【エルルの誕生日】今だけはお姫さま



<オープニング>


「そういえば、そろそろエルルおねーさんの誕生日ですね〜」
 にこにこと「おめでとーなのです〜♪」と笑うエルフの重騎士・ノエル(a90260)の言葉に、リボンの紋章術士・エルル(a90019)は「ありがとう」と微笑み返した。
「今年はですね〜、面白いプレゼントを考えているのですよ〜」
「面白い?」
「当日までのお楽しみなのです〜♪」
 言いながら、一枚のカードを出すノエル。記されているのは、パーティ会場の場所と時間。準備をしておくから、この時間に来て欲しい、という事のようだ。
「ふふっ、なんだかドキドキしちゃうわ。じゃ、楽しみにしてるわね」
 カードをしまうと、エルルは冒険者の酒場を去って行った。

「……で、何をやるつもり?」
 2人の会話を眺めていたストライダーの霊査士・キーゼル(a90046)の言葉に、ノエルはえへんと胸を張った。
「お姫さまになるのですっ」
「お前が?」
「……エルルおねーさんがです〜」
 椅子に座り直して、ノエルは自らの計画を説明した。
 曰く、とても優雅なお屋敷を利用したカフェ、というものがあり、そこでは客が思い思いにドレスアップして、優雅な時間を楽しめるらしい。
「王子様とかお姫様とかになれるのですよ。お店の人は、執事とかメイドさんとかの格好をしているらしいです〜」
「……」
 それは要するにコスプレ喫茶のような物だろうか、とキーゼルは思ったが、あえて言葉は挟まない。
 まあ、確かにエルルの好きそうな雰囲気だ、とは思う。
「お願いして、そこを1日だけ貸し切りにして貰ったのです。お洋服は、どれでも使っていいそうです。勿論持ち込みだって大丈夫なのですよ。店員さんはいないので、料理とかは自分でやらないとダメなのです」
 というわけで、何かの格好に着替えて、パーティの準備をして、やって来たエルルにお姫さまの格好をして貰いつつお祝いをしよう! というのがノエルのプランらしい。
「きっとエルルおねーさん、こういうのが好きなのですよ〜」
 一緒に王子様やお姫様の格好になって参加してもいいし、執事やメイドで給仕役になっても良いだろう。雰囲気的に、シェフやら庭師やら家庭教師やら護衛の騎士やら旅芸人のピエロやら、似合いそうな格好はいくらでもありそうだ。
「ボクも変身するですよ〜。でも格好は内緒なのですっ」
「……じゃあ僕は、執事の格好でもしようかな」
 この様子だと給仕役が必要そうかな、と、そうキーゼルは呟くのだった。

 かくして。
 この話を耳にした冒険者達は、12月4日、エルルの誕生日であるその日、冒険者だけで貸し切られたそのお屋敷に、集まるのだった。


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参加者
NPC:リボンの紋章術士・エルル(a90019)



<リプレイ>

●誕生日だから特別な装い
「お、お姫様!?」
 約束のお屋敷に到着したエルルは、ピエロ姿に扮して出迎えたノエルから詳しい話を聞いて、目を丸くした。
「というわけで、案内するのですよ〜♪」
 驚いたままのエルルを連れて、ノエルが向かったのは衣装室。ドアを開ければ、数えきれない程の衣装が並ぶ。
「……すごい」
「着替えは奥にそういう場所があるそうですよ。他の人も来てますから、ごゆっくり〜なのです〜♪」
 思わず、声を失うエルルに満足そうに笑って。ノエルはエルルの背を部屋の中へと押し込むと、ドアを閉めた。
「あ、エルルさん」
 彼女が来たのに気付いて、アルティメットヘタレカイザー・ロスト(a18816)は衣装の向こうから顔を出した。
 どれにするのかと尋ねるロストに、エルルは真剣に難しげな顔をして。どれも素敵で目移りして困る、という顔でドレスを見比べる。
「……ロストさんは、何を着るの?」
「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれました。見ててください、私の……変身ッッ!」
 声と共に脱いだマントの下から現れたのは純白の礼服。豪奢に装飾が施されたそれは、まるで王子様のようだ。
「うわぁ、格好いい」
「ありがとうございます」
 照れ臭そうに笑いながら、マントを畳んでいくロスト。一方エルルは近くのドレスとにらめっこ。
「どれで悩んでるの?」
「あ、エステルさん」
 声の主は、蒼き鳥姫・エステル(a00181)だ。彼女らしく青いドレスに身を包んだその姿に、エルルは2着のドレスを交互に指差す。
 片方は淡い桃色のドレス。もう片方は黒レースをアクセントに使った赤いドレス。どちらも可愛いデザインなのがエルルらしい。
「そうね……両方とも素敵だけど、私はこっちの方が似合うと思うわ」
 エステルは赤いドレスを取る。可愛らしさに大人びた雰囲気を加えたドレスは、きっと誕生日の装いにぴったりだと、そう考えて。
「じゃあ、こっちにしてみようかしら」
 なら、と奥へ着替えに向かうエルル。その背を見送りながら、エステルはほんの少しだけ、感慨深そうに目を細めた。
 ――お姫様、という言葉は幼い頃の……少し、複雑な記憶を呼び覚ます。
 でも、とエステルは思う。同時に浮かび上がるのは、大切な記憶のかけら。姉との楽しかった記憶が鮮やかに思い返されるからこそ……今度は自分が、あの時の姉と同じように、エルルに何かしてあげたいと思うのかもしれない。
「どうかしら?」
「良く似合ってるわよ。アクセサリーも合わせましょうか?」
 着替えたエルルに微笑みかけて、エステルはその手を引くのだった。

●今だけはお姫様
「エルルおねーさんが来たですよ〜」
「よーし、最後の仕上げ仕上げっと☆」
 ノエルが顔を出した厨房では、パーティに向けて大忙しで準備が進められていた。衛四葉・センキ(a04531)は知らせを聞くと、最後の仕上げに取り掛かる。
 この日の為に食材を手配し、十分な下拵えを済ませておいたセンキの後ろでは、腕によりをかけたポタージュスープが鍋の中で美味しそうな香りを漂わせている。あとは茹でたてのパスタにソースを絡めて、それから下味を済ませた肉と野菜を焼いて……手順を頭の中で計算し、センキは手際よく調理を進めていく。
「外は寒いですし、じっくり煮込んでおきましょう」
 白薔薇の紋章術士・ベルローズ(a64429)が用意した鍋の中身は、じゃがいもやブロッコリー、それにロールキャベツをじっくり煮込んだシチューとカレー。焦がさないよう気を配りながら、弱火でじっくりと煮込めば、食欲をそそる香りが漂ってくる。じっくり煮込まれたそれらは、体をほかほかに温めながら舌を楽しませてくれることだろう。
 合間に準備するのはカナッペ。チーズにトマト、アンチョビにレモン。生クリームを泡立てて苺とデザート風にした物も用意して。ベルローズはそれをトレイに並べていく。
「こっちは、これでええな」
 クッキーをオーブンから取り出したレディ・リーガル(a01921)は、次にドーナツを揚げ始める。メイン用にこしらえたポトフは、後ろの鍋で待機中。後はデザートを揃えるだけだ。
「あ、キーゼルはん」
 何? と振り返ったのは、給仕に向かおうとしていたキーゼルだ。リーガルはちょいと手招きすると、その口にできたてのドーナツを放り込む。
「試食や。どう?」
「甘さも揚げ具合も、丁度良いんじゃない?」
 その返事にリーガルは満足げに頷くと、「じゃ、出来たのから持ってってーな」と皿を渡すのだった。

「お帰りなさいませ、エルル姫様」
 着替えを終えたエルルをホールで出迎えたのは、メイド服の裾をつまんでお辞儀する、猫にゃん・イオン(a02329)だった。
「イオンさん。可愛い〜、似合ってる〜」
「にゅっふっふ〜♪」
 フリルがたっぷり使われたブラウスとエプロン、頭にはネコミミ帽子。ポーズを決めれば、そりゃもうキュートな萌え萌えにゃんこの出来上がり。
「まずはティータイムにしませんかにゃ?」
「うん、お願いするわね」
 オーダーを受けて、早速ハーブティを持って戻るイオンだが……。
「にゃっ!?」
 何も無い通路で、不意に躓くイオン。手から離れそうになったトレイを危ういバランスで支え、何とか転ぶのを回避する。
「お、お待たせしましたにゃ。お砂糖は……」
「イオンさんイオンさんっ」
 かぱっと砂糖のポットを開けたイオンに慌てて駆け寄るのは、同じくメイド服姿の天真爛漫な牙狩人・アーリン(a76581)。こちらはクラシックな正統派メイドさんだ。
 そして、その手にはイオンが持つのと同じ、小さな陶器のポットが1つ。
「それ、お塩です……」
「にゃにゃっ!?」
 確かに中身をぺろっと舐めれば……塩辛い。
 ああきっと、心の涙の味なのだ。
「ふにゃあ……」
 がくっと肩を落とすイオン。何回目かのエルルの誕生日、久しぶりのお祝いだからと張り切ったのに、これではドジっこメイドもいいところ。でも、エルルはくすっと笑って。
「あ、ごめんなさい。でもイオンさんっぽくて、何だか安心しちゃった」
 お姫様姿に少し緊張していたのも、すっかり解れたようだとエルルは笑う。
「お茶はジャスミンですから、きっとリラックスできますよ」
 他にも香りのいいお茶を揃えてあるから、リクエストがあったら言って下さいね、とアーリンは笑う。なんたって、今日はエルルの誕生日なのだから。
 おめでとうございます、と言葉を添えながら紅茶を注ぐと、アーリンはお手製のバニラクッキーを載せた、可愛い陶器のお皿を置いた。
「お姫様、どうぞ召し上がれ☆」
「ありがとう、アーリンさん」
 カップを手に取ったエルルは、クッキーをつまむと「とっても美味しいわ」と笑う。
「エルルさん、おめでとうございます」
 そこに近付いたのは、紅い魔女・ババロア(a09938)だ。今日の装いは赤いイブニングドレス。傍らに立つのは、エスコート役を引き受け、タキシードに着替えたノエルだ。
 近頃ノエルの背が伸びたからだろうか。視線の高さが変わったな、とババロアは思う。こうして並んで歩いていても、違和感は無いだろうし、それに……こういうのは雰囲気。細かい事は気にしたら負けだとババロアは思う。……胸とか胸とか胸とか。
「ありがとう。ババロアさんも一緒にどう?」
 じゃあ、と頷き返すババロアを見て、ノエルが隣のテーブルを寄せて椅子を引く。
 その様子にアーリンは「新しいお茶をお持ちしますね」と、菊のお茶と追加のカップを運ぶのだった。

「ミオナさん、とても素敵ですわ……」
 想いを紡ぎ奏でるモノ・コチョウ(a41285)は、青色のドレスに着替えた蒼き水の煌き・ミオナ(a38150)の姿に、思わず感嘆の息をついた。
「コチョウさんのメイド服も素敵ですよ」
 そんな彼女に、少し照れ恥ずかしそうに微笑み返すミオナ。髪を編み、柔和な表情で立つコチョウのメイド姿こそ、彼女の雰囲気にピッタリだとミオナは思う。
 先程まで厨房にいた2人は、エルルが着いたと聞いて、パーティ用の装いに着替えて来た所だった。空いている席につけば、通りすがりのキーゼルが恭しく頭を下げて。
「料理で疲れただろう? 何か持ってくるよ」
 デザート作りで奮闘していたのを労うように、オーダーを取るキーゼル。じゃあ、と2人は、その言葉に甘えて。
「すぐに支度致しますので、お待ちください。お姫様方」
 一礼して厨房に戻るキーゼルを見送りつつ、ミオナは思わず呟いた。
「……憧れのお姫様になれるなんて、素敵ですわね」
「ええ」
 たまにはこんな風に過ごすのも悪くないかもしれない。そう2人は視線を交わすと、どちらからともなく笑い合う。
「あ……」
 厨房の近くでキーゼルとすれ違った、微笑みの風を歌う者・メルヴィル(a02418)は、その姿を目で追いながら、ほんの少しだけ頬を赤く染めた。
 執事姿に思わず見惚れてしまうのを、ハッと慌てて振り払って。でも、そこから視線を外す事が出来なくて……。
「どうかした?」
「あ、えと、その……いえ」
 結局キーゼルが戻って来るまでそのまま過ごしたメルヴィルは、あたふたと首を振る。
「ところで……」
 そのキーゼルの視線が、メルヴィルの頭の上を向いた。
「あ、えと……変、でしょうか……?」
 思わず触れたのは、頭に付けた白兎の耳。メイドはこういうのを付けるものだと聞いて、とあたふた言うメルヴィルに、キーゼルは少しだけ複雑な顔をする。
「……まあ、君の雰囲気には合ってると思うけどね、それ」
 誰にどう騙されたのやら、と言わんばかりに苦笑しながらも、そうトレイを運ぶキーゼルの様子に、とりあえず、このまま付けたままにしておこうかと思うメルヴィルだった。

●いつもと同じで大切なもの
「ティーさん!」
 新しいグラスを運んできた相手を見て、エルルは思わず声を上げた。それは、想い紡ぐ者・ティー(a35847)だったから。
「エルルさん、お誕生日おめでとう……本当にお久しぶり♪」
 少しはにかみながらお祝いの言葉を贈ると、ティーはエルルの前にりんごジュースを置いた。
 久しぶりだからか、会う前はちょっぴり気後れしてしまう所もあったけれど……嬉しそうにありがとう、と笑うエルルを見ていると、フィーの顔にも自ずと笑みが広がった。
「エルルお嬢様、とってもお似合いですよ。お誕生日おめでとうございます」
 彼女と入れ替わりで料理を運んできたシェフは、そう恭しく一礼した。パリッとしたコック帽を被ったシェフの正体は、ヒトのヒトノソリン・リル(a49244)だ。
「リルさんも……ありがとう。それは?」
「白身魚のワイン蒸しですなぁ〜ん」
 蓋を開ければ、湯気と共にふんわり広がるワインの香り。美味しそうね、と料理を見つめるその姿を、リルは見つめて。
(「振袖のときも思ったけど、こんなに可愛いなら今だけ……なんて言わずにずっと着てて欲しいのなぁ〜ん!」)
 くぅ、と心の中で叫ぶリル。たまにだからこそ良いのかもしれない。そうは思うけど、でも、でも……とジレンマだ。
「エルルさん、おめでとうございます」
 改めてお祝いを告げたコチョウが運んできたのは、ミオナと協力して作ったデザート。バニラビーンズを多めに用いたシュークリームに、林檎をたっぷり詰めたアップルパイ。それから、ホワイトチョコの装飾が彩りを添える、リボン状のチョコレートを利用して作ったオペラ。
「うわぁ、どれも美味しそう……!」
「イオンからは、これをプレゼントにゃ♪」
「えええっ。ど、どれから食べよう……?」
 さっきのドジを返上すべく、運ばれてきたのはエルルの瞳の色をイメージして作られたブルーベリーケーキ。デザートだけでも数えきれないくらいなのに、料理も加えればもっとたくさん。本当に色々なメニューが揃っているから、次は何を食べたものやら。エルルは思わず嬉しい悲鳴をあげる。
「では、私からはこれを……」
 そんなエルルに、想いの歌い手・ラジスラヴァ(a00451)は、お祝いの言葉と共にプレゼントを贈った。踊り子衣装で現れた彼女からのプレゼント。それは、誕生日を祝う音楽と歌だ。
 それに乗せて、皆がお祝いを歌う。一曲終えたところで拍手が広がれば、エルルは本当に、思わず泣きそうなくらい嬉しそうに「ありがとう」と笑った。
 そこへ、ラジスラヴァが更に奏でるのは、一転してワルツのメロディ。
「エルルさん、一曲どうですか?」
「まあ。ふふふ、王子様とだなんて素敵ね。喜んで」
 進み出たロストの誘いを受けて、エルルはワルツのステップを踏み始める。ホールの開けた場所へ移動して、まるで舞踏会のよう。
「……気になる?」
「あ、えと」
 その様子を見つめていたメルヴィルは、キーゼルの言葉に頬を赤く染めた。そう、思わないでもないけれど、でも。
「あまり上手くないけど、それでも良ければ……いかがですか? うさぎのお姫様?」
 そんな彼女に、キーゼルが手を差し伸べる。メルヴィルはそっと微笑んで、その手に自らの手を重ねた。

「にゃにゃっ!?」
 演奏が続く中、ふと落ちていたカードを拾ったイオンが叫びを上げた。
「? なになに……予告状?」
 エルルから注いで貰ったワインを味わっていたセンキも、覗き込むと目を丸くする。ひっくり返せばそこには、こう書かれていた。
『今宵、姫君を頂きに参上する』
「姫君って、それって……?」
 ざわざわと冒険者達が騒ぎ出した、その時。
 どこからか悲鳴が響いた!
「ははは! 会場の諸君、君たちの姫君は俺が頂いた!」
 振り返ればそこには、仮面をつけた黒衣の男。その腕の中に抱きすくめられるようにしてエルルがいる。
「だ、誰だ!?」
 ダンスを終えたばかりで、すぐ隣にいたロストが問い質すが、仮面の男は笑うだけ。
 颯爽とエルルを抱きかかえて、庭の向こう側へ姿を消す!
「姫ー! 姫様ー!」
「大変です〜!!」
「い、急いで追いかけるのです〜!」
 さあ舞踏会は大騒ぎ。王子様は姫を攫われた事を悔いながら衛兵を呼び、使用人達は慌てふためき……ぷっ、と誰からともなく笑い出す。
 だってその頃には、攫われたエルルが庭から戻って来ていたから。
 そう、これは誰かの余興。ノリ良くそれに便乗していた者達は、一体の誰の仕業だったのかとエルルを問い質す。
「ふふ……怪盗さんの正体は、内緒の方が面白いでしょ?」
 その問いに、くすくす笑って人差し指を立てるエルル。その頬は今の出来事に興奮したからなのか、ちょっぴり赤くなっていた。

 そうして再開されるパーティ。でも、楽しい時間には、やがて終わりがやって来る。
 お屋敷を片付けて、脱いだドレスをしまって。
「ちょっぴり惜しい気もするけど……」
 いつもの服に戻ったエルルは、明かりの消えたお屋敷を振り返りながら呟いて。
「でも、とっても楽しかったわ。ありがとう」
 皆の方に向き直ると、そう笑うのだった。


マスター:七海真砂 紹介ページ
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参加者:15人
作成日:2008/12/19
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