蛇女



<オープニング>



 部屋に閉じこもり、一人の娘が震えていた。
 年の頃は十八ほどか。長く艶やかな髪の、美しい娘であった。
 突然、娘の眼が開いた。その脳裏には真紅の光景が浮かんでいる。
 しぶく鮮血。そして悲鳴。苦悶。死。
「逃げろ!」
 父が叫んでいた。
「幸せになって!」
 母が叫んでいた。
 そして――。
 父母は死んだ。

「峠に魔物がいます。これを早急に退治してください」
 じゃらりと枷に似た霊視の腕輪をゆらせると、ヒトの霊査士・リゼルはそう告げた。
「アイリーンという娘さんがいます。夢であった歌い手となる為、アイリーンさんはご両親に伴われて峠を越えようとしました。けれど、それはなりませんでした。魔物に襲われたからです」
 一度リゼルは哀しげに眼を伏せた。
「アイリーンさんは無事です。ご両親が身を挺して彼女を逃がしたからです。とはいえ、アイリーンさんが本当に無事であったとはいえないかもしれません。ご両親が殺戮された衝撃で、アイリーンさんは家から一歩も足を踏み出せなくなってしまったからです。そしてまた、声もだせなくなっています。だからアイリーンさんに一歩を――明日への一歩を踏み出させてあげる為、魔物を退治してほしいのです。もし魔物を斃すことができたならアイリーンさんは勇気を取り戻せるかもしれません」
 冒険者達を見回し、リゼルは続けた。
「魔物ですが……それは美麗な相貌の女性です。けれど下半身は大蛇のそれ。さらに腕は四本。それぞれに剣をもっています。武人のアビリティに似た能力をもっていますから気をつけてください」
 リゼルは祈るかのように両掌を組み合わせた。
「手ごわい敵であることは承知しています。けれどアイリーンさんを救うことができるのは冒険をおいてありません。宜しくお願いします」


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参加者
黎燿・ロー(a13882)
佰花繚嵐・カエサル(a22041)
祈りの花・セラフィン(a40575)
猫枕・ヤツキ(a45032)
言いくるめのペ天使・ヨウリ(a45541)
儚幻の対旋律・ゼナン(a54056)
汚れた手のひら・レイ(a69323)
人生を愉しむ・オーサム(a76630)


<リプレイ>


 春かと思わせるような暖かな日が降り注いでいた。が、頬をうつ風は身を切るほどに冷たい。
 鳴る風音に怨嗟の響きを聞いて、汚れた手のひら・レイ(a69323)は足をとめた。
「嘆きの歌か」
 レイの脳裏に家族の面影がよぎった。それはレイを拾ってくれた傭兵団である。その傭兵団も、今は、ない。
「忘れはしない」
 レイは独語した。誰かの為に生きろという、大切な人の最後の言葉は、今も彼の胸の底にある。
 佰花繚嵐・カエサル(a22041)もまた、風鳴りに耳をすませた。その姿は、まるで大自然の息吹に耳を澄ませる乙女のようである。それほどカエサルは美しく、艶やかだ。
 が、その眼は決して淑女のそれではない。獲物を狙う、鋭利な狩人のそれだ。
「目の前で親が殺されたか。そりゃトラウマにもなるわな」
「許せんな」
 ぼそりともらしたのは、冷たく光る銀色の髪の男だ。儚幻の対旋律・ゼナン(a54056)といい、かつては戦場の捨て駒として利用されていた兵士であった。
 そのゼナンの声に、普段の彼らしくもない怒りの響きをみとめて、祈りの花・セラフィン(a40575)はびくりと身を戦かせた。どうも人の感情の発露に触れるのは苦手である。
 何故か哀しくなって、セラフィンは涙を眸に滲ませた。
「お一人でお逃げになるのは、さぞお辛い事にござりましたでしょう」
「ああ」
 肯いたのは黎燿・ロー(a13882)であった。
 アイリーンを逃す為、両親は犠牲になった。それがどれほどの想いであったか。そして、その両親を見捨てて逃げねばならなかったアイリーンの悲しみはいかばかりであったか。
「ぬう」
 ローの口から軋るような声がもれた。穏やかな性情の彼には珍しく、身裡に怒りが膨れ上がっている。抑えねば、身体が怒りで震えそうであった。
 その翔剣士には無骨すぎる肩に、そっと蒼鴉旋帝・ソロ(a40367)の手がおかれた。するとローの身体の震えがとまった。
「すまん」
「いえ」
 ソロは柔らかな微笑みを浮かべた。
「峠はもうすぐですから」
「峠か」
 猫枕・ヤツキ(a45032)はきゅっと顔を顰め、峠に続く道を眺めた。
 左右を森に挟まれた一本道。その先には命と夢を踏みにじった闇が待つ。
「夢への道に立ち塞がるやなんて、随分野暮な事しはるもんやね」
 かろやかにヤツキは言った。今度の散歩は少し激しくなりそうだ。
「まったくですね」
 苦く笑って、人生を愉しむ・オーサム(a76630)はクエスターを目に当てた。
「いる?」
「いや」
 オーサムはヤツキに答えた。
 視界に魔物の姿はとらえられない。が、どこかに必ず潜んでいるはずだ。
 オーサムは屈み込むと、土を手に取り、鋼の鎧にすりつけた。これで少しは魔物の眼を誤魔化せるだろう。
 そして幾許か。
 再び冒険者達は足をとめた。四人の冒険者が遠眼鏡で周囲の魔物の姿を探す。が、未だその妖影はつかめない。
 木々に溶け込む緑色のマントをかきあわせ、セラフィンは耳をすませた。
 敵は蛇身の魔物だ。音もなく近寄り、獲物を狩るのは得意とするところだろう。あまり目に頼らぬ方が良いかもしれない。
「うん?」
 異変に気づいて、セラフィンは眉をひそめた。気づいた言いくるめのペ天使・ヨウリ(a45541)が温和だが、しかし刃の光を潜ませた眼をむけた。
「どうしたのじゃ?」
「い、いえ」
 セラフィンは言葉を濁した。頬を薄紅色に染める。
「音が……」
「音?」
 ヤツキが耳に手をあてた。一瞬、ピアスが光る。
「……変な音なんか、せえへんで」
「は、はい」
 セラフィンは肯いた。そして怯えた眼をヤツキにむけて、
「そうなんです。さっきから全然音がしないんです」
「全然音がしない?」
 オーサムの眼鏡の奥の眼がすっと細くなった。
 確かにセラフィンの言う通りだ。耳に届くのは風のなく音だけで、何の物音もしない。小鳥のさえずりすら――。
「そうか!」
 かっとオーサムは目を見開いた。
 刹那である。するすると音もなく、巨大な影が殺到したのは。


 瞬時に間合いを詰めると、妖影は刃をふるった。
 閃いたのは四光。しぶいた鮮血も四筋あった。
「ああ」
 苦悶しつつ、セラフィンが崩折れた。唇を噛み、ソロもまたがくりと膝を折る。
 愕然としてローは眼を見開いた。一瞬にして仲間が一人倒れ、さらに一人は深く傷ついている。恐るべき魔物の戦闘力であった。
「くうっ」
 レイもまた呻きつつ、魔物を見上げた。まるで返礼であるかのように、魔物もまたレイを見下ろす。
 それは美しき女の相貌をもっていた。切れ長の目は濡れて輝き、唇は血を塗りつけたかのように紅い。真珠色の歯の間から、時折艶かしく舌が動いた。
 髪は闇で織ったかのように黒く、豊かな乳房にまで流れている。その下は――。
 ぬめぬめと光る鱗におおわれていた。無論脚はない。蛇のそれである。
 魔物は、レイを抱こうとするかのように手をのばした。が、その手が愛撫の為にのばされたものではない事は容易に知れた。二対のその先には氷の刃が煌いていたからだ。
 セラフィンは今ソロに抱かれている。セラフィンが戦闘に復帰するのには、わずかとはいえまだ時がかかるだろう。
「離れろ!」
 レイが叫んだ。接近戦は不利だ。一対一にもちこまれたら、いかな冒険者とて瞬殺されかねない。
「ひびってんじゃねえ!」
 叫ぶカエサルの手にカードが現出した。鎌もつ髑髏の絵柄の禍々しきカードだ。
「くらえ!」
 カエサルの手からカードが飛んだ。それを追うようにローが疾駆する。魔物の眼がじろりとローの姿を追った。
「来いよ」
 カエサルのカードが魔物の肌の一部を黒く変色させたのを見てとり、ローの動きが変わった。素早く左右に脚を捌く。
 それを挑発と受け取ったか、魔物がローに襲いかかった。華やかに、そして獣の迅さでローに肉薄しする。
 四つの光条が疾った。
 上下左右、どちらも避けもかわしもならぬ一撃である。それをローは――。
 薙ぎおろされる刃を、がっきとローは冴える細身剣で受け止めた。受け止め得たのはローなればこそだ。
 が、残る三撃を避けえる余力はローにはない。血に飢えた三つの刃は容赦なくローを切り刻み――鮮血は確かに散った。が、他にも散ったものがあった。乙女の唇が如き薔薇の花びら、そして炎片と氷片だ。
「貴殿らは……」
 呻くローに応え、魔物の刃を二対の刃と花紋様の大太刀で受け止めたレイとヤツキがニヤリとした。
「ロー一人には」
「いいカッコはさせられへん」
「ガッ!」
 魔物が吼えた。その咆哮にはじかれたように、一気に三人の冒険者は飛び退った。
「大丈夫か」
 ローにむかってゼナンが声をかけた。レイとヤツキにより二振りの刃はとめられたといっても、残る一撃をローはその身に受けている。ローの漆黒のロングコートは断ち切られ、鮮血がしぶいていた。
 その時、ローの血の匂いに誘われたかのように魔物が動いた。一息に間合いを詰める。
「させるかよ!」
 叫ぶカエサルの手から、次々と短矢が放たれた。まるで雨のように疾り迫る矢から魔物が逃れうるとは思えない。
 が――。
 魔物を取り巻くように疾風が吹いた。それは渦を巻き、短矢をはじき返した。カエサルめがけて。
「やべえ!」
 咄嗟にカエサルが身を伏せた。その頭上を流れすぎた矢はカエサルの背後にあった木々を針鼠に変えた。
「野郎!」
 カエサルが顔を上げた。その彼の視線に、魔物の視線がからむ。
 ニィ、と魔物が笑ったように見えた。それは血に狂った喜悦の笑みだ。
「貴様」
 ゼナンの黒曜石の瞳に、その時ぎらりと憤怒の炎が燃え盛った。
「アイリーンの両親を殺した時も、そのように笑ったのか」
「ぎぃ」
 答えるかのように、魔物の麗しい朱唇の端がきゅうと吊り上がった。
「くっ」
 反射的に動き出そうとしたレイを、しかしオーサムはとめた。
「待て」
 オーサムは眼鏡を指でついと押し上げた。経験に裏打ちされた怜悧な瞳が光る。
「奴の動きを見切った」
「見切った、だと!?」
「ああ」
 オーサムは肯いた。
「奴は四本の腕を持つ。一見すると四人の敵と相対しているようだ。が、実はそうじゃない。所詮頭脳は一つ。相手ができるとしても、せいぜいが二人」
「そうか」
 癒しの光波を放ち終えたゼナンが魔物に鋭利な視線を放つ。その先、洗い清められた戦場の中で、変わらず魔物は微笑っていた。まるで今宵の愛人を誘っているかのように。
 その微笑みは魅惑的ですらあった。が、眼前の美女に愛される事は死を意味する。
 ローは再び白い波濤を思わせる刃をとった。
 貴方が私の今宵の相手? ――そう判じたかのように、魔物は悩ましげに小首を傾げる。そしてくわっと歯をむいた。
 それが契機。ローが動いた。恋人のもとに走り寄るように。
 同時にカエサルがぱらりと手に不吉のカードを現出させた。
「やれやれだぜ」
 カエサルがカードを放った。が、魔物は蛇のしなやかさでカードをかわした。
 そうと見てとって、ローが横に飛んだ。魔物が追う。地を滑るその動きは常人には手におえぬ迅さであった。
 対するローの動きは千変万化である。残像すら残しかねぬその体捌きに、さすがの魔物も幻惑されているようだ。
「今だ!」
 ゼナンが叫んだ。魔物が背を見せている。チャンスであった。
 ゼナンの手から木の葉が噴出した。緑色の木枯らしが吹く。緑の縛撃だ。
 視界を埋める緑色の嵐がやんだ時、魔物の動きは凍結していた。
「ぎぃ」
 魔物の顔がゼナンにむけられた。悪鬼の形相を浮かべて。
 その魔物の眼は、己に迫る一人の男の姿をとらえていた。蒼い髪を翻して肉薄するその男は、何故か薄く笑みを浮かべている。オーサムであった。
「お嬢さん」
 魔物の背後で、ざっと土煙をあげて制止し、オーサムは次に跳躍した。魔物の顔の高さにまで。
「俺からのプレゼントだ。受け取ってくれ」
 オーサムの手が消失した――ように見えた。それほどの素早い動きで繰り出されたオーサムの指刀が魔物の後頭部の付け根に突き刺さった。
 おおん!
 魔物が苦悶に身を震わせた。まるで慟哭しているかのように。
 次の瞬間、魔物が身を振り返らせた。横薙ぎの、水鳥の羽ばたきにも似た滑らかな斬撃がオーサムを襲う。
 咄嗟にオーサムは肉厚な、叩き斬ることのみが目的かのような蛮刀をかまえた。が、それより早く魔物の刃はオーサムの胴に――。


「浅かったか」
 地に降りざま、オーサムは胴を探った。灼熱の痛みはあるが、思ったよりもダメージは少ない。気づけば風に舞う綿毛のような天使達が消え去ってゆくところだった。
「セラフィン!」
「はい」
 恥らうかのように胸で手を合わせたセラフィンの身を漆黒の炎が包み込んだ。それは邪龍の破壊力の象徴だ。
 恐るべき力の奔流を敏感に感じ取って、魔物がびくりと身を震わせた。
 その隙をゼナンは見逃さない。再び彼は魔物を一幅の絵と化すべく、緑の縛撃を放った。
 時がとまったようだ。陽の光すら。
 が、冒険者のみ凍結された時空の外にいた。
 レイが疾った。風と変じて。いや、風よりも迅く。
 魔物の背後に回ったレイの身がしなやかに踊った。ぎらりと眼が煌き、そして脚が閃く。
「これはアイリーンの分だ!」
 レイの、岩すら砕きそうな蹴りが魔物の胴に叩きこまれた。その衝撃に、反射的に魔物が身を折る。
 が、それをヤツキは許さない。荒涼たる色の瞳を魔物の苦痛にゆがむ相貌にむけ、
「美人は嫌いやないねんけどな。気ぃきつすぎると魅力半減やで」
 業火と極寒の威力をまとわせた刃を首にうちこむ。刃の花の紋様が一瞬光り、散ったように見えた。魔物の命をともなうかのように。
 さらに追い討ちをかけるべく、セラフィンは空に紋章を描く。呪紋は業火。セラフィンの頭上に現出した火球は小太陽のように燃え上がり、魔物を灼いた。妖女の、峠の主たる資格そのものを葬らんとするかのように。
 魔物が激痛にのたうった。ひきゆがむ相貌は、しかしそれでも美しい。
 セラフィンがたまらぬように、小さく、それでも叫んだ。
「苦しいでしょう。それが苦痛です。恐怖です。悲しみです。その苦痛を抱いて、アイリーンさんのご両親は亡くなったのです。愛する娘を守る為に。あなたは、それを知らなければならない。そして、その苦痛を抱いて、あなたは逝かなければならない」
 轟、と。魔物が吼えた。拘束が解かれたのだ。はじかれたようにセラフィンめがけて迫る。
 が、魔物のたじろいだ。地を無数の矢が穿った為だ。カエサルのガトリングアローである。
「させやしねっての」
「動くこともな」
 三度吹く、ゼナンの緑嵐。満身創痍の魔物には、もはやかわしもならず。
 ただ魔物の鋭い感覚はとらえていた。背後に現出した凄絶なる殺気を。
「もう終わりにしよう。おやすみの時間だ」
 急所めがけ、オーサムの指刀が突きこまれた。
 銀鱗がはねる。血の赤に染まって。
 それは砕け去った落日を思わせた。そう、魔物の命は終焉を告げたのだ。


 アイリーンは、ただ面を覆って泣いていた。
 冒険者達が告げたのは魔物を討伐した事実だけ。峠には両親の遺体はおろか、形見らしきものは一切見つからなかった。
 が、アイリーンには手渡すものがある。それは――。
 カエサルがゆっくりと口を開いた。
「元凶が消えたとこで心の傷が治る訳じゃねーんだけどな。が、忘れねえでほしい。親がその身を呈してあんたを守ったことを。そして、その意味を」
 はっとアイリーンは眼をあげた。その瞳はまだ涙に濡れている。が、ともった小さな光は希望の灯りだ。
 ゼナンがさっとアイリーンの肩を叩いた。
「今はまだ辛いだろう。それが当たり前だ。けれど、うずくまっちゃいけない」
「歩き出すんだ」
 レイが言った。
「君にはご両親の最後の願いを果たす義務がある。それは簡単だ。君が幸せになればいい」
「歌を続けて下さりませ」
 セラフィンがそっとアイリーンの手を、自身のそれで包んだ。
 痩せた、冷たい、氷のようなアイリーンの手。それはしかし、熱をもちはじめた。セラフィンの血潮によって。
 想いの強さだけ、セラフィンは手に力を込めた。
「アイリーン様の歌を一番愛したのも、夢が適うことを一番願ったのもご両親なのですから」
「もったいないですよ」
 オーサムは片目を瞑ってみせた。
「アイリーンさんの美貌が涙にくれたままなのも、そしてその歌声が野に埋もれてしまうのもね」
 がちゃりとドアが開いた。そして、閉まる。
 このドアがアイリーンの手によって開くことはあるのだろうか。
 心配はいらない。
 冒険者達の顔に柔らかな微笑が広がった。その背に歌声が届いている。
 まだ小さな、微かな歌声。が、詩はまぎれもなく――。
 ヤツキは可笑しそうにククっと笑った。
「夢をのせた歌か」
「いい歌だ」
 ローは呟いた。そして彼は思った。
 アイリーンの両親がアイリーンを守ったように、いつか彼女の歌声が誰かの力になるだろうと。


マスター:雪村彩乃 紹介ページ
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参加者:8人
作成日:2009/02/19
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