ホワイトガーデンを救え!〜決死の探索行へ



<オープニング>


●切り開く道
 今、冒険者の酒場では、パルシアから発見されたディアスポラの塔から繋がる浮遊大陸・ホワイトガーデンへの冒険に向う者達で賑わっていた。
 かつては虹の園とも楽園とも呼ばれていたかの場所は、今ではエンジェル達はパルシアで騒ぎとなった異形・ピルグリムに襲われ、荒廃の一路を辿りつつあったのである。
 同盟諸国はその状況を知ったものの、自らの存亡に関わらぬ事、同族が居らぬ事を理由に救助活動の要請を冒険者に向けて出す事はなかった。だが、
 冒険者は各々の思いのみでホワイトガーデンへと向かう。依頼で無くとも、依頼人が不在であろうとも、霊査の助力が無くとも。彼らは彼らの意思のみで切り開く事を選んだのだから。

 賑わった酒場の片隅で、鋼鉄の護り手・バルト(a01466)は、卓についていた宿望の黒騎士・トール(a90101)の隣にかけて声をかけた。
「実はホワイトガーデンに一緒に向かって欲しいんだ。手伝ってもらいたい」
 酒場の給仕が置いた、エール酒の入った杯を手にとって開けると、トールは話を聞く素振りを見せた。
「俺達でも何か出来ないかと思ってな、付き合っては貰えないか? 目的はパルシアへの支援、エンジェル達の避難と同時にホワイトガーデンの地形情報の把握とグリモアのある聖域への調査。勿論、一度に全部という訳じゃないが……」
 やらなければならない事は数多くある。仲間と話し合ったが、やはり出来る事には限りがあるのだ。バルトはそう考えつつ杯を開けながら、話を続けた。
 家を建てる為には先ず基礎からだ。基礎なくして、家を建てる事は成り立たない。その手始めとして、パルシア護衛士達が設置予定とする拠点の周囲に点在すると思われるピルグリムの数を減らす、というのが最初の目的となった。
「……良いだろう。暫く暴れていなかった事もある、団長の意向に付き合おう」
 そこまでバルトの話を呑みながら聞いていたトールが、満足気な笑みを浮かべて頷いた。

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参加者
赫風・バーミリオン(a00184)
水月・ルシール(a00620)
鋼鉄の護り手・バルト(a01466)
邪龍導師・ムーンリーズ(a02581)
破城槌・バートランド(a02640)
黒紋の灰虎・カラベルク(a03076)
法の使徒・バルダッサーレ(a03343)
温・ファオ(a05259)
NPC:宿望の黒騎士・トール(a90101)



<リプレイ>

●森
 ディアスポラの塔と白き庭を繋ぐ、巨大な扉を潜った冒険者達は、パルシアの霊査士が辿った道を手繰る様にして目的地へと向かっていた。
「こちらの方角だと思ったが……」
 地上のパルシアとを行き来する護衛士から、拠点を据えた街の位置を塔内の昇降機傍で窺う事が出来た鋼鉄の護り手・バルト(a01466)は、口頭のみであったものの街の大まかな方角を把握し、他の仲間を連れて足を進めていた。
「……本当に大丈夫なんだろうな、団長」
 術士を中心に据える形で展開した布陣の正面を任された宿望の黒騎士・トール(a90101)が、一抹の不安を感じてか、バルトに念押すように口を開く。
「大丈夫ですよね、バルト」
「私も一緒に聞いていましたし、ご安心を」
 トールの問いかけに水月・ルシール(a00620)がにこやかに答えると、バルトの隣で後方の守りについていた月光の天牙・ムーンリーズ(a02581)が助け舟を出すかの様に笑みを浮かべる。
「ま、仮に迷ってもピルグリムの奴と遭遇したら倒せば問題ないだろうさ。なぁ、ムーン?」
 ルーン文字の刻まれた蛮刀を肩に担いだ、魂の現場監督・バートランド(a02640)がムーンリーズの方に振り返って快活な笑みを浮かべて見せると、法の使徒・バルダッサーレ(a03343)が感じていた緊張感が和らぐ。
「バートランドさんが居られると心強いですな、私も見習いたい物です」
「うんっ、俺もそう思うよ」
 相槌を打ちながら、周囲の様子を赫色の風・バーミリオン(a00184)は警戒する。同じく、温・ファオ(a05259)も事前に用意していた遠眼鏡でバーミリオンの見ている方向とはまた別の箇所に注意を向けていた。
「やっぱり良く知っている人と一緒に行ける冒険ってちょっと嬉しいかも」
「そうですね……ちょっと危ない冒険かも知れませんけど」
 楽しげに歩くバーミリオンにファオははにかみながら同意する。馴染みの面々と一緒と言う事はやはり安心感が大きいのである。
「ピルグリム、まだ見えませんね」
「皆で警戒しつつ移動、か。色々調べる事も多いし……」
 山ほどあってまいっちゃうね、とファオとバーミリオンに向けて、1人のほほんとした様子で黒紋の灰虎・カラベルク(a03076)が気負った様子なぞ、微塵にも見せずに朗らかに笑う。
 他に遠眼鏡を持っていたカラベルクやルシールらと2人体制で交代しつつも警戒を緩めず、伝えられた方角へと歩みを進めていた一行は、話に聞いていた町の傍にある森の一端らしき場所へと辿り着いた。
 何故「らしき」なのか。それは至極簡単な理由で、森がそれなりの広さな為に森の向こう側が窺う事が出来なかったからである。
「そろそろ気を引き締めないといけないかも、ね」
 カラベルクが今までは感じられなかった、筆舌し難い威圧感の様な物を察知して、腰に下げていた蛮刀を抜き払った。今まで培った冒険者としての感と、ストライダーの類稀なる反応力が彼にこれから迫る危険を伝えたのかも知れない。
「あ、あちらを見てください!」
 遠眼鏡で周囲を見張っていたルシールが空のある一点を指差して鬼気迫った声を上げた。彼女の指し示した先には――


●空と、大地と
 この付近に潜んでいた群か、時間によって定期的に流れを変えるホワイトガーデンの風に乗って、蝶の様な羽根を生やした20体程度のピルグリムの群がバルト達目掛けて向かって来たのだ。冒険者達の姿を見つけ、群は風に乗る事を止めて羽ばたきによる飛行へと切り替えて加速する。
「皆、隊列を整えつつ迎撃するぞ!」
「列を乱さず、気持ちを落ち着けてください! 慎重に相対すれば勝てない相手ではありませんから!」
 白い蝶に似た異形達の姿を確認したバルトとムーンリーズが激を飛ばすと、冒険者達は予定していた通りの布陣を敷いた。バルダッサーレが保険としてフォーチュンフィールドを発動させて、布陣内の地面を淡く発光させる。
 目前の戦いに高揚しているのか、トールが愉快だと言わんばかりに笑みを浮かべる傍に近づいたルシールは、隣に居たバルトの腕にそっと触れ、誓う様にそっと告げた。
「私はいなくなりませんから……一緒に帰りましょうね、バルト」
「……頼む」
 その言葉に僅かな時間であったものの、バルトは抱きしめつつ答えた。その短い言葉の中で彼女を護るべく、誓いの念が込められていた。
 前衛正面にトールとバートランド、左翼にバーミリオン。右翼にカラベルクを置いて術士であるファオとバルダッサーレ、ルシールを中央に据える形でバルトとムーンリーズの2人が後衛についた、支援中心の術士達を囲う形で展開して敵の接近に対応する。回復や攻撃補助を効率的に行える、良い陣形と言えよう。
「ルシール嬢、左側をお願いできますか?」
「ええ、誰も失う積りはありませんし……頑張りますね」
 前衛の4人が接触する前にムーンリーズがニードルスピアを、ルシールが紋章印を描いて無数の光の線を放つ事によって、空に舞う白い異形の群を削り、前衛の支援を行う。そうして彼らの攻撃によってダメージを受けて落ちてきた個体を、手近な物が蛮刀など、手にした獲物を振るって止めを刺していく。
 それでも彼らが巧みに放つ攻撃を、網の目を抜ける様にして接近してきたピルグリムはバルト達の頭上から衝撃波を放って攻撃を加えてくるが、ファオとバルダッサーレの2人が、怪我の具合を見ながらヒーリングウェーブで前衛を癒す。
「頭上の奴らは私が落とします、皆さんは目の前の敵に集中して下さい!」
 ムーンリーズが陣形を維持しつつ頭上に向けて、再度、針を放つ事で仲間の損耗を最小限に抑えていた。そうして順調に善戦し、数を減らしつつあったが……
「バルトさん、森です! ……来ます!」
 バルダッサーレがそう叫んだ刹那、森の中から10体前後のピルグリム達が押し寄せてきた。
 頭上の飛行型と連係するかのようなタイミングで現れたピルグリム達は、鋏のような腕を振り上げて、体当たりを仕掛ける。トールはどうにか受け止めると、手にしていた獲物で真っ二つに寸断して見せた。
「糞ッ……どうにか頭上の奴らを始末せねば……」
 視線を中空に向けると、空を舞うピルグリムが産卵管を伸ばして頭上から攻め立てているのが分かる。勿論、産卵管による攻撃を行っているのは空からの異形だけでなく、今森の影から現れた個体達もまた、両腕にある巨大な爪と産卵管を巧みに用いて、カラベルクやバーミリオン達を餌食にしようと執拗に攻撃を繰り返していた。
 横合いから襲撃された所為で、フィールドの範囲外に押し出される形となってしまった事もまた、トールの危惧を大きな物としていたのである。
「このままじゃ危ないのね……!」
 普段彼が持つ雰囲気とは裏腹に高い身長を利用して、長身から繰り出される破壊力を無駄なく両手に握られた剣を叩きつける様に振り下ろすと、一撃を受けたピルグリムは肩口から股下まで寸断されて白い体液を撒き散らす。
「この――鬱陶しい!」
 蛮刀を空に向けて横薙ぎに振り抜き、襲い掛かるピルグリム達に斬撃の波動を放つカラベルク。頭上からの攻撃を行う異形達を相手にするには、やはり地に縫い止められた彼らには些か手に余る物があった。更には地上からの二面展開をされてしまっては――
「カラベルク!」
 煩わしさを感じる彼の背後から、ムーンリーズが叫びと共に放つ無数の針が異形の白い翼を貫いて叩き落す。次いでルシールのエンブレムシャワーがバーミリオンとトールの頭上から空へと撃たれる。
「ここは私達が、皆は新しい奴等を!」


●猛攻
 急に現れたピルグリム諸共にルシールが放つ光の雨が降り注ぎ、貫く中、ムーンリーズのニードルスピアが飛行する異形達に向けて手傷を負わせていく。そんな中、ルシールが牽制する森からの襲撃者の中に、一体だけ一際大きな個体が見て取れた。
 ピルグリム達はその個体の周囲を取り囲むようにして、空と地上から、正面に居たバートランドとトールに容赦無く波状攻撃を仕掛けてくる。
「こいつぁ面倒な相手だぜ……!」
 頭上から放たれる衝撃波に悪態をつきながら、バートランドは目の前に居たピルグリムに必殺の一撃を叩き込むと、新たな標的を探す。
「回復します……!」
 空からの攻撃で負傷した重騎士たちの様子を見たファオがヒーリングウェーブを用い、彼らの傷を癒す。
 彼ら重騎士が身に付ける鎧や防具は術士が放つ、心属性による衝撃波やアビリティに殊更弱い事が多い。その為、良く相性が悪いと揶揄されるのであるが……今の彼らは正にそれで、中央に居たファオやバルダッサーレ、ルシールと比べて明らかに負傷の度合いが違っていた。
「このままでは……一気に押し切らないと……!」
 空に舞う4体ほどが彼の放った針の洗礼を受けて地上に落ちると、その時々に手が空いた物が随時止めを刺していく。
「兄貴、後ろっ!!」
「なぁッ!?」
 1匹のピルグリムと拮抗した大立ち回りを見せていたバートランドの後方から、増援の中でも殊更体躯の大きな個体が勢い良く迫る。目の前の相手に気取られて一瞬、反応が遅れたバートランドは右後ろから痛烈な体当たりを受けてしまい、陣形が崩されてしまう。
「しまった!」
 バルトは咄嗟に駆けて、ルシールの肩を掴んで自分の後ろへと引き込んだ。だが、それが彼の出来る限界だった。陣形の中央に入り込んだピルグリムは頭部から生やした、尻尾の様に長い産卵管を鞭の様に首で振るうと、真正面に居たファオの胴体目掛けて叩き込む。
「……く、くぅ……っ」
 重い衝撃と共に、ファオの腹部に刺す様な痛みが走るが、受けた一撃が余りに痛烈であったため、中々起き上がる事が出来ない。
「ファオさん!」
 隣に居たバルダッサーレがそれ以上の攻撃をさせぬ様、手にした宝珠から放たれる衝撃波で牽制をかける。彼が無茶と取れる行動に出たのは、身に付けたローブと手袋が与えた安心感からであった。
「危険だ、バルダッサーレ!」
 悲痛な声で制止を叫ぶバルト。ムーンリーズと共に次いで駆け出すが、時既に遅く。バルダッサーレが宝珠を握る腕に向けて、鞭の様にしならせた産卵管を打ち込まれてしまうのだった。
「このぉっー!」
「ここは俺が引き受ける、そのデカ物をさっさと潰せ!」
 相対していた異形を切り伏せつつも、焦りの色を隠せないバーミリオンに、トールが焦りを帯びた声で激を飛ばすと、僅かな時間を稼ぐ為に群の中へと飛び込んで行く。幾ら鎧進化で強化をしようが多勢に無勢、そう長くは持たないだろうが――
「此処まで取っておいた甲斐が有りました、が――」
 苦虫を噛み潰した顔をしつつ、ムーンリーズがヒーリングウェーブを用いると、ファオとバルダッサーレが受けた痛みが癒され、2人はどうにか立ち上がって身構える。
「行くよ」
 自らの背後を心配する必要が無くなったカラベルクは振り返り、その勢いを殺さず余さず蛮刀に乗せて真一文字に振り抜いた。その一撃で特徴的とも言うべき巨腕が肩口から寸断され、白い体液と共に宙を舞った。
「ルシール、援護を!」
「さっきのツケを倍付けで返してやるぜぇ!」
 斬り飛ばした腕が地に落ちたと同時に、バルトとバートランドが隆々とした筋肉を持った体躯を生かして、前後から互い違いに刺し違えぬ様にずらしつつ突撃をかけた。
「これで、とどめッ!」
 手にした獲物を捻り、傷口を抉りつつピルグリムの横に2人が身をかわした後に、跳躍したバーミリオンが炎を纏わせた両手剣を振り被る。
 腹と左腕を失った異形がよろめきながらも振り返ると、顔の正面から勢い良くファイアブレードが叩き込まれた。バーミリオンの体重を加味した炎の剣はピルグリムの表皮を断ち割り、胸の中程までに食い込んでその命を絶った。


●事は終わって
 群の頭を失った事が直接的な原因となったのかは分からないが、暫しの間、ピルグリム達は動作が緩慢となった。その隙を逃さずに攻め立てたカラベルク達の戦闘は苛烈を極めた。猛る彼らを前にして、残された異形達は倒されつつも、群の一部が逃走出来た頃には既に日は傾いていた。
「……済まねぇ兄弟、それに皆」
「何を言ってるんですか、バート……らしくないですよ」
 夕焼けの中、気落ちした様子のバートランドに肩を貸していたムーンリーズが、何を今更と苦笑する。だが、彼のその表情の裏側では言い表せぬ不安が混沌の如く渦巻いていた。
 ピルグリムに刺され、星型の痣を受けた者の末路はパルシアからの話で耳にした事がある。高熱を発し、衰弱した後に寄生した生物の体を食い破られると。
 あの時突破された際に、バルダッサーレとファオがピルグリムの産卵管による一撃を受けてしまった一部始終はまだムーンリーズの瞼の裏に焼きついている。
「大丈夫ですか、ファオ」
「は、はい、大丈夫です……」
 ファオの様子を見るべく、彼女と共にいたルシールはそっとファオの上着を捲り上げると、バルダッサーレの腕に有った物と同じ痣が其処にあった。僅かに覗く白い肌、臍から少し下辺りにくっきりと星型の痣が印されている。
「やっぱり、あったんですね」
「……」
 痣を見て強張ったルシールを見たファオは、自分の身がどうなったかを知った。
 針で刺したような痛みが腹部に走った時、真逆と思いつつも、ファオの心中に確信もあった。そっと痣の傍に指を這わすと、癒された為、傍目には分かり辛いが、刺し傷が出来た痕がくっきりと残っている。
 指の感触と共に、刺されたと言う事実をただ黙して受け止める彼女であった。
 ファオの服を整えて、無言でルシールが頷くと、ファオは「大丈夫ですから」と強く答えた。いや、そうしなければ、自分の中の何かが折れてしまいそうだったのだ。
「……動けますか」
 そんな2人の様子を窺っていたバルダッサーレが声を掛けた。彼もまた、腕に刻まれた痣によって、出発した時に見せていた陽気は薄れていた。そんな彼の後ろではバルトが手を上げて、引き上げる仕草を見せており、どうやら地上へ帰還するようだ。
「……護り切れなかったね」
「―――」
 2人の姿を見て、カラベルクが傍にあった樹をがつりと殴りつけながら、無念そうにトールに向けて呟いた。
 トールは僅かにカラベルクの顔を見返すと、傍に転がっていたピルグリムの屍骸に険しい表情を見せた刹那、獲物を一閃させて首を落とした。
「……またか」
「ファオさんもバルダッサーレさんも、大丈夫だよね、元に戻るよね?」
 言い表し難い不安に襲われたバーミリオンがカラベルクとトールに問いかけるが、彼らが彼の求める答えを出せる事は無くて。
 この周囲に展開していた群の一つを潰すと言う目的を達しつつも、帰還する彼らの足取りは酷く重かった。思っていたよりも、酷く、辛く、苛まれるような気持ちを抱いて、一向は塔の昇降機へと向かい、歩き始めるのだった。


マスター:石動幸 紹介ページ
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