<市場に行こう!>ミラルカに捧ぐ書物市



<オープニング>


 芸術と学問の女神、ミラルカ。
 この名を冠する書庫があった。
 ミラルカ奉納書庫――花咲く緑髪の民が住まう森の奥に、ひっそりとあった。
 謂れは、シンプル……早々に世に飽いた紋章術士がいた。何より書物を愛したその元冒険者は、残りの生涯を写本に費やしその全てを女神に捧げた、と。
 何処までが彼(又は彼女……名前はおろか、性別さえも伝わっていない)の手による物かは、既に定かではない。
 だが、常緑の森に在って堅固な石造りの建物の中に、数多の書物が眠っている事だけは確かだった。

「このままでは……全て、朽ち果ててしまうでしょうから」
 物憂げに、髪に咲く椿の花が揺れた。
 名前はオセ。見た目は20代半ば。糸のような双眸の所為か、生真面目な声音と裏腹に笑を浮かべているようにも見える。独特の雰囲気の青年だった。
「本は、読まれてこそ生かされます。ただ仕舞われたままでは、あの子達も可哀想です」
 あの子達――とある森の奥にあるという書庫の司書は、慈しむような表情を浮かべた。
 本当に長い間、ただ1人で書庫を守り続けてきたドリアッドにとって、そこに収められた書物は確かに我が子同然だろう。
 だからこそ……彼は決心したのかもしれない。眠り続ける書物の褥を見回り、時に写本したり装丁を補修する日々の中で。
「……という訳で。本が欲しい方、いらっしゃいますか?」
 旅装束の司書を冒険者の酒場まで案内してきた藤色の髪のエンジェルは、静かに首を巡らせる。
「色んな本があるという事ですよ。難しいものばかりでもなくて、絵本とか仕掛け本とか豆本とか、楽しい本も沢山あるようですね」
「まあ、魔道書の類は無かったと思いますが……書庫を建てた術士が使った物が、何処かに残っているかもしれません。後は、スクロールといいますか……地図等をしたためた古文書も幾らか。本当に古い物なので、今の世に役立つかは判りませんが」
「私は、その地図目当てに伺おうかと思っています」
 既にまだ見ぬ地図に思いが飛んでいるのだろうか、放浪する地図士・ネイネージュ(a90191)は楽しそうに微笑んでいる。
「言ってしまえば里親探しのようなものですから、勿論お代は……いえ」
 何を思い付いたのか、オセの唇がふっと綻んだ。
「金子の類はいりません。その代わり、お持ちになる書物をどうして選ばれたか、お聞かせ願えますか? 書物に対する想い、でも構いません」
 言い伝えでは、書庫は芸術と学問の女神、ミラルカに捧げられたものという。
 書物は文芸の粋――その褥で口にした言葉に想いを込めれば、ミラルカへの祈りともなろうから。

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参加者
NPC:放浪する地図士・ネイネージュ(a90191)



<リプレイ>

 緑の迷い道の果て、半ば地下に埋もれた書庫が見えた。
 写本と補修の作業場を横目に階段を下れば……扉の向こうは書棚の林。
「では、存分に」
 書庫の司書は微笑を浮かべた。

 同盟に救援を請うまで、森に引籠もっていた東方ドリアッド達は、長く外の世界を知らなかった。
 だが、ドリアッドの森は深い。森から出てきたばかりのティルティッツさえ知らぬ伝承は、そこここに。
(「伝えたいものも、伝えてきた人達の思いも、大切に詰め込まれているんだな」)
 気分転換に絵本でもと考えていた少年は、何時しか夢中で読み耽る。
「知る程に疑問が増える、知識欲は尽きませんね」
 セイレーンのツキには興味深い伝承も多い。
「うむ……うむぅ?」
 何故か髭を着けているアカリの唸り声を聞きながら、ジョゼフィーナが探すのは口伝集。マイナーな物語を期待している。
「私の村の口伝も載っているわね」
 読書は生きる糧というマーナにも最初はあった。物心ついた頃に初めて聴いた歴史の声は、この暗い書庫で確かに息づいていた。
「どの本も大切にされてますのね。とても綺麗ですわ」
 同じ感動を齎す本の時を超える力は素晴らしい。星の伝承本を手に、ゆっくり見て回るルレイア。
 大地の綺羅星たるグリモアの追求に心血を注ぐアカシックは、熱心に『ミラルカ』の文字を追っている。
(「芸術と学問の女神のグリモアなら、僕が望む力を与えてくれる気がします」)
 ルエンが選んだのは、グリモアを失い害なす存在と成り果てたモンスターの物語。冒険者の1つの可能性を忘れない為に。
「良い本あった…?」
「んー、古い伝奇とか大好きだけど目移りしてね」
「そう……ルークのも読ませてね? 僕のも貸してあげるから」
 ルクレツィアは悩み中だが、リスリムは紋章術士の日記に決めたようだ。
 この辺りは個人の日誌から史書まで、歴史の本が並んでいる。
「未来予想って……馬鹿というか、想像力がすごいというか」
 中にはウズラが呆れる程の妄想満載日記もあったがそこはそれ。
「確かに呼ばれました……本の囁きを聞き逃す訳には」
 立ち並ぶ史書を前に、ロウェは幸せそう。
「えへへ〜。本が一杯だよ〜♪」
 本に詰まった想いが胸に滲み込んでいく感覚が好きだというクラウディットは、はしゃいでいる。
 静かに読書を楽しみたいハヤテだったが、彼女の気持ちは判るような気がした。
(「俺がいた所では書物などすぐに失われた。こうして古い本に触れる機会は、素直に嬉しいものだな」)
 書庫の成立からして圧倒的に写本が多い。その写本を更に書き写すレイチェル。『海賊ウォールグレイ』について調べた気でいるが……鎖国していたドリアッドの書庫にチキンレッグ領の資料などない訳で。実際は『義賊ウィールグレイ』だったと気付くのは、帰宅してからの話になる。

 ランタンの灯やホーリーライトが揺れる中、イヴは藤色の髪のエンジェルを捜す。探している本には地図が混じる。きっと、彼は少女が求める真実の近くにいる筈。
「あ♪」
 果たして、スクロールが山積みの一角に放浪する地図士・ネイネージュ(a90191)はいた。
「世界には、まだわいの知らん場所が幾つもあるやなぁ」
 他にも何人か。場を同じくするのも何かの縁。アーニーは地図を探す目的を聞いて回る。
「冒険者じゃなくてもワイルドファイアと交流出来るように……建前だな。本音はドラゴンズゲートを使わない旅をしたい」
 ヨアフはユトゥルナ―ワイルドファイア間の海図なんてものを探していたが、ドリアッド領は森が大半。辛うじてそれらしいものでさえ海図がどうかも定かでなく。
「一緒に旅をして、地図が教えてくれる全ての場所に行くんだ。素敵な冒険だと思わない?」
 リュウが見付けた『世界』地図帳は、東方ドリアッド領以外は白紙。きっと旅の道標を作るのは彼自身。
 ネイネージュは簡潔で、地図が好きだからとある意味彼らしい返答だ。
「無敵鎧だと!?」
 突然駆け出したゼオルに、一同思わず唖然。
「重騎士の名に賭けて探さねば!」
 宝の地図でも見付けたようだが、単独で森に出れば迷うのは必至……まあ、入り口で司書に止められるだろう。

 万象所説――クリュウはその博物誌を手に取った。
(「所詮言葉でしか伝えられないなら、言葉の意味を正確に知らねばなりませんね」)
 事典の棚に人は少ない。古過ぎて実用に足るか、という不安があるからか。
 それでも、ファオは植物が育つ様を描いた仕掛け本を楽しげに見ているし、コーガは念願の毒草全集を前に目を輝かせている。タケルは文字と挿絵から様々な石の記憶を辿り、シンは宝石に秘められた伝説の中に真実を探す。
 万物須く人間の素晴らしき隣人であり、その懐で生かされている。その繋がりを忘れぬ証が、確かにここに在る。
「蛇、蛇……うっ!?」
 理由はどうあれ、大嫌いな蛇を理解しようと蛇の本を探すミルティナだったが……不覚にも挿絵を目の当たりにして撃沈。
「お、おい!」
 釣りの本をさて置き、介抱したゾロアは……幸い蛇ではなくリザードマンだ。
 向いの棚は実用書関連で、こちらはそれなりに人が集まっている。並ぶ本も多様で、ゾロア曰く『本も生き物と同じく個性的』を端的に表しているよう。
「楽譜は……ありました!」
 ラグズは曲集の棚に駆け寄った。セイレーンの彼には知らない曲ばかりで、それがまた楽しい。
「これ程広い書庫は初めてじゃ」
 暫くキョロキョロしていたリィは、空の画集が気に入った。描画方法の解説まであるのは、確かに貴重だろう。
「日光浴は好きか?」
「それは、まぁ……なぁん?」
 中々読める本が見付からず低い棚まで探っていたチーロは、突然の質問に首を傾げた。
「そうか。じゃあ、俺はコレにする」
 魔道書かと見紛う1冊だが、中身はノソリンとの楽しい休日について。そのギャップに著者の気持ちが見えて、シイノは気に入ったらしい。
 一方、ボサツも小躍りせんばかり。饅頭大好きの彼に『幻の珍味饅頭名鑑』なる本は、確かに値千金のお宝か。
「うわぁ。こ、これって!?」
 サードムーンが兵法の古書を食い入るように読み耽る隣では、『図解基本槍術』を開いたルシェルが大焦り。カバーと中身、子供が見てはいけない方向で違うような……。
「良い本は見付かりましたか?」
「!!」
 絶妙の通りすがり。司書の声に慌てて本を閉じる。
 実用書コーナーではあるが、どうもトンデモ本も紛れ込んでいる気配。何となく創設者の性格が窺える。
「ほほぉ」
 目的の本は別にあるけれど。セレスは怪しげな雑学本に感銘を受けた様子。
「えっ? 魔王?」
 やはり怪しさ満点の古書を開いたシシクは、著者の自称に唖然。内容は全うな家事のノウハウだが……『本』という堅苦しい賢者の別の顔を見たようで面白い。
「ミキトくん、私の本も一緒に探して下さいよ」
 育児書を探しに来たメディスだが、身重には本1冊探すのも難儀。弟分は了解と頷く。
「僕も赤ちゃんが生まれるまでに、料理の勉強しないと」
「あ、ミキトくんには離乳食作らせないよ。危険過ぎる」
 きっぱり断言。自分の事は棚上げておく。
「ルフィちゃんはどんな料理の本を探すの?」
「レパートリーが少ないので……もっと覚えたいのです」
 大好きな人に美味しいと言って欲しい。コトナはおかず100選、ルフィリアは簡単料理百選で、何れも分厚いレシピ集だ。
「コレが美味しそうなのね」
 女の子2人の隣では、クッキーがレシピを眺めては唾を呑み込んでいた。

「何読んでるの?」
 お目当てのお菓子の本を見付けて御満悦のベアリクスとリチェは、フィーの両側から本を覗き込んだ。
「ああ、手に取った瞬間これだって思ったんだよね」
 何と太古の魔術が記されているとか……真偽の程は読み手に委ねられるのも本の好きな所だと、フィーは笑う。
(「わたくしは、護るべき人々の為にもっと知識を得て役に立ちたいのですなぁ〜ん!」)
 その隣で読み耽るミントの古書には、禁術や遺失魔法さえ記されているとか?
「本はそれだけで、とっても便利な魔法なんですけどね。絵本や紙芝居は、子供達に体験出来ない事を教える魔法を掛けてくれますから」
 更に隣でヒカリが肩を竦めている。
 ……そう、この一角全てが物語という辺りで推して知るべし。フィーとミントが苦笑を浮かべるのはもう暫く後の話。
「何か見付かると良いな」
 棚の間をフラフラと。シャリオルの眼鏡に適ったのは妖精の物語。
「ここにならあるかと思っていましたが……正にミラルカのお導きです」
 本中毒にとって書庫は正に楽園。お目当ての作品にも巡り会えて、シトリークの嬉しそうな事。
「こうして、ゆっくり本に向き合えるのは久し振りだね……」
 アールも本は好き。筆者が何を伝えたいか、判るのは読者だけだから本を眠らせたままは勿体無いと思っている。
「続きは貴方が紡いで下さい? 面白そう」
 ソエルが選んだ本は羽根ペン付。途中まで綴られた童話の結末、彼はどうするだろう?
「あれ……?」
 首を巡らすジラルド。連れがいない。義父の書斎にも似た雰囲気に浸っている間にはぐれてしまったか。
「ああ、ここにいたんですね」
「うわっ!? 脅かすなよ!」
 慌てて本を隠すフローライトだが、しっかりタイトルは見られた模様。
「べ、別に深い意味はねえからな! ただ、その……」
 夢花ノ想詩――ドリアッドに伝わる恋物語集。真っ赤になった彼女を見詰める青年の瞳は優しい。
 そんな2人を見るフェリスの碧眼は好もしげ。
(「ここに来た全ての人に……その人の為の書物が見付かりますように」)
 だって彼にも見付かったから。絵巻物を1つ、大切に抱き締める。
「これは……」
 クラウディアが探すのは父の思い出。故郷で見た本をドリアッドの書庫で見出すのは無理な話だけど……その本は、何処か似ている気がした。
「この装丁、挿絵も……見覚えある気がするけど」
 でも違う。同じくトキの探す本も、この書庫にはないだろう。けれど、中は既に読めなくなっていたからこそ、その本に思い出を重ねられる。
「ここには……無いですよね」
 同じタイトルならあったけど……ワイルドファイア出身のナオもまた。それでも何時か見付けたいと思う。冒険者を志すきっかけの本だから。
「作者は……セリ、ア?」
 恩人の師の著作の目印は印章。この暗さでは判らない。彼女の種族は確か……マナは首を傾げる。
 そう、思い出探しで幸いであったのはきっとドリアッド達だ。
 昔に読んで大好きなその本を探し続けるジェルバも、両親が贈り物の絵本をもう1度読みたいカインも、師匠との思い出の縁をまた手にしたいアティーも。
 写本とはいえ再会出来た喜びは、何物にも代え難い。
「きっと……誰でも幸せはあるんです」
 本は不思議。両手に乗る大きさに容易く没頭してしまえる世界がある。ミヤクサの呟きは頁を捲る音に紛れた。

 書庫の最奥、最も暗い所にそれはあった。
(「俺は読み易そうなので良かったんだがなぁ」)
 オセは、自分と同じ名の司書の困り顔を思い出した。請われて渋々、という風情も頷ける。
 些か空気の異なる集まりに好奇心でついて行けば、そこに並ぶのは黒い雰囲気の書物ばかり。
「匂いがする……俺に縁のある本はあるかな?」
 テンユウの絵巻は、如何にも曰くがありげな和綴じの古書。
「後で読み解くのが楽しみだな」
 ラグナスは一見戯曲集。だが、その赤いインクはもしや……。
 血のように赤い本を開いて、シァリウは冷笑に似た微笑を浮かべる。
 ベルウォートが選んだのは愛読書の異説本……『神々の終末』というタイトルからして不穏。
「ククク……惑う書か。心惹かれる」
 そんな事を嘯いて、エンデミオンは旋律……戦慄の詩集を楽しげに読む。
 かくいうオセの童話集も一様に後味の悪い結末ばかり。
 あくまで記録の手段と考えれば。ここにあるものも、書物の一面なのだろう。

 読む側の気構えも違うからか。精神を語る本は他とは違う趣がある。
(「己をもう1度見直さねば。心というものを護る為にも」)
 生真面目な表情で、騎士道の本を手に取るガルスタ。
「喜んでくれるといいけどな」
 ダメ兄貴から冒険者になりたい弟へ――エイヤが贈り物に選んだのは、医師の精神を説いた本。
「メイド哲学はドリアッドが創始でしたの!?」
 思わぬ掘り出し物に驚いたのはステラだ。よもや、ドリアッドの書庫でメイド哲学論集を発見しようとは……。
「今日は君と出会う日だったのかな?」
 セイルフィンが見出したのは小さな古書。自然の摂理と世の理を説く内容は彼女にも初めての世界だ。
(「本当に、宝探しでしたね」)
 それは、片隅の書棚の片隅に……小さな本だ。でもズシリと重い。冒険者のオキには判った。自分では使えないが、あの人ならこの本の力を使いこなせる筈。
 スカラベは輝石が嵌め込まれた古書に目を落とした。書かれた文字に見覚えがあるような……解読出来そうなのは単なる気の所為かも知れないが。
「まあ、いい。必要な物を選び取る。当たり前の事だ」
 スティファノも選んだ古書は読めない。けれど、装丁に目を奪われた。
「まるで漆黒の闇に差し込む黎明の光……最後の頁の白紙はまるで未来のようだ。是非、戴きたい」
 読めないからこそという矛盾した魅力もまた、人を惹き付けるのかもしれない。

 外に出た時、クィンクラウドは眩しさに思わず眼を瞬かせた。
「良かったね、クィン」
「うん♪」
 嬉々として頷く。手には紋章と呪文の考察書。紋章術士を志すきっかけを忘れない為に選んだ。
 アレクサンドラの方は長編小説。秋の夜長に、読み応えのある友と過ごせるように。
 既に貰う本を決めた何人かは、司書と談笑していた。その中に団員を見掛け、アレクサンドラは声を掛ける。
「皆、何かいい本は見付かったかね?」
「ああ。流石は人生を使っただけあって、色んな本があったよな」
 人に夢を見せる空想の物語は好きだというトゥースは、吟遊詩人の物語を選んだ。
 会釈だけ寄越してきたシュシュは何処か元気がない。修繕された古い画帳をそっと撫でる横顔が痛々しい。
「前々から、民間の伝承について興味を持っていたので」
 マイトはドリアッドの伝承本。やはり秋の夜長にじっくり読むつもりでいる。
「ええ、ですから。これは鴉の……」
 セラレムのように、司書個人が持っていた同好誌を特別に譲って貰った例外もあったが……訪れた冒険者が、全員本を選び終わった頃には黄昏時。
 まだ残っている書物は、これからゆっくり貰い手を捜すという。
 最寄の村まで送って貰う事になり、朝来た道なき道を静かに辿る。
「時間がある時に、また来てもいいですか?」
 名残惜しそうに振り返るアイシャ。ドリアッドの案内無くして辿り着けぬ書庫は、緑の帳に隠れてもう見えない。
「そうですね……また機会があれば」
 椿の花を揺らして、司書は穏やかに頷いたのだった。


マスター:柊透胡 紹介ページ
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作成日:2005/11/07
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