ラヴァルの湯滝〜湯治への誘い



<オープニング>


●ラヴァルの湯滝〜湯治への誘い
「どうした? 随分とやられたようだな」
 頭と身体に白い包帯。
 痛々しい姿で冒険者の酒場に現れた白夜の射手・シギル(a90122)に、声をかける冒険者達。
「まー。色々あってな。ドジ踏んじまったってとこか」
 そう言って肩を竦める彼に、彼らは苦笑して。
「お前も怪我絶えないよなあ。もう少し上手くやれよ」
「ちょっと違うぞ。俺は上手くやった。存外岩の攻撃力が高かっただけだ」
「怪我は早く治さないとなんだよ? シギルちゃん、湯治に行ったら?」
 冒険者とシギルの談笑。いつの間にそこにいたのか、金狐の霊査士・ミュリン(a90025)が小首を傾げていて。
「……湯治?」
「うん。怪我に良く効くって言う、とっても素敵な温泉があるんだよ〜」
 首を傾げる彼らに、彼女はにっこりと笑って。
 ここから1日程行ったところに、ラヴァル温泉と言う場所がある。
 川を流れる湯がすべて温泉で、所々にある滝壷が格好の湯船となっている。
 また、その湯は怪我に効く他美肌効果もあり、湯治場として密かに有名なのだそうだ。
「へえ。いい場所じゃないか」
「ミュリンにしては気が効くな」
 冒険者達の言葉に、ミュリンはエッヘンと胸を張って。
「そうでしょう〜v じゃあ、行こう!」
「……行こうって、何だお前。その格好は」
 思わず入るシギルのツッコミ。
 そう。目の前に立っているミュリンは、浮き輪に風呂桶。その中にはアヒルさんと、完全装備だったのだ!
 要するに。自分が行きたかった訳ですね。ミュリンさん。
「湯治には心惹かれるが。ガキの相手はご免だぞ。俺は」
「まあまあ、俺達も一緒に行くしさ」
 憮然としたシギルを、冒険者が宥めて。
「どうせ温泉に行くんだったらさ。綺麗どころも誘うのはどうだ」
「お。いいな、それ」
「やっぱ露天風呂には酒だろ。雄大な景色を肴にキューっと一杯!」
 続いた言葉に、シギルを始めとする男達はニヤリと笑って。
 そんな彼らを他所に、ミュリンはそうそう……と思い出したように向き直った。
「温泉に入る人は、野外だから忘れずに水着を持って来てね! 霊査した限りだから絶対じゃないけど、当日は晴れそうだよ。楽しみだね!」
 怪我人シギルに湯治を勧めておいて、そのことはすっかり忘れてお祭り騒ぎの彼女に、冒険者達は顔を見合わせて苦笑して。
 そして、それに促されるように彼らも出立の準備をするのだった。

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参加者
NPC:白夜の射手・シギル(a90122)



<リプレイ>

●ラヴァルの湯滝
 見渡す限りの森。そこに雄大に流れる川。
 断崖を落ちる滝からは湯気が立ち上り、独特な匂いが冒険者達の鼻をくすぐって。
「こりゃまた随分豪快な温泉だな」
「絶景かな……」
 目の前に広がる光景に呟きを漏らすティキ(a02763)とカズキ(a19185)。
「わーい!」
「温泉〜♪」
 イヴ(a13724)とヴィナ(a09787)が滝壷に次々と飛び込み、水しぶきをあげる。
 そして、温泉に入ると言うのに、何故か準備体操に余念がないサガラ(a17496)の横で叫ぶ男が1人。
「……ミュリンと温泉!?」
 ……そうですがアルシェンド(a01411)さん。それが何か。
「という事は彼女は水着。薄布1枚で……温泉を通じて温もりを分かち合うと。そ、そういう事なのか!?」
 そういう事かどうかは知りませんが、一緒に入るみたいですよ?
「生きてて良かった……」
 そんなに感動に打ち震える事ですかね。
 まあ、君も男だと。そう言う事ですね。
「はっ。いかん、私は一体何を……騎士としての自覚をっ!!」
 独り悶えから復活するなり、頭から滝に突っ込む彼。
 煩悩を流そうと言う事なのだろうが……しかし。
「冷水じゃないから修行にはならないな」
 一足先に滝に打たれていたヴァイス(a06493)の一言。
 そう。この滝自体、温泉だったりする訳で。
 絶妙な暖かさが余計煩悩を増しそうだ!
 一方。少し離れた滝壷。
「ここ、美肌効果で名高いんですってね〜」
 うっとりと溜息を漏らすイツキ(a00311)。
 湯裳着で押さえているにも関わらず、湯にたゆたう2つのたわわな実が何とも眩しく。
「お肌すべすべだと……誰か喜ぶのですか?」
「そりゃあ旦那サマとか恋人じゃないの?」
 イツキの胸をじーっと見ながら首を傾げるメディス(a05219)に微笑みを返すヴィナ。
 メディスの可憐な花のような繊細な身体つきと、ヴィナの大胆なビキニが健康的な美しさが対照的で妙に艶かしい。
「最近太ったって旦那様に言われちゃって……ファオさん細くて良いわね」
「ええっ。そんな……個人的にはもう少し胸が……」
「おや。胸があれば良いってもんじゃないよ?」
 浅い場所を選んで半身浴を楽しむサガラとファオ(a05259)、ケイ(a05527)の談笑。
 オレンジの水着に包まれたサガラの身体は要所にボリュームがあり、人妻である事を如実に表して。
 ファオの細身でありながらも女性らしい丸みのある身体も温泉の暖かさでほんのり桜色。
 ケイと言えば、褐色の艶のある肌を薄手のタオル1枚で包み、凹凸のハッキリした美しい身体がこぼれそうになっている。
 そして花柄の水着に緩く髪を結い上げたアリーシャ(a04067)と白い水着姿のエイシェル(a05007)。華奢な身体つきに髪や瞳の美しい緑のコントラストがまるでその場に花が咲いたようで。
 程よく締まった身体にカシュクール風の水着を纏ったパオラ(a02342)も、大きく開いた胸元が人目を引いて。
 そして、それぞれ紫と黒の水着に身を包んだオリエ(a05190)とリシェール(a00788)。
 露出は控えめだが、パレオから覗く足が何とも言えず色っぽい雰囲気を醸し出している。
「……いいねえ」
「絶景かな……」
 盃を傾けつつ、少し離れた花が咲き乱れる一角を眺めるシギルとカズキ。
「うんうん。癒されるねえ」
「うん。温泉は最高だよな」
 同様に鼻の下を長くしつつ女性陣を見つめて満足げに頷くセリオス(a19414)にワスプ(a08884)もうんうんと同意するが、微妙に話が噛みあっていない。
「……ああ。自然とは素晴らしい」
 呟くもう1人のセリオス(a00623)。
 野生のサルを頭に乗せて、目を細めて肩まで湯に浸かった姿は、何だか自然と一体化していて。いるのかいないのか判らない状態だったり。
「……そこのお嬢さんは俺達と一緒で大丈夫なのか?」
 そして。カズキがチラリと横を見て。
 自分達が浸かっているのは滝壷は男ばかり。そこに、長い金髪を器用に結い上げたエルフが見えたので声をかけたのだが……。
「誰がお嬢さんですかーーーッ!?」
 そのエルフは花も恥らう乙女……ではなくシェード(a10012)で。
 傷ついた男の子のプライドを、酒で洗い流す事にしたらしい。
「シギルにゅ、痛いの……大丈夫ゅ……?」
 そんな彼を見て笑っていたシギルだったが、聞こえて来た声に振り返る。
 声の主は、おどおどした様子のイヴで。
「おう。大丈夫だぞ」
「にゅ? でも……痛いの痛いの、飛んでいけーなのょぅ♪」
 彼の首に抱きついて、なでなでした後ぽいっと何かを投げ捨てる仕草。
 その可愛らしい行動に破顔した彼は、イヴの頭をぽんぽん、と撫でて。
 彼女の行動で、仲間達も思い出したらしい。
 ジュリア(a03259)とエイシェルからはお酒。そして、シェードは薬草。ティキはハーブで作った酒の肴と次々と渡される見舞いの品々。
 サガラに至ってはわざわざ上流まで行って飲用の温泉を汲んで来てくれたらしい。
「サンキュ。早速戴くぜ」
 包帯姿だと言うのに、早速酒を飲み始めるシギルの首をいきなり掴んで湯から引き摺り上げた人物。
 その男……ナナト(a03047)は服を着たまま温泉にも入らず、ひたすら仏頂面。独り不機嫌オーラを放っていて。
「何すんだよ、オイ」
「怪我の具合診てんだよ、ボケが。大人しくしてろ」
「……思っていたより状態が良くてひと安心だな」
 そんな2人に苦笑しつつも一緒に傷を覗き込んで。呟くヴァイスにナナトもようやっと安心したように頷く。
 自分が居ない時にシギルが怪我をした。それが我慢ならなくて。
 ――助けたい時に助けられなきゃ何の為に医術士やってんのか判んねえじゃないか。
 心の呟き。自分の言っている事は矛盾している。それは判っているけれど。それでも――。
「何だよ。心配してんのか?」
「アァ? 誰が野郎の心配なんかするか!」
「ああ。そうか、よ!」
「うわっ!?」
 ニヤニヤとするシギルに言い返したナナト。そのまま、シギルに足を引っ張られて温泉に落ちる。
「馬鹿野郎! 何しやがる!」
「折角来たんだ。楽しめって」
「……シギルにゅとナナトにゅ。仲良しさん?」
「そうだね♪ あ。私もお酒飲みたーい」
 ナナトの服を剥き始めたシギルを見て、小首を傾げるイヴにヴィナが笑い返して。
「あれって仲良しって言うのかしら……」
「同性愛嗜好って言うんじゃねーのか?」
「あー。やっぱり噂は本当だったんですねえ……」
 反して、まったりとその様子を眺めながらイツキとティキ、シェードがそんな事を囁き合って。
「やっぱり好きなんだ……」
 そして。ナナトとシギルのじゃれ合いを見ながら漏れるリシェールの呟き。
 シギルに聞こえなくてもいい。ただ、言葉にしたかった。
 心が痛いけど。自分の想いから逃げたくないから。
「リシェール、どうした?」
 ナナトの声で、ふと我に返る彼女。シギルの、紅い瞳と目線がぶつかって。
「赤い瞳も、好きだよ」
 真っ直ぐに。彼の目を見て笑う。
「……やっぱり、判ってねえよ。お前」
 歳相応の少女のような微笑。それから目線を外して、シギルが呟いて。
「……同性愛嗜好の上に女泣かせか」
「最悪ですね」
「えーと……どうなんでしょう」
「あー。いい湯だな」
 ロープを張って寄り掛かり、川の流れに身を任せつつその様子を見ていたティキとシェードの呟きに、ベンチでのんびり葉桜鑑賞をしていたファオがでっかい冷や汗を流して。
 そこに、真面目な方のセリオスの溜息が風に流れて行く。
「全く、ナナトは乱暴だよね。素敵な医術士は入用ではないかな?」
 そこにやって来たオリエが、くすくすと笑いながら彼を覗き込んで。
「岩と張り合ったそうだね。バカっていうか何ていうか……」
「何だ。笑いに来たのか?」
 苦笑するシギルに、彼女はただにっこりと微笑んで。
「……何をするつもりか知らない。でも、生きててね」
「大袈裟だな。死ぬ気はねえよ」
「そう? ならいいんだけど」
 彼の言葉に満足気に頷くオリエ。
 どうやらどこか遠くへ行くようだけれど。
 空はどこまで行っても1つ。だから、きっとまた会える……そう信じて。彼女はもう一度笑って。
「さて、夢の続きはいかがかな? 男前の不器用なパンダさん」
 差し出される酒。それを盃で受けて、シギルも笑う。
「さて……ここまで来れば大丈夫か」
 仲間達から少し離れた滝壷で辺りを伺うワスプ。
「よう。一緒にどうだ?」
「お。ありがたい!」
 そこに聞こえてきたヴァイスの声。差し出された冷たいお茶を受け取って、2人は一気にあおる。
「くぁー! 美味い!」
「温泉に浸かって冷たいモノを戴く……いいねえ!」
 そしてワスプは隠し持っていた鞄を開け、冷えたケーキを取り出す。
 しかし、同行している食欲魔神。あれに見つかったら最後だ。
 だから用心して、人気のない滝壷を選んだのだが……。
 何故だろう。さっきから、背後に人の気配がする。
 そして何やら、上からぽたりぽたりと液体が……。
「……隠れるだけ無駄だったみたいだな」
「すみません……」
 お茶をすするヴァイスの冷静なツッコミ。
 更に続いた、何故か申し訳なさそうなアルシェンドの声。
 振り返るとそこには。案の定、涎を垂らしたミュリンの姿が!
「ワスプちゃ〜ん! ケーキちょうだい!」
「判った。判ったから人の頭に涎垂らすのは止めてくれぇ〜」
 今にも自分が食われそうな錯覚を覚えて、慌ててケーキを差し出す彼。
「すみません……」
 大喜びするミュリンに反して、アルシェンドはもう一度頭を下げて。
 一方。
「……セリオスさん、もしかして見とれてます?」
 突然のメディスの呟きに、女ったらしのセリオスは何の事だか判らずに首を傾げる。
「私もイツキ姉様みたくおっきくなったらいいのに……」
 溜息をついて、大吟醸を一口。
 そう言われて彼は彼女の言う意味をようやっと理解した。
「ああ、イツキを見ていたのはたまたまだよ。女性にはそれぞれ美しさがあると思うよ?」
 苦笑する彼に、メディスは素直に頷いて。そしてお酒を差し出す。
 セリオスはそれを受け取って、温泉に浸かりながらのんびりと盃を傾ける。
 ほっと溜息をついて横を見ると、何だか彼女の様子がおかしい。
「どうした?」
「ふにゃ。露天風呂酒、酔いが回り易いって聞いてましたけど、ホントでした……」
 どうやら酔ってしまったらしい。彼女は真っ赤な顔をして。
「おやおや。暫く肩を貸してあげるよ」
「うにゃ……ふらふらにゃ」
 彼の言葉が終わるより早く、コテン、ともたれかかるメディス。
 彼女の頭の重みを感じながら。その間もゆったりと時は流れていく。
「……酒は足りてるかい?」
 酒を片手にやって来たケイに真剣な顔を向けるシギル。
「なんだい?」
「いや。どう賞賛したものかと思ってな。タオル越しなのが残念だ」
「ふふ。何なら直接見てみるかい?」
 艶やかに笑うケイに、シギルも意味深に笑い返して……。
「……何をしておるか! この助平!」
 めきょっと言ういい音がして。エイシェルの蹴りが彼の頭にクリーンヒット。
「全く! このうつけが! 頼みもせんのに怪我なんぞしおってからに!!」
「そんな……私がモタモタしてたからで……」
 続く怒り。まくし立てる彼女に、アリーシャが申し訳なさそうな顔をして。
「あの……ありがとう」
「いや。当たり前の事をしただけだ」
 気にするなよ、と続けて。彼女の頭を撫でるシギルの様子をそれとなく伺う。
 何となく。皆の前では平気は装っているような気がして。
 装わなくていい相手には、違うのだろうけれど……。
「……無理は、しないで下さいね」
 心配そうに囁くアリーシャに、シギルはただ微笑んで。
「……アリーシャはともかく、妾の事など捨て置けば良かったのじゃ!」
 その様子を見て、また苛立ちが募ったのか。エイシェルが叫ぶ。
 それに、シギルが肩を竦めて。
「だから、そんな事出来る訳ないだろうがよ」
「どうしてじゃ?」
「大切な友人に傷がつくのを黙って見てる程薄情でもないんでな」
 その言葉に、虚を突かれて。熱くなっていく頬を誤魔化すように慌てて続ける。
「と、とにかく、自分の身を厭うのじゃぞ! 良いな!」
「その言葉、そっくりお前に返すよ」
 言い返すシギルに、またムッとして。ポカリと頭を殴る。
「本当に、ご自愛下さいね。無理をされたら悲しむ方々が、大勢いらっしゃると思いますから……」
 それに苦笑したファオの言葉。
 殴られて湯に沈んだ彼には、届かなかったかもしれない――。
「はぁい♪ 身を呈してお嬢さんを助けた挙句重症になったロクデナシ。飲んでる?」
「……それは褒めてるのか? けなしてるのか?」
 湯から出て涼んでいたシギルにかけられる声。
 珍しく酔っているのか、パオラはトロンとした微笑みを彼に向けて。
「あら、ヒトデナシでも役に立つ事があるのねって言ってるのよ」
 彼の濡れた髪を撫でて。そのまま真面目な顔をずいっと寄せる。
「でも……無謀な勝負にでるのはどうかしら? あんまり心配させるんじゃないわよ」
 コツン、と額を合わせて。2人の強い視線がぶつかる。
 微妙に親密な空気。シギルは彼女の腰を引き寄せようとして――。
「……何だよ。そこまでしといてお預けか?」
「デリカシーって言葉の意味を覚えてくる事ね。お馬鹿さん」
 その腕を容赦なく振り払って。パオラは含み笑いを浮かべた。
 そして。
 小さめの滝壷でのんびりと身体を伸ばすジュリアとナギ(a08272)。
 2人の手には小さな盃。肩を並べて飲む酒は、また格別で。
 ――んー。あっちはどう思ってるんかねぇ……。
 そんな事を考えながら、隣にいるジュリアを見て。
 均整の取れた身体にタオル1枚。温泉で仄かに上気した彼女に何となくドギマギする。
 そんな彼に、ジュリアは首を傾げて。
「ああ……これか? 昔戦場で負ったヤツさ」
 どうやらそれを、自分の左頬から脇腹まで直線に走る傷を見ているのだと思ったらしい。何でもない事のように笑って。
「思い出は忘れちまう。私には跡に残って丁度いい」
「ふぅん……色々あったんだね、お互い。あんま気にしないけど」
 その言葉に頷きつつ、ナギは酒を一口すすって。
「重要なのは過去じゃなくて。今、俺がジュリアを好きって事だ……ぶっ」
 臆面もなく続けた彼。顔に突然冷たい物が当たって、目を瞬かせる。
「酔いが回ったんだろ。頭冷やしな」
 笑いを抑えたジュリアの声。濡れた手ぬぐいを外して彼女を真剣に見て。
「なぁ。俺の事どう思……」
 そう言いかけて。言葉が止まる。
 ――まあ、いっか。
 盃を傾ける彼女がとても。いい笑顔をしていたから。
「……どうした?」
「いや。何でもないよ」
 ジュリアの空いた盃に、酌をして。ナギもまた満足そうに笑い返した。

 こうして、思い思いに楽しい時間が過ぎて行く。
 温泉に溶け出して行く日々の冒険の疲れ。
 冒険者達は、新たな活力を得て次の冒険に備えるのであった。


マスター:猫又ものと 紹介ページ
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