山の中のひっそりと建つ木製の小屋は、 いつのころか多くの人が訪れるようになっていた。
白桜の春、青空の夏、豊穣の秋、白雪の冬 朝焼けの空、昼のそよ風、群青の夕空、満天の星空
四季折々の表情を見せる桜や楓の巨木や、 豊かな恵みをもたらす川のせせらぎを ひっそりと護るかのように祭られている山神様。
『時間を過去に戻してはいけない。過去の亡霊に捕らわれてもいけない』
1本の剣であるそれと共に伝えられている言葉は 誰が紡いだのかどうかもわからない果てしなく長い時間。
それはきっと、誰もが持つ限りある生の中で 限りある命と限りない命が共に紡いだ時間。
そして今日もひっそりと山小屋の扉が閉じる。
おやすみなさい、皆さん。
いつの日か帰ってくるその日まで、 月の裏側は常にあなたと共にありますよ。
【生活系 規模:125 財産:0】
旅団アビリティ:ガッツソング奥義
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