ク・グラン・チュア城

【寓話】ク・グラン・チュア城

団長大重騎士・ガルガルガ(a24664)
昔、あるところにリザードマンの王様がいました

名前をガルガンチュアといいました

寛大でとても優しく、大きな口で何でも食べてしまう王様でした

ある日王様はドリアッドの少女に恋をしました

しかし臣下達は彼女を良く思いません

少女は奉仕種族だったのです

王様は彼女を溺愛し、後宮へ招こうとしました

それに嫉妬した王妃は、森の奥深くに住む邪竜導士に頼み、王に呪いをかけさせました

「貴方が愛するものを、貴方は食べたくなるだろう」

そして呪いにかかった王様は、ドリアッドの少女を食べてしまいました

悲しみに暮れる王様は、次に王妃を食べてしまいました

心優しい王は城のものすべてを愛していたのです

やがてお城は誰もいなくなり、王様が一人取り残されました

王様は泣き叫びました

「お前がもし石ならば、私はお前を食べたりは出来なかった」

王様は中庭に、少女の石像を作りました

そしてその前で何年も何年も過ごし…

ついには王様もいなくなってしまいました
生活系 規模:330 財産:143

旅団アビリティ:粘り蜘蛛糸奥義

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⇒⇒⇒冒険記録 2006年02月28日 23時


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