秋のタルト祭〜パートシュクレのタルトレットのタルトタタンのタルト



<オープニング>


──タルト爺、という名前を耳にした事があるだろうか?
  節ばった手から作られるタルトは至高絶品。彼の作るタルトは弟子達の目標であり、憧れであった。
  今はもう、口にすることは永遠に叶わないけれど──

 あれからどれ程が過ぎたやら。
 秋が来ると、また一人、また一人と動き出す。
 美味しいタルトを、美味しく頂く。
 秋の空から見ているかも知れない爺を、偲びながら。

 依頼主は、タルト爺の弟子の一人であった。
 ただ、彼女は大層な変わり者で。
 タルトのある一点に、異様なまでの情熱を燃やし、注ぎ込んでいた。
 そんな彼女が拘る一点とは……『生地』である。
 師の作る『パートシュクレ(タルト生地)』に衝撃を受け、そして魅せられ……それでも尚、越えられなかった師を、今も尚尊敬し続けている。
 決して、フィリング(中身)が作れなかったり、作っても下手な訳ではない。それ以上に生地が好きだというだけなのだ。
 そんな彼女が、師の命日を前に作ろうと考えたのが、『パートシュクレのタルトレットのタルトタタン』の、タルト。
 ……初めに聞いた時は、霊査士も何がなんだかさっぱりで、早口言葉でも言われたかと思ったらしい。
 『パートシュクレ』は、先述の通り、タルト生地の事である。
 『タルトレット』とは、「小振りなタルト」のこと。カップケーキほどの大きさのタルトがあれば、それはタルトレットだ。
 そして、『タルトタタン』。これは、簡単に言えば「逆さまタルト」。通常のタルトが、タルト生地を皿に見立てて中に具材を詰め込んでいくのに対し、具を先に詰め、その上にタルト生地を被せて焼いたものだ。
 これを踏まえ、先ほどの言葉を順に追う。
 まず、タルトレットの中に、パートシュクレが入っている。
 それに生地を被せて、「パートシュクレのタルトレット」のタルトタタンにする。
 更に「パートシュクレのタルトレットのタルトタタン」をフィリングとして、タルトを焼く……
 ……要は、生地の中に生地に包まれた生地が生地入りで入っているということだ。なんという生地への情熱。
 これほどまでに生地尽くしであるとなれば、他のタルトに比べ、使用される小麦の量が尋常でないのは明らかである。また、日頃から生地を愛して止まない彼女であるから、その素となる小麦を大層大切にしているのも、想像に難くない。
 
 さて、ここでようやく「依頼」の本題だ。
 その生地の材料となる小麦の貯蔵庫が、鳥の化物に占拠されてしまったらしいのだ。
 身の丈を越える程にでかい……依頼人曰く、見た目は雀らしいのだが、それがまた中々に手強く、自分の力では追い払えないという。
 霊査士曰く、大雀自体は冒険者の一人二人で、容易く追い払えるだろう。但し、依頼人はそのお礼と本来の目的を兼ね、例の舌を噛みそうなタルトを御馳走したいと言っている。タルト爺の意志を継ぐタルトを、美味しく頂くことこそが、師への何よりの供養だと、そう考えているからだそうだ。
 そんな事情でこの人数、との事である。
 無論、一緒にタルト作りを楽しむのもいい。
 ……いや、生地作りと言った方が正しいか?
 とまれ、生地には誰にも負けないと自負する依頼人であるから、その味は折り紙付きであろう。

 本題はそこそこに、むしろ楽しんでくると良い、と、霊査士は冒険者を送り出したのであった。

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参加者
緋の医術士・アーリィ(a00846)
饗宴の思索者・アレクサンドラ(a08403)
春謡・ティトレット(a11702)
野良ドリアッド・カロア(a27766)
流浪の吟遊詩人・レイジーン(a28262)
果て無き夢を追いかけて・ルクミニ(a30918)
幻華・セファミース(a32120)
しっぽふわふわ・イツキ(a33018)
天水蒼舞・カナメ(a36261)
宵闇の空・ハルヒ(a36263)


<リプレイ>

●雀
 がさごそ、がさごそ。
 倉の奥から音がする。
 先ずは様子見と、遥か遠方より遠眼鏡を覗く、饗宴の思索者・アレクサンドラ(a08403)。
「ぬ。実に巨大なる、だがあれは、確かにスズメである」
 あんなに大きな雀なら、小麦もあっと言う間に食いつぶされるに違いない。
「中にいるね」
 宵闇の空・ハルヒ(a36263)の遠眼鏡にも、ちらちら映る茶色い尻尾。
 時折顔を出して様子を覗うが、すぐ小麦をついばみに中へ戻っていく。
 まずは小麦を。護りの天使を従え、緋の医術士・アーリィ(a00846)が貯蔵庫へ歩みを進める。
 がさごそ、がさごそ。
 逆側から回りこんでいた天水蒼舞・カナメ(a36261)が、壁に耳をあてると、こつんこつんと、床を叩くような音が聞こえた。
 この辺りにいる。壁を指し示すカナメ。
「私達も行きましょう」
 小春日・ティトレット(a11702)も遠眼鏡を仕舞うと、緋翔華・セファミース(a32120)と視線を合わせ、互いに頷く。
 流浪の吟遊詩人・レイジーン(a28262)はその様子に暫し思考を巡らせ……アレクサンドラとハルヒに目配せし、手にしたギターを掻き鳴らした。
 紡ぎ出されたのは、眠りの歌。
 続けて、二人の歌声が重なる。
 突如流れてきた音に驚いたか、雀がひょっこりと……
 その脇から素早く倉の中へ身を躍らせ、小麦と雀の間に入り込む、おてんばドリーマー・ルクミニ(a30918)。アーリィもきょとんとする雀の後ろから回り込み、小麦を庇うように位置を取った。
 一瞬の後、雀はぢゅんぢゅんと鳴いて、出て行けとばかりに二人をくちばし攻撃。
 が、それも束の間。
 中からの音が止んだのに気付き、入口に控えていたセファミースとティトレットが覗き込むと、雀はお行儀よく座り込んで居た。
「……眠った、か」
 待機していたストライダーの重騎士・イツキ(a33018)が、それに気付きロープを手に進み出る。
 毛を膨らませて眠る雀に掛けられる縄や布。
「ぬ。手触りも確かにスズメである」
 先ずは貯蔵庫の外へ。
「閉めておきますね」
 一度閉じられる扉。更にその前にティトレットとセファミースが陣取り、雀が舞い戻ってきた時の為に警戒を続ける。
「あ、もう寝てますね」
 そこに折り良く、移転先の下見を終えた、野良ドリアッド・カロア(a27766)が。「どうでした?」
「餌場らしき所は色々あるんですけど」
 その話はここに来るまでに、ルクミニも周辺の人々から聞き及んでいた。しかし、それがこうして居座っているということは……
「こんにちは♪ 私はドリアッドの吟遊詩人レイジーンと申します♪」
 目を覚ました雀に向かい、獣達の歌で説得開始。ハルヒも説得に加わるが、食事の邪魔をされてご機嫌斜めな相手に、なかなかどうして苦戦している様子。
 元が食料難という訳ではない以上、いかに移転先を魅力的な場所としてアピールできるかが、説得の鍵。仮に食料難でも、雀から見て宝の山の貯蔵庫をそう易々と離れはすまい。
 残念な事に、移動のお願いは尽く突っぱねられているようだった。
「……どうしましょう」
「実力行使?」
 二人の四苦八苦を前に顔を見合わせる一同。
 等と言っている間に、カロアの武器がめきめきとフォーク化。
 段々とあやすのに疲れを見せ始めた二人に代わり、アレクサンドラが獣達の歌で雀に告げる。
「さっさと出て行かぬと〜♪ 貴殿もタルトにしてしまうぞ〜?」
「おんどれ〜♪ あんまり聞き分けねえ事言ってッとぉ〜♪ タルトに入れて食っちまうぞゴラァ〜!」
 カロアも歌いつつ武器を振り回し、更にホーリーライト点灯、めまぐるしく色を変えて視覚的にも脅かしに掛かる。本当にタルトに混入しそうな勢いだったり、目が本気だったりするのは、早く片付けてタルトにありつこうという心情の表れなのだろうか。
 雀は駄々っ子そのものの反応で、ばたばたと羽を動かす。さっと、ハルヒを庇うように立つカナメ。
 そして、雀は貯蔵庫に戻ろうと突撃……だが、そこには入口を固める二人が。
 咄嗟に点灯するホーリーライト。光に驚いた一瞬を突いて、セファミースを庇うように前に出たティトレットが、拳で語るをぽこんと一発。
「入っちゃだめ、痛い事になるよ!」
 広がる二人の世界。
 ひどいや、のような言い分には少々心が痛むが、被害者はそもそもこちらなので、そこはぐっと堪えて叱り付ける。
 言葉どおり痛い目に遭って慌てて飛び跳ねる雀を、イツキが槍で突付いて更に遠くへと追い払う。
 大きくなって気も大きくなったといえ、やはり雀は雀。流石にこれだけの数の冒険者に脅されたり突付かれたりしたのでは、溜まったものでないのだろう。ぴぴぴぢぢぢと鳴き声を上げ、空へと舞い上がる。
 戻ってきたら、今度こそはしっかり掴まえて他所へ運ばなければならない。
 抑えられないようなら慈悲の聖槍を。仲間と共に身構えるアーリィ。
 しかし、雀はあちこちの屋根を点々とした後、観念したのかそのまま何処か遠くへ飛び去った。
「人が育てたものを勝手に食べちゃダメよ」
 小さくなっていく影を見送り、皆はやれやれと息をついた。

●パート中略タルト
 貯蔵庫の片付けは、アレクサンドラの喚んだ土塊の下僕の手伝いもあって迅速に終了、いよいよタルト作りである。
「んっと……生地作り、参加しても良いかな?」
 道具を準備する依頼主に、ハルヒが念の為に尋ねる。すると、依頼主は勿論と頷き、全員を見回した。
「皆も是非憶えて帰っておくれよ」
「それはありがたいです」
 出来ればレシピをと考えていたカナメには、願ってもない返事。カロアは既に麺棒片手にやる気満々で腕捲り。
 何か手伝おうと思いつつも、細かい作業は畏れ多く……そんなこんなで力仕事を申し出て見るティトレット。
「あのっ、生地捏ねたりなら頑張れますっ」
「ああ……俺も、力仕事なら、な……」
 手を貸す事で作業が滞りなく進むのならと、イツキも続いて名乗りを上げる。
「窯はもう薪入れたし……」
 暫し考えた後、依頼主は思い出したかのように、二人を古めかしい石臼の前へと呼び寄せる。
「粉挽きですね?」
「今日は沢山居るからね」
 挽き置きじゃ足りないだろうからと、土を触ったり、水を触ったり……何か確かめた後、石臼の中に小麦を一掴み。
「うん、よし。今日は、こ〜れくらぁ〜いの速度で」
「今日は?」
「雨の日は粗く挽いたりするのさ」
 曰く、捏ね易さなどが変わってくるそうなのだが、極々微妙な差なので、挽き置きの現品を見比べてもどう違うのかさっぱり。ここまでくると最早謎の領域。つくづくに凄い拘りようだなと、カナメは感心しきり。
 そうして追加で粉挽きが行なわれている間に、少し離れた場所に用意された特設台に道具と人が勢揃い。
「じゃ、土台から」
「パート、シュクレ、の、タルトレット、の、タルトタタン、の、タルト、だから……タルトだねっ」
「ぴんぽん♪ 先ずはバターがクリームみたいになるまで捏ねとくれ」
「あ、クッキーと一緒なんですね」
 仰々しい名称に、難しい印象を受けていたセファミースだったが、これなら今まで作った事のある簡単なお菓子とそう変わらないかも? と、なんだか少し心に余裕が出る。
 一方、カロアはスケッパー(板状器具)を見せて首を傾げる。
「これは?」
「外側が固い方が食べ易かろ」
 そっちはタルトレットとタルトタタンの生地で使うから、と応える依頼主。レイジーンは半ば感心しながら、手元を真似てボウルの中身を掻き混ぜる。
「成程……全部同じではないのですね」
 タルトを作るのは初めてだが、その生地だけで作り方が何通りもあるとは。
 そうこうしているうちにバターから手応えが無くなり、ふんわりとろりとし始める。
「色変わっちゃった」
 すっかり白っぽくなったバター。そこに砂糖や卵、ノソリン乳が足されて、くるくると変わって行く質感。そんな様子をルクミニがうきうきしながら覗き込んでいると、依頼主が参加しないのかと首を傾げた。
「わたしあまり料理は得意じゃないから、きっと手を出すと美味しくなくなっちゃうと思うの」
「そんな事ないさ」
 私が教えるんだから、と冗談めかして言う依頼主。料理をより美味しくするエッセンスは、作り手の心なんだから。カナメもそう続けるが。
「でもやっぱり上手に美味しく作りたいよ?」
 ハルヒがそう零すと、作る代わりに美味しく頂いちゃうからいいのと、ルクミニが笑顔を返した。
「そういえば、タルト爺ってどんな人?」
 練りあがったバターに粉を加えつつ、アーリィがふと問う。
 依頼主はなんだか懐かしそうな顔をして……しかし、最後には生地の話になってくる辺りが、変わり者と呼ばれる所以なのだろうなぁと、思わず納得。
 折り良く生地が出来、一旦休ませる為に涼しい場所に置いた所で、ティトレットとイツキが挽きたてほやほやの粉を持ってくる。
「よし、次の生地だ。皆、スケッパー持って」
「これですね」
 板のようなものを手にしつつ、一体どのように使うのかと、皆が依頼主の手元に注目する。
 硬いままのバターを板で大雑把に切り刻み、平らな台に盛り上げた小麦粉にそれを盛り上げ、更に板でざくざく。砂糖も混ぜてまぶして、またざくざく。
 バターが小さくなると、サラサラになるまで手で擦り合わせ、ボウルに移す。
 先ほどの捏ね回しとは違った手法に、皆は心持ち真剣な表情で手元を真似て、ざっくざく。
「で、卵と乳を合わせる」
「そしてこれの出番ですね!」
 じゃきーんと、満を持して取り出される麺棒。
「そう! 広げたら切って、これもお休み」
「まだ焼かないんですね」
 再び冷暗所に置かれる生地達。そして、作業はもう一つの生地作りへ。
「じゃ、最後にフィリングのパートシュクレ作るよ」
「フィリングのパートしゃくれであるな」
 復唱したはずが微妙に間違えているアレクサンドラ。しかしながら、中身の生地とは中々に妙な単語である。
「またバター捏ねとくれ。もう心置きなく!」
 これが終わったら後は生地をを伸ばして焼くだけ。最後の一踏ん張りに、皆がへらを動かす手にも、何となく気合が。今までよりも長期戦になると見込んで、ティトレットとイツキも参戦し、持ち回りで混ぜる混ぜる混ぜる。
 生地とはいえど、一応は中身。卵も砂糖も多めに投入され、ひたすらの掻き混ぜによって、今まで以上に滑らかなものが出来上がった。
 そして、そのパートシュクレがお休みに入ると同時に、最初に休んでいた生地の焼成に取り掛かる。
「これくらいに伸ばして……型に被せて敷詰める」
「あ、切っちゃうんですね」
 一生懸命作った手前もあるのか、はみ出た部分が切り落とされていく様に、ちょっぴり勿体無い気分になるセファミース。しかし、その残骸は、あとで思わぬ形でお目見えすることに。
 先ずは土台を空焼きし、続いてタルトレット台もから焼き。焼けたタルトレットに休んでいたフィリングのパートシュクレを盛り付けて、その上からタルトタタン用の生地を被せ、更にそれを焼けたタルト台に盛り付けて……
「よし、道具を片して、お茶を淹れよう」

●前略レット後略
 香ばしい良い香りが、工房から漂い、風に乗って運ばれる。
 折角天気がいいからと、青空の下に用意された食卓。小奇麗に並べられた皿と、湯気を立てるポット、そして、そこに腰掛ける十名が、ここにやってくるはずのものを待ち構えていた。
「これが、パートシュクレのタルトレットのタルトタタンのタルトなのか」
 こんがりと色付いた狐色のタルト。生地の違い故か、上下のコントラストが不思議だ。
「皆のお陰でたーんと出来たからね。思う存分食べとくれ!」
「はい、頂きます」
 随分な変り種とはいえ、自分で作ったタルト。その思いはひとしおだ。切り分ける時に伝わる感触も、なんだか嬉しい。
「いただ……アーリィさん!?」
「……! ……!」
 既に一心不乱にぱくついているアーリィに驚くティトレット。生地だけなのに、水なしで見る見る目の前の皿を平らげていく姿に、なんだかはらはらどきどき。と、思ったら、カロアも物凄い勢い。
「もふもふもふ……もひゃひゃふもふほ……もふ!」
 お礼を言ってるらしい。
 口の中に広がる味わいに、イツキはほぉ、と感嘆の声。
「これは……中々凄い、な」
 ルクミニは切り分けた断面の不思議模様を見つめ、ふと。
「外からと内から、どっちからがいいのかな?」
「そりゃぁもう、がぶっと!」
 言われた通りにがぶっと一口。
 さっくりと香ばしいタルト台。その上に被さるパイのような生地はふわふわ、同じ生地でありながら、二度焼きされたタルトレット台はざくざく。そして、その中に詰められたパートシュクレの甘く柔らかく、小麦で出来ているとは思えない口どけのまろやかさ。
 ……を、何となく芝居掛かった言動で表現するアレクサンドラ。
 セファミースもその不可思議な口当たりを楽しみながら、ほうっと溜息一つ。
「やっぱり美味しいお菓子って食べてると幸せです♪」
 雀さんにもちょっと食べさせてあげたかったかも。なんて考えてみる。
 カナメとハルヒは互いの作った最高のタルトを交換し、互いの思いと味に舌鼓。
 和やかに談笑しつつ過ぎていく時間。
 タルトもあっと言う間に無くなり、名残惜しそうに御馳走様したカロアとアーリィの皿に、イツキが自分の残しを置いてみるが、それも秒殺。
 満腹と満足、そして感謝を天に捧げ。
 最後に。
「これ、余った生地で」
 カロアがこっそり作ったノソリンサブレを手にお土産に、皆は工房を後にするのであった。
 食べてくれて有難う。
 背中を見送る依頼人の声に、タルト爺の心が重なったような気がした。


マスター:BOSS 紹介ページ
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参加者:10人
作成日:2005/10/29
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