≪密林の楽園Gパンポルナ≫ノコノコの森上陸調査



<オープニング>


 ──護衛士達の前で、ヴルルガーンが新たな依頼の説明を始めていた。
「さて、前回の護衛士依頼で、生き残ったネズミ怪獣が『移動する森』である『ノコノコの森』に逃げていったわけだが……どうやらこのノコノコの森にて、何か異変が起きているらしい。
 ヒトノソリンの長老から聞いてきたノコノコの森に関する情報は、護衛士本部の方でも説明したのでここで詳しく述べはしないが、簡単に言ってしまえば、巨大カメ集団の上に形成された森だ。大体決まったコースを移動しているのだが、今の時期にここにいるのは通常の事ではなく、また、移動の速度も若干上がっているように見えるという事だったな。まあ、とはいっても、元々がカメの歩みなので、速くなっていると言っても、ヒトの歩く速さと同じくらいだ。走れば森にはすぐに追いつけるだろう。上陸するのはたやすいが……問題はその後だ。森の中で何が起きているのかは、まだ何もわからん。それを調査するのが、今回の依頼だと思ってくれ」
 ……と、いう事である。調査が目的の依頼ではあるが、戦闘が起きないという保障はない。その辺も踏まえた準備と心構えが必要となるだろう。
「森の中は、通常の森と変わらないそうだ。ただ、生えている木は大部分がワイルドセダーという杉の巨木で、現在は花粉の季節だからして、苦手な者はその対策も必要になるだろうな。泉や小川などもあり、その周辺では体長1m程の子ガメも見られるという。あとは、ホワイトウータンという白い猿達が昔から住んでいるそうだ。カメも猿も性質はおとなしく、森に立ち寄る者に危害を加える事はないとの事なので、彼らが襲ってくるような可能性は低いと思われる。が……それも今は確証がないので、十分に注意してくれよ。また、このノコノコの森特有のカメやホワイトウータンは、この森から離れると長くは生きられないそうなので、ペットとして持ち帰るような行動は控えてくれ。持ち帰るなら……そうだな、イチゴやスイカ、アケビといった果物が豊富という話なので、そっちにすれば良かろう。もちろん、調査のついでに余裕があれば、の話だぞ」
 一応、釘を刺す霊査士である。あくまでも今回は調査が主目的だ。
「そして、ネズミ怪獣が逃げ込んだ、という事も忘れてはならんぞ。最近、近くの集落や、我が護衛士団でもネズミ怪獣が多く見られている。あるいは何か関係があるのかもしれんしな。とにかく、その辺の事も踏まえた上で、調査に臨んでくれ。調査方法などは行く者に任せるが、今知りたいのは、ノコノコの森で何が起きているか、だ。その情報、または手がかりでも良い、それを掴んだら、戻って来るのだぞ。無茶はするな。何回も言うが、今回はあくまで調査が目的だ。何しろ相手は数キロにも及ぶ巨大な動く森だからな。ヘタな事をして集落や町、グリモアの聖域なんかに向かい始めたら、最悪大惨事になりかねん。大胆なのはうちのウリだから止めはせんが、そこそこ慎重に頼むぞ」

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参加者
凱風の・アゼル(a00468)
斉藤・カルサイト(a04097)
悪代官・スケベエ(a04439)
紅い魔女・ババロア(a09938)
天武の申し子・シュラ(a13883)
鈴蘭谷の・プリムラ(a14092)
黒衣の天使・ナナ(a19038)
愚ルメ推進委員会専用出汁の元・マンティコア(a21046)
NPC:赤い実の・ペルシャナ(a90148)



<リプレイ>

「べぇーっくしゅん! ちきしょうべらんめぇ!」
 荒野に、命の抱擁課係長補佐・カルサイト(a04097)の高らかなクシャミがこだました。
 瓶の底みたいな厚い眼鏡、口にはでかいマスク、頭には愛の文字が刺繍されたニット帽を被り、身体はカーキ色のロングコートですっぽり覆われているので、パッと見た目では誰か分からないが、確かにカルサイトその人である。
「……ドリアッドなのに花粉症、ですか」
「まあ、カルサイトさんですから」
 少々疑問を持ったみたいな顔をする紅銀の守護神・シュラ(a13883)に、凱風の・アゼル(a00468)が微笑みつつそう言っていた。
「確かに、その一言で何故か納得じゃな、うむ」
 と、悪代官・スケベエ(a04439)も、頷いている。
「ふっ、わかっちゃいないなキミタチ。昔から色男は、色白で、虚弱体質で、事ある毎に吐血するものと相場が決まっているのだぞ」
 指をちっちっちと振るカルサイトであったが……恰好はやっぱりどうみても危ない人そのものだ。
「えと……そ、それより、肝心のノコノコの森の方はどうなぁ〜ん?」
 赤い実の・ペルシャナ(a90148)が、ふと尋ねる。
「……とりあえず、変わったものは見えないわね。まあ、動く森、というもの自体が変わってるけど……それはそうと」
 前方に見えるノコノコの森を遠眼鏡で観察していた紅い魔女・ババロア(a09938)が、ペルシャナへと振り返った。
「なになぁ〜ん?」
「縞々の服可愛いわね。何かの生き物の毛皮かしら……いいなぁ」
 そのまま遠眼鏡をペルシャナに向けるババロア。
「……なぁ〜ん……」
 思わず胸のあたりを手で隠すペルシャナだ。
「それじゃ〜みんな、ノコノコの森に向けてレッツゴーなのなぁ〜ん♪」
 明るい声で片手を振り上げる、鈴蘭谷の・プリムラ(a14092)。
 その手には投擲用の小型ハンマーが握られ、背中には黒い甲羅、頭にも黒いヘルメットを装着している。
「きっと、食べたら大きくなるキノコや、火を噴けるようになる花もあるに違いないなぁ〜ん」
 そんな事を言っている黒衣の天使・ナナ(a19038)も、テンションが上がっているように見えた。
 彼女の方は、赤いシャツに赤い帽子、青のオーバーオールという姿であり、鼻の下にはブラシみたいに大きな付けヒゲまでくっつけている。
「あと、おっきなお猿さんがお姫様を浚って、高い所に逃げていったりしてるかもしれないなぁ〜んね」
「上から樽とか落としてきたら、そのハンマーで壊すなぁ〜ん」
「……なんの話でやがりますか、それは?」
 盛り上がるプリムラとナナの後ろで、愚ルメ推進委員会食材認定・マンティコア(a21046)が少しだけ遠い目をしていたようだ。
「なにはともあれ、行きますか」
「そうじゃな、虎穴に入らずんば虎子を得ず、じゃ」
「気を引き締めて参りましょう」
「さて、鬼が出るか蛇が出るか、ね」
「びぇぇぇぇっくしょい! こんちくしょう!」
 ──かくて、護衛士達は動く森、ノコノコの森へと接近を開始する。

「……静か、ですね」
 シュラの声が、森の中に僅かに響く。
 森に追いすがる形で、後方から”上陸”した護衛士達だ。森に入る事それ自体には特にトラブルも妨害もなく、一応の安全のため、プリムラがロープを結びつけたハンマーを放り投げて木に巻きつけ、それを手繰って、難なく入る事ができた。ただ、普通にヒトが歩く速度より若干遅い程度の巡航速度であり、入れそうな地点も多そうだったので、そうしなくても大丈夫だったと思われる。あくまで念を入れた用心のためだ。
 あと……プリムラがロープ付きハンマーを振り回している際、カルサイトの後頭部に誤って命中したようだが……まあ、これは不幸な事故である。カルサイトも黄泉の国から笑顔を送って許してくれるに違いない。(注:死んでません)
 それともうひとつ。
 上陸前に、マンティコアが森に向かって、「Hey兄弟。儲かりまっかYO?」と16ビートの獣達の歌で語りかけたのだが……返事はなかった。
 堆積した土の下には移動の動力源である巨大亀達がいるはずであり、聞こえているはずなのだが……。
 そして、彼等全員が森へと入った今も、森は沈黙したままでいる。
 木漏れ日の中には、キラキラと光に輝く花粉が薄くたなびいていた。周囲に立つ巨大杉のものだ。
 情報の通りに、澄んだ水の流れる小川もある。
 木々の間を縫って走る小道は、在来の生物が通った獣道か、あるいはたまに立ち寄るという旅人達の足跡かもしれない。
 森の奥から吹いてくる風は、下生えの草を揺らしつつ、護衛士達に緑の香りを伝えてきた。
 しかし……それだけだ。
 今、森は静か過ぎた。
「この周囲には、生き物の気配がしないわね……」
 あたりを見回しつつ、ババロアが言う。
「でも、ホラ、あちこちに足跡があるなぁ〜んよ」
 ナナが地面を指差した。彼女の言葉の通り、そこかしこに同じ動物のものと思われる足型が地面に刻まれている。
「これは、ネズミですね。それも、とても大きな」
 動物知識を持つアゼルが、すぐにそれを指摘した。
「見た所、かなり多そうじゃな」
 片膝を地面について視線を低くし、首を巡らすスケベエ。草の上や落ち葉が堆積しておらず、土が露出しているような所には、大概このネズミの足跡があるようにすら思える程だ。
「ネズミ怪獣なぁ〜んね」
 腕組みをして、プリムラが頷いた。
「皆の衆、僕様こんなモノをみつけたでやがりますよ」
「こっちにもこんなのがあったなぁ〜ん」
 マンティコアとペルシャナが、手に何かを持ってやって来た。ちょっと周囲を見てきたらしい。
 ペルシャナの方は、亀の甲羅だ。大きさは大体1mに満たないくらい。ここの陸ガメは成長すると7〜8mにもなるというから、おそらくは子ガメのものだろう。甲羅だけであり、中身はがらんどうである。
 マンティコアの方は、白くて大きな半円球の欠片を抱えている。破片の大きさから見て、こちらもまた、壊れる前の状態は直径1m弱くらいだと思われた。たぶん、巨大亀の卵だ。
 その両方に共通している点は……。
「これ、齧った跡ですよね?」
 甲羅の表面をじっと見つめて、眉を潜めるシュラ。
 所々不自然に削られた跡があり、あちこちが割れ、穴が開き、欠けている。甲羅も、卵も、両方だ。
「何が齧ったのかは、明白よね……」
 ババロアは、地面を見ていた。
 そこに記された無数の足跡と、点々と転がる、複数の卵、子ガメのものと思われる甲羅……マンティコアとペルシャナが拾ってきたのは、そのうちのひとつに過ぎない。
「もっと森の奥に行ってみるなぁ〜ん」
「そうなぁ〜んね。獣道を辿っていくか、あるいは水辺を探せば、必ず生き物の手がかりは掴めるなぁ〜んよ」
 プリムラとナナがそう口にしたその時、
「心配するな子猫ちゃん達。水辺なら俺も気になったので、既にこうして調べているぞ」
 ふと、堂々たる男の声が聞こえてきた。
「カルサイトさんなぁ〜ん?」
「ふっふっふっふ……その通り!」
 返事は、茂みの奥からだ。皆が行ってみると、小川の水が溜まって小さな池を作っていた。水面のど真ん中にマスクとニット帽、瓶底眼鏡の顔が生えている。池のほとりには、着ていた衣服がきちんと畳んで置かれていた。
「……とりあえず聞くぞ。何をしているのじゃ?」
 スケベエが尋ねる。声がどこか遠い。
「いやなに、水が変質しているかどうか、我が身をもって確かめてみようと思ってな」
「で、何か変わった事があったなぁ〜ん?」
 ナナが聞くと、カルサイトはふっと笑い、こたえる。
「うむ、この水、意外に冷たいな。花粉症の身にはなかなかにキツ──びぇぇぇっくしょい! こんちくしょう!」
「……水は変質してないかもしれませんけど、誰かさんは十分変質してますね」
「水質汚染にならないうちに引っ張り上げるか……あるいは沈めた方がいいかしら」
 真面目な顔で語り合うアゼルとババロアであった。

 ……そして、さらに森を奥へと進んでいく護衛士達。
「気付いてる?」
「ええ、何かに見られてますね。たぶん……」
 小声で会話を交わすババロアとシュラ。
 暗い森の中に、次第に何かの気配が満ち始めていた。それも複数、というより多数、だ。護衛士達の動向を窺っているようだが、いまだに姿は見せていない。警戒しているのか、あるいは機会を待っているのか……。
 護衛士達も次第に言葉が少なくなり、無造作に歩を進めているように見せつつも、周囲の動きに集中していた。スケベエなどは、ハイドインシャドウで既に気配を断っている。
 と──。
「……!」
 全員が一斉に足を止め、耳を澄ました。
 聞こえる、何かの音が。というよりこれは……。
「生き物の、声……なぁ〜ん?」
 プリムラが小首を傾げる。判断はつかないが、とにかく自然の音ではないようだ。
「あっちでやがりますよ!」
 マンティコアが指差した時には、全員がそちらへと走り出していた。

 近づくにつれて、それがどんな音かはっきりしてくる。
 確かに、声だった。
 ただの声ではなく、悲鳴や怒号、といったもののようだ。そして、それを発しているのは動物、しかも複数である。
 やがて、前方に一際太い巨木が見えてきた。その周囲を無数の灰色の毛の塊が駆け回っている。
「木の上にも何かいるなぁ〜ん!」
 ナナが言う。
 大きく張り出した枝に、白いヒトの形をしたものたちがいた。激しく吼え声を上げながら、地上を駆け回る灰色の何かに石や木の実を投げつけている。
「あれがホワイトウータンかしら? そして地上にいるのは……」
「ネズ公でやがりますよ!」
 ババロアの声に、マンティコアが答えを口にした。前のネズミ怪獣退治に参加しているので、既にお馴染みだ。
 護衛士達が木の周囲に到着すると、ネズミ怪獣達は散り散りになって茂みに走り込み、姿を消す。樹上のホワイトウータン達も攻撃を止め、他の木へと次々に飛び移っていった。
「逃げた!?」
「Hey! ブラザー! 逃げないで話を聞かせて欲しいYO! なぁ〜ん♪」
 プリムラが獣達の歌で呼びかけたが……彼等は止まらない。
「どうやらネズミ怪獣と戦っていたようね。原因は……これかしら?」
 木の影を見て、目を細めるババロア。
 幹の根元に寄りかかるようにして、一体のホワイトウータンが倒れている。ただ、その体中は傷だらけであり、白い毛並みが真っ赤に染まっていた。ナナが脈を測ったが、すぐに首を振る。
「こっちにはカメさんもいたなぁ〜ん」
 少し離れた場所で、ペルシャナが亀をみつけた。1mくらいだから、おそらくは子亀だろう。甲羅のあちこちに齧られた跡があり、プリムラやナナが獣達の歌で呼びかけてみたが、手足を引っ込めたまま、身動きひとつしない。
「相当に怖かったんでしょうね……」
 傷だらけの甲羅の表面を、シュラがそっと撫でた。
 見上げると、逃げていったと思われたホワイトウータンの一団が、かなり離れた木の上から、護衛士達の方を窺っていた。そちらもまた、獣達の歌で呼びかけても、反応を示さない。
「この亀さんと同じで、怯えているのですね、きっと……」
 アゼルが、言った。
「でも、この森で何が起こっているのかは、これで大体想像がついたわね」
 ババロアが、武器を抜く。他の皆もまた、次々に身構えた。
 あたりが、ふいにザワザワとざわめき出す。無数の気配が沸き、あっという間に周囲を埋め尽くしていった。
「……囲まれましたね」
「半端じゃない数でやがりますよ」
 互いの背中を庇う形で、周囲に目を向ける護衛士達。
 ──来る!
 そう思った瞬間、気配が弾けた。前後左右、全ての方向から津波のように押し寄せてくるネズミ怪獣の群れ。
 ババロア、プリムラの流水撃が迎え撃ち、シュラとペルシャナの紅蓮の方向が集団の動きを止める。
 さらに、ナナのニードルスピア、マンティコアのナパームアローが多くのネズミ怪獣を退けた。
 が……。
「数が多すぎるなぁ〜ん!」
 悲鳴にも似た、ナナの声。
 十重二十重に護衛士達を囲んだネズミ怪獣の数は、ざっと見ただけでも100以上はいただろう。それだけでなく、さらに森の暗がりから、無数の赤い目の輝きが迫ってきていた。このネズミ怪獣に対し、冒険者ならば一人で数匹程度の相手が可能かもしれない。が、一対数十の単位では、個人がいかに強かろうと数の暴力で押し切られる。
 その上、このネズミ怪獣達には、もうひとつ、容易ならざる事柄があった。
 相手に対して決して一匹では向かってこず、10数匹前後でひとつのグループを形成し、それらがひとつの戦闘単位となって波状攻撃をかけてくるのだ。
 そして、それらの動きを後方から見守り、時折甲高い声で鳴いている、他のネズミ怪獣よりも一回り大きい黒い個体が……いた。
「鳴き声で指示を出している……? ということは、どうやらあれがボスでしょうか」
 アゼルがそう判断する。他の皆もそれは理解したが、当然ボスネズミのいる場所は守りも固く、到底近づけそうにもない。
「……ここまでね。撤退しましょう」
 ババロアが、言った。
「でも、さっきの子亀が……!」
 誰かがそう口にする。
 しかし、
「抱えて運ぶには大きすぎるし、ネズミ怪獣の数も多すぎる。それに、今は脱出するだけで精一杯だわ。残念だけど……助けられない」
 静かな声が、冷静に事実を述べた。
 何かを言いたそうな顔をする者はいたが、誰も、異を唱えない。その通りだと、理解しているのだ。頭では。
「行くぞ皆の者! ぐずぐずするでない!」
 スケベエの飛燕連撃が飛ぶ。
「究極奥義! ナパームバックファイアーッ!!」
 マンティコアのナパームアローが、退路を塞ぐネズミ怪獣の真ん中に炸裂した。
 爆音に混じって、小亀の悲鳴が聞こえた気がする。
 そしてほどなく、どこからか、重低音の管楽器のような音も響いてきた。
「これは、もしかしたら親亀の方の声かもしれませんね……」
 ポツリと呟くアゼル。
 どこか悲しげな音色に包まれつつ、護衛士達はネズミ怪獣を囲みを突破して、森を後にしたのであった。

「……待っていろよノコノコの森! きっとお前を助けに戻ってくるからな!」
 沈む夕日をバックに、カルサイトが森を見上げる。
 が、その顔は、ネズミ怪獣が半分齧った巨大イチゴを調査のために食べたので土気色になっており、お腹もグルグルと異音を放っていた。
「……それより早く服着なさいってば」
 手にしたスリッパで後頭部にスパーンとツッコミを入れるババロア。カルサイトはバランスを崩してよろけたが、前にはアゼルの土塊の下僕がおり、手足をバタバタ振って隠したので、危険なものは見えずに済んだ。
「おうちに帰るまでが調査ですから、最後まで気を引き締めていきましょう」
 柔らかく微笑んで、アゼルが言う。
 確かに……今は、この森で見た事を、皆に伝える事が先であった。

■ END ■


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