達の方は大丈夫。それより……」
 崩れるのが地下室だけで終わるという保証は無い。これ以上の事が起きないうちに……と、冒険者達は別荘を出た。

●本物はどれ?
 一行は指輪を広げると、すぐ作業に入った。
 周囲には、リュウホウやラクが参考にする為に持参した翡翠・翡翠を用いた装飾品が並べられ、他には「雰囲気などから指輪を見分ける参考になるのでは」とルフィリアーナが借りて来た、過去に発見した宝も置かれている。
「地図の方も、お借りして来ました、です」
 更にメルヴィルが宝の地図を中央に置き……一行はそれを囲むようにしながら、順番に指輪を手に取る。
「これは金だから除外」
「これはルビーみたいやなぁ」
「こっちのは……ガラスの指輪? 全然別物ね」
 指輪のうち、その半分以上は見るからに『翡翠が使われた銀製の指輪』という条件に当てはまっておらず……次々と、条件から除外された指輪の山が出来ていく。
「物を隠すのは得意なんだけど……鑑定は解らないな」
 リュウホウは溜息混じりに呟きながら、布で指輪の土台を磨く。銀は、時を経ると黒ずんでいくもの……色が鈍く、一見銀には見えない指輪も、磨けば正体が掴めるはずだ。
 鑑定自体にはあまり詳しくは無いリュウホウだが、その知識を頼りに指輪を見定める。
「はぁ……いっぱいあり過ぎて、ほんと困るわ」
 一方、女の勘で探し出そうと息巻いていたジェシカは、あまりに大量の指輪の前に、勘どころではなく溜息をつくしかなかった。その反対側では、耐えかねたような叫びが上がる。
「あぁ〜、イライラするーっ! ……こういうチマチマした事は苦手なんだ……」
 叫びの主はルガートだ。今にも暴れだしそうな彼を、一応エリオスが窘めてはいるが……皆、彼の叫びは良く理解できた。
「むー……」
 仕方ないといった様子で、やがて作業に戻るルガート。けれど、やがてまた同じように音を上げて……そんな行動を、ルガートは何度か繰り返す。
「うぅ……それよりエリオス。お前、シノーディアの事どう思ってるんだよ。……俺は本気で好きだぞ。お前は、どうなんだよ」
 何度目かの叫びを上げ、やがて大人しくなったルガートは……それだけでは留まらず、エリオスの方へじっと眼差しを向ける。
「……よく分からないよ。ただ……他とは違う、特別な人だとは思ってる」
 こんな時に何を、と言いかけたエリオスだが……彼が真剣なのを察すると、しばしの沈黙を挟んで、その言葉に応える。
「それより……今はまだ、依頼の途中だよ」
 エリオスはそれだけ口にすると、すぐに視線を指輪の方へ戻し、宝を探す作業に戻る。ルガートに悪いと思わないでもないが……自分でも、どこかもやもやとした物を抱えていたから、それ以上、この話題を続けたくなくて。
「……そうだな」
 それを見たルガートも頷くと、今度こそ作業に戻った。

「ひとまず、候補はこの位だな」
 一通り『翡翠の指輪』を分別する作業が一段落すると、デュランは除外した指輪を片付け、改めて宝に該当しそうな指輪の山を中央に置く。
(「そういえば……」)
 それらを一つ一つ丁寧に見定め始める中……デュランは、ここを訪れる前に聞いた、別荘を今所有している貴族の末裔の話を思い返す。
『私も、詳しい事は知らないのです。大切な友人から預かった品だという事くらいで……』
 男はそう口にしつつも、指輪はきっと女性の物だろうと口にした。……宝を預かったのは彼の祖母。その友人なら、おそらく同様に女性だろうから、と。
 それが手がかりになるかといえば難しい所だが……指輪が女性の物であるという可能性は、決め手に欠けた時には参考になるかもしれない。
「うーん……」
 一方リゼンは、その指輪たちと持参した小さな水晶を見比べながら唸る。以前、宝探しの折に見つけた水晶……これが何かの手がかりになればと考えての事だったが、水晶と翡翠の指輪では物が違う為、あまり参考にはならないようだ。
「……これは、イミテーションみたいだね」
 その間にエリオスは、翡翠に爪を立てながら指輪を見分ける。翡翠は比較的硬い宝石だ、本物ならば爪を立てた程度で傷付く事は無い。……それに耐えられないようなら、その石は本物の翡翠ではない。
 また、翡翠はいわゆる緑系色に限らず、様々な色をしている宝石だ。その点にも注意し、白や斑模様の物を始めとした翡翠にも注意するエリオスだが……緑系色以外の石の指輪は、全て偽物だと判断された為、以降は石の色を気に留める必要は無いようだ。
「残りは、これだけですわね」
 やがて目利きを得意とするデュランとリゼンによる選別も終わり……最終的な候補に残ったのは、三つの指輪。形状は地図に描かれた物と同じで、どの指輪の石や銀の質も、申し分が無い。
「うーん……」
 だが、そこから先はこれという決め手が無く、冒険者達は指輪を囲んで黙り込む。そんな中……指輪の中の一つに、手が伸びる。その主はメルヴィルだ。
「えと、あの……私は、これのような気がします、です」
 それは、いわば直感。けれど、メルヴィルはその判断に、確信を持っていた。
 この指輪を遺した者の想い。その想い受け継ぎたいと願う、冒険者達の想い。……そんな想いがきっと、互いに呼び合っているはずだ、と。
「そうねぇ……私も、これっぽい気がするわ」
 そんなメルヴィルの様子に、女の勘だけど、と笑みを漏らすジェシカ。他の者達も、このままでは埒が明かないし……と、その直感を信じてみる事にする。
「残りの指輪は……ひとまず、酒場に運ぶ事にいたしましょう。もう、地下室に戻すのは難しいですもの」
 ルフィリアーナは地下室の入口が崩れた事を踏まえ、そう判断する。
 指輪は『翡翠の指輪』とそうでない物に分けたまま袋に詰め、最終的な候補となった指輪の残り二つは、柔らかい布に包んでデュランが別に持つ。
「じゃ、帰るか」
 長時間の作業で凝った体を解すかのように、体を大きく一度伸ばすと……リュウホウは酒場へ戻る道を歩き出した。

●依頼を終えて
 一行が酒場に戻ったのは、翌日の事だった。全員を代表し、メルヴィルが借りた地図に選んだ指輪を添えながら、キーゼルへ渡す。
「ん……大丈夫、合ってるよ。お疲れさま」
 念の為にと霊視を行うキーゼル……やがて口を開いた彼がにっこりと微笑んだのを見て、冒険者達は安堵に胸を撫で下ろす。
「ふぅ……どっと疲れが出るな」
「あらそぉ? じゃあ特別にマッサージしてあげるわ。たっぷりサービスしてあげるわよ」
 安堵からか疲労に呟きを漏らすデュラン……そんな彼にジェシカはどこか意味深に笑いかけると、肩と腕に手を伸ばし、マッサージを始める。
「残りの指輪は、別荘の所有者の方に連絡して、僕の方から渡しておくよ」
 その一方で、残る大量の指輪の処遇についても引き受けるキーゼル……と、そんな彼の背にぺたりと抱きつく姿があった。リゼンである。
「はぅぅ、つかれたー」
 あうー、と声を上げながら寄りかかるリゼン……どうやら、キーゼルに甘えているようだ。
「地味な仕事っていうのも、意外と体力を使うからね……お疲れお疲れ」
 そんな彼女の様子に苦笑しつつ、ぽむぽむと頭を撫でるキーゼル。その仕草を見ながら、リゼンは小さく呟きを漏らす。
「あーあ……キーゼルが、おにーちゃんだったらいいのにねー」
「ん? そうだねぇ……リゼンみたいな妹がいたら、楽しいだろうになぁ」
「……ホントに?」
 楽しそうに笑うキーゼルの姿に、思わず問い返すリゼン。そんな彼女に、キーゼルは「嘘なんてついてどうするの」と更に笑い……その反応がリゼンは嬉しくて、思わず「おにーちゃん」と声を上げながら、ぎゅうっと抱きつくのだった。


マスター:七海真砂 紹介ページ
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