美しきはキミの横顔〜女装大会



<オープニング>


「だから僕はそんなの出るつもりはないって言ってるでしょ!」
「まったく、聞き分けの悪い子ねえ……、あら、ちょうどいいわ。ねえ貴方、女装大会に出てみない?」
 ぐいぐいと、腕を引く女性ーベレッタは足を止めてこちらを振り向いた。
「女装……大会?」
「ええ。大会って言っても難しくなんかはないのよ。かわいい男の子は女装してくるってだけだから」
「十分おかしいよ!」
 なんて事はないでしょう? というベレッタに捕まれた腕を振り払うことのできないまま、庭園の守護者・ハシュエルはそう声を上げた。
「まあ、ちょうどいいじゃないハシュエル。ここで一緒に行ってくれる方がいるから」
「いや、答えてないし」
 ここ、と冒険者たちを指さしてベレッタはふわりと微笑んだ。踊り子の美しい衣装に身を包んだ彼女は、姉さん、と声を上げるハシュエルの声も、いや、答えてないんだが、という彼らの言葉すらも耳には入ってないようだ。
「そうしたら貴方も一人で寂しくないわねー」
「ちょっと、誰が出るって……」
 ふわ、と笑みを浮かべていたベレッタがそれこそ怖いまでに美しい顔をしてハシュエルを見た。
「一人は嫌だと言ったでしょう? だったらほら、これで大丈夫じゃない。大会はいいわよ〜、お菓子も紅茶もでるんだから」
 ベレッタの話しでは、女装大会とは女装する本人と必要であるのならばメンバーとで出場し、簡単な芸ーといっても一発芸みたいなものだーを見せるのだという。参加者には紅茶とケーキの簡単なティーパーティーが催されるということだった。
「そうそう。ハシュエルの方の推薦の方がいてもいいわねえ……」
「……僕に、拒否権はないんだね……」
「あら、パーティーには貴方の好きなブルベリーのタルトが出るのよ。いいプレゼントでしょう?」
 にっこりと一つ、ベレッタは笑って見せた。

マスター:秋月諒 紹介ページ
女装大会です(爆)
女装する本人と、その子の推薦者(人数問わず)で出場してください。参加者には、参加賞と紅茶とケーキのティーパーティーがあります。
芸といっても、一緒に女装したメンバーといるだけで芸です!というのも有りですし、誰か男の人(男装の人)に手を引いてきてもらうってのも大丈夫です。

……ハシュエルも組んでくれる方とか、いるようでしたら……
あ、パーティーではとりあえず何をしても良いって事で。

参加者
NPC:庭園の守護者・ハシュエル(a90154)



<リプレイ>

●開催女装大会
 大会は、晴天の元に開催した。白いテーブルと用意されたケーキが並んでいく中で、不機嫌そうする庭園の守護者・ハシュエル(a90154)の姿に、朽澄楔・ティキ・ロストフィーツ(a02763)がそう口を開いた。
「なぁ、ヤケとはいえ、きっちり自前でキャミソール用意するのは人生投げすぎなんじゃねえのか、ハシュエル……? 」
「これはっ」
 体の線が出る黒のキャミソールを掴んで声を上げるハシュエルに、肩にぽん、と白い手が乗る。凍てつく心を隠す仮初めの微笑・アシュタルテ(a16003)だ。
「大丈夫綺麗にして差し上げますから〜」
 笑みを浮かべたアシュタルテがハシュエルを引きずっていく。ティキは、そんな2人を視界の端に並べられたケーキの品定めを始めていた。

「出るからには優勝狙えよ、お前ら! 」
 更衣室には、逆巻く風塵・サイ(a07847)のそんな声が響いていた。
「これはかなり恥ずかしいな……」
 そう零したのは若き燕の翔剣士・シュエルト(a11554)だ。純白のウエディングドレスに身を包んだシェルトの髪はアップにされ、白い項に一房こぼれた金色の髪が触れている。
「やっぱり着なくちゃいけませんか? 」
 ぴっちりした黒のキャミソールを片手に砂漠の魔術師・フィリオ(a08867)がそう呟いた。

「……まぁ、程々に頼むね……」
 蒼天の守護拳匠・シェードは白のロングドレスで椅子に腰掛けたまま嬉々とした様子で化粧道具を広げる妹ー空炎の盾・エファ(a11158)を見ていた。
「ふふ、お兄ちゃん似合ってるよ〜」
 地の顔でいけるから化粧は少しだけ、出来上がったシェードの姿にエファはうれしそうに笑みを浮かべてその腕に抱きついた。

 宵闇の調べを刻みしは円月刀の・リノア(a14446)は、たいがー艦長とその副官の・ンニャンテに華やかなドレスを着付ける。ンニャンテには嫌がる素振りもない。先に着替えを終えていたリノアは騎士風の男装で、最後に扇を手渡した。
「これでよしっ上出来です〜、よくお似合いですよ」
 にこ。と笑ってリノアはンニャンテに手を差し出した。
「参りましょうか。姫、お手をどうぞ」
 一つ、言葉をのせて。

「……さて、何で俺はこんなところにいるんだろうな」
 黄昏閃刃・エクサス(a01968)腕を組んだまま推薦者である紫烈堕天・ユギ(a04644)が差し出した秘書風のスーツを見た。
「だって女装させてもくーるでかっこいいと思うし」
 熱く語るユギは、スーツを広げて丈を確かめて眼鏡を渡す。
「まあ……出るなら出るでやれるだけやるとしよう」
 エクサスは小さく、そう呟いた。

 黒のドレスを片手に、にんまりとしていたのは地獄へと誘いし死神・リート(a09998)だった。白のフリルの使われたドレスに袖を通す。
「やべぇ……レンタルするドレス、間違えたか? 」
 裾が短い。
「これでいくか……」
 リートは膝を曲げた状態で着たドレスのまま更衣室を後にした。

「んで、次がこれだ」
「……女の物のだね」
 ノースリーブのフリルの多いドレスで座るハシュエルに荒野の青騎士・ランダートは買ってきたアクセサリーをつけていた。
「……嫌か? 」
 不機嫌そうにするハシュエルにランダートがそう言えば、う、と声につまる。口では悪態つきつつも為すがままのハシュエルに、ランダートは小さく笑った。こういう所が弟属性なんだろう、と思いながら。

「コレを着ていただきます♪ 」
 黒のふりふりのドレスを片手に、夢想の中で佇む泡沫神子・セイル(a11395)はそう言って腰まで届く程のかつらをぽん、とかぶせる。
「お前の持ってきたのを着るとこの先生きていけなくなる」
「お化粧もしましょう♪ リップはナチュラルで……」
 同じ黒でも、ふりふりはないドレスを持ってきた天下の酒豪・カスラ(a13107)にセイルは笑みを浮かべて化粧を促す。
「セイル、」
「眠りの歌って手もありますね」
 にこ、と笑みを浮かべたセイルにカスラは負けずに視線を向けていた。

「ただ、見てるのは暇だな……」
 会場にはいくつもの白いテーブルが並べられていた。その風景をぼんやりと見ていたのは昊斬の颯・ハーク(a16699)だ。
「いっそ、俺も女装しよう……」
 冗談めかして言葉にハークの背にふと、影がかかる。
「……シキ」
 か? と声をもらすハークの前に立っていたのは、背中の開いたドレスで笑顔を見せる黒衣・シキ(a15122)だった。
「まさかとは思うけど、女装しないつもりじゃないよねー? 」
「さ、さっきのは冗談だ! 俺は女装なんかしないぞ! 」
 深い蒼の色のドレスを着て、片手にはスクール水着を手にしたシキにハークは踵を返して走り出す。
「逃がすかァァァァ! 」
 ドレスの裾を掴んで走るシキの前を行くハークに向かって、何かが光った。
「先輩! 」
 捕獲用に銀狼を放ったハシュエルは、笑みを浮かべて紅のドレスを靡かせる。抵抗空しく引きずられていくハークの頭上では大会開始の宣言がされていた。

●芸は芸でも……
「この大会、必ずや女装界の輝かしい未来に繋がるだろう。……お互い、ベストを尽くそう、ライラ」
 清々しい顔で赤き復讐の竜鬼姫・シュゼット(a02935)は唄を紡ぐ幻蒼奏者・ライラブーケ(a04505)にそう言った。
「そうだね」
 ライラブーケは燕尾服に片眼鏡で、シュゼットの言葉に頷いた。
「らいらおねーちゃん」
 礼装のドレスを着た暖かく柔らかき風・リスリム(a05873)に声に頷いて席へと向かう。持参したブルーベリーのタルトとチーズケーキをテーブルの前に、うれしそうな顔をするリスリムに、ライラブーケは微笑んだ。

「こんな格好でいなくちゃいけないなんて……」
 紫輝の術法師・エルフィード(a00337)白のスカートに呟いた。
「こうなりゃヤケだ!」
 可愛らしい服を着こなして、朱の爆風・レドビイ(a00542)はぐ、と拳を握って舞台へ向かう。その後をエルフィード、暁の傭兵・ラギシエル(a01191)、白き一陣の旋風・ロウハート(a04483)が続く。
「光の使者! ピュアブラック! 」
「光りの使者……ピュアホワイト……です」
 宣誓するようなレドビイの声の後に、エルフィードがそう声を出す。
「光の使者・ピュアレッド参上★  」
「光の使者、ピュアパープル参上! 」
 ラギシエルに続いてロウハートが声を上げた。
「モエピュア・マーブルストリーム! 」
 必殺合体攻撃が決まった所で音色を操る白ネコ術師・マルス(a05368)の声が上がる。
「モエピュアに清き一票をよろしくね♪ 」
 マルスの宣伝が響く中、ロウハートは去り際にくる、と振り返る。
「これからも、モエピュアをよろしくね」
 これにて一番手終了。

「さ、逝こうか……新世界へ」
 ユギはオールバックにホスト服で秘書風スーツに眼鏡のエクサスをエスコートする。
 紅朧月・アレイスト(a09360)は扇子を閉じて静かに立ち上がる。着物に髪を下ろしたその姿に、推薦者である焔舞蝶・ウィルア(a06858)ほお、と息をもらした。
「皆で食べれるし、ちょうどいいだろう? 」
 女性の声音でアレイストはそう言うと、自家製の抹茶ケーキをふるまった。
 次は、同じく着物の紅月司魔王・リィズ(a01358)と眠りの森の布団姫・ティフェル(a05986)だった。
「ケーキ食べたいなら我慢して下さいね! 」
 そう声を上げて、力一杯にティフェルが帯を引っ張った。回ったリィズの肩から着物が落ちて薄手のメイド服が露わになると同時に歓声が上がった。

「……風が舞い花が散る……」
 ピンクのメイド服の煌く星の詩を謳う・イヴリス(a08905)の歌声はソプラノに近かった。
 西風を喚ぶ者・アリシエル(a15354)と鮮やかな夢の守護者・ビルフォード(a15191)が踊る。ぼんやりと光る地面を、赤いドレスのスカートが弧を描く。
 その次にやって来たのは、黒のタイトのドレスに毛皮のコートでやってきた断頭台の悪夢・オズリック(a10046)と白のタキシードの水の蹴雛・イーチェン(a07798)だった。
「いっそ、楽しんでやりましょう」
 綺麗ですー。と言うリュートを響かせるイーチェンに、少しばかり悲しげにそう言ってオズリックは『狩人の合唱』歌い始めた。
 タキシードに身を包んだ森の天使・アキラ(a15194)は、水色のふりふりのドレスを着た輝く歌の響き・メルンの手を引いて行く。妹になって。と言う程に可愛くできあがったメルンに、アキラはにこ、と笑みを浮かべて唇にキスをした。
「アキラ? 」
 え? という顔をするメルンが顔を赤らめていた。

 淡い色地の布をたっぷりと重ねたロングドレスが弧を描く。シュゼットにエスコートされてやって来た蒼茫幻影・クラウディア(a06135)は正面で、風に合わせてケープの合間からバラの花びらを舞わす。
「私から皆様へ。美と思い出をプレゼントです♪ 」
 笑みを浮かべるクラウディアを遠い目で、エクサスが見ていた。

 ー白い鳩が飛んで行く。ブーケが白い鳩に変わる手品をしたシェルトのウェディングドレスが風に揺れていた。
 自由探求者・プリノ(a12089)に手の甲にキスをされてのエスコートで来たフィリオの後ろには、鋼鉄の・ディスティン(a12529)がアーマーの上から黒のワンピースと顔が半分隠れるウィッグという物々しい装備で、サイはトランペット、あんこ熊王・ティータ(a13708)は大きめのピアノを背負って登場し、ドリアッドの舞踏家・エレナ(a06559)は東洋の貴族服、完全無欠のスーパーヒロイン・リーナ(a13062)がは黄金の浴衣という姿で2人のバックダンサーに入った。
「女の仮面を被るのよ! はい、アン・ドゥ・トロワ! 」
 音楽に合わせながら手拍子するディスティンの声と共に、プリノとフィリオが踊り、その後ろではエレナとリーナが舞った。

「一気飲みしまーす♪ 」
 虚無の器・ファルア(a13310)は銀髪のアフロに赤い頬をして持ってきた酒を一気のみにした。ばたん、と倒れたフォルアは、駆けつけた係員によって回収されていく。
「お手をどうぞ、レディ? 」
「……らいらおねーちゃん……かっこいい、の……」
 次は、ライラブーケにエスコートされたリスリムだった。頬を赤らめつつ、おずおずと手をとったその姿に歓声が上がる。
 次に出てきたのはミニスカウェイトレスに扮したランダートだった。あえて男らしくするその姿から笑いを誘うランダートが、次は、と声を上げる。
「メイドのセレストです。ご主人様ご命令をお願いします」
 蒼天を翔ける翠樹・セレスト(a04226)がエプロンドレスの裾を持って挨拶する。顔を赤らめ、それでも笑顔を見せるセレストに歓声が上がる。ハシュエルはその隣で流し目を一つして、ゆっくりと歌い始める。その風景を見ながら、テーブルにいたシュゼットがうん。と頷いた。
「シュエリア、うん。これいいね……」
 女装名決定。と言われていたことなど、最後に2人揃って礼をしていたハシュエルには知るよしもなかった。

「黒に銀は映える……。よく似合っているよ」
 タキシード姿の月に魅せられし・ライハ(a11398)はそう言ってリートに手を差し出した。
「ボクとワルツを……、どうかな? 」
 裾の短いドレスは気にしつつも、リートはライハのその手を取って女性らしく微笑む。
 一方、カスラはセイルと対峙していた。フールダンスで踊らせるつもりのセイルと、電刀衝でセイルを人間花火にしようとするカスラ。
「大丈夫、お前なら出来るさ……と、言うことで……逝って来い」
 互いに引かない状態が続く後ろではンニャンテが挨拶と共にやって来ていた。
「3匹が踊るっ♪ 」
 踊るネコと、演奏するンニャンテとリノアを見ながら、息をついたのは不死蝶・サガ(a09499)だった。
「サガ可愛いのだよ〜♪ 」
 はぅ、と抱きついた銀翼の神子姫・イオ(a09181)にサガはショックを受けつつも声を上げた。
「……ありがとうだ……なのよ」
 青のエプロンドレスと白のエプロンのサガにイオは長ズボンにベストの格好でいる。
 颯爽と登場して来た古典的なラインのドレスの銀翠の月に舞う戦士・サギリ(a16201)が緋色の軍服の陽天に舞い踊る旋風・サガ(a16027)を肩車にする。
「にゃ? サギりん降ろすなぁ〜ん! 」
 騒ぎ出した2人へと向かっていったのはワインレッドのドレスを着た闇緋鷹・アゲハ(a13505)だ。その保護者っぷりに徹夜明け紅茶王子・デュラシア(a09224)は古典的なお嬢様ドレスで笑み浮かべた。
「あらぁ、皆良く似合ってるじゃねえの☆ つかギブミー紅茶! 」
 紅茶パーティーと成っているテーブルにピンク系のドレスを着た穿夜・リェレョノ(a12785)を連れた燕尾服がす、と手を出す。
「麗しいレディ、お手をどうぞ……」
 低く響いたテノールに、「アシュ! 」とシキの声が上がった。

 笛の音が響いた。演奏係の方から出てきた深めのスリットのドレスを着たその人物の正体に、驚きの声が響く。
「……気づきなさい……」
 低く、響いた守護を誓いし者・イズミ(a14471)の声にデュラシアが笑う。
「今日の事は忘れなさい……ね? 」
 何か言い出す前に、イズミはどこからともなく出てきた刀を向けた。

「シェルティ……可愛いの……♪ 」
 クリーム色のワンピースでいる霧玄ノ月・シェルティ(a12731)の髪に時を彷徨う少女・イヴ (a13724)は黒のレースのリボンを結んで上機嫌のイヴ にシェルティが口を開く。
「あんまり甘いものばっか食ってっと太るぞー……」
 果実ケーキを選んだシェルティはそう言って、紅茶のカップに口を付けた。
 
「はぁ〜い♪ 女装担当のスカーレルよ〜」
 シェードとエファが座る席の前で、チャイナドレスを着た孤独に眠る優しい毒蛇・スカーレル(a16057)は髪を靡かせていた。ハシュエルには何事も経験と言って、ナイフを片手に天空を切裂く蒼紅の刃・ジェイシス(a10909)を見据えた。
「スカーレル! ちゃんとレモンを刺してくれよっ」
 頭の上にレモンを乗せてそう声を上げるジェイシスを正面に、目が一瞬真面目なものに変わる。とす、とナイフはレモンに刺さって下に落ちる。
「狙った的は外さないわよ〜」
 安堵するジェイシスを前に、スカーレルは起こった拍手にそう言って一礼してみせた。

●結果発表
「だって皆それぞれ綺麗なのよ。私には……決められないわっ」
 発表が終わった後にそう言うベレッタに、ハシュエルは肩をすくめた。
「つまり、みんな優勝ってことだろうね」
 誰か一人絞れなかったんだよ。と言うハシュエルに、方々歓声が上がる。
 総参加者数58名という形で女装大会は盛況なうちに幕を閉じた。 


マスター:秋月諒 紹介ページ
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わからない
参加者:57人
作成日:2004/12/12
得票数:恋愛2  ほのぼの34  コメディ52 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
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