【御簾の内より願いを込めて】郷導師は嘲笑う



<オープニング>


 さいはて山脈の西の麓、少し前まではリザードマン領と呼ばれていた土地。
 その一画、林間にあるリザードマンの集落が今、異形の怪物の来襲に見舞われていた。
「――どうせやるなら、このくらいしないとねぇ」
 全身を紫紺で覆った女は、村を襲うモンスターの姿を眼下に捉えて一人言つ。布とヴェールの間から僅かに覗かせた目元からは、鈍い緑青の輝きを放っていた。

「ん……集まったようだね」
 瞼をしぱしぱと開閉させると、それでも開ききらない瞳を冒険者達へと向けて斜陽の霊査士・モルテは話を切り出した。
「……モンスターが現れてね。一つの村が壊滅状態に陥り、今まさに新たな町へと歩みを進めている」
「モンスター……」
 冒険者が呟く。モンスター自体は珍しいものではないが、人里にまで現れるというのはそうあることではない。
「今度はどこへ向かっているんだ?」
「エカテリーナの住む、坂の町のようだ」
 険しい顔でモルテは答える。
 一連の事件の依頼人であるエカテリーナの周囲には、ここのところ災難が続いていた。そしてそれは、何者かの手によってもたらされているということは分かっている。
 先日、グドンの集団に襲われて半壊した村の事件からは間が開いているが、近隣の住人の恐怖と不安は無視できないものがあった。
 無論、彼らがそれにエカテリーナが関わっているらしいことは知る由もない。何より下手に知らせるわけにはいかなかった。
 その村の生き残りは、村の一部の裕福な者と数人のドリアッドだけだったという。
「彼らはいずれもモンスターと対峙しているが、モンスターは何故か彼らを襲うことなく、無視していったそうだ」
 果たしてそれは何を意味しているのだろうか。
「ドリアッドは村にいた全てということになるが、裕福な人の中には襲われた人もいた。質のいい服装や貴金属などを身につけていた人は襲われず、そうではない人が襲われているんだ」
 モルテは髪をかき上げるようにして、頭を掻く。
「……けど、華美な格好をしていた人でも、怯えてそいつに殴りかかったところ返り討ちにあったという話も聞いているからね」
「弱点というわけではないと」
 確認するように、冒険者はモルテに尋ねる。
「そのようだ。君達はあまり気にしなくてもいいかもしれないね」
「ぱぁぱ、それって一体どんなモンスターなのじゃ?」
 普段どおり野性味というよりは薄汚さに溢れる格好で、彩雲の天鳥・スピナスはモルテの服の裾を引っ張る。
「うむ。見た目は若い青年のような姿だが……」
 その体は植物の盾と矛に覆われていた。本体を護るようにして周囲に纏った柔軟な粘膜の帯は、重みのない攻撃ならば容易に受け流してしまう。また、ムチのような長い蔓を何本も体から繰り出して、狙った相手の体を引き裂くという。
「全身のほとんどが茶と緑が占める中、紅に染まった爪が一際映えていたな……さておき、どうやらまだ隠し玉を持っているようだ。油断は出来ない相手だと思ってほしい」
 最後にモルテは神妙そうに付け加える。
「それと、モンスターは村まで何者かによって誘導されて来たようだ。くれぐれも気をつけてくれたまえ」

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参加者
聖天に舞う神翼の刃・ティエン(a00455)
翡翠の脱兎女・リヒトン(a01000)
緋天の一刀・ルガート(a03470)
宣伝部部長・フィロ(a12388)
西序二段三十八枚目・リキシ(a16700)
若葉の射手・フィンフ(a19327)
無垢いし・ウズラ(a21300)
蒼天を翔ける虹色の翼・ハリエット(a24345)
NPC:彩雲の天鳥・スピナス(a90123)



<リプレイ>


「植物とはモンスターは怖いですねぃ〜恐ろしいですねぃ〜脱兎したいですねぃ〜」
「僕達は逃げる訳にはいかない、行くぞ!!」
 依頼を請けておいて逃げ出されても困る。
 そんな訳で聖天に舞う神翼の刃・ティエン(a00455)は、じたばたと踠く翡翠の脱兎女・リヒトン(a01000)の首根っこを摘み上げるようにして引き摺っていった。

「気休め程度だけど身に着けといてね。武道家だから接近戦でしょ?」
「うむ……よくわからんのじゃが」
 何やら嬉しそうに、ぽむぽむと彩雲の天鳥・スピナス(a90123)の頭を押さえる若葉の射手・フィンフ(a19327)。それに不思議そうな顔をしたものの、スピナスはおとなしく言うことを聞いて、手渡された装備を身に着けた。
「…………まあ、とりあえずだ」
 猪突猛進のスピナスの見張りのために依頼に参加することになった千見の賭博者・ルガート(a03470)だったが、
 ともすると自分も一緒になって暴走してしまうだろうことをルガートはよく理解していた。
「無事に終わったら美味いものでも食って帰ろうな?」
 頬をポリポリと掻くルガートを見上げて、
「そうじゃな。はらがへってはいくさはできぬからのぅ」
 ずれた言葉と共に、スピナスは拳を握りしめた。

「やれやれ、少し不快だけど、もしもの事も考えなくちゃならないからね」
 湿ったマントで体を、顔をマスクで覆い、無音狂冥・ウズラ(a21300)はどうにも不審さを前面に押し出した格好になってしまっていた。
 彼女を始め、冒険者それぞれの装備は総じて、体を何かで覆っておこうという対策のようだった。この際、見てくれや不快さには目を瞑ろうということらしい。
「さって、きつそうだけど、準備は整った……がんばっていきましょう」
 多少の不安も感じつつ、彼女達は坂の町へと辿り着いた。


 壊滅させた村から道なりにエカテリーナの住む坂町へと向かった青年姿のモンスターは、最も低い場所にある入り口から侵入していた。
 青年が現れたのは夕刻前だったため、幸いにも闇夜に戦わなければならないという状況は避けられた。
だが不幸にも、昼間だったため町では住人が普段通りに生活していたのだった。
「キャアァァ――――――――!!」
 戦いの火蓋は、少女の金切り声によって切って落とされた。
「――いました!」
 屋根の上から周囲を見回していたウズラが、モンスターの姿を捉える。不用意に近付いた一般人が、既に何人か犠牲になったようだ。
 低所から高所へ吹き上がるようにして風は舞っていたため、風下を警戒していたリヒトン達はまず低所へと回り込む必要があった。
「ぬぅ、何とも面妖な姿ですが……うむ、あれを仮名ネペンテスマンと命名致しましょうぞ」
 何かを考えるように唸っていた西序二段八十九枚目・リキシ(a16700)は、自分の言に勝手に納得して一人で頷いていた。
 妙な名前を付けられたモンスターは、だがそれに何か反応するわけでもなく、目の前の壁へと叩きつけるようにして蔓を閃かす。一閃した軌跡に沿ってずるりと壁が滑ると、その重みに任せて壁は地面に倒れた。
 青年の周囲に、少なくとも生きている者は存在しないことを確認したリヒトンは、弓矢が届くギリギリの位置からナパームアローの矢を放つ。
 迫り来る炎の矢に、青年を護る粘膜の帯の一本が、反応する。その帯に着弾した矢は、激しい爆発を起こした。
「よし、この隙に――」
 だが、リヒトンの能力によって引き起こされた爆発は、あっという間に収束した。どうやら紛れて近付くほどの時間は稼げなかった。
 とはいえ、攻撃自体には効果があったようだ。粘膜の帯では護りきれなかった爆風に焼かれ、青年の植物の体の表面は黒く焦げている。
「脱兎の力を甘くみてはけないですねぃ〜」
「仕方ないな……モンスターめ、僕が相手だ!!」
 諦めて、武具の魂を使ったティエンは慎重に青年に近付いていく。
「逃がさないですねぃ〜」
 町の奥へと歩を進めようとする青年に、続け様にナパームアローを撃ち出すリヒトン。
 しかし先程とは違い、青年は複数の粘膜の帯で面積の広い盾を創り出した。炎の矢は同様に着弾したが、爆風が青年にダメージを与えたようには見えなかった。
「あの盾が厄介ですねぃ〜」
 同じ技は二度効かないとでも言うのだろうか。そんな悲観的な考えを否定するように、リヒトンは頭を振るのだった。

「どんな能力持っているのか確かめられればいいんだけど……」
 青年モンスターの特性を確かめようと、蒼天を翔る穢れなき翼・ハリエット(a24345)は土塊の下僕を召還する。
 やや緩慢とした動作で青年に近付いた土下僕だったが、振り下ろされた蔓の一撃でいとも簡単に崩れ去った。
「うそ、一撃で!?」
 たかが土人形とはいえ、ハリエットの作った下僕は一般人より高い耐久力を持っているはずである。それを一撃で土に返すほどの攻撃力があの蔓にあるのだとしたら……下僕は囮にはなっても盾にはならない。
「何度も食らったらタダじゃ済まない、よね……」
 蔓は複数あるのだ。そのそれぞれがもし、同時に自分を攻撃してきたら……
 ハリエットは嫌な汗が背中を伝うのを感じた。

 青年に攻撃を加える前まで、ティエン、ルガート、リキシ、スピナスの四人が蔓攻撃が届く位置に踏み込んでいたのに対し、実際の蔓の攻撃はティエンに集中していた。
「スピナスはドリアッドだから狙われていないのだとしても……」
 青年の視線が自分の胸元に向いていたような気もするが、リキシはそれについて深く考える事はしなかった。攻撃意志を見せた今となっては、自身も攻撃されているからだ。
 青年の蔓の攻撃は全てを避けきる事は難しかったが、多少の被害は覚悟の上で近付く事は可能なようだった。
「むぅ、こやつブヨブヨの癖に硬いですぞ!」
 青年の懐に潜り込んだリキシは掌底を連続で突き出すが、弾性に飛んだ帯の護りに手応えが感じられない。
「この程度では足りぬということですかな」
 如何せん蔓の数も少なくないため、邪魔に思ったリキシは、自分に蔓の攻撃が集中したところを狙って電刃居合い斬りで一気に切り落とした。
 これで蔓の攻撃は止むとリキシは期待したのだが、切り落とした蔓の切り口が徐々に再生していることに気付き、ウンザリする。
「キリがないですな……」

「今度こそっ、エンブレムシャワー!」
 距離を保ちながらも、終始紋章を描き続けて攻撃しているハリエットは、手数だけなら誰よりも多かった。
「私では致命傷を与えるのは難しいでしょうけれど……世の中には塵も積もれば山になるって言葉があるんですよ」
 そしてハリエットに負けない勢いで、ウズラの飛燕連撃も青年へと飛来する。
 だが、そのほとんどが、青年の持つ盾を貫くこともかいくぐることも出来ずにいた。
 幾つもの光線の帯や気の刃は、青年を覆うように広がる複数の粘膜の帯に尽く弾き返される。銀光の狼の牙も青年の体まで届かなかった。稀にモンスターの本体と思われる青年の体にまで攻撃が達したかと思っても、青年は泰然と歩みを進める。
「まさか……効いていないの?」
 その青年の様子に、ハリエットは些かたじろいだ。
「そんなはずは……」
 あるはずがない。ウズラも分かってはいたが、塵は所詮塵ではないのかという不安も同時に脳裏に過ぎる。
 近くにいる者を攻撃する鞭のような蔓と、青年を防御をする柔軟な粘膜の帯。それらはまったく別の意志によって動いているようだ。
 飛来する青年は意識を向けることもなく、ただ粘膜の帯が自動的にそれに反応して弾き返す。
 戦の常道は相手の機先を制すこと、と考えていたウズラだったが、手強い相手に手を拱いていた。

「あれ、またダメなの?」
 フィンフら牙狩人の影縫いの矢は何度となく青年の影を貫いていたが、青年が動きを止めることは一向になかった。
「それだけ能力が高いということか……」
 ルガートもまた、自らの紅蓮の咆哮の効果は期待出来ないということに気付き始めていた。
 どちらも決まれば相手にとって致命的な効果がある技だが、相手が強ければ強いほどその効果を及ぼすのは難しい。
「それなら、あとは殴るのみだぜ!」
「そうじゃ、なぐるのみなのじゃ!」
 元気にルガートに同意したスピナスだったが、彼がいくら蹴っても殴っても悉く弾き返されていた。
 己の闘気を凝縮したルガートは、蔓の一撃を受けつつ青年へと飛び掛かり、振りかぶった炎迅刀『ワラル』を力任せに叩き落とす。
 すると粘膜の帯の防御もろとも青年の体へ刀身を叩きつけ、その瞬間、接触面が派手な爆発を起こした。デストロイブレードの力である。
「――よし!」
 青年の体には抉れたような跡が残り、帯の一部も消し飛んでいた。
 確かに効いている。ルガートの攻撃の効果を遠目に見ていた青より蒼き牙・フィロ(a12388)は確信したが、同時に、青年の体がビクンと一震えたかと思うと、あの紅い爪が光るのを見て取った。
「気を付けて、ルガートさん。何か――」
 だが、フィロの声が届くより先に、青年モンスターの『隠し玉』は発動した。
「なん――――!?」
 ルガートが青年の体に一撃を与えて出来た傷が膨らんだかと思うと、爆発が起こったかのように無数の何かが弾け飛んだのだ。
「――ぐっ……はぁっ…………」
「っいた……いのじゃ……」
 あられのように飛び出した親指の先程の大きさの黒い玉を至近距離で浴びることになったルガートは、当然それらを避けきることなどは叶わず、体中に走る痛みに身悶えした。それは近くにいたスピナスも巻き込み、体に複数の球体がめり込む。
「ルガートさん、スピナスさん!」
 出し惜しみしている余裕はない。ヒーリングウェーブの力で、フィロは倒れた二人を癒し続けた。
 その攻撃は広範囲に渡り、青年と直接対峙していた者達は勿論、後方に位置したウズラやハリエットさえも標的となっていたからだ。
 幸いにも彼女達の元に飛んで来る頃には弾幕の密度も薄く、数発が体を掠めた程度で致命的な量のダメージを受けるには至らなかったのだが……。
「これは――種、ですかね……?」
 フィロは地面に落ちた黒い塊を拾い上げる。植物の種にしては大きすぎるサイズだったが、それを抜きにすれば
「爪が……紅い爪がうっすらと光るのを見ました。恐らくそれが何らかの合図だったのではないかと」
 牙狩人の射程範囲ギリギリに位置していたフィンフには、フィロが目撃した爪の輝きを始めとした青年の細かい特徴については遠すぎて伺い知ることは出来なかった。しかしフィロの言葉に、何か思い当たることがあるような気がして考え込む。
「爪……紅い爪…………爪紅……?」
 ここまで出掛かっているのだが、フィンフは記憶の糸を辿ることは出来なかった。

 青年の前にリキシは腕を突き出す。それに反応して現れた粘膜の帯に掌をゆっくりと当てると、
「――――せいっ!!」
 爆発的に高めた気を、瞬間的に帯の護りの内側へとぶち込んだ。リキシの破鎧掌の気に当てられて、青年の体が後方へと浮遊するように飛ばされる。
 粘膜の盾の防御の内側へと直接攻撃を与える事が出来る破鎧掌の効果は、どうやら悪くはないようだ。
「我が闘気よ雷となれ――!」
 稲妻の闘気を纏った七星煌樹『神翼飛翔』の柄を、確かめるように両手で握りしめたティエンは、続けて青年へと切り掛かる。抜き打ちの鋭い一撃は、帯の護りごと青年の体へと確実に達した。
「よし!」
 手応えあり、と感じたティエンだったが、先程のルガートの攻撃を思い出し、咄嗟に回避行動に移る。
 だが、やはり簡単に避けきれるものではない。弾け飛ぶ種からの被害を最小限に抑えることでティエンは精一杯だったが、青年の体に現れていたあることに気付いた。
「同じ箇所では発動しないのかもしれないな……」
 ルガートの攻撃を受けた左肩付近、そしてティエンの攻撃を受けた右脇腹付近が弾け飛んだ青年の体は、元には戻らずにぽっかりと穴が空いていたのだ。
 青年はその形を変えながらも、ただ無表情に周囲の物破壊し、周囲の命を破滅へと導いていた。その強力な能力に少なからず手傷を負いつつも、ルガートやスピナスも再び立ち上がり、臆することなく挑み続けた結果、ついには打ち倒すことに成功した。
「やった!」
 止めを刺したのは、
 青年モンスターはそこに痕跡を何も残すことなく地に染み込むように消えていき、町に散らばっていた種のような物も消滅した。


 冒険者達の手によって、モンスターは退治された。
 負傷者が出るなど、冒険者達の被害も相当なものとなったが……
「……これは酷いな」
 改めて町を見渡したフィロが顔を顰める。
 青年モンスターが現れた町の入口から、倒した町の中央広場までの地域。全体から見れば一部とは言えるが、町の被害も相当なものになっていた。
 建物に関しては良くて半壊。青年の通り道はほぼ全壊となっている家屋がほとんどだ。モンスター襲来の混乱の中、住人達の避難もままならず、負傷者は勿論、死者も少なくない。
 冒険者達がモンスターとの戦いに集中し、かつ時間を消費した結果だった。

「モンスターの誘導や、住民の避難の指揮くらいはすべきだったかもしれないね……」
 報告を聞いたモルテは、モンスターを退治したことを評価しながらも、そう冒険者達に口添えた。
 町の被害を抑えようとは考えていたものの、負傷していたせいで能動的に動く事が出来なかった自分に、フィロは悔しがる。
「そういえばウズラ、調べてたこと……何か分かった?」
「見つける前に、モンスターが現れたので……」
 ハリエットの問いに、ウズラは首を横に振る。
「そう……フィンフは?」
「あんまり詳しい事は分からなかったけど……一つだけ」
 モンスターを誘導した何者かについて、何らかの手掛かりを得ようと戦闘前に調査していたウズラと、戦闘後に調査していたフィンフ。
 町に着いて間もなくモンスターが現れてしまったため、ウズラが下調べをするのは難しかった。だがフィンフの方は獣達の歌で、小鳥から話を聞くことが出来ていたようだ。
「モンスターの青年から逃げるように前を走ってた人がいたみたい……でも、途中で追いつかれて殺されちゃったみたいだ」
「モンスターを町まで直接誘導してきたのはその人物の仕業と見て間違いないだろうね。……望んでこうなったのではないだろうと思うけど」
 何者かにそう仕組まれたのだろう、とモルテは言いたいようだった。


マスター:和好 紹介ページ
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作成日:2005/05/10
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