睡蓮妃



<オープニング>


 アーユヤ、アーユヤと幼子が名前を呼ぶ。緑から黄を経て橙で終る極彩色の鳥の鳴き声と、生命そのものを意味する森の名だ。アーユヤを吹き抜ける風は熱い密林特有の滴るほどに艶かしい緑の息吹と、生まれ落ちて生き死んで腐り落ちて行く様々な生き物の匂いを運ぶ。互いに肢体を絡ませ合った男女のような木々の陰には危険な生き物――美しい斑の大猫や、禍々しいほど美しいが刺されると死ぬほどの痒い毒虫など――が潜んでいたが、アーユヤから吹く風は周辺の集落の者達を呼び寄せた。なぜならば、そこで生活の糧の大半を得ていたからだ。狩りをし、果実や草とその根を採り、家財の材料となる木を切り出す。ましてや今は雨季。普段は柔らかく湿った大地が水を湛えて沼地と化す。沼地には様々な水棲の生き物が群がり繁殖の季節を迎えるのだ。

「父さん、アーユヤに行って来る。母さんに蛙を捕って来るんだ。今晩はご馳走だよ」

 焦げたパンのように真っ黒に焼けた少年は、病の床に就いている母親の為に蛙取り。つい最近に恵み深い森の名を覚えた幼い弟の手を取って森へ行き、そして帰っては来なかった。
 全て理解した霊査士が疲れたように目を擦る。
 両眼が無い少年の頭が見えた。幼子は葉の包みの中で生きていた。そのままにしておくのか、後で食らうのかは知れないが、とにかく今は生きているようだった。沼地に蛙の姿は無く、一面を覆い尽くすは無数の無限の睡蓮の花弁。生きていた時の少年の足が不審気に花弁を蹴り散らすのが見えた。沼が波打ち、薄紅の花弁が揺れる。蜘蛛の巣に触れれば主の蜘蛛が現れるように、巣の主は現れた。沼の中央の大きな睡蓮が花開き、濃い緑で織られた森を背景に、燃え立つ赤い髪の女が現れた。両手に珊瑚色の透き通る剣を持ち、女が笑う。更に花弁が舞い降りる。24の塊に分かれたそれは女王に従う侍女めいた肉を纏い、睡蓮の花弁に似た小さな羽根を持っていた。そんな、花弁でできた24の侍女が持つ48の真白い短刀に、頭以外の全てを切り裂かれて、少年は幼い命を散らした。幼子の方は葉に包まれて、沼地の中央で葉を茂らす木の梢に結ばれた。他の無数の包みと共に。
 霊査士は、侍女たちの動きが翔剣士の動きに似ていると思った。翔剣士が最も素早く攻撃を逸らす時使用する技に似ていると。
 またその攻撃は、吟遊詩人が剣もて舞う時の動きに似ていた。
 睡蓮の中央に立つ女王然とした女の持つ剣は素早くその一撃は激烈、そして何もかもすり抜けて身を削る斬撃を繰り出すに相応しく見えた。
 また身に纏う長衣は硬く、沼に浮かぶ睡蓮の花弁を解して迫る者を拘束するだろう事が分かった。
 難敵だった。
 霊査士は溜息を吐いて、それでも冒険者達を送り出すために席を立った。

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参加者
破城槌・バートランド(a02640)
似非忠誠者・ルイーナ(a03592)
采無き走狗・スィーニー(a04111)
風舞・ティナ(a10082)
博愛の道化師・ナイアス(a12569)
光輝の真名・アルル(a15166)
ちっぽけなエルフ・アルチェスト(a16871)
隷属者・リーゼノン(a17635)
昏き理・ルニア(a18122)
後方腐敗・カノン(a28346)


<リプレイ>

●恵み深き場所
 滴りそうな濃い緑が太陽の光を遮って豊かな樹冠を巡らす初夏の森。匂い立つ腐葉土。苔むした石と大木の幹と根と、下草の全てを覆って在るか無き風に沼地がざわめく。樹冠を映して輝ける翡翠の緑をさざめかせる沼地はぞっとする程美しく、眩暈を誘った。
 見渡す限り――もっとも木々が密生していてそう遠くまで見る事は叶わなかったが――延々と沼地が続く。絶え間なく世界を霞ませる霧雨が雨季の森に敷き詰めた、巨大な水の絨毯だ。
 沼地の中央に樹木の緑や濡れて光る幹の焦げ茶と溶け合ってゆらめく桜蓮色が見えて、一行の先頭を進んで来た風舞・ティナ(a10082)は思わず息を呑んだ。
 その源に信じられない程巨大な睡蓮があったからだ。
 桜蓮色の正体は沼地の表面を覆い尽くす蓮の花弁だった。つまり、その巨大な睡蓮は。
「モンスターなんだね、あれが」
「みてぇだな」
 すらりと風牙≪レイザーウィンド≫を抜くティナの言葉を受けて破城槌・バートランド(a02640)は頷いた。抜き身のヴォーパル・ウェポンで泥濘を掻いて窪みを探り、尖りの付いた靴で確りと沼底を踏み締めながら進むバートランド。同じく長い棒で先を探りながら、昏き理・ルニア(a18122)が続く。
 囮として用いる筈だったクリスタルインセクトを誰も使用出来なかった為、まずティナが恐らくモンスターの縄張りなのであろう、蓮の花弁漂う領域に踏み込む事になっていた。
「……それでは皆さん。打ち合わせ通りに……」
 罪知ラヌ世界ニ抗フ罪業ノ咎人・リーゼノン(a17635)は桎梏夏臺・スィーニー(a04111)を促し、花弁が描く境界線を迂回して、攻撃が始まった際に侍女達に悟られ難い位置に向かう。
 花弁に覆われた沼の表面は幻想的な桜蓮色の効果もあって美しい。反面、雨季にしか出来ない沼地に水棲植物の睡蓮が突然生える訳も無く、睡蓮の花が無いのに花弁だけが唯々広がっている様は不気味でもあった。奇妙なほど押し黙った森の中、アーユヤ、アーユヤと鳴きながら、森の名の由来にもなった極彩色の鳥が近くの大樹から飛び立つ。押される様にティナはモンスターの領域へ分け入った。
 しゃりしゃりと氷を砕く様な音と共に、沼地の中央に鎮座する睡蓮の蕾が綻ぶ。酔った様な薄紅の縁取りが成された巨大な花弁の隙間から、清らかな湧き水を思わせる薄青の衣が翻り、頂点から燃え立つような炎色の髪が見え。目覚めたばかりの乙女のように頭を振るって髪を波立たせると、女はこちらを向いて笑った。更に大量の花弁が舞い降りて水面で渦巻く。睡蓮の女を取り巻いて点々と、蜂が唸るような音を立てて降り立った侍女達は、まだうら若い娘の様に見えた。ずらりと凶悪な牙が覗く口元と、白目の無い眼差しと、羽虫めいて忙しなく羽搏く睡蓮の羽と手に握り締めた真白の短刀さえ無ければ。
 離れた場所で気付かれぬよう、スィーニーとリーゼノンが一本の巨樹に飛び付いた。
 スィーニー達がいる場所と、女が立つ睡蓮の丁度真ん中辺りに、無数の包みが括られた見る。
「ん〜とぉ、は〜ち、きゅ〜う、じゅ〜う……一杯ですぅ〜」
 包みの数を数えていた権従の狩人・ルイーナ(a03592)が、も〜沢山あって数えられないですぅ〜と指を咥えた。その中のどれかに幼子が包まれているのだろう、病の床に付いている母親の為にも幼子を連れて帰るのだと、決意も新たにスィーニーは包みを見遣った。
「へへ……お前さんに何かあったらティムにドヤされるんでな、守るぜ?」
 ティナの肩を叩いてバートランドが口の端を歪める。頷いて笑んだティナは侍女達の方へ向き直り、水と花弁を掻き分けて1人進み出る。皆が見守る中、発された一瞬の煌きが侍女達の意識を捉えた。それが戦端を開く合図。侍女達が動き始め、冒険者達もまた待ち受けて武器を構えた。

●誤算
 魔杖『蛟麟』に意識を集中する博愛の道化師・ナイアス(a12569)。解放された力が己の攻撃力を底上げするのを感じながら、ナイアスは油断無くティナを見遣る。また、光輝の真名・アルル(a15166)も待っていた。蒼石頂く杖『エターナルブルー』の先端が、霧雨の中敵を待ち受けるように微かに揺れる。狙った通り侍女達はティナへ集中した。娘達だけで戯れに踊るヴォルタの様に、複雑に位置を変えながら8体の侍女がティナに迫る。戻る間も無く一瞬で囲まれるティナ。8方向からの攻撃がその身を強かに切り裂いた。衝撃を丸々半分受け取って、バートランドも口の端から血泡を零す。バートランドの位置にティナが戻って来る事を想定して癒しの技の範囲擦れ擦れに位置取っていたルニアが、ティナも範囲に含めようと動く。しかし、腰を強く引かれて歩みを止めた。窪に落ちた時の為に括り付けておいたロープが何かに絡まったのだ。もともとここは沼地ではなく普通の森。雨季の水が溜まって出来た仮初の沼だ。茂み、朽ち技、倒木と、水面に隠れている障害物には事欠かない。その何れかに引っ掛かってしまったのだろうと、ルニアは急ぎロープを解きにかかった。
「やっぱドジっ娘なのなお前……」
 小さな悲鳴を上げて視界から消えた夜空を照らし出す稲光・アルチェスト(a16871)を窪みから引き上げながら、柴犬・カノン(a28346)が笑った。
「ドジじゃないもんっ! たまたまだもんっ!」
 ふらつきつつも何とか立ち上がったアルチェストが、憤慨したようにカノンを睨む。
「現に嵌っているじゃないか」
 ムキになって言い募るアルチェストをからかうように、益々笑みを深めてアルチェストの柔らかな頬を摘むカノンの視界の端に白刃が煌いた。咄嗟にアルチェストを突き飛ばし、一撃をかわすカノン。首を巡らすと、迫る侍女達がいた。ティナの放った光の効果範囲から外れていた侍女達が、前衛に進み出ようとしていた2人を狙って攻撃して来たのだ。侍女達の動きは2人の目を騙し、両手の刃が最も弱い場所へと滑り込む。攻撃を逸らそうとカノンが掲げた右の腕を、刃が強かに切り裂く。桜色の水面に赤が散る。背後から迫った一撃が、肩口を貫く。巨大剣の横腹に手を当てて、アルチェストは侍女の初撃をかわすが、旋回した侍女達は回転する勢いで左右から切り掛かる。4本の短刀を生やして、アルチェストは苦痛に呻く。
「ちっ」
 攻撃を耐え切ったカノンは素早く足場を確かめて踏み締めると、水を高く跳ね散しながら侍女の1人を蹴りつける。体勢を崩して水面に叩き付けられる敵ごと碾臼に掛ける様に、アルチェストが放った力の竜巻は、避け切れなかった侍女達の羽を引き千切って、高く高く舞い上げた。侍女達が駆け落ちた肩口や、潰れてぽっかり穴の開く眼窩からから、細かな蓮の花弁を食み出させている様はいかにも不気味だ。
「私が出来る事を、やるしかない……」
 子供を救うためには、それしかない。何をすべきか一瞬判じかねたアルルは、己を叱咤し決断を迫る。侍女を攻撃するのか、それとも回復すべきか。その時、竜巻が吹き上がった。やるべき事を決断してアルルは凱歌を歌う。柔らかな歌声はアルチェストの麻痺を洗い、カノンの傷を優しく包んだ。
 ティナもバートランドも十分に強い。けれど次また、侍女達の集中攻撃を受ければどうなるか分からない。移動したナイアスは、癒しの漣に増幅された力を上乗せして解放する。傷口から生まれて全身を苛む激痛が引くのを感じて、ティナとバートランドはナイアスに感謝の眼差しを送った。
 ルイーナが、先端に煌々と赤い火を灯す幻の矢を射った。ナイアスとティナ達の隙間を突いて飛んだ矢は、水面に打ち当たると爆発を巻き起こす。しかし、沼の花弁が燃える事は無くただ水を掻き立てただけだった。沼を覆い尽くす花弁は唯の花弁ではなく、またナパームアローの炎は本物の炎ではない。
 驚愕するルイーナに迫る影が5体。ワーンと高速で羽搏きながら白刃にルイーナを映す。高い場所を飛び続ける事は出来ないのか、沼上を滑る様に移動してきた侍女達は、儀式じみた複雑な動きを織り交ぜて短刀と共に舞いながら連続してルイーナを切り付けた。咄嗟に掲げた弓は間に合わなかった。金色の長い髪が数本断ち切られて水面に落ちる。5人の侍女が振り下ろした10本の真白い短刀は、根元まで血の赤に染まりながら、狙い過たずルイーナに食い入った。
「わたしぃ〜、もしかしてやられちゃ……」
 言葉半ばで仰臥して倒れるルイーナ。水と花弁が少女の小さな身体を覆い、吹き出て水に混じる血の赤さが少女の紫の双眸を優しく覆った。
「ルイーナ!」
 逸早く気付いたルニアの悲鳴に似た叫び声が上がる。
「早く――早く戻らないとっ!」
 水を切り裂いて、ティナは透き通るような流麗なサーベルの切っ先で孤を描いた。幻の礫は確かに侍女達の身体に穴を穿つが、半減された攻撃力では包囲を突破する事は出来ない。バートランドが振り上げた武器に降臨するは護りの天使。戦場の凄惨さが加わって益々歪に美しい蓮の沼地に、本物の清浄さを内包した輝きが宿る。絡め取って力と成し、バートランドは侍女の一体を切り裂いた。
「このまま何とか突破して、女王へ謁見と洒落込むしかねぇな!」
 バートランドと共に、波の様に押し寄せる侍女達のかわし難い攻撃を、極限まで精神を集中して逸らそうと努力しながら、ティナは何とか頷いた。
 アルチェスト達は侍女に囲まれており、アルルはその回復に忙殺されている。リーゼノン達はまだ木を半分登りかけた所だ。ルニアはもう自由になっているから、バートランド達の回復は任せられるだろう。そう判じて、ナイアスは振り向きざまルイーナに止めをさそうと沼に半分身体を沈めた侍女5体に黒い死の雨を降らせた。顔や腕が欠け落ちる程の衝撃に踊らされ、殆ど死に掛けながら何とか羽搏いて戻って来る侍女達。ナイアスは自分が前衛に出てしまっている事に気付いた。
 あと一撃だった。ナイアスさえ攻撃に転じる事ができれば、戦局を変える事が出来た筈だった。
 そして、衝撃と暗転。

●生命そのものの名を持つ森には死が満ちて
 水を跳ね上げ、アルチェストが沈んだ。痛む全身を叱咤して切りかかるティナの一撃は紙一重でかわされ、肉ではなく髪を一房断って赤を散らせた。
 何とか侍女を倒し切った冒険者達は今、蓮の女と相対していた。
 技に長けたモンスターは、技を駆使して冒険者達を拘束して苦しめた。びっしりと下肢を覆って拘束する花弁を辛うじてかわしたリーゼノンが、禍々しい3つの頭を持つ暗き炎を召還する。飛び行く炎は確かにモンスターの右胸を焦がしたが、女はまだ蓮の上で余裕を見せていた。ルニアも含めて数人が拘束状態にあったが、リーゼノンは既に凱歌を使い切っていた。
(「もう……長くはもたない。だから、早く――」)
 せめて――せめて子供だけでもと、スィーニーが木に登る。枝伝いに行くには時間が掛かりすぎると1度降り、登り直した木の高い場所にある枝の先で、複数の包みが揺れていた。じりじりと登り詰めながら、スィーニーは包みから目を離さなかった。何故だか、幼い頃に木登りをした事を思い出す。ドリアッドとして生まれ、森に親しんでいた彼にとって木登りは馴染みの遊びで、軽々と登って見せたものだ。あの頃簡単に登っていた距離が、戦いの最中では余りにも遠かった。
 蓮の上に立つ女が、珊瑚色に輝く二振りの剣で目の前の空間を十字に切り裂けば、見えない刃がカノンの身体を捉える。薄紅の水が跳ね上がったが、漂って来た花弁が直ぐに血の色を隠した。拘束からようやく逃れたルニアが、彼方の緑深く何の穢れも無い場所から風を呼び、皆の拘束を優しく解いた。
「撤退しましょう」
 誰も何も言えなかった。確かに、次に拘束されればどうなるか分からない。撤退は当然の決断と言えた。
「撤退だ、スィーニー」
 呼び掛けに、スィーニーは微かに首を振った。もう少しなのだ。あと少しで手が届く。そう自分を誤魔化してみても、現実には包みへの距離はまだ遠く。けれど諦め切れなくてスィーニーは木を登る。
「スィーニー!!」
 殆ど悲鳴の様な声が上がる。出来れば助けて欲しい。でないと、帰れなかったあの子が報われない――。アルルがエターナルブルーを掲げて銀なる狼を呼ぶ。一瞬でも睡蓮の上に立つ女の動きを止めてくれればと、祈りながら解き放てば狼は疾く宙を駆けて女に喰らい付くが、拘束するには至らない。
 揺れる包み。届かない腕。ざわめく緑。降り注ぐ陽光。きらきらと、戦いの場所であっても美しく幻想的な蓮の池。そんな、スィーニーの眼前に広がる風景の全てが不意に霞んだ。直後に激痛。手が滑り、木から落ちる。落ちる。落ちる。水面に叩きつけられて、起き上がりかけた身体にもう一撃。バートランドの声がする。ルニアを呼んでいる。体が浮く感覚。遠のく意識。誰かの攻撃が水を跳ね上げる音がする。
 助けたかったんだ。せめて、1人でも病床の母親の手に届けてあげたかった。
 そう――思いだけを残して、冒険者達は生命そのものを意味する名を持つ森を後にした。

 アーユヤを吹き抜ける風が運ぶ、熱い密林特有の滴るほどに艶かしい緑の息吹と、生まれ落ちて生き死んで腐り落ちて行く生き物達の様々な匂い。
 繰り返される生命のサイクルにまた一つ命が加わる。
 切ないほどに軽い身体に秘められた、痛いほどに重い命は、遠からず魔物に食べられて消えてしまうのだろう。
 アーユヤ、アーユヤと極彩色が鳥が鳴く声は、生命の死の側面を歌っている様で、聞く者達の胸を締め付けた。


マスター:中原塔子 紹介ページ
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重傷者:似非忠誠者・ルイーナ(a03592)  采無き走狗・スィーニー(a04111)  博愛の道化師・ナイアス(a12569)  ちっぽけなエルフ・アルチェスト(a16871)  後方腐敗・カノン(a28346) 
死亡者:なし
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