【食卓に潤いを】たこ焼きの巻



   


<オープニング>


「お兄ちゃん……今日帰ってくるの遅いなあ」
 鉄板の上でジュウジュウと小気味良い音を立てる物体を、鉄製の串の様なもので素早く回転させるようにひっくり返す少女が、ちらりと海のほうへと心配そうな視線を投げかける。
 普段であれば、獲物を片手にもう帰ってきている頃合なのだが……何かあったのだろうか。そわそわと落ち着かない心持ちで、鉄板から取り上げた物体を舟と呼ばれる入れ物に乗せ、自慢のソースと青海苔、そして鰹節を降り掛けていく。
「お待ちどうさまです」
 にっこりスマイルと共に、並んでいたお客さんにそっと商品を手渡す。ほかほかと立ち昇る湯気にゆらゆらと揺れる鰹節、そして空きっ腹に訴えかけてくるソースの香りに、嬉しそうな表情を浮かべたお客さんのお腹から、ぐぅ、と可愛らしい音が鳴る。
 照れ笑いを浮かべる客に、くすり、と少女が笑いを漏らしたそのときであった。

「バ、バケモノだ。バケモノが浜までついてきやがった!」

 血相を変えた少女の兄が、周囲の人々に逃げるように勧告しながら走ってくるではないか。その背後の浜では、赤く巨大な何かがウネウネと体を蠢かせている姿が誰の目からも確認できたのだった。

「海沿いの村にモンスターが現れた。至急行って退治してきてくれ」
 そう説明をするエルフの霊査士・セルフィ(a90389)の前のテーブルには、美味しそうな臭いを周囲に漂わせるたこ焼きが小皿に乗せられている。備え付けの串でツンツン、とたこ焼きを突付いているセルフィ。
「おっと、別に何の脈絡もなくたこ焼きを用意したわけじゃないからな。今回のモンスターなんだが、村でたこ焼きの販売を生業にしてる兄妹の兄が漁の最中に襲われたらしくてな、幸い命からがら逃げ出したようなんだが村付近までついてきてしまったらしい」
 成る程、それでたこ焼きか……と冒険者達を納得させるには、少々弱い説明であるように思える。
「それでそのモンスターの外見なんだが……ほぼタコそのものと言ってもいいだろう。ただし大きさは人が2〜3人は乗れそうな小船も簡単に沈めることの出来る巨体、8本以上ある足、そして茹でられた後のように真っ赤な体と、細長い口から墨の変わりに炎を吐く以外は」
 ぶすりっ、とたこ焼きに串をつきたて、中に入っているたこの足をほじくり出すセルフィ。中身を見た彼女は、ちっ、ケチったな……と謎の言葉を呟き、串を手放してしまう。今までたこ焼きに目を奪われていた今日も一日・ランティ(a90391)も、少々残念そうな表情を浮かべ、気を取り直したように疑問を呈する。
「そういえば、村の人たちは大丈夫なの?」
「その件なんだが、どうやらそのタコ型のモンスターは、波打ち際からあがってこようとはしないらしい。……体の表面が乾いてしまうからな。犠牲者が出ない、という点では幸いなんだが、漁に出ることが出来ず皆困ってるらしいな」
「それは大変だね。早くモンスターを退治してあげなきゃ! ――ところで、さ」
「ん? どうした?」
 声を少し落としたランティが、ゆっくりと言葉を選ぶようにしながら最後の質問をする。
「そのたこ焼き屋さんのタコは……大きいかな?」
「ああ……大きなタコと、秘伝のソースが自慢だそうだ」
 2人の視線は、無残にも串の突き立てられた小さな小さなタコの足に注がれていた。


マスターからのコメントを見る

参加者
蒼の閃剣・シュウ(a00014)
奇爵・レーニッシュ(a35906)
黒き咆哮・ルージ(a46739)
星槎の航路・ウサギ(a47579)
断章・グリフォス(a60537)
バカサバイバー・グレッグストン(a63039)
星を集めた音色・チユ(a72290)
獣哭の弦音・シバ(a74900)
淡い影・ルジット(a75997)

NPC:今日も一日・ランティ(a90391)



<リプレイ>

●緊張感はない
「ふふふ……ククク……」
 まだ夏にもなっていないのにけだるいほどの熱気に包まれた浜辺の村で、初っ端から不気味な笑い声を漏らしているバカサバイバー・グレッグストン(a63039)。
(「来た……絶好のシチュエーションが来た……! ここで俺がカッコよくタコを倒せば、プリティな妹さんは俺にメロメロ! そして俺達はたこ焼きにも負けんぐらいアツアツの仲に――」)
 時折何かを想像してか、ぐふっ、ぐふふ、という声が漏れていたり、面白がってツンツンと棒でつつく今日も一日・ランティ(a90391)にも気づかず、彼は有り余るほどの気力をその身に充填していくのだった。
「さあさっ! 我輩が責任を持って安全な場所へとエスコートを――え? それよりも早くアレを何とかしてくれ? むむ……残念だが致し方あるまい。レディ、此処で待っていてくれたまえ!」
 村の女性に急かされ、アデュー! と叫び浜辺の方へと突っ走っていく奇爵・レーニッシュ(a35906)。エスコートを素気無くかわした女性の見つめる中、我輩の実力、とくとご覧あれ! とでも言いたげなほどの勢いで、石に躓き盛大にすっ転ぶのであった。
「まさに赤い悪魔だね〜。……ところで、あの2人はいつもあんな感じ?」
「あう……いつもあんな感じなのですよ」
 やや暢気とも言える様子で呟く蒼の閃剣・シュウ(a00014)。タコが浜から出てこないことをいいことに、ざわざわと集まった村人達を遠ざけながら、傍らにいる星槎の航路・ウサギ(a47579)に問う。同じく見物人を誘導していたウサギは、乾いた笑いを浮かべそして目線は決して合わせずに、あはは、あはは、と笑うのであった。
「あの大ダコ、調理したらたこ焼き何人前になるんだろな……考えたら、腹へってきたべ」
「早く終わらせて、相伴に預かりたいところだ。勿論、カツブシたっぷりのやつにな」
 今回の相手はモンスター。ワイルドファイアの怪獣でもない限り、食べることは出来ない。凩に揺く・ルジット(a75997)自身もそれは分かっているのだが、後方から流れてくるソースの芳しい香りを嗅ぐと、ついついそんなことを考えてしまうのだった。そして同じくソースの香りに魅了されている獣哭の弦音・シバ(a74900)はといえば、早くも腹の虫が自己主張をし始めたようで、腹を軽く押さえ戦闘後の楽しみへと夢想にふけるのであった。
「真っ赤ですっごく大きいなぁ〜ん。美味しそうなぁ〜ん」
「どれどれ――話には聞いてましたけど、かなり大きいですね」
 じゅるり。流れる涎を拭いながら、遠眼鏡で大ダコを観察している黒き咆哮・ルージ(a46739)。レンズを通した視界の先では、ウネウネと巨大な触手を蠢かせながら、浜と波打ち際の間を徘徊している大ダコの姿があった。食い応えがありそうだ、とでもいう様にゆらゆらと尻尾を揺らすルージ。そこへ、村人達の誘導を終えた断章・グリフォス(a60537)が現れ、遠巻きからでも分かるその図体の大きさを改めて確認し、感心すら込められた言葉を吐き出す。
「よぉ〜し、もう大丈夫そうですぅ〜! 美味いものゲッターズ、出動ですよぉ〜♪」
 そうしている間にも村人達の避難は完了したのか、星の音色・チユ(a72290)が退治作戦の開始を元気よく告げる。各々自分の得物を構える冒険者達をよそに、既に自らを退治しようとしている者達の動きを気にも留めぬ様子で、大ダコはフラフラと浜を徘徊しているのであった。

●サービスシーンは?
「さて……いくぞっ!」
 仲間達が防御力の強化などを終えたことを確認したシバが、アビリティによって生成された真紅の矢を番える。数秒の沈黙の後に、ふっ、と鋭く吐き出された吐息と共に、一直線に大ダコへと飛翔した矢は、僅かに大ダコをそれ砂浜へと突き立つと、大ダコにも勝るとも劣らぬ赤い爆発を引き起こし、蠢く巨体を包み込む。
 一陣の風が吹き、爆風がさっと浚われ消える。爆風が引いた後には、巨体を躍動させ怒りに燃える大ダコの姿があった。勿論シバの放った矢の効果もあるのだろうが、それ以上に自らに敵対意識をぶつけてくる相手が気に入らなかった、というのもあるのだろう。しかしそんな様子も意にも介さず、更なる矢をシバは打ち込んでいく。
 ――! ――!
 声にならない声をあげるかのように、触手を苛立たしげに砂浜に叩きつけ、飛来する矢を叩き落す大ダコ。それによるダメージ自体はないのだが――いや、ないからこそ更に怒りを増幅させるのかもしれない。身に纏った触手を器用に伸縮させ、気味が悪いほどに素早くシバ達5人の冒険者達へと殺到する。
 そう『5人の』である。本来冒険者達は10人いたはずなのだが……。
「いい感じに浜から離れよったね!」
 喝采をあげ、大タコの背後を塞いでいくグレッグストンを初めとする『残りの5人』。完全に退路を塞ぐ形で布陣していく彼らの動きに、怒りに我を忘れている大ダコは気付きもしなかった。
「……さっさと来いよ! 焼かれるんじゃなく逆にたこ焼きにしてやるよ!」
 あからさまに見下したかのような仕草を取るシュウの姿に、勢いのまま数本の触手を突き出す大ダコ。だが力任せに突き出されたそれは、難なくシュウの剣によって捌かれてしまう。
「おまえさん、真後ろも気をつけたほうがいいんちゃう?」
 斬撃がぬめりを帯びた大ダコの背を大きく切り裂く。からかうかのように口元を吊り上げたグレッグストンの余裕すら感じられる様子とは対照的に、大ダコは自らの気付いていなかった更なる敵の増加に、ますます苛立ちを募らせていく。
 だが後ろに気を取られている余裕は、大ダコにはなかった。
「えいっ、えいっ、ウサギも頑張るのですよっ!」
 可愛らしい掛け声と共に繰り出されるその攻撃は、風を切る鋭い音と共に大ダコの体を高速で傷だらけにしていく。
(「なんだか……おっきなたこ焼きをひっくり返してる気分なのですよ」)
「うむうむ、我輩もここらでいい所を見せたいところ! ビシッと決めるのであるよ!」
 既に黒炎を身に纏っているレーニッシュは、銀狼達を操り大ダコの拘束を試みる。砂地を蹴り大ダコに飛び掛った銀狼は、容赦なくその光沢すら放つ赤い触手に牙を突き立てる! だが、大ダコもやられてばかりというわけにはいかぬ、とばかりに銀狼を吹き飛ばすかのような勢いで触手を振り回し、大きな体に申し訳程度についている細長い口から、大量の炎を噴出す!
 慌てて距離をとる冒険者達であるが、至近距離で吹き出された炎を完全にかわし切ることは出来ず、皆大小の差はあれ火傷を負う。
 どうだ思い知ったか、というように余裕を取り戻す大ダコ。しかし冒険者達の間に光の波が奔り、あっという間にその傷が癒されてしまうと、脆くもその余裕は崩れ去るのであった。
「火なんか吹いちゃ、危ないにゃ〜」
「あちち――ふぅ、助かったべ〜。タコは火じゃなくて墨を吐くもんでねぇんかよっ!」
 あっさりと傷を癒して見せたチユに、モロに炎を浴びて悶えていたルジットが礼を言い、そして仕返しとばかりにこれでもか! と目の前の赤い軟体に衝撃波をぶつけていく。
 自らの圧倒的な不利な状況に、今更気付いたのだろう。逃げ道を塞ぐ冒険者達が居ることすらお構い無しに、反転して逃げ出そうとする大ダコ。しかし、そう易々と冒険者達がそれを許すはずもない。
「逃がさないなぁぁん!」
 気合の篭ったルージの叫びが、大ダコの動きを止める。食べ物がかかっているときの彼の怒号は、巨大タコすら身を竦ませるほどであったのだった。
「お腹……すきました……」
 たこ焼き、たこ焼きなぁ〜ん、と呻くように呟くルージになんとなく親近感を覚えつつ、タコの足を力いっぱいぶん殴るランティ。そういえばたこ焼きを楽しみにしていたので、朝ごはんを食べてなかったんですよね、とか思いながら。
 あまりにも無残に、文字通りタコ殴りにされていく大ダコ。はっきり言って、勝機はほぼない――だがそれ故に、最後に死に物狂いの抵抗をするのだ、とも言えるのかもしれない。
 今までにないほどの動きを持って、ガシイッ! と冒険者のうちの一人をその手中に収める大ダコ。その生贄、いや犠牲となったのはシュウであった。
 大ダコの太い触手が躍動し――。
「シュウの体をくまなく弄り始め、優しくも逞しい、まるで愛撫されているかのような奇妙な感覚に襲われたシュウは思わず――」
「アッー! ってそんなわけないでしょうが! 妙なナレーション入れる前に助けてちょーだいよ!?」
 勝手によくわからないナレーションをつけ始めるグリフォスに、慌てて突っ込みを入れるシュウ。一部ノリノリだったような気もするのだが、その辺は愛嬌というものだろう。
「すいません、俺……毒消しの風しか出来ないんです」
「いやいや、それで十分だと俺は思うんだけど! というか、出来るといいつつ、してくれる気ないんだね!」
「拘束されてるのがシュウさん1人ですから……2人以上で使う予定でしたから」
 そこをなんとかー!? と騒ぐシュウを尻目に、細身の剣をザクザクと大タコに突き刺していくグリフォス。そんな彼の様子に、もう半ば開き直ったかのような様子で、自らを拘束する触手に文字通り齧りつくシュウ。その表情は、ちょっとだけ泣きそうであった。
 そしてシュウが拘束されたまま、戦闘は続く。最後までシュウが拘束されていたかどうかは――あえて此処では語るまい。
 ただシュウの名誉のために言うならば、グリフォスのナレーションのようなことはなかった、はずである。

●今回も勿論頂きます
「カツブシ、たっぷりで頼む」
 ぶっきらぼうな印象すら持たれることもままあるシバであるが、手渡されたたこ焼きを見つめるその表情は、まるで童子のような純粋な愛嬌があり、結果それを見た村の子供達にじゃれ付かれ困ったような笑みを浮かべるのであった。尚、それを見たレーニッシュが手をワキワキと動かしながら近づいていったのだが、心ある村人達に羽交い絞めにされ暫しの間姿を消した。

「ふー、ふー、はふはふ。たこ焼き美味しいなぁ〜ん!」
 火傷をしないように、息を吹きかけて冷ましながらほくほく顔でほお張るルージ。ちなみに余談ではあるのだが、大タコの足を切り取って食べようとしたルージであるが、モンスターは食べることが出来ない……というか、食べると色々と不味いという仲間達の必死の説得によって諦めたのであった。

「タコタコタコ……タコの大きさはっと――おおっ、さっすがでっかいべ!」
 爪楊枝で器用にたこ焼きの中を開けたルジットは、期待通りのタコの大きさに満足げな笑みを浮かべる。このご時世、巨大タコとは名ばかりの具材をケチった物が横行する中、満足のいくものに出会えたときの喜びは一入である。
「それじゃいっただっきまーす♪」
 ――直後、出来立ての熱さに目を白黒させながらルジットが飛び上がったのは、此処だけの話である。

「妹さん、俺のナイスな戦い見ていてくれたかーい?」
「あ……ごめんなさい、たこ焼きを必死に焼いてたもので――」
「そんな……あほな……」
 ガックリと崩れ落ちるグレッグストン。その際しっかりとたこ焼きを受け取っている辺りは流石である。流石に仲間達からも同情のような視線が投げかけられる。
「く……くぅ! こんなもんじゃへこたれんよ! コホンッ、気を取り直して――やっぱりあれやね、あのでかいタコ使うたらどんだけデカイたこ焼きが……とも思ったけど、たこ焼きは一口サイズのものをはふはふ言いながら食うのが一番ってもんや!」
 よっしゃー! やっぱ今回も俺ええこと言うた! といつも通りのグレッグストンであった。仲間達はいつも通り、やっぱり見なかったことにした。

「ふぅ、今回は酷い目にあった。まあでもたこ焼きでお腹も膨れたし、その辺はチャラ――そうそう、お腹一杯になったからウサギ鍋は今度だね」
「むぐぅっ!?」
 シュウの謎の呟きに、思わずたこ焼きを喉に詰まらせるウサギ。ドンドンドン、と苦しそうに胸を叩きながら、恨めしそうにシュウを見つめる。当のシュウはといえば、隣に座っていたランティとどこ吹く風といった様子で雑談中である。
 後にウサギは語る。時折ランティがチラチラとウサギを盗み見ながら、鍋、鍋、と呟いていたと。その目は確かに、獲物を狩る者の目だったと。
「ウ、ウサギはタベチャダメ――」
「そういえば、ウサギって美味しいんですか?」
「あう!?」
 歯についた鰹節を爪楊枝で取っているグリフォスが、話題に参戦。まさかの敵勢の増加に、ウサギたじたじ。
「だ、だからウサギは」
「そういえば昔どこかで聞いたお話なんだが、ウサギは他の動物のように捧げる供物がないから、自ら火に飛び込んで供物としたらしい。すごいな、ウサギさん」
「あ、あう! 周りは敵だらけ……誰かウサギをヘルプなのですよ!」
 村人達は、そんな冒険者達の様子を微笑ましく見守っていた。

「わたしはソースだけがいいのですぅ〜、他に何かかけちゃイヤですよぉ〜」
 チユの注文に、ちょっと待っててくださいね〜! と元気よく返しながら、手際よくたこ焼きを焼いていく妹さん。お兄さんも後ろの方でにこにこと笑いながら、その様子を眺めている。――余談だが、お兄さんはタコを獲る専門で、焼くのは門外漢なのだとか。
「ふぅ〜、ふぅ〜、そういえば、今回はレーニッシュさん普通に食べてるかにゃ〜?」
 手渡されたたこ焼きを冷ますチユは、こっそりといつも珍騒動を起こす人物を探すのであった。

「ひ、酷い目にあったのであるよ……我輩はちょっともふもふを狙っただけだというのに――ううっ! しまったー先ほどの戦いで持病の『指先ふにゃふにゃ病』がー」
 その人物は実はチユのすごく近くに居た。そしてたこ焼きを受け取った瞬間、いつも通りの彼の暴走が始まるのである。
「麗しき! 麗しき乙女の『あ〜ん♪』で食べさせてもらえばきっと美味しく食べられそうな――え? 俺が食べさせてやるからこっち来い? え、あの、その、うわーい、なんだか急に調子が良くなったから1人で大丈――あっ、やめ、やめてっ、耳引っ張らなごめんなさいごめんなさ――」
 そのままたこ焼き屋兄に連れられどこかへ消えていくレーニッシュ。期待を裏切らない男である、とチユは毎度の事ながら感心しつつ、美味しくたこ焼きをほお張ったのだった。

 小さな海沿いの村で今日もまた、冒険者達は食卓の危機を救ったといえるだろう。
「というわけで次回もお楽しみに!」
 そうグレッグストンがポーズを決めながら宣言していた。……ような気がする。


マスター:原人 紹介ページ
この作品に投票する(ログインが必要です)
冒険活劇 戦闘 ミステリー 恋愛
ダーク ほのぼの コメディ えっち
わからない
参加者:9人
作成日:2009/05/21
得票数:冒険活劇2  ほのぼの7  コメディ9  えっち1 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
   あなたが購入した「2、3、4人ピンナップ」あるいは「2、3、4バトルピンナップ」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 マスターより許可を得たピンナップ作品は、このページのトップに展示されます。
   シナリオの参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。