マンモスファイヤー〜こうしてわしはクリムゾンを手に入れた〜



<オープニング>


●瑠璃色の幻惑
 大自然が手つかずのまま存在するワイルドファイアには、知られざる動植物が沢山存在する。どれも巨大だったり、凶暴だったり、美しかったりする素晴らしい命たちだ。
 ここ『マンの森』はマンモー達の楽園として知られているが、マンモーではない生き物たちも数多く存在する。

 今回、マン森のはずれにあるワイン農家の葡萄畑である出来事が起こった。マン森の奥から大量の蝶が群れをなして飛来してきたのである。ヒトと同じ大きさくらいある羽根を持つ碧とも蒼ともつかない美しい蝶は花の蜜よりも葡萄の実を好み、葡萄畑の実りを荒らし始める。撃退しようにも蝶達がまき散らす鱗粉には強烈な幻覚作用があって、とても普通の人たちの手に負える相手ではない。駆除しようとした者達はきっちりと返り討ちにあった。辺り一面に農具や生活雑貨が散らばり、秘蔵のワイン倉の鍵も紛失してしまっている。

「ここに拙者達が立ち寄ったのも何かの縁。衆生を難儀から救済するのはこのイッキュウの本分なれば……」
 墨染めの衣をまとったイッキュウは胸を張り、自らのこぶしでその胸を叩く。
「もしもーし。それは、農家の人たちが困り果てて助けを求める前に現地到着しちゃってる冒険者の言う言葉じゃないと思うよ」
 すかさずタルウィスがツッコんでみるが、崇高な理念に滂沱の涙を流すイッキュウには聞こえていない、様子を貫いている。
「ふっ、『安国寺の炎の将校』と呼ばれしこのイッキュウ! 巨大蝶とはいえ十匹や二十匹、物の数では……」
「そうそう。蝶の数え方は一頭、二頭らしいんだよねー」
 ニヤリと不敵に笑うとイッキュウは言い直す。
「……ふっ、『安国寺の不動明王』と呼ばれしこのイッキュウ! 巨大蝶の十頭や二十頭、物の数では……」
「うーんとね、最低でも百頭は下らないそうだよ?」
「すみません、友達呼んできて良いですか?」
 途端に態度を変えたイッキュウにタルウィスは真顔でうなずく。
「それは了承済みだよ。葡萄を傷つけずに蝶を追い払い、散らばった生活雑貨の中からワイン倉の鍵を見つけだしてくれたら、秘蔵のワインを振る舞っちゃうだってさ」
 同じような鍵ばかりが散乱して、どうしてもワイン倉の扉を開く鍵が見つからないらしい。
「急がないと秘蔵のワインが酢になっちゃうって農家の人、心配で夜も眠れないらしいんだよね」
「その一大事、このイッキュウが見事解決してみせますぞ!」
 イッキュウは大きくうなずいた。


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参加者
業の刻印・ヴァイス(a06493)
赤褐色の天・マヤ(a16439)
帰ってきてしまった・イッキュウ(a17887)
開放者・エイト(a34504)
光纏う白金の刃・プラチナ(a41265)
隻眼の男・カイム(a59965)
その祈りにおまけをつけて・シュエリン(a63002)
悠久幻歌・フェリシア(a71512)
NPC:蒼水流転の翔剣士・タルウィス(a90273)



<リプレイ>

●マンの森、胡蝶大乱舞
 その蝶達は普段ならば森の奥深く、人とは交わらずに静かに暮らしている種であった。マンモーが花粉症にでもなって盛大にくしゃみを連発する様な不測の事態が起こったのかどうか、ともかく蝶の大群は森のはずれに広がる葡萄畑に飛来した。紅の宝石(クリムゾン)とまで謳われる極上の酒を守るため、冒険者達は得物を手にした。

 真っ青な空には綿の実が連なった様な真っ白な雲が高く大きく広がっている。真夏の鮮やかな光景がワイルドファイアの空を彩っている。その空の下9人の冒険者達は3人ずつ3つの班に分かれ、接近してくるであろう敵を待っていた。
「今も少しだけ風が吹いていますね。弱い南風……この戦いでは風下は不利ですから、常に風を読んで戦わないといけませんね」
 人差し指をぺろりとなめ、桃色と灰色の明暗・シュエリン(a63002)はその指を立てる。熱が奪われ涼しく感じる方向から風が吹いていることがわかるからだ。
「まぁ、そんな訳で俺たちはここ、マンの森にやってきて……ここで座禅を組む1人の漢に出会った……と、いうわけだ」
 冗談めかして講談師の様に抑揚をつけ、開放者・エイト(a34504)は物語の冒頭を語り始めた。
「話を聞くところによると、倉庫の鍵は大きな石を削って作った重い物らしいのぉ。もう随分と長い間使っていて、表面はつるつると滑らかな手触りらしい」
 ここの場に来るまでの間、通り過ぎてきた村で聞き込んだらしく、光纏う白金の刃・プラチナ(a41265)地面に鍵の絵を描く。『08小隊』隊長であるエイトの物語は完全にスルーされている。
「わしの手の平よりも大きな鍵がどうして見当たらなくなってしまうのであろうかのぉ。これはこれで面妖な事じゃと思うのだが……フェリシア殿はどう思われる?」
 清雅な青をまとうグランスティードの背に乗ったまま、帰ってきてしまった・イッキュウ(a17887)は遙か西を見つめながら声を掛けた。そうやって思索に没頭していないと平常心を保てなさそうな気がしたのは背にかかる吐息や甘い香りのためだろう。イッキュウの分身ともいえるグランスティードには悠久幻歌・フェリシア(a71512)もまた騎乗していた。フェリシアの弦をつま弾く細く儚げな指がぎゅっとイッキュウの衣の背を握りしめている。
「フェリシア、イッキュウとじゃ窮屈なんじゃないかな? 私の背はいつだって君のために空いているんだから、移ってもいいんだよ」
 フェリシアが口を開く前に蒼水流転の翔剣士・タルウィス(a90273)はとっておきの笑顔と共に早口で言った。けれどフェリシアも負けないくらいに満面の笑みを浮かべ返事をする。
「大丈夫ですの、しっかり掴まっていますから」
「タルウィス、戦況次第じゃ女性とグランスティードで二人乗りができるぞ? 気合いはいるだろう?」
 どことなく意味深長で複雑な笑みを浮かべた業の刻印・ヴァイス(a06493)が言い、通称『とんち小隊』であるイッキュウ、フェリシア、タルウィス達から離れ移動し始める。
「本当に?」
「ヴァイス、行くぞ」
 目を輝かせて聞き返すタルウィスだが、数歩前を行く隻眼の男・カイム(a59965)が低い声でヴァイスを呼んだ。彼ら『黒カビうさまん小隊』は先行して敵の接近をより早く察知しようとしているのだ。
「振り落とされても……拾ってやれんからな。自分の身は自分で処してもらうぞ」
 カイムはグランスティードに2人乗りしている赤褐色の天・マヤ(a16439)にだけ聞こえるような小さな声で言う。
「わ、わかっている! 極上のワインで喉を潤すには、渇きが必要ですからね。その方がきっと何倍も美味でしょうから」
 幾分胸を反らせてマヤは強気な言葉をつむいだ。けれどどの様な戦いだとしても、矛を交える前は緊張が消えない。今はグランスティードの背に乗っているから判らないだろうが、地面に立っていたら膝が意志に逆らって揺れてしまうのを隠せなかっただろう。
 その時、ひときわ強い風が吹いた。西から東へと向かう強い熱風……その風に乗って碧の宝玉の様な鮮やかな羽を持つ蝶達がやってきた。

 風に乗った蝶達が姿を見せる前に『黒カビうさまん小隊』は移動を始めていた。乱雑に物が散らばった見晴らしの良い葡萄畑を森へと逆走していた3人は側面から蝶達へと攻撃を向ける。
「一番密集しているところを狙う!」
 気休めでも無いよりはマシとばかりにヴァイスは口元をマスクで覆うと、乱れ飛ぶ碧色の蝶の群れへと思いっきり手を伸ばした。その先から淡く繊細な白い糸が広がり、降りかかるように蝶達を絡め取る。
「さて……頼むぞ、相棒」
 マヤを降ろしたカイムはヴァイスが放った糸に続くかのように蝶達に躍りかかった。片刃の得物が閃くと、ひらひらと花びらの様にまっぷたつになった蝶が落ちる。
「さっそく数を減らしてあげます」
 マヤが描いた紋様から無数の光が雨の様に降り注ぐ。光に差し貫かれた蝶達が最初の1頭の後を追うように舞い散りっていく。3人の攻撃はまさに一瞬の出来事であったが、それだけで10頭ほどが倒された。

「次のお客がお越しだ。ど真ん中は俺たちの小隊が通さないぜ!」
 左右の展開した2つの隊とは異なり、エイトが仕切る『08小隊』は中央を走る。その先陣をやり過ごすと、反転し風上側から攻撃の態勢に入る。エイトの手の先から広がった蜘蛛の糸がふわりと宙に広がり、上下に揺れながら飛ぶ蝶達を縛めた。
「それにしても多いのぉ……じゃが、妾がこの身をもって汝らを阻んで見せる! こから先は通さぬぞ」
 エイトの放った糸とほぼ同時にプラチナは蝶達の進路を妨害するように立ちはだかった。途端に動ける蝶達が一斉に防具を変形強化してあるとはいえ、プラチナへと殺到する。
「プラチナさんには指一本……って指はありませんでしたか。とにかく美味しい葡萄を食べるために倒しちゃいます!」
 風上に廻ったシュエリンは頭上に紋様を描く。そこから放たれた無数の光が蝶達を貫き引き裂いていく。

「超とんちタツマキをお見舞いしようとするかのぉ!」
 ふっニヒルな笑みを浮かべたイッキュウは既に加護の誓いを告げたフェリシアから離れ、闘気の渦を巻き起こす。渦は竜巻の様に渦を作り乱舞する蝶達を巻き込み、青い空高くへと巻き上げた。千切れた羽が欠片がひらひらと渦の外へとこぼれてくる。
「派手だねイッキュウ!」
「逃がしたりは致しませんわ。ここで朽ちていただきたいんですの」
 渦から逃れた蝶達をタルウィスの剣、そしてフェリシアが放った黒い無数の針が貫いていく。一瞬で群れの半数が地に落ちて葡萄畑は瑠璃色の敷物で敷き詰められた様になる。

 蝶達の攻撃で有効なのは魅了を招く鱗粉のみであった。風の乗って広がる鱗粉は近接攻撃可能な距離だけではなく、更に遠い場所にいる冒険者達の心をも絡め取る。これといって有効な対処法はなかったが、マヤの毒消しの風やフェリシアの高らかな凱歌で一時的にでも正気に戻ると、連携しながら一気に拘束と範囲攻撃を仕掛けて数を減らした。数分の後に、蝶達は半数以上を失って森の中へと戻っていった。
「量よりも質が勝るとわかったか」
 去っていく蝶の大群にボソリとカイムがつぶやいた。

●デタラメな鍵
 蝶達を撃退しても、今回に限り終わりではなかった。強い西風が戦場を舞う鱗粉を吹き飛ばしてくれていたけれど、ごく普通の人々にはまだ十分に害毒が懸念される。
「ただでさえ散らかり放題だったのに、その上に蝶の羽が……あんまり触りたくない状況だよね」
 最初から及び腰のタルウィスは誰よりも戦場であった葡萄畑から離れた場所にいる。たぶん、鍵探しをサボるつもりなのだろう。
「私、自慢ではないのですが細かい作業は大の苦手なのですぅ。ですから、後は任せましたぁ!」
 シュエリンも早速辞退を申し出る。2人は顔を見合わせ『にこぉー』と笑いあう。けれどそれで身を退く事が出来る程冒険者の日常は甘くはない。
「鍵探しの前にまずは後片づけであろう。このような乱雑な有様では効率が悪いというものじゃ。ほれ、シュエリンもそこのセイレーンもキリキリ身体を動かさぬか!」
 プラチナに顎で『こちらに来て片づけなさい』と指示され、しぶしぶとシュエリンとタルウィスは葡萄畑に散らばった雑貨を拾い集め始める。
「捜し物の基本は整理整頓らしいからな。片付けをしてから探す方が効率的かもしれないぞ」
 まだ必要のなさそうな灯りを傍らに置き、ヴァイスは防具の腕をまくろうとして手を止めた。戦闘中ずっと口元を覆っていたマスクをきっちりと付け直す。
 マヤは美しい聖衣が汚れるのも構わず、四つんばいになり顔を地面スレスレまで低くしていた。
「マヤさん! どうしたんですか?」
 扇情的にも見えるマヤの姿に惹かれるようにシュエリンがはべる。
「ワイン蔵の鍵にはワインの香りが染み付いているはず! 馥郁たるワインの香りを手がかりに探せばきっと……ん? 何か妙な匂いが……ちょっ、ブーツはたまに洗って下さいー!」
「ええぇ! 私〜〜〜?!」
 猛烈なマヤの突きに一瞬でタルウィスの姿は葡萄畑から見えなくなった。

「実際、これが一番難しいお仕事ですの。やはり才ある方々にお手伝いいただくのが一番良い事なのですわ」
 フェリシアは歌の力を借り、沢山のネズミたちを動員していた。10匹を越えるネズミたちが乱雑に散らばる雑貨の間をちょろちょろとうごめき廻る。ヴァイスやプラチナ、そしてマヤと少しだけシュエリンのおかげでもう半分程のガタクタが取り払われ、健やかな地面が露出している。
「……反応は、まだないか」
 真ん中あたりで折れ曲がった細い金属の棒を両手に1本ずつ持ったエイトは静かに葡萄畑を歩いていた。鍵のだいたいの形は判っているから、己の目と……そしてこの棒が示す兆しだけが頼みの綱だ。辺りも片づいてきているし、蝶達を撃退してから随分と練り歩いているのだが、金属の棒からは未だに何の反応もない。
「金属で作られた物ならば、光に反射するかもしれないが……な」
 青白い光を放つランタンを片手にカイムは散らかった地面の上に陽光ではない別の光をかざしてみる。
「壊れてしまったか、別の場所に飛ばされてしまったのかもしれないな」
「……うむ。解錠してみるか」
 エイトとカイムが重々しい低い声でつぶやく。ワインの品質が落ちてしまうのならば、技術をもって鍵を開けてしまうのも1つの手だろう。
「それなら忍びの方にお願いするのがよろしいのではありませんの?」
「ん?」
 2人の相談を聞きつけたフェリシアが鈴の音の様な澄んだ声で言い、薄い板を拾っていたヴァイス顔をあげる。
「いや、さにあらず! 事ここに至っては万策尽きたに等しい! ならばもはや残る手だては力ずくで扉をぶち破るのみ! 全ての責めはこの拙僧がお引き受けいたそう! では各々方、ご免!! でやあぁぁぁあああ!」
 早口で口上を言いながらも、もうイッキュウは気合いを込めた雄叫びと共にワイン倉へと走り出す。ブンブンと右腕を回し、力を誇示している。
「あった!」
 薄い板の下からヴァイスが鍵を拾い上げ、手に高々と掲げる。
「ぬ、ぬおおぉ!」
 勢いの突きすぎたイッキュウは倉庫の扉を回避し、地面にめり込んだ。

●紅の葡萄酒
「乾杯!」
 夕日に染まる酒は美しい紅の色をしている。目でじっくりと堪能したマヤは、戦友達とグラスを掲げた。心の中でもう1度、別の乾杯を捧げる。帰って来てくれた事が、そして少しも変わらない事が嬉しいから……だから自然と笑みがこぼれる。
「最高の味ですっ! あ、おかわりもらっていいですか?」
「ははは、このイッキュウが身命と賭してあがなったクリムゾン! ささ、心ゆくまで賞味なされよ!」
 満身創痍ながらもきちんと手当をされているイッキュウは豪快に笑ってマヤのグラスをワインで満たす。
「ワイン? 酒はマジ勘弁! 無理無理」
 大きな身振りでワインを断ったエイトは、未成年用に準備された瓶の手を伸ばす。それは発酵させる前の葡萄の汁を集めたものであり、滅多に飲むことが出来ないものであった。
「どうですか? 滅多に手に入らない逸品ですのわ」
 フェリシアは試しにとエイトの杯の少しだけワインを注ぐ。
「あまっ……こ、これも俺には無理だな」
 エイトは一口飲んで顔をしかめる。もしかすると味覚が常人とは著しい差異があるのかもしれない。
「まぁ残念ですわ。でも、エイトさんの分はちゃんとわたくしがいただきますから、ご安心くださいませ」
 ふわりと優しい、けれど奥底になまめかしい大人の余韻を含んだ笑みを浮かべ、フェリシアはワインを含む。雪白の肌の内側からぽっと灯りが灯るかの様に頬が染まる。
「酒には強い。俺にもワインの杯を……」
 だが、カイムの願いを包帯だらけのイッキュウは厳しい顔で横に振った。
「未成年の3人には残念ですが、葡萄ジュースで勘弁いただきますぞ。冒険者の酒場でルラル殿も言っておられますからなぁ」
 イッキュウは3人のエンジェル達、プラチナ、カイム、シュエリンのグラスにはもっと薄い色の液体が入った瓶を取り、酌をする。
「それ程の美酒なれば我が身が味わう機会を得ぬのは仕方ないとしても、知人への土産の持ち帰りたいものじゃ」
 芳醇な香りはそのままのジュースを口にしたプラチナはクリムゾンの瓶に視線を投げる。
「ワインは飲めませんけれど、この葡萄、生で食べても美味しいですよぉ! ほら、ほら! もう止まりませ〜ん!」
 皮も種もそのままシュエリンはひょいひょいと葡萄を口に入れていく。
「仕事の後の一杯は最強ですぜー!」
 酒を飲んでもいないのに、シュエリンはハイテンションで叫び出す。
「さすがにクリムゾン……美味いな。ところでイッキュウには意中の女性はいるのか?」
 とろりとした芳醇な赤い酒を口に含む。酸味が残るが喉越しはいい。ヴァイスはグラスを揺らしながらイッキュウに声を掛けた。
「コイバナですか? ヴァイス殿」
「聞きたい、聞きたい!」
 お揃いの様に包帯だらけのタルウィスが食いつく。
 葡萄畑の酒宴はまだ始まったばかりであった。


マスター:蒼紅深 紹介ページ
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参加者:8人
作成日:2009/04/07
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