ようこそ。 此処は御覧の通り、錆びた色をした古い洋館、 僕の趣味から成る世界。 古風な調度に薔薇の香気、蝋燭の灯、 耳に届くバロックの旋律。 若しも御気に召したなら、其れもきっと何かの御縁。 仄かな退廃の香に浸りながら、三時の御茶を一緒にいかが? 御席は既に整って、あとは主賓を待つばかり。 早く御席に御着きになって。 ほら、午前三時の鐘が鳴る。
†††
御茶会は飽きた者から席を立つ。 けれど飽きるまではいつまでも。 世界が終わった後も此の場所は此処にある。
此の館は何時だって御茶の準備を整えて貴方を御待ちしています。
ね。 きっとまた逢えるでしょう?
【生活系 規模:168 財産:63】
旅団アビリティ:ニードルスピア奥義
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