【青い眼のノソリン亭】ランドアース一番の宿屋になりたい



<オープニング>


「僕の田舎へ行って、両親を連れてきてもらいたいんです。それに、親戚の連中も。リアとの結婚を祝ってくれるだろうし、それに、『青い眼のノソリン亭』をあの人たちにも見せてあげたいですから」
 懐かしい顔が目に浮かぶようです――。
 
 デリック青年は『青い眼のノソリン亭』という小さな宿の主である。
 彼はいつも自らの夢を、大きな身振り手振りと過剰に生命を消費しているのではと思わせる熱意を持って語る。けれど、話が彼の夢見る宿の理想から離れ、現実のささやかな問題、例えば酒場で何を飲むかといったことになると、平素の穏やかで理知的な青年の佇まいを取り戻して、「お茶をお願いしようかな、喉にも優しいのだし」などと呟くのだった。
 薄明の霊査士・ベベウは、デリック青年についての説明を終えた。依頼者本人の姿は、冒険者の酒場にはない。今は来客の歓迎のため、準備に忙しくしていることだろう。ベベウは依頼について、その詳細を述べ始めた。
「とある町へと赴き、デリックのご両親と親族を『青い眼のノソリン亭』まで案内していただきたいのです。一行の総数は二十名、どうやら大きな荷物を背負われるおつもりのようですね。町へと通じる街道にはグドンの群らしき影が現れるとのことですから、行きにも帰りにも用心が必要となるでしょう」
 きっと、素晴らしい晩餐が用意されていることでしょう――ベベウはそう言って、口元を綻ばせた。彼は同業者たちのことを、きっと羨ましがっていたのだろう。

マスター:水原曜 紹介ページ
 水原曜でーございます。
 
 今回でこのシリーズも最終回となります。これまでご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
 
 敵のグドンについてですが、数は100くらいで、20体のグループに分かれているようです。
 デリックの両親たちは徒歩で移動します。大きな荷物について想像しつつ、運搬を手伝ってあげるのもいいでしょう。
  
 このシリーズでは、『青い眼のノソリン亭』での一泊がエンディングでの恒例となっています。どのお部屋に泊まりたいかは、過去のリプレイをご覧になって決めてください。相部屋になってしまうこともあります。
 
 それでは、皆さんの参加をお待ちしております。

参加者
漆黒の彼岸花・トモコ(a04311)
凪影・ナギ(a08272)
リザードマンの医術士・コロン(a09209)
サイレント・ロア(a11550)
緋氷華の剣士・コスモス(a17136)
渡り鳥・ヨアフ(a17868)
白き御魂・ブラッド(a18179)
宵待月に照らせし翼・クレア(a18191)
暴れノソリン・タニア(a19371)
臆病風・ヒロシ(a24423)
前進する想い・キュオン(a26505)
蒼天を旅する花雲・ニノン(a27120)


<リプレイ>

 たなびく靄が明るい色彩の敷き詰めらた砂の道を覆い、柔らかな、粒だった朝の光を乱反射させる。そのなかに、藍色の外衣を肩にひっかけた姿で、凪し銀影・ナギ(a08272)は佇んでいた。
「なんつーか純朴でいい感じの奴じゃないか!」
 こらえきれずに、彼は感想を口にする。それは一挙にまくしたてられた。
「いいねぇそういう奴嫌いじゃなくて、むしろ好きだ、憧れるね」
 小さな身体にすべてを詰め込んだような少年は、暖かな息に指先をほぐさせながら、足の裏から伝わる粒だった感触を心地よく思った。たくさんの砂が集まって、この素晴らしい道となっている。デリックの家族は二十を数えるというから、きっと大勢でにぎやかに、楽しくこの道とその感触を味わうのだろう。それが、リザードマンの医術士・コロン(a09209)には少しうらやましくもある。
 ほどなくして、彼らは大勢と出会ったが、鉢合わせした群には誰ひとりとして、砂の道の心地よさや、靄の冷たい肌触り、乱反射する朝の光などへの興味を欠片すら持たぬようだった。
 ナギの指先から念の刃が一揃い、飛び立って空を切り裂いた。靄の端が渦巻いて、刃の尻に不可思議な紋様を描く。
 まったくもって理解に苦しむ。渡り鳥・ヨアフ(a17868)は心の底からそう思うのだった。何が嬉しくて、あの友人、気のいい宿の主はその自由な精神を、婚姻などという牢獄に閉じこめようとしているのだろう。紋章から細雨が靄を貫いて広がり、道を占拠する形で集うグドンらを次々と打ち据えてゆく。
 叫声から怒声へと移り変わり、仲間の亡骸を心なくも踏みつぶしたグドンらが、ナギへと襲いかかった。十に近い棍棒が振り回されていたが、口元の笑みが、まるで光の線を引くようにして横方向へと伸びる。ナギは堕蛇紅血と名付けられた鋼糸を指先に、砂の小径から葉擦れ、木立の合間を滑るようにして抜けていた。
「ちゃっちゃと片付けていい酒が呑みたいってもんだな」
 音なき風が吹き抜けて、どさり、と肉が土やそこに隆起する根に倒れ込む音がした。
「とっとと片付けて、デリックの親御さんたちを迎えに行ってやろうぜ。あのデリックの暴走気味の性格だ、親御さんたちも心配しているだろうからな」
 銀の切っ先で宙に円を描きながら、ヨアフはそんなことを言った。
 
 燦然と輝く陽光を、少女はあまり眩しいなどとは思わなかった。山の端がおぼろげに見える時刻よりも、その階がはっきりと描かれる波線であったほうが、ずっと心地よいと感じるからだ。長く、彼女は空の上に暮らしていた。だからかもしれない。
「たとえ、相手がグドンでも先手を取られたら大変ですし、ね」
 宵待月に照らせし翼・クレア(a18191)は黒く、粒も揃った土が露出する道から、その両脇に生い茂る濃い緑へと視線を移した。
「極光よ、黒針の雨を降らせ!」
 土に染み込むようにして描かれていた少女の影から、湯気のような何かが立ち昇るのが見える。溢れ出す黒い小さな影たちは、藪の上空を覆い尽くすと、てんでばらばらにあちこちへと向かって降り注いだ。
 その痛みに耐えきれなかったのだろう。いくつもの影が小径に飛び出してきた。
「…………」
 光を含んだ金の髪は、少女の澄んだ青い瞳――だがその光は茫洋としたものだった――をかすかに隠していた。サイレント・ロア(a11550)は言葉を発しはしなかった。ただ、身体の正面に構える盾で、接近した敵の動きをその場に留めさせると、自らはソードブレイカーの名を持つ短剣を頭上へとかざし、さらにそれを足下の黒土へと叩きつけた。ロアの小さな身体を、白っぽい砂煙が渦巻くようにして包み込んだ。砂礫が暴風となって吹き荒れる。
 海のように揺れる緑の面に、黒い浮島がいくつも浮かび上がる。前進する想い・キュオン(a26505)は数を口にしてみたが、特に問題はないとの結論に至ったようである。
「3対20?……こちとら腕っ節には自信あるっての」
 千の楽しみを得るために、キュオンがそう願って作り上げた弓から、紅い炎の舌先を持つ矢が藪へと向かって放たれた。それは瞬く間に爆ぜ、炎の舌先であったものを無慈悲な鈎状の指先へと変えた。
 
 
 冒険者たちが辿り着いた町は、海に面したにぎやかな町で、その活気は沸き立つようでもあり、真夏のようでもあり、また、燦然と輝く太陽の友人のようでもあった。
 青い眼のノソリン亭の主からの招待を受けた人々は、準備万端整えて、蒼天をあおぎ旅する花雲・ニノン(a27120)たちの到着を待っていたようである。そのひとりに、少女はデリックの面影を認める。
 彼岸ノ愛華・トモコ(a04311)はデリックの母に言った。
「リアさんという花の好きなとても可愛らしい女性なんですよ〜」
「あの子は花よりも、根っこに興味を持っていたのに……変わるものね」
 そう答え、デリックの母は笑った。
 
 茜色の空が兆していたのは、いったい何だったのだろう。山の端が含んだ柔らかな光は、雲の輪郭に浮かべられた輝きとは、また異なった幽けきものである。仲間の瞳を一瞥すると、落日華の剣士・コスモス(a17136)は隊列から駆けだし、剣を振り抜いた。
 預かっていた荷を、白き御魂・ブラッド(a18179)は街道と草地の合間に預けた。外見は丸められた敷物だが、なかにはいくつかの別な品々が収められている。甘い香りが漂っていた。足下から魔炎の渦を立ち上がらせ、ブラッドは草地で叫声をあげるグドンを撃った。側面からの突然の災厄に、群れ集うものどもは怒り、またその興奮の度合いを高めたようだ。
 敵の視線を、街道で身を寄せ合う人たちから草地へと移して攻撃の矛先を変える、そのために、ニノンはブラッドのそばを駆け抜けて、グドンの群の斜め後方に位置した。
「こっちなぁ〜ん」
 揃いの斧を翼のように広げて手にし、少女は声とともに気を高め、それを一挙に拡散させた。矢のような裾野を持つ瞬く光が、ニノンの頭上から広がり、数十のグドンが求めるような視線を少女へ、そして、そのうちにいくらかが身を強張らせている。
「ちょっと骨の折れそうな仕事です。でも」臆病風・ヒロシ(a24423)は人々に言った。「大丈夫ですよ、僕たちならできます。」
 ほとんどの敵は行きに倒したのだと付け加えながら、手の平に炎の矢を握りしめた彼は、現れた複数の影、その目前に身を踊らせて土に矢を叩きつけた。魔炎は膨れあがり、四方へと散った。
「一列に並びなさい!」
 膝丈の小さな土人形たちを、トモコは横並びに整列させた。道に姿を現したグドンらへ、少女は使役する土塊たちを歩ませる。拳を打ち鳴らし、「なぁーん!」と精悍な声をあげると、暴れノソリン・タニア(a19371)は土の道を馳せた。土人形たちに棍棒を振るう群のなかに飛び込むと、そこでだらりと両手を枝垂れさせる、肩からも背からも力が抜けたようだった。振り抜かれた棍棒を、タニアの甲が受け止めるでなく地へと流した。突然に現れた目の前の衝撃波を浴びて、棍棒を敵の身体に叩きつけたはずのグドンは驚いていた。
「なななななぁーん!」
 右肘、左膝、そして、両の拳を次々に打ち込み、タニアは崩れ落ちる敵の向こうに、次の標的を認めた。
「あれだけ真面目で一生懸命な息子を持った両親は、さぞかし幸福なことだろうな」
 呟くブラッドは、黒い針の群を展開させている。両腕を水車のように回転させるニノンの突撃に、コスモスは遅れをとらぬように続いた。打撃と斬撃が群から力を奪ってゆく。描きあげた紋章から光の帯を拡散させ、コスモスはその痩せた肩から力を抜き、胸元に手の平を押し当てた。振り返り、デリックの母らの無事を確認すると、話し声がしていた。
「……というわけです。」
 赤い鶏冠を左右に揺らし、ヒロシはデリックの親族たちにこれまでのあらましを語り聞かせたところだった。彼の背後には人々が、まるで冷たい風を避けでもするかのように集い、少年と少女に左右から腕をひっつかまれながら。
 
 
 笑いとともに近づいた車軸の軋み、轍を掴む木の輪からの響きが路地の向こうから聞こえてくるのを、デリックは『青い眼のノソリン亭』の入り口で耳にしていた。ヨアフの姿が現れ、彼に引かれたノソリン車がゆったりと近づいてくる。
 開けた視界に現れた建物は、こぢんまりとしていたが、とても清潔で、また所々を美しい花によって飾られた愛らしい姿をしている。まぶたをこすり、タニアは目を見張った。
「蔦が覆っていたあの廃屋が立派な宿になっているなぁ〜ん。デリック、すごいなぁ〜ん」
 親族たちから手厚い抱擁を浴び、ふらふらとなりながらも、宿の若き主はタニアの足下に這い出て、きれいになった建物を隅々まで、いつもながらの熱意をもって案内してくれた。
「宿のことを話しているときのデリックと、そうじゃないときのデリックのギャップも昔のままで、なんとなく安心したなぁ〜ん」
 タニアが言うと、デリックも『宿』を『戦闘』に置き換え同じようなことを言った。
 腰に白のエプロンを巻きつけると、ヒロシは慌ただしく料理人ミルバートンが待つキッチンへと駆け込んだ。エプロン姿となったのは彼だけではなかった。朱の髪を首の後ろでまとめ、コスモスは料理人の隣に立ち、その指示を受けながらやや慣れた手つきで食材を切ってゆく。
 テーブルには、青や黄色の花が生けられている。
 両手をいっぱいに広げて盆を支えるヒロシの、その敢然とした姿が現れるなり、食堂の人々からは拍手が起こった。
 コロンはにこにことしていた。大勢の人々に囲まれ、また、年端の近い子供たちと親しくなっていた。慣れないが、楽しい晩餐になりそうだと胸が高鳴っていた。膝にフキンを広げたものを載せたまま――デリックが広げてくれたのだった――ロアはお行儀よく椅子に腰掛けている。
 テーブルの各所をめぐり、料理が行き渡ったかを確認すると、デリックはリアと伴って食堂の上座へ進みでた。手を膝に預け、きちんと伸ばされた背筋のままトモコは振り向いた。青年は挨拶をはじめようとしていた。
「ひとつだけ、皆さんに伝えておきたいのは」デリックの声は調子をおかしくしていた。「『青い眼のノソリン亭』がここまでにぎやかな宿になったのは、みんな皆さんのおかげだってことです。感謝しています、また……いつでも、泊まりに来てください! 歓迎します……」
 ぐえ、と声をあげて泣くデリックをリアが慰めている。
「うんうん、デリック幸せそうだな」
 そう言って、キュオンはニノンに微笑みかけた。少女の皿に運ばればかりの肉料理を取り分けてやる。
「わ〜い、ごちそうなぁ〜ん」ニノンは喜び、すこししんみりとした。「ノソリン亭に泊まるヒトたちは本当に幸せなぁ〜んね。戦う力はなくても、たくさんのヒトたちを幸せな気持ちにできる……デリックさんたちノソリン亭のみんなは、本当にすごいなぁ〜ん」
「ん〜……もうココに依頼で顔を出すこともないか。パーッと祝福してやるか」
 キュオンは酒瓶へと手を伸ばし、立ち上がりながらニノンにそう言ったのだが、彼にはこっそりデリックに頼みたいことがあった。
 以前にも似た状況があった。ぱりぱりに焼かれた皮を突き破り、その内部に蓄えられたジューシーな肉汁を舌の上に広げながら、ヨアフは思い出を反芻する。昔の彼も、そして、今のデリックも、同じ過ちを繰り返そうとしている――その主張に変わりはない。
 酒の入ったグラス――キュオンから次がれた――を手にするデリックへ、クレアは料理の素晴らしさを、リアへは飾られた花の愛らしさを伝えた。
「今度泊りに来る時は、プライベートで来たいです」
「晩餐、ありがたく頂戴してるよ」
 続いたのはナギだった。心地よい酔いが、どことなく彼の所作をひらひらと舞うようにさせ、その口元も柔らかな線に緩んでいて、けらけらと楽しげな声が含まれていた。
 
 
 月明かりを浴びる黒の発色が真新しい窓枠で、ナギは硝子瓶の底から軽い音をたてた。露の間から月を仰ぎ見て、彼は杯をかかげた。
「デリック青年の前途を祝して」
 
 布団にくるまり、コロンは窮屈さを感じていた。新しい友達が彼の左右で眠っている。青の間の夜は、とても暖かかった。
 
 薔薇の間の戸口に立ち、ヨアフはデリックに話していた。
「セイレーン王国の同盟加入の話は聞いているだろう。今、俺が勤めているグリモアガードの移設先が翡翠の都として名高いマルソーになりそうでな。もし新婚旅行でマルソーに来るようなら、案内くらいはするよ」
 
 長靴を脱ぎ、コスモスはそのしなやかな足をベッドに放り出していた。背をクッションに預け、隣のベッドで微笑む少女とこれまでの冒険譚を語る。廊下を歩く誰かの足音に気づき、トモコは言った。
「……きっと、大きな宿屋になりますよ、デリックさん」
 
「ななななななぁーん!……にゃむにゃむ……」
 月の間に響いた寝言の主はタニアであった。魔物相手に連撃を決めたところなのだろう。そのあどけない寝顔に思わず笑みを綻ばせ、クレアは視線を窓枠の外へと移した。
「最初はどうなるかと思ったこの宿屋だけど、本当に何とかなっちゃったね」
 月の弧は美しかった。
 
「ほんとは何時もそうなんだけど……今夜は特に、ニノンちゃんの手を離したくないんだ」
 キュオンは愛の間と名付けられた新しい部屋で、相手の手をしっかりと握りしめていた。
「僕に言わないでください」
 しかし、相手はデリックなのである。気持ちが伝わるか、キュオンには自信がなかったのだ。
 ノアが優しくノックされる。「どうぞ」とデリックが言うと、開かれた扉の向こうから現れたのは、リアに手を引かれ頬を紅潮させたニノンだった。
 
 
 朝が来た。白の帳が降りている。朝日からの黄色い光が、建物の輪郭を縁取っていた。
 ブラッドはデリックに言った。
「最初の頃を思えば、立派な宿になったな」
 眠たそうな目をこすりながら見送る友人たちへ手を振り、コロンが続く。
「これからも時折ここの青い眼のノソリン亭を使用いたしますね」
 リアとデリックを交互に見つめ、コスモスは言った。
「デリック殿とリア殿の作り上げていく青い目のノソリン亭に多幸が訪れることを祈ろう」
 荷をまとめ、ロアは青い眼のノソリン像を一瞥した。空へと向かい、いななく胴の彫像である。
 ――うらやましいのかな? 少女は心を押し殺していた。与えられるものしか兵士は持たない。だから、誰もいないし、帰る場所もない。ただ、向かうだけなのだ。
 ――また、帰ってきてください。声に気づき、ロアは顔をあげた。笑顔で、デリックが繰り返す。
「また、帰ってきてください」
 こくり、とロアは肯いた。それに、うらやましくてもいいんだ、と思う。小さく手を振ってから、霧のたまる路地へと歩く。
 ――ボクは冒険者、静かで、幸せな生活を作り、守るのが仕事だもん。


マスター:水原曜 紹介ページ
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ダーク ほのぼの コメディ えっち
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参加者:12人
作成日:2005/11/08
得票数:冒険活劇5  ほのぼの11 
冒険結果:成功!
重傷者:なし
死亡者:なし
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