【月夜見奇譚】番外編 月夜の休息



<オープニング>


「……アイザラに行かないか?」
「アイザラ? 何だ?」
 冒険者の酒場。入って来るなりそう切り出した月夜の剣士・アヤノ(a90093)に、首を傾げる冒険者達。
 彼らのそんな様子を見て、彼女は慌てて続けて。
「ああ、すまん。説明が足りなかったな。アイザラは、鍛治職人が多く集まってる集落なんだ」
 ここから半日程行ったところに、アイザラと言う集落がある。
 腕のいい鍛冶職人が多く集まったそこは、小さいながらも武具や日常で使う刃物が一通り揃い、その上職人同士が切磋琢磨しあっている為か質の良いものが多く、狩猟を生業とする人や包丁を使う料理人などの間で密かに有名なのだそうだ。
「へえ〜。そんな場所があるんだ」
「しかし、お前から誘って来るなんて珍しいな」
「……実は剣が痛んでしまって……打ち直して貰おうと思ったんだ」
 そう言われてみればアヤノが冒険者になって既に1年。彼女の腰にある剣は使い込まれているのと同時に、確かにどこか草臥れた感じがする。
「皆もあちこち冒険してるし、鎧や剣が痛んでるんじゃないのかなって……」
「それで誘ってくれたのね。ありがとう。……でも、どうしてそんな場所知ってたの?」
 彼女の気遣いに微笑んだ冒険者達。その言葉に、アヤノは少し頬を染めて。
「……アイザラは子供の頃、父さんに連れられて良く行った場所なんだ」
「あ……そういえば、アヤノちゃんのお父さんは腕のいい鍛治師だったんだよね」
 ぽそりと呟いて、遠い目をする冒険者達。
 名工と謳われていた彼女の亡き父。
 そんな彼が愛し、生涯を通じて造り続けた『雲龍』と言うモチーフは、悲しい事件を産むきっかけとなってしまったが……。
 それはもう、過ぎた過去の話。彼女にとっても、そうであれば良いと思う。
「……久しぶりにおじさん達に会えるなって。……どうした?」
 冒険者達がボンヤリしているのに気が付いて、小首を傾げるアヤノ。
「いや。何でもない。……じゃあ、行ってみるとするか」
「そうだね。新しい武具も買えるのかな?」
 彼らは、沈みかけた思考を振り払うように首を振って。身支度を始めるのだった。

マスターからのコメントを見る

参加者
NPC:月夜の剣士・アヤノ(a90093)



<リプレイ>

●鍛治師の村
「……なかなかいい所ですね」
 呟くイズル。
 小さな集落。行き交う人々には笑顔。武器から日用品から雑多に置かれているそこは、活気に溢れていて。
「色々あるのなぁ〜ん♪」
「ああ。そのように走っては危ないぞえ」
 その中を、大喜びで駆けてゆくロコをフランチェスカが見送って。
「どんな防具がよいかな……」
 もの珍しそうに周囲を見渡すオリエ。
「私も何か良い武器が欲しいですね……」
「まったり探してみるとしましょうか」
 イズルとソルディンもまた、静かに歩き出し。
「すまんが、この剣を見て貰えんかのう?」
「こりゃまた随分使い込んであるな」
 立ち並ぶ鍛治屋。その中の1軒。スルクの短剣を一目見た鍛治師の呟きに、彼は笑って答える。
「ああ……先々代から受け継いでおる故」
「そりゃあ年季が入る訳だな。手入れしとくかね?」
 鍛治師の言葉に頷いたスルクは、これからも世話になるだろう短剣を、大事そうに撫でて。
「……見事な腕だな、あんた」
 通り過ぎざま、目に止まった鍛治師の巧みな技に、思わず声をかけたラウンゼント。
「そうかい? ありがとよ。生涯修行中の身だがな」
「その謙虚な姿勢がまたいいな」
 彼の言葉にニヤリと笑う鍛治師。
 どうやら、意気投合したらしい。武器の話に花が咲く。
「おじさーん!! ルシエラにぴったりな両手剣あるっ?!」
 そこに駆け込んで来たのはルシエラ。
 その場で腕を広げたり、掌を見せて来る彼女に、鍛治師は驚きつつも笑って。
「随分元気なお嬢さんだな。アヤノの友達だって?」
「そうなのっ。剣は大事な相棒だから、ちゃんとしたのが欲しいのっ!」
「あいよ。お前さんに合わせて調整すっから、ちょいと待ってな」
 豪快に笑った彼に、ルシエラは嬉しそうに頷いて。
「お。この斧、良さそうだな……」
「兄さん、探し物かい?」
「ああ。でも今見つかった」
 鍛治師の声に、財布を覗き込みつつ答えるシン。
「ついでに俺の武器も修理して貰えるか?」
 思い出したように続けた彼に、鍛治師は見せてみな、と人懐っこく笑って。
「……これを戴けますか?」
 場所は移り、先程とは違う1軒の剣が並ぶ店先。燃えるような赤い刀身に一目惚れをして、早速交渉を始めたマイト。
「……差し支えなければ、お仕事ぶりを拝見させて戴いても良いだろうか」
「ん? 構わんよ。好きなだけ見ていきな」
 その店の奥。レダが店主に声をかける。
 刀鍛治。真っ赤になる程に熱した刀身を、槌で叩いては水冷するという作業。
 その繰り返しが、刀の形を決め、最適な硬度と粘度を作り上げて行くのだ。
「素晴らしい……」
 その光景を一緒に見ていたケネスの呟き。
 いつの間にか、剣を手にしたマイトも並んで。
「わざわざこの村にまで買い付けに来る人の気持ちがよく分かりますね」
「ええ。良い物を見ました」
 ケネスとマイトの声に、頷いたレダ。
「鍛冶師殿。その剣、お譲り戴けないだろうか」
 作り手の顔を見、姿を心に留めて。大切に使うから……と続けた彼に、店主は快く応じた。
「あの、すみません……」
 天井から下げられる様々な武器飾り。職人の姿を見つけて、ケラソスはそっと話し掛ける。
「……ある人への贈り物を作って戴きたいのです」
 いつもお世話になっている、不器用だけど暖かいあの人へ……。
「どれ。作ってみようか。どんなのが良いんだ?」
 そう呟いた彼女に、職人は請け負って。ケラソスはそのイメージを彼に伝える。
「おぬしら、探し物は見つかったかえ?」
「うん。自分に合った盾が欲しいと思ってたのなぁ〜ん♪」
「小さな村とは思えないくらい色々あって悩んだけどね」
 フランチェスカの声に、美しい桜の装飾がある軽い盾を手に頷くロコ。オリエも、夜の星のような落ち着いたデザインの術士服を見つけたらしい。
「いつの頃からか白いものが好きでね〜。クラウドさん、武器……使うの?」
 同様に白い弓を手にしたナーシュ。クラウドの手の大きなブーメランを見て首を傾げる。
「武道家と言えど何かを成すために必要なら、武器を手にとる事も有るさ……」
「そうだな。僕は……何か、呼ばれてる気がするんだ」
 彼の呟きに頷いたロック。ヴァイオレットも遠い目をして。
「……きっと、武器がロック様を待っているのでしょう」
 武器は、身体の一部のようなもの。例え埋もれていても、ほんの一部しか見えなくとも、きっと解るはず……。
 そんな事を考えて。彼女も鍛治屋を巡り出す。
 自分の欠片を探す為に。


 親友の思い出の土地は、何だかとても懐かしく感じて。安堵の溜息をついたアリア。
「おでかけ、おでかけ〜♪」
 自分とファンバスに挟まれ、両手を繋いで歌うシェラフィ。
 少女の明るい表情。その姿は、何だか本当の親子のようで。
「……や、やぁ。元気してたかい?」
 少女にぎこちなく手を振って微笑みかけたゴウラン。
 前に酷く叱ったので、嫌われているだろうと思ったのだが……シェラフィは笑顔で彼女に飛びついて。
「……アタシが怖くないのかい?」
 拍子抜けする程の反応に、思わず漏れた呟き。
 どうして? と首を傾げる少女に、ショコラが笑う。
「だから大丈夫って言ったじゃないですか」
 それにファンバスも頷いて。思い出したように続ける。
「俺、楓華列島に渡ったんだ。アリアちゃんも一緒」
 人伝に聞いた話が興味深くて、自分の目で見てみたくなって……。
 熱く語るファンバスを、じっと見上げる瞳。
 涙目のシェラフィに気付いて、彼は慌ててしゃがみこむ。
「……おじちゃん達、遠くに行っちゃうの?」
「大丈夫。何かあったらすぐ駆けつけるよ」
「すぐ帰ってくる?」
「うん。だから、元気で……笑顔でいてね?」
 少女の頭を撫でるファンバスの言葉が、自分にも向けられているのだと知って。アヤノは静かに頷く。
「……良縁は、楓華で探して来るのよね? 兄さん?」
 そしてにっこり笑って続けたアヤノ。彼は返事の代わりに目を反らして。
「ええと……髪飾りを修理に出したいのだよね。折角だし、シェラフィちゃんの髪飾りも選ぼうか?」
「ああ、そうですね。梨も持って来たんです! 後で一緒に食べましょ」
 諦めの悪い友人に苦笑しつつ、助け舟を出すアリアとショコラ。
 シェラフィの嬉しそうな笑い声が響いて……。
「アヤノちゃん……?」
 少し遠い目をしていたアヤノを気遣うようなローズマリーの声。
 優しい青い目で見つめる彼女に、アヤノは大丈夫、と言うように頷いて。
「……2人共元気で戻って来るって信じてるから。それに皆がいるしね」
「そう。アヤノちゃん、強くなったわね……」
 にっこり笑ったローズマリーの言葉に、赤くなるアヤノ。
 そこに戻って来たレイドを、2人は微笑みで迎える。
「へへ。『ミツルギの旦那が弟子を取ってたとは知らなかった』って言われたぜ」
 満足気な彼。
 アイザラの鍛治師達に、アヤノの父が『雲龍』を打った時の話を聞いたり、彼の自作した白銀の剣『雲龍』の出来を見て貰い、大層有意義な時間を過ごしたらしい。
「そうだ。兄さんに渡そうと思ってたものがあるの」
 そう言ってアヤノが差し出した封筒。中身を開いた途端、凍りついた幼馴染を不審に思い、ローズマリーも覗き込んで。
 見覚えのあるそれは、彼女の父が書き遺し、ハヤトが命懸けで護った――『雲龍』の図面。
「このままだと、『雲龍』は過去のものになってしまうから。兄さんが継いで……新しい『雲龍』を生み出して欲しい」
 父さんと兄さんも、それを望んでると思うから……。
 続いた言葉に、慌てて押し戻そうとしていた彼の手が止まる。
「……判った。預かっとく」
「……責任重大ね。レイド」
 驚きを隠し切れず、頭を掻く幼馴染に、ローズマリーはくすくすと笑った。


「……リボン?」
 ミュリンの言葉にアルシェンドは頷いて。
 新しく誂える剣の握りに巻く滑り止めの布の下に、リボンを巻こう……そう思った彼。
 剣は己の命を託す大切なもの。そして、誓いを示すもの。だから、彼女に手伝って欲しくて。
「じゃあ、これ。あげる」
 ミュリンは暫し考えて。徐に髪を結んでいたリボンを外す。
「あああ!? だ、ダメだ。ミュリンっ。こんな所でッ」
 あっと言う間に解けて素の髪型に戻った彼女に、アルシェンドが思わず叫ぶ。
「どうして? お守りにするなら、新しいのより効き目あるかもだよ?」
「ああ、いや……脱ぐならこう、2人だけの時に……ッ」
 首を傾げたミュリンに、溢れ出た煩悩で顔を真っ赤にして続ける彼。
「……先走り過ぎですよぅ」
「どうかなさいました?」
「ああ。何でもないですよぅ〜」
 横に立つエリスが何やら呟いた気がして。
 覗き込んで来たウィンディアに、彼女は微笑みを返して。
 ここに来た目的がデバガメだなんて、友人達には口が裂けても言えない。
「しかし。何故わしが荷物持ちになっておるのじゃ……」
「すみませんねぇ〜」
「ありがとうございます」
 両手に荷物を一杯に抱えてぼやくダストに向けられる、エイルとリューシャの天使のような笑み。
 いや。そんな風に微笑まれたら嫌とは言えないと言うか……。
「……いいのじゃ。あそこでご飯にするのじゃ」
 ガックリと肩を落として、近くのベンチに座り、弁当を広げる彼。
「いいなぁ」
 彼の弁当に向けられる、周囲の熱い目線。
「これでいいかの?」
 ダストはウィンディアに桃まん、エイルに卵焼きを差し出す。
「ダストさま、ありがと〜♪ ではお返しに肉まんをどうぞ」
「私からもお返し〜。……ウィンディアいぃな〜。半分おむすびと交換しませんか?」
 2人のやり取りに便乗しつつ、彼女の手元にも熱い視線を送るエイル。
 ウィンディアもそれに快く応じ、桃まんと肉まんを半分づつ差し出して。
「エリスとリューシャも交換して〜♪」
「どうぞ。私のはサンドイッチですけど……」
「エリスは猫型クッキーなのですぅ」
 続いたエイルの言葉で、始まる交換会。結局、全員が持ち寄った物を交換し合って。
「どれもこれも美味しいです〜」
「みんなと一緒にお出掛けって楽しいですね♪」
「うむ。いいものじゃの」
 にこにこ笑顔のウィンディアに楽しげなリューシャ。それにダストも頷いて。
「……エリス?」
 そして挙動不審の友人の肩を叩いたエイル。エリスは、目的の人物を目で追うのに必死らしかった。


「そんなに走り回るなって」
「だいじょぶです! 元気ですっ!」
 包帯姿が痛々しい弟子に心配そうに声をかけたセイガ。
 それに元気に答えたチェリートだったが……言った側からよろけてへたり込む。
「ほれ。言わんこっちゃねえ」
 セイガはそう呟くとその場に背を向けてしゃがみ。乗れ、と目線で合図する。
「しかし、立派なネタ人に成長したなあ……」
 チェリートをおぶって歩きながら、ほろりと涙する彼。
「おししょ程じゃないですよー?」
「俺はネタ人じゃねえ!」
 何気ない彼女の一言にウガーと言い返したが……。
 全く気にする様子もなく、空が近いと無邪気に喜ぶ弟子に困ったように笑って。
「……このまま店回るからな。しっかり捕まってろ」
 師匠の一言に頷いたチェリート。言われた通り、セイガの首に腕を……しっかりと回し過ぎたか。
 グエッと言う声が聞こえたような気がした。


「こういう時って何贈れば良いモンかねぇ……」
「本当に、何を贈れば宜しいのでしょう……」
 並んでお茶を飲みつつ、溜息をつくフローライトとアオイ。
 その言葉に、フローライトは頷きかけて……慌てて顔を上げる。
「おいおい。アオイはこう言うの馴れてるんじゃないのか!?」
「え……? ええ。今迄幾度かは贈り物させて戴きましたけれど。それでもその都度悩むのですよね」
 アオイの言葉に溜息をつくフローライト。気になる相手の誕生日プレゼントを選びに来た彼女にとって、アオイは頼みの綱だったのだ。
「ふふ。勿論、アドバイスは差し上げますわ。フローライトさんもわたくしにアドバイスを下さいませ」
「ええ!? 俺のアドバイスなんてアテにならねえぞ!?」
「いいえ。二人でゆっくり話し合えば必ず素敵な物が見つかるはずです」
 慌てるフローライトに微笑みを返すアオイ。
 2人は、暫し真剣かつ、贅沢な悩みに頭を捻る事になるのだった。


「この剣留め、使えそうじゃないか?」
 食器等の日用品を買い足しを終え、業物を見て回っていたブラッドは、付き添いを頼んだ2人……アイヴィとバルアを振り返って。
「そうだな。……あ。これとかブラッドに必須じゃねェ?」
「いやいや。コレなんかどうだ? その場で彫ってもらえるみたいだぜ」
 そう言ったアイヴィとバルアが手に押し付けて来たのは滑り止め付きブーツと『1/8木製人形』。
「お前、洞窟でコケた前科あるしなー」
「旅団の土産物に丁度良いと思うぞ。勿論格好は水着コンテストのやつで」
 何も答えないブラッド。それを肯定と受け取ったか、2人のお薦めポイントの解説が続く。
 ちなみに彼は肯定をしている訳ではない。ちょっと人より無表情なだけだ。
 まあ、こいつらなりに気を使ってくれたんだろう……。
 そう考えたブラッドだったが。アイヴィもバルアも遊んでるだけです。絶対。
「そうだな。次に来た時の候補にでも入れさせてもらおう」
「……やっぱ面白いよな。おまえ」
 真面目に答えた彼に、呟くアイヴィ。バルアも笑いながら頷いた。


「全くもう。カズハったら……」
「お前が素直に言わないからだ」
 思い出の集落と聞き、アヤノに子供の頃の話を聞いたカズハ。
 彼女が答えなかった為、集落の人々に聞き込みをして回ったのだ。
 鍛治師達は昔馴染みの娘の手を引くカズハに興味津々だったが……それでも、アヤノは、若くして亡くなった母親に良く似ている事。
 成長するにつれ妻に似てくる娘に、彼女の父は喜びながらも複雑な気持ちであった事等色々と教えてくれた。
「義父上が生きていたら、『娘はやらん』と言われていたかもな」
 その言葉に笑う彼女は、見違える程立派な冒険者になったけれど。
 護りたい、負けられぬと勇気と力を与えてくれる。傍にいるだけで力が涌いてくる……。
「……これからも一緒にいてくれるか?」
 不意のカズハの言葉に、アヤノは耳まで赤くなりつつも、頷いて腕を絡めて。
「……この2人はラブラブなんですねぇ」
 その様子をしっかりと眺めて、エリスは呟いた。


「……これは、いい物ですね」
 仕上がって来た武器を見つめて唸るソルディン。
「全く。う〜ん。いいね!」
 命を預けられる武器を。アヤノの父に負けない、いい仕事を頼む……と頼んでいたゴウラン。
 予想以上の出来栄えに、躍り上がらんばかりに喜んで。
「お礼に一杯奢らせておくれよ!」
 そう叫んで、職人を引きずって酒場へ消えて行く彼女を苦笑と共に見送って。
「……また機会があれば来たいですね」
 そんなソルディンの呟き。
 冒険者達はそれに頷き、夕闇が近くなった空をそっと見上げた。


マスター:猫又ものと 紹介ページ
この作品に投票する(ログインが必要です)
冒険活劇 戦闘 ミステリー 恋愛
ダーク ほのぼの コメディ えっち
わからない
参加者:37人
作成日:2005/09/20
得票数:冒険活劇1  ほのぼの25 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
   あなたが購入した「2、3、4人ピンナップ」あるいは「2、3、4バトルピンナップ」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 マスターより許可を得たピンナップ作品は、このページのトップに展示されます。
   シナリオの参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。